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2022.06.30

福籠@浅草橋 ~ 味噌+ライス

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 浅草橋駅東口から江戸通りを渡って南へ。江戸通りより一本東側の路地に面しています。ほぼ2年ぶりの往訪。先客1、後客9。早い時間帯から近所から来たと思しき作業着姿の方々を中心に店は賑わっていました。

 この店のウリである「味噌+ライス(750円)」を注文。この店は麺類単品でもライス付きor大盛でも同値段なのが特徴。「味薄め」とか「生姜抜き」とか常連と思しき方の細かい注文も受け付けていました。
 
 メニューは他に醤油、塩など。以前は昼と夜とで券売機のボタンを使い分けていましたが、それは止めた模様。また「限定」のボタンも用意されていますが、往訪時には設定なし。
 
 店内は厨房に向かってカウンター6席と壁際に2人掛けテーブル4卓。カウンター、テーブルとも前回往訪時より減席しているので手狭な感じはなくなりました。換気があまり良くないのか、炒め物の脂やニンニク臭が店内にこもり気味。卓上には酢、胡椒、一味。

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 やや浅めの丼で登場。というか、大盛を前提とした丼なのか、量が少なく見えます。スープの表面は厚めのラード層で覆われていて熱々。そしてかなり濃い味なことは確かですが、飲み進むのを躊躇うレベルではありませんでした。

 生姜はチャーシューの上に乗せられての登場。にんにくも結構効いています。まぁ味わいは見た目通りなんですが、類例よりは食べやすいと見るか、やはりやたら脂っぽくてしつこいと見るかは微妙なところ。

 麺は浅草開花楼の中太縮れ麺。やや固めの仕上がりでスープに全く負けていません。

 炒め物はほぼもやしだけでしょうか。チャーシューは薄くて小さくて崩れやすいのが一枚。他に後乗せのメンマ、刻みネギ。値段相応といってしまえばそれまでですが、ライスをつけるには聊か具が少ない。かといってライスなしではちょっと量的に物足りない。よってこの店は大盛が最適解かな?
 
 値段を抑えるべくあれこれカットした結果が現状なのでしょう。

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2022.06.29

鬼おろし肉ぶっかけ@丸亀製麺

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 丸亀製麺が2022年6月15日から8月下旬まで期間限定で売り出し中の「鬼おろし肉ぶっかけ・大(810円)」を試食。「鬼おろし肉ぶっかけ」は昨夏にも販売された商品で「夏うどん一番人気」なんだとか。でも店頭の扱いは新作の「鬼おろし豚しゃぶぶっかけうどん」のほうが上でした、なお「鬼おろし肉ぶっかけ・大」は昨年より10円値上げ。

 また昨年は茹で上がったうどんをもらったすぐ先で、出来合いの煮込んだ牛肉等と鬼おろしをのせるだけの簡単なオペレーションでしたが、今年は注文を受けてから一杯ずつ牛肉とたまねぎを焼きたて、できたてで提供するスタイルに変わったので、SC内店舗など小規模な店では販売されなくなったようです。

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 「鬼おろし肉ぶっかけ」は、「冷水できゅっと締めたのど越しのよい麺と濃いめのだしを合わせたぶっかけうどんに、シャキシャキの鬼おろし、焼きたての牛肉とたまねぎが相性抜群の『がっつり』かつ『さっぱり』と味わえる夏にぴったりの一杯です。すっきりとした甘さに仕立てた牛肉は、焼きたてならではの旨みや香ばしさを存分に味わっていただけます。さらに、鬼おろしのみずみずしさで『涼』を感じ、風味豊かなぽん酢が全体の味を引き締めます。つるつるとコシのあるうどん、焼きたて牛肉、さっぱり鬼おろしが相まって生まれる食感や味わいをぜひお楽しみください。」というのが丸亀製麺のウリ文句。

 「鬼おろし」とは、歯がギザギザでまるで鬼の歯のような形をしているおろし器からできる超粗くすりおろした大根おろしで、粗くおろすことで水分が保持され、シャキシャキかつみずみずしい食感を味わうことができるようです。昨年は「粗くおろした鬼おろしを使用した」のがウリでしたが、今年はその辺について何も触れていません。

 また「鬼おろし」の語感とは裏腹に大根おろしは全く辛くありません。あの辛さは苦手な方も少なくないでしょうから、大根おろしはあくまでもさっぱりとした味わい、そしてシャキシャキとした食感を愉しむためのアイテムと割り切って辛味抜きに仕上げたのかも? と思ったのですが、大根おろしはそもそも細かく擦るほうが辛いみたいで。
 
 丸亀製麺の牛肉って個人的には概してかなり甘ったるくて濃い味付けなのが難だと思っていますが、この商品では鬼おろしなりポン酢なりを加え、全体にあっさり、さっぱりした方向へ持って行き、牛肉の甘ったるさを大きく緩和したせいか、非常に食べやすくて毎夏楽しみな逸品です。

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2022.06.28

喜楽々@東川口 ~ (期間限定)カレーつけ麺

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 東川口駅を出て武蔵野線の築堤沿い(南側)に東へ。約8ヶ月ぶりの再訪。11時半の開店5分前に到着したところ先客ゼロでしたが開店までに2人。開店後7人と早い時間帯から店は賑わっていました。

 今回の狙いは期間限定の「カレーつけ麺(900円)」。大盛無料サービスとのことなので大盛にしてもらいました。レギュラーメニューのつけ麺も同様のサービスがあり、並が250g、大が300gとなっているのでカレーつけ麺の量もそれと同じと思われます。

 店内はL字型カウンターが10席程度。卓上にはラー油、塩昆布、花山椒入り胡椒。

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 つけ汁はやや大きめ&深い器で登場。この店は基本的に鶏白湯がウリですが、カレーつけ麺は魚介つけ麺をカスタマイズしたものとのこと。味わいはさすがにカレースパイスが完全に卓越していますが、ベースとなる出汁がよほどしっかりしているのか単に辛いだけでなく旨味も十分。またつけ汁自体はほとんどとろみがないサラッと系なのに麺に良く絡みます。なお食べ始めは辣油から来ると思しき脂っぽさが気になりますが、あっという間に麺に吸収されてゆきました。
 
 麺は平たい並太ストレートタイプ。つるつるした口当たりで噛み応えもしっかり。麺の上の赤いのはクコの実。そして揚げネギでしょうか?
 
