江むら@谷塚 ~ 鶏白湯ラーメン・ダイブめしセット
東武伊勢崎線谷塚駅東口から北へ歩いて2分ほど。飲食店街も尽きようとするエリアに立地。11時の開店直前に往訪したところなんと先客6。退店時外待ち7と早くも人気店になっていました。
店内の券売機で「名物」とされる「鶏白湯ラーメン・ダイブめしセット(940円)」を注文。
メニューは他に「味噌鶏白湯」「魚介鶏白湯そば」など。サイドメニューとしてからあげを推しています。
席は縦長カウンター6席と2人卓×1。卓上にはオレンジ酢、煮干し酢、エキゾチック酢となぜか酢だらけ。おしぼりサービスあり。
最初に味変用のレモン片と「鶏白湯ラーメンの食べ方」という指南書きが出てきます。口調が少々機械的ながらも店員があれこれ細かく説明してくれるのは良いのですが、「ダイブめし」の配膳を忘れてしまい実に本末転倒。
とろみ強めのスープは「鹿児島産の鶏メインに少しの宮崎・大分産豚骨を強火で煮込んだ濃厚鶏豚スープに、国産醤油ダレのキレがうま味をアップデート。1杯ずつブレンダーで『強制乳化』する事で、コク増し」というのが店のウリ文句。スープを泡立たせるのは関西でよくみかけるパターン。
「鶏白湯」と謳っているけれども鶏100%ではないのはともかく、醤油が少々うるさくてせっかくの出汁の旨味をかき消しがちなのが残念。しょっぱく感じるほどではありませんが・・・ 味変用のレモンを絞り入れるとそのうるささが多少緩和されてマイルドに。
麺は平打ちに近い形状の中太緩い縮れ入り。つるつるした口当たり、かつ噛み応えがしっかりしており、濃厚スープに良く合っています。
鶏チャーシューは兵庫但馬鶏のムネ胸肉。レアタイプなので早めに食ってくれとアドバイスあり。他に味玉半個、アーリーレッド(赤玉ねぎ)、水菜、刻みネギ。
ダイブめしとは要するに最後にスープに投入することを前提とした豆ごはん。なぜか梅干しが乗っている上に、ややごわついた炊きあがりなのが残念。またご飯を投入することが前提ならなおさら醤油ダレが少々うるさいのが惜しまれます。
細かい難点はあるものの、谷塚駅周辺にはこれといったラーメン屋がないのでこの店が人気店になっているのは納得。
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