 つけ汁の中に短冊切りのチャーシューと刻みネギ、そして僅かにタマネギ。器が深いので見た目よりチャーシューは多め。

 最後はスープ割りでフィニッシュ。スープ割りだとベースが節系混じりであることがはっきりと判ります。

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【祝】ブライアン リンセン選手 完全移籍加入クラブ間合意

・昨日(6/27)、ブライアン リンセン選手のフェイエノールト(オランダ1部)からの完全移籍加入についてクラブ間で合意した旨、浦和から公式に発表されました。

・浦和は今季モーベルグ、シャルクと前目の外国人選手を積極的に補強してきましたが、モーベルグは絵に描いたようなウインガータイプ。シャルクは今のところ最適なポジションを試行錯誤中ですが、少なくとも点取り屋でもCFタイプでもなさそう。よってCFらしいCFは相変わらずユンカーしかおらず、その頼みのユンカーはグロインペイン症候群を患っていてコンスタントな出場が見込めないという残念な状況に置かれています。

・敵陣深くまでボールを運ぶのはかなり上手いものの、最後の最後で点を取り切る力が決定的に不足している現状を受け、浦和フロントはシャルク獲得後も引き続き点取り屋らしい点取り屋の獲得に動いていたようで、4月末には早くも現地メディア「AD」が「浦和レッズがリンセンに強い関心を寄せている。フェイエノールトの31歳のアタッカーは、まだ2023年の夏まで契約を残しているが、日本のクラブは移籍金を支払うことを望んでいる」と報じていました。

・リンセンとフェイエノールトは2023年夏まで契約が残っていて移籍金を払っての獲得ですからクラブ間で色々と駆け引きがあったでしょう。またリンセンが浦和で出場できるのは7月15日に始まる夏の移籍期間からなので浦和が焦って話をまとめても意味がないせいか、リンセン獲得話は徐々に確度は高まる方向ではあったものの決定には至らないというなんとももどかしい期間が2ヶ月近くも続きましたが、無事クラブ間合意に達したようです。

Brian

・「RTV Rijnmond」によると、浦和とリンセンの契約期間は2年半。また浦和がフェイエノールトに支払う移籍金は130万ユーロ(約1億8400万円)だとか。今季も名門フェイエノールトで34試合中26試合に先発出場して13ゴール8アシストを記録、オランダ1部リーグキャリア通算では341試合108得点47アシストを記録しているバリバリの点取り屋の割にはお安い気もしますが、フェイエノールトとの契約が残り1年しかなく、かつまもなく32歳という年齢ゆえなのかどうか。ちなみに同年齢の酒井を獲得した際の移籍金は100万ユーロと言われているので、リンセンの移籍金は特に高いという訳でもなさげ。

・「前への推進力・スピードがあり、テクニックも兼ね備えた得点力高いストライカー。周囲の選手を活かすプレーもでき、守備面での貢献も期待できる。」というのが浦和公式のリンセンのウリ文句。

・リンセンは少なくともボックス内の仕事に専念するタイプではなく、直近では左WGでもプレー。ゴール集を見る限り、総じてDFの寄せにも全く怯まずに前に進むガチムチ系の印象が強いものの、170cmとオランダ人にしてはえらく小柄なのにヘディングでも点を取っているのには驚かされました。よほどポジショニングが巧いのかも。

・自身の動画ではやたらおちゃらけた姿を見せており、リンセンは国士舘大卒ではないのか?という気配ムンムン そして平野と一緒に踊っていたり、明本の「出川イングリッシュ」にノリノリで被せに行ったりw

・リンセンはオランダでしかプレーしかことがなく、海外クラブ初挑戦が酷暑の日本だというのは色々とハードルが高くて難儀だと思いますが、やたら納豆を勧めてくる同僚にもめけずに頑張って欲しいものです。

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2022.06.27

竜葵@川口 ~ (期間限定)味噌つけ麺

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 川口駅東口、コモディイイダ前にある「珍来」脇の小路を入る。屋号は「ほおずき」と読みます。4ヶ月ぶりの再訪。先客ゼロ、後客6。

 今回は期間限定メニューの「味噌つけ麺(980円)」を注文。

 レギュラーメニューはなんら変化なく「塩そば」「醤油そば」「台湾まぜそば」の3種類。サイドメニューとしてなぜか「ひつまぶし」を売り物にしていて、ランチタイムは「塩そば+ひつまぶし」のセットメニューも。

 店内は縦長L字型カウンター10席のみ。席間に衝立を設けたので席間が随分狭くなった気も。卓上には七味、胡椒、揚げ玉、果実酢。厨房内は店主と女性アシスタント1名といったところ。水セルフ。

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 麺の上には低温調理の柔らかいチャーシューと炙ったようなチャーシュー、そして大ぶりのメンマ。薬味として山椒と細かく刻まれたニンニクが付いてきました。
 
 つけ汁は熱々で登場。ベースはおそらく鶏白湯だと思いますが、味噌の自己主張がとにかく強烈!! 赤味噌というか、名古屋名物の八丁味噌寄りなのかな?いずれにしてもかなり辛めの味わい。つけ汁の粘度も高く、麺をどっぷり浸けてしまうとつけ汁が絡みすぎてしょっぱすぎる嫌いがあるので、半分くらい浸けてちょうどいい感じに。チャーシューもつけ汁には入れずにちょん浸けしてちびちび齧りました。
 
 麺は中太ストレートタイプでつるつるした口当たり。冷水でしっかり締められており、噛み応えもなかなかのもの。途中で麺のほうに山椒を乗せたり、ニンニクを乗せたりして変化を付けるのも一興。
 
 最後は1/3くらいしか残らないつけ汁に割りスープをもらい、ベースの旨さを確認してフィニッシュ。
 
 期間限定メニューでもコンスタントにクォリティーの高いものを出してくる辺りはさすが!!

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【観戦記】22年第18節:神戸 0-1 浦和 ~ モーベルグの一発で勝利を手繰り寄せる!!

 前半は五分五分ながら、酒井を投入した後半は神戸に何もやらせず。負ける可能性は小さいものの勝てるかどうかはまた別という「今年の浦和あるある」に陥りそうになったところを辛うじてモーベルグが救ってくれました。まさに違いを出せる漢!!

《スタメン》

・共に天皇杯から中3日の一戦・

・浦和は敦樹→柴戸、関根→ユンカーと天皇杯群馬戦からスタメン2枚入れ替え。ユンカーは5月25日のC大阪戦以来、公式戦5試合を欠場していきなりスタメン復帰。

・彩艶、酒井、平野がベンチに復帰した反面、牲川、馬渡、松崎と敦樹がベンチ外に。

・神戸は天皇杯山口戦から菊池→大崎、初瀬→酒井、扇原→橋本、佐々木→大迫、クルキッチ→イニエスタと半分ターンオーバー。故障明け後途中出場を繰り返していた大迫は5月8日のG大阪戦以来のスタメン復帰。

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《試合展開》

・神戸はリーグ戦前節柏戦で3-3-2-2で試合に入ったものの全く機能せずに、後半いつもの4-2-3-1に戻し、続く天皇杯山口戦でも4-2-3-1を採用。この試合も特に奇策に打って出ることはなく、4-2-3-1で試合に入りました。浦和はユンカーCFの判りやすい4-2-3-1でミラーゲームに。

・開始早々ボックス内でユンカーが大崎からボールを奪取してそのままシュートを放つもポストを直撃!! ところが、そのユンカーが5分相手と交錯したわけでもなんでもないのにピッチに座り込んでしまい、すぐに退場。試合後の話では「右脚の付け根(グロイン)を痛めた」「(開始直後に)ボールを蹴った時に痛みを感じた」とのこと。

・リカはやむなくユンカーに代えて松尾を左SHへ投入して明本をCFへ。この交代で浦和はいつも通りに前からハメに行く形になり、28分には柴戸が高い位置で橋本からボールを奪い、江坂→大久保と繋いでシュートを放つも枠を捉えきれず。

・それ以前にもサイドから低いクロスを入れる形を何度か作っていましたが誰にも合わないというお馴染みの光景が広がるばかり。サイド攻撃で最も可能性があったのは44分西川ゴールキックを江坂が右サイドへ展開→大久保がカットインしてボックス内で酒井高&大崎をぶち抜いてボックス内に突入するもシュートは枠外。

・また前半は浦和が安定的にボールを保持している訳でもなんでもなく、むしろ神戸がボールを持っている時間のほうがやや長いくらい。神戸は22分イニエスタFKからの流れで汰木のクロスに武藤&大崎が飛び込むも惜しくも合わなかった場面に象徴されるように、汰木が浦和右サイドを脅かす場面が何度かあり、神戸は浦和と違ってクロスのターゲットがいるだけにより危険な印象を受けました。

・さらに神戸は前目にタレントが揃っていて縦パスが入った時はかなり恐いせいか浦和は自陣でのファウルが多いのも気になりましたし、西川や岩波のパスが時々相手に渡ってしまうのにも参りました。しかも30分くらいから浦和の前プレは次第に空回りがちになり、ほぼ五分五分ないし心持ち神戸優勢で前半終了。

・そこでリカが放った一手は後半頭から宮本に代えて酒井を投入。リカは試合後「縦への推進力、彼の武器を生かすために彼を投入」と語っていますが酒井投入効果は絶大でした。とにかくフィジカルが強い酒井は大久保とのコンビネーションでたちまち右サイドを制圧して神戸の攻め手を消し、浦和がほぼ一方的にボールを保持して神戸を自陣深くに押し込む展開に。そして59分に酒井の低いクロスに岩尾が飛び込む決定機を作ったが、これまたシュートは枠外。

・明らかに劣勢に転じた神戸は62分汰木→郷家、大迫→クルキッチ(武藤がCF、クルキッチが右SHへ)と2枚替え。汰木は酒井投入後も依然面倒な存在だったのでこの交代の意図は傍目には判然としませんでしたが、試合後のロティーナ監督の説明によると「汰木選手は攻撃ではすごいチームに貢献していたが、守備面で問題を抱えていたことが見えたので、より守備面でハードワークができる郷家選手を入れてその穴を埋める意図で交代した。」とのこと。いかにも守備から入る監督らしい発想ですが、攻め手が無くなった反面守備が良くなったかどうかは微妙。また大迫は右のでん部付近に違和感を訴えて自ら交代を要求した模様。

・さらに70イニエスタ→扇原(扇原がCH、橋本がトップ下へ)と代えるものの、神戸は選手を代えれば代えるほど攻め手を失って一層劣勢に。

・一方リカは70分大畑→モーベルグ(明本が左SB、松尾がCF、大久保が左SH、モーベルグが右SHへ)と勝負手を放ってさらに攻勢を強め、77分モーベルグFKが枠内を急襲するも。ここはGK前川が辛うじてセーブ。

・CKは山のように獲得するが決定機には至らないというこれまたお馴染みの展開になったところでリカは85分柴戸→平野、松尾→関根と交代。関根を左SBに配する特攻体勢にはクラクラさせられましたが、完全に攻め手を失っている神戸相手に守備の破綻なし。


・89分江坂の縦パスを受けた平野を扇原が後方から倒してしまい、浦和が好位置でFKを獲得。そして90分モーベルグのFKは急激に曲がり落ちてバーを叩きながら神戸ゴールに突き刺さりました!!77分のFKと似たような位置でしたので、あれが格好の練習となって微調整が上手く行ったのでしょう。

・神戸は90+1分に菊池&初瀬を投入してパワープレーに転じる姿勢を見せましたが、浦和もモーベルグCFの5-4-1に布陣を変えて逃げ切り態勢に。さすがに関根は左SHへ上がって、明本が左WBへ。神戸はゴール前に放り込むこともままならず、むしろ浦和が敵陣でボールを保持している時間が長いくらいで楽々逃げ切り勝ち。

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《総評》

・天皇杯はJ2下位の群馬相手に大失態を犯し、もはや来年のACL出場は風前の灯に。リーグ戦も降格圏スレスレをウロウロしており、万一最下位神戸相手に敗れるようなことがあれば、またまたリカの去就を巡って良からぬ話が出てきかねない。そんな状況でしたから神戸戦は「内容はどうでも良いからとにかく勝て!!」という位置づけの試合だったと思います。

・おそらくリカも心理的にかなり追い込まれていたのでしょう。故障明けのユンカーをいきなりスタメンで、しかもノエスタはピッチ状態がとにかく良くなくて故障しやすいことを承知の上で無理使い。ところが、それが完全に裏目に出てたった5分でユンカーを失う羽目に。ユンカーをいきなり失った衝撃は案外でかかったようで、リカは前半の出来には納得していない風。

・そして後半投入の酒井も故障したら目も当てられなかったと思いますが、酒井は「90分はまだやれる状態ではない」「45分ならできる」との判断で穏当な使い方をしたのが奏功して後半は完全に浦和ペースに。

・後半は神戸に何もやらせていないので浦和が負ける可能性は非常に小さかったでしょう。ただ浦和が勝ち切れるかとなるとそれはまた別の話で、やたら引き分けが多い今年の浦和そのまんまな試合になりかかりましたが、最後の最後でモーベルグの個人技一発で浦和が勝利を手繰り寄せました。神戸は攻め手が全くない上に、あれだけ自陣でファウルを犯していれば負ける可能性が高く、必然までは言わないまでも起こるべくして起こったウノゼロだったと思います。

・そして結果だけが求められる試合になんとか勝ってリーグ戦は今季初の連勝。J1中下位は最下位神戸を除いて団子状態なので、浦和の順位は一気に10位までジャンプアップ。

・ただユンカーが再離脱するという大きな代償を払ってしまいましたし、おまけに天皇杯群馬戦の後にはシャルクが「数週間の離脱」を明らかにするなど、まさに「泣きっ面に蜂」状態。新外国人FWリンセンが来るまでの辛抱かなぁ、得点力不足の解消は。

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《選手評等》

・この試合の明本のポジション変更は凄まじくて、右SH→CF→左SH→左SB→CF→左WB と変遷。どう見ても「不死身の明本」扱いです(苦笑)。

・最後は5バックの左に入った明本。試合終了間際、明本がタッチ際で武藤に競り勝って、しかもボールをわざわざ武藤目掛けて蹴って浦和のスローインにしているのには腹から笑いました。埼スタでの一戦ではのど輪一発で退場処分を食らいましたが、その前にCB小林などといろいろあったんで、明本は神戸には思うところがあるんでしょうなぁ。

・酒井は宮本バクシンオーと比べるとさすがに別格でしたが、試合勘がないのか汰木にあっさり抜かれたり、戻りが遅かったりして、コンディションはまだまだなんでしょう、たぶん。

・また65分に酒井が郷家に後方から押されたのに郷家のファウルとならず、ラストタッチが酒井となって神戸ボールのスローインとなった判定にブチ切れで、思わずバレーボールみたいなスパイクを披露。当然ながらイエローカードをもらってしまいましたが、あそこまでブチ切れるか??? 割と審判に文句が多い選手で、「長澤の上位互換」っぽい側面もちらほら。

・ただこのブチ切れには伏線があって、とにかくこの試合の「あ行主審」はかなり難儀でした。38分武藤が足裏を見せて大畑をがっつり削った場面についてはオンフィールドレビューを実施しながらもなぜかイエロー止まり。VAR介入のため4分もあった前半ATで浦和の前プレがハマってカウンターチャンスになりかかった瞬間に唐突に笛を吹いて前半終了。これにはさすがに浦和の選手達も怒って主審を取り囲み。60分にはなぜか両チームとも「勝手に飲水タイム」を始める珍場面も。

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-----ユンカー-----
大久保--江坂---明本
---岩尾--柴戸---
大畑-岩波--ショルツ-宮本
-----西川-----

(得点)
90分 モーベルグ

(交代)
7分 ユンカー→松尾(故障による交代。明本がCF、松尾が左SH、大久保が右SHへ)
HT 宮本→酒井
70分 大畑→モーベルグ(明本が左SB、松尾がCF、大久保が左SH、モーベルグが右SHへ)
85分 柴戸→平野
85分 松尾→関根(関根が左SB、明本がCFへ)

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-----大迫-----
汰木---イニエスタ---武藤
---橋本--山口---
酒井-小林--大崎-山川
-----前川-----

(交代)
62分 汰木→郷家
62分 大迫→クルキッチ(武藤がCF、クルキッチが右SHへ)
70分 イニエスタ→扇原(扇原がCH、橋本がトップ下へ)
90+1分 橋本→菊池
90+1分 山川→初瀬

 

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2022.06.26

ホイコー飯@大阪王将

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 京都王将(=「餃子の王将」)原理主義者なので、個人的には大阪王将は縁遠い存在ですが、期間限定(2022年6月23日~8月7日までの予定)で売り出し中の「ホイコー飯(730円)」が気になって早速試食に出かけました。大阪王将全店舗で扱っているわけではなさそうですが、最寄りの「ビーンズ赤羽店」ではちゃんと販売されていました。
 
 「ホイコー飯」は今年4月に期間限定販売された「絶対絶命ソースチャーハン」に続く「絶滅危惧めし第2弾」という位置づけ。「栄養満点のボリューム中華『ホイコー飯』は、東京の学生街の、とあるエリアで長年愛されてきた、知る人ぞ知る"殿堂レベルの活力めし"です。」という触れ込みですが、個人的にはホイコー飯なんて見たことも聞いたこともなく、絶滅危惧種といってもそもそも非常に限られたエリアにしか生息していなくてもともと個体数がえらく少ないパターンじゃないかと。

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 「豚肉と野菜の甘辛味噌炒めを白ご飯にのせ、目玉焼きをトッピングした料理です。ニンニクと豆板醤を効かせたタレが食欲を誘い、キャベツと白菜、小松菜が入って、野菜もたっぷり食べられます。レンゲが止まらなくなる一品です。」というのが大阪王将のウリ文句。玉子スープ付きで出てきます。

 食材と甘辛の「辛」のほうにかなり寄せたような味が回鍋肉っぽい要素を醸し出していなくもないのですが、白菜の量が案外多いせいかそんなに脂っぽくはなく、味も濃くないあたりは回鍋肉とはだいぶ違うかな? 「ボリューム中華」というほど量は多くありませんが、豚バラ肉の量が多めなあたりはいかにも学生向けの一品で食後はお腹にずっしり来ます。
 
 「絶対絶命ソースチャーハン」は個人的には甚だがっかりさせられましたが、「ホイコー飯」はそれなりに満足できる出来でした。

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2022.06.25

セルフうどん やま 徳島駅前店 ~ 肉ぶっかけ・冷

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 徳島駅を出て線路沿いの小路を東へ歩いてすぐ。
 
 暖簾には「セルフ」と大書してありますが、要するに丸亀製麺でお馴染みの「うどんを注文してから、天ぷらやおにぎり等をお好みで取ってから会計→食後は自分へ下膳口へ」というスタイルで、香川県でたまに見かける麺まで自分で茹でる「フルセルフ」ではありません。
 
 また場所柄地元の方以外の利用も多いせいか、注文の仕方がデカデカと壁に貼られているので初めての方でも安心です。メニューも極めて多彩で、今回は「肉ぶっかけ・中(660円)」を冷で注文。並で既に1.5玉、中で2玉、大だと3玉もあるので注意。

 店内は壁際に2人卓が少々ある他はボックス席が縦にずらずらと並ぶ居酒屋みたいなレイアウトで、一人客が多いうどん屋らしくありません。客層は非常に幅広く、近在のサラリーマンが主力ながらも婆さんや女子高生もちょろちょろやってきます。

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 ツルツルもっちりした讃岐うどんっぽい麺が大のお気に入り。傑出している訳ではありませんが、標準は軽くクリア。それでいて駅から至近距離かつ朝7時半から開いているという、何かと便利なうどん屋です。

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小松島線廃線跡巡り

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 小松島線はかつて徳島市の南にある小松島市の中田駅から同市内の小松島駅までを結んでいたローカル線。営業キロはたった1.9kmしかなく、国鉄路線として最も営業キロが短い路線として知られていました。
 
 かつては小松島港が四国の東の玄関口で、小松島線も関西地区~四国の連絡路線の役割を果たしていました。ところが徳島市からはより便利な徳島港の整備が進んで旅客フェリーがそちらへ移転すると小松島港の地位は大幅に低下し、当然ながら小松島線の旅客も激減。1985年3月14日に全線が廃止されてしました。

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 小松島駅の跡地は「小松島ステーションパーク」として整備されています。

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 また廃線跡は中田駅から小松島ステーションパークまで遊歩道として整備されています。

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 小松島は「竹ちくわ」が名産品。小松島駅に到着すると駅前で竹ちくわ売りのオバハンがワラワラ寄って来た記憶が(^-^; 小松島港の周辺にもその名残りが少々。

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 もっとも「竹ちくわ」は壊滅したフェリーや鉄道と命運を共にしたわけではなく、今でも名産品として生き残っています。

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 また小松島は阿波狸合戦に関連したタヌキ像がそこら中に。

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2022.06.24

岡本中華@中田(小松島) ~ 中華そば肉入り小

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 JR牟岐線中田駅から北へ徒歩10分ちょっと。徳島市の南、小松島市にある人気店でほぼ5年半ぶりの再訪。昼飯時にやって来たら外待ち客多数。ウェイティングリストを見て11人待ちに接続。その後もゾロゾロ客がやってきましたが、到着した頃がピークだった模様で、退店時にはウェイティングリストはなくなっていました。
 
 客層は実に幅広く、子ども連れのママ友やカップル、はては若い女性の一人客も。
 
 店内の券売機で「中華そば肉入り・小(850円)」を注文。
 
 メニューは中華そば一本ですが、トッピングの玉子は「生玉子」か「味付玉子」かを選べるようです。

 店内は窓際にカウンター3席と壁ぎわに7席。さらに4人卓×4、2人卓×3。卓上には胡椒のみ。感染症対策としてフルに詰めないように運用しているのか、単に接客が追いついていないのか、外待ち客がいるのに空いているテーブルが目立ったのが不思議でした。

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 「徳島ラーメン」といえば「いのたに」や「ラーメン東大」のような茶色っぽいスープが有名ですが、それは徳島ラーメンの中で「茶系」と言われるもの。「中華岡本」は白系の老舗として知られ、確かにルックスが全然違います。
 
 ルックスはともかく、「茶系」同様、豚骨醤油スープであることには違いなく、やはり甘辛い味わい。ただ「茶系」ほどかえしの自己主張は強くなくやや甘目にベクトルを振り、しかも全体に豚骨の旨味を殺さない範囲内にかえしを抑えている感じでしょうか。それでもスープを飲むにはちょっと味が濃すぎるかな? なお前回試食時はちょっとスープがぬるいと感じましたが、それは厳冬期でたまたまだったみたいで、今回はその弊はなし。
 
 麺は並太ストレートタイプ。若干ざらつきのある口当たりでコシもそれなりに。それなりにコシあり
 
 この店で出色なのはバラ肉チャーシュー。肉の旨味を活かした煮込み加減に留まっていて、茶系にありがちなようにご飯がないと食べづらいほど味が濃いわけではありません。これだと個人的には生玉子の出番はなさげ。具は他に青ネギ、海苔、細モヤシ。箸休めにもうちょっとモヤシがあったほうが嬉しいのですが、それはオプション(+60円)で頼んでくれということなのかも。

 正直白系のほうが茶系より万人受けするのではないかと思うのですが、徳島県外ではまず食べられないのは残念です。
 

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2022.06.23

【観戦記】22年天皇杯3回戦:浦和 0-1 群馬 ~ 元組長にまんまとタマを取られてしまうの巻

 ボールは一方的に保持しているものの攻めに攻めたと言えるほどの決定機はなく、アホほどもらったCKもほとんど決定機には繋がらず、ジャイアントキリングとも言い難いお恥ずかしい内容での敗戦で、中断明け後の完勝で掴みかけたはずの自信は全て吹き飛びました。

《スタメン》

・浦和は直近のリーグ戦名古屋戦から中3日にも関わらずスタメンは全く同じで、ベンチメンバーもシャルクに代わって松尾が入っただけ。

・名古屋戦ではシャルク&モーベルグが共にベンチスタートの上に小泉、平野、松尾が揃ってベンチ外だったので、天皇杯では大なり小なりスタメンの入れ替えがあると予想していただけに、このガチガチのメンバー固定に心底驚きました。

・メンバー固定については名古屋戦の出来が非常に良かったためリカは面子を下手に弄らなかったと前向きな解釈も出来ます。また公開された日曜の練習レポートによると小泉がコンディション不良でそもそも大原におらず、シャルクが途中練習から外れたという話も出ていて、使いたくても使えない選手がいるのも確かなのでしょう。

・一方群馬は直近のリーグ戦アウェー長崎戦から長距離移動付きの中3日。しかもリーグ戦では不振を極めているせいか、FW高木・右SH田中・CB城和・GK櫛引を除くスタメン7人を入れ替え。

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《試合展開》

・群馬の布陣はいつもの4-4-2。浦和は明本CFの判りやすい4-2-3-1。群馬の2トップが前からプレスをかけてきた際には宮本だけを押し上げた3バック気味でビルドアップしていましたが、2トップが帰陣した際には大畑も押し上げて2バックでビルドアップ。名古屋戦同様、CHはほとんど下がることなくビルドアップに関わる頭数は最小限に留めて前に人数をかけようという意図ははっきりしていました。

・高めの位置に4-4-2の守備ブロックで待ち構える群馬に対し、一方的にボールを保持している浦和はサイドから群馬最終ラインの裏を突こうという意図も見え隠れしましたがほとんど形にならず、序盤は群馬守備ブロックの回りでボールをぐるぐ回すだけ。シュートに繋がったのは10分江坂の縦パスを受けた関根がアーク付近からミドルシュートを放った場面だけ。

・前半も半ばを過ぎると浦和はサイドチェンジを多用して戦局を打開しようと努めてはいましたが、群馬も引いて5バック気味、さらには6バック気味になって対応して浦和に決定機を与えず。

・名古屋戦でキレキレだった大久保に冴えが全く感じられなかったのが代表例だと思いましたが、浦和の選手はおしなべて動きにキレがなく、引いた相手をドリブルで混乱に陥れるような場面はあまり見受けられませんでした。

・頼みのセットプレーも30分に大久保CKでアーク付近に走り込んだショルツのシュートで終わったサインプレーに可能性があったくらい。

・ほぼ一方的にボールを保持しながらもこれといった攻め手がないのは守備にも悪影響を及ぼすのか、守っては前プレが笑えるくらいハマらず、そんなにビルドアップが上手いとは思えない群馬に簡単に交わされるのには参りました。群馬は立ち上がりこそ長身の平松目掛けてロングボールを蹴って浦和のプレスを回避するように見受けられましたが、浦和のプレスが何の脅威にもならないのを見て取ったのか、途中からしっかりボールを繋ぐように。

・そしてこの守備の緩慢さが祟ったのが35分の失点。関根→大久保へのパスをカットされてカウンターを食らった場面で、ボールを失った大久保やその次に対応した岩尾のあんまりな軽さも然り、その後の浦和の選手達の戻りの遅さも然り、緩慢な対応の連続に髙木のシュートがわずかに岩波に当たって軌道が変わる不運も重なって、そこまで一本もシュートがなかった群馬が先制。

・決定機らしい決定機を作れないまま前半を終えた浦和は後半頭から選手を代えると思ったのですが、リカの放った一手はSHの左右入れ替え。また縦ポンで明本に最終ライン裏を突かせる形も2回ある等、サイドだけでなく中央へも圧力を高めたのは一定の効果があったようで、後半立ち上がりは浦和が猛攻に次ぐ猛攻を仕掛けました。

・49分右サイドで左SB高橋を交わしてフリーになった関根のクロスに対して、CB城和が飛び込んでコーナーに逃れようとしたもののクリアしきれずにボールがポストを直撃!!高い位置で宮本がボールを奪回し、関根→岩尾と繋ぐも岩尾のシュートは明本を直撃!!

・さらに51分大久保が左サイドからカットイン→ボックス内の伊藤とのワンツーで完全に群馬守備陣を崩したものの、放ったシュートはクロスバーを直撃!!

・先制した群馬が最終ラインを下げて5-4-1での引き籠りの様相を深めたこともあって再び戦況が膠着しかかったところでリカは65分関根に代えて松尾を投入し、松尾がCF、明本が右SHへ。この投入も最初は効果があって、67分岩尾浮き球のパスで松尾が裏抜けに成功し、GKまで交わしたものの、その後のボールコントロールに失敗してカバーに入ったCB城和がクリア。69分CKからの流れで松尾が左サイドから深く抉ってのマイナスの折り返しも明本がヒューストン宇宙センターばりに豪快に打ち上げ。

・さらにリカは78分宮本→松崎、大畑→馬渡と2枚替え。松崎はいったん右SBに入りましたが、投入直後の櫛引ゴールキックへの対応で途中投入の左SH白石に裏を取られてやむなくイエロー覚悟のファウルで止める大失態があって、すぐに馬渡が右SBへ配転。


・キッカーを馬渡に代えたら何が起こるかも!!と淡い期待を寄せてはみたものの事態は全く好転せず。また何度もサイドを抉るものの折り返しは誰にも合わずの繰り返し。

・90+2分には松崎が右サイドからクロス→ファーで明本が胸トラップ&シュートを放つものの枠外。さらに終了間際には馬渡CK→GK西川ヘッドの見せ場があったものの枠に飛ばずに試合終了。試合後の赤者は当然ながら大荒れでした。

Gunma2206002

《総評》

・中断期間で久しぶりに長時間のトレーニングが出来て、中断明けの名古屋戦は完勝。中断前にはまるで点が入る気がしなかったセットプレーで2点も取れた上に、複数人が絡むという素晴らしい形で流れの中から点も取れた。おまけに中断期間でまとまった休暇を与えた効果があってか、キレを取り戻した選手も続出。

・あの名古屋戦には確かに手応えがありました。ゆえにリカはその流れをそのまんま活かすべく、ベンチメンバーも含めてほぼ同じメンバーで続く天皇杯に臨んだのでしょう。

・ところが、蓋を開けてみると名古屋戦で見たものは夢だったのか???と訝しくなるくらい、攻守に渡ってお粗末なプレーの連続でまるで中断期間前にいきなり戻ってしまったかのよう。

・暑さはさほどではなかったものの、湿度が高いのが堪えるのか、選手のキレが中断明け後2試合目にして早々と失われたように伺えたのが特に衝撃的でした。名古屋戦での手応えを過信し過ぎて、肝心の選手のコンディションについてリカは楽観視しすぎたような気がしました、甚だ結果論ですが。

・またスタメン固定もさることながら、ビハインドなのに最後の最後までモーベルグを使わずに交代枠を余らせて終わったのがなんとも不可解。名古屋戦でもモーベルグより先に松崎が投入されているのでリカの評価は目下モーベルグ<松崎なのでしょうが、まさか最後まで使わずに終わるとは!!

・結局のところ、浦和はサイドアタッカーこそ人材がそこそこ揃っているのでサイドを崩すことは巧いけれども、中で合わせる=点を取る人はユンカーしかいない。従って、「ユンカー不在時は相手が割り切って中を固めてしまえば浦和は点が取れない」という選手編成上の問題は中断期間を挟んだだけではどうにもならないことが露呈しただけに。

・ユンカー不在時の浦和は点がボコボコ入ることなんて期待薄なので、格下相手の天皇杯は試合をコントロールして相手にチャンスを与えないまま90分で、いや120分で一点取れればいいと割り切ってしまっても良かったはずですが、この試合の浦和はちょっとしかない守備時の対応が非常に拙かったのが致命傷になりました。あれは相手を舐めていたと言われても仕方ないでしょう。後はがっちり引いて守る相手を焦る浦和が攻めあぐねるの構図にずっぽり。

・とはいえ、一つ下のカテゴリー相手にアウェーで負けるのは、ホームで何度も負けている浦和としてはまだマシなほうでしょう。また天皇杯敗退の結果、来年のACL出場の目は限りなく薄くなりましたが、リーグとACLを並行して闘う力があるとは言い難い浦和としては来年のリーグ優勝を狙える条件が整ったと無理矢理前向きに考えることもできましょう。

・まぁそんな話以前に次節最下位神戸との一戦がとにかく大事。名古屋戦で掴んだと思っていた自信は雲散霧消してしまいましたが、それでも万一神戸に負けると7月の中断期間に怪しい風が吹きかねないからなぁ・・・

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《選手評等》

・モーゼ状態のショルツへのファウルを全然取らないのは腹たったわ!!ショルツはなんとか怒りを堪えてたけど。でもあのモーゼ攻撃が一向に決定機に繋がらないのがもどかしい。

・試合後の記者会見で大槻監督が浦和対策のツボというか浦和の問題点をバラさなかった優しさ(つД`)

・この試合の良かった探しは往々にして雷雨になりがちなグンマーなのに霧雨で済んだことかな?

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-----明本-----
関根---江坂--大久保
---岩尾--伊藤---
大畑-岩波--ショルツ-宮本
-----西川-----

(交代)
65分 関根→松尾
78分 宮本→松崎
78分 大畑→馬渡

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---高木--平松---
天笠--------田中
--久保田--奥村---
高橋-川上--城和-岡本
-----櫛引-----

(得点)
35分 髙木

(交代)
62分 天笠→山根
62分 平松→深堀
71分 髙木→白石
71分 田中→風間
90+1分 久保田→渡辺

 

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いのたに@徳島 ~ 中華そば・肉入り中

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 徳島駅から西へ徒歩15分程度。徳島を代表する有名店を12年ぶりに往訪。前回は鳴門店だったので、本店となると14年ぶり!!公式には10時半から開店なのですが、実際はそれよりも早く店を開けている模様。先客1、後客13と早い時間帯から店は賑わっていました。
 
 店内の券売機で「中華そば・肉入り中盛り(750円)」と「小ごはん(100円)」を注文。なぜか「めし(150円)」は券売機で買えるのに「小ごはん」は現金で別注文なのが不思議。また食券が紙ではなく、プラスチックの札で出てくるのは相変わらず。
 
 メニューは「中華そば」のみ。肉入り/肉なし & 大/中 の区別があるだけ。なお昔はデフォルトで玉子が入っていたのですが、今は別料金(+50円)になった模様。
 
 店内は10数席くらいのコの字型カウンターが左右に2セット。卓上には胡椒のみ。壁一面にサイン入り色紙がベタベタ。

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 スープは豚骨ベースながらかなり醤油の味が立った甘辛い味わい。ただ昔と違ってご飯がないと食べづらいというか、ご飯のおかずとして中華そばが作ってある感じはせず、スープを飲むには味が濃すぎるといった程度でしょうか。これだといきなり卵を丼に割り入れるのはスープがぬるくなる弊害の方が大きそう。
 
 後客も「めし」を頼んでいる方はほとんどおらず「大盛」の注文だらけ。長い年月を経て、観光客向けにラーメン単体として食べやすい方向に味がシフトしたのかも。
 
 一方肉は醤油が浸みすぎるぐらいに浸みていて、これはご飯のおかずには最適。従って、別皿に卵を落として肉を絡めて食べると美味しそう。
 
 麺は中細ほぼストレートでやや水気の少なそうなタイプ。硬くはないが見た目より噛み応えあり。若干量少なめなので「大盛」の注文が多いのは納得。
 
 具は他に刻み青ネギ、もやし。

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2022.06.22

阿佐海岸鉄道DMV試乗記

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 徳島県の第三セクター「阿佐海岸鉄道」が2021年12月25日から営業運転を始めているDMV(デュアル・モード・ビークル)を試乗してきました。走っているのは徳島県の最南端で、徳島駅からローカル線に乗って2時間程度かかる不便なところにあり、正直「限界移動オタク」向きです(^-^;
 
 DMVとは要するに「道路上ではバス、鉄道上では鉄道車両として走れる車両」のことで、客を乗せたまま一般道路から鉄道へ乗り入れ、鉄道から一般道路へと出てゆきます。
 
 試乗したのは阿波海南文化村~阿波海南駅~甲浦駅~道の駅宍喰温泉間の約15km。甲浦駅でちょこっとだけ高知県へ入ります。

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 阿波海南駅~甲浦駅間は鉄道で、その前後はバスとして走行するので、阿波海南駅と甲浦駅とでバスから線路走行への切り替え「モードチェンジ」が行われます。阿波海南駅でモードチェンジの様子を観察したところ、甲浦方からウィリー状態(笑)でDMVがやってきて
 
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 モードインターチェンジで鉄輪を格納してゴムタイヤが接地し
 
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 何事もなかったかのうようにバスとして走行します。 バスに乗ってモードチェンジを体感したところ、鉄道モードに切り替わる際はウィリーするのがはっきりと判ります。

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 鉄道モードといっても駆動するのは専ら後輪のゴムタイヤで鉄輪は線路上を走行するためのガイド役でしかありません。そのせいか鉄道モードの乗り心地はトロッコ列車に非常に近く、線路の継ぎ目毎にゴトンゴトンとケツに衝撃を受けます。なお上写真は海部駅北側にある俗称「トマソントンネル」。

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 道の駅宍喰温泉は道の駅そのものはあまり大きくはないのですが、隣接する「ホテルリビエラししくい」に温泉とレストランがあります。2Fにある大浴場はオーシャンビュー!!

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2022.06.21

ヌードルボイス@池袋 ~ 濃厚ホタテそば

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 池袋駅に隣接するメトロポリタンプラザ南向かいにあるファミマの斜向かい。近隣に「舎鈴」あり。ほぼ3年ぶりの再訪。11時の開店直前に往訪したところ先客2、後客9(退店時中待ち3)といつの間にか結構な人気店になったようです。

 全開は「中華そば」を試食したので、今回は店内の券売機ボタン先頭「濃厚ホタテそば(900円)」を注文。ランチタイムは麺増量サービスをやっていて並・中・大が同料金とのことなので「中」でお願いしました。
 
 メニューは他に濃厚ホタテつけそば、中華つけそば、淡麗ホタテそば、濃厚魚介そば。濃厚魚介つけそば、カレーつけそばなど。

 店内はくの字型カウンター9席と4人卓×3。椅子がクッションもなにもないただの板っちゅーのはちょっと辛い。卓上にはブラックペッパー、ピンクロックソルト、酢。

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 かなりとろみが強いスープは「北海道産のホタテ貝柱を大量に使用」と謳うだけのことはあって、食べ始めはホタテの味わいがはっきりと判ります。「鶏ガラ&豚骨、鰹&昆布のWスープにタイ、コマイ、姫タラや香味油で香りを引き出していく」とも謳っていますが、味わいの上では濃厚鶏白湯が卓越していて、ホタテも次第にかき消され気味に。
 
 塩ダレ控えめなのは多いに結構ですが、出汁の旨さだけで食べ進めるほどには出汁が強くなくてなんだか物足りないので、卓上のピンクロックソルトをゴリゴリと投入。

 麺は中太ストレート。黒い粒々が確認出来る全粒粉混じりらしくわずかにざらつきのある口当たりでもっちりとした食感。中盛(250g)だとスープとの量的バランスは辛うじて保たれています。個人的にはこの麺ではスープに対してちょっと強いかな?という印象を受けました、さらにとろみが強い濃厚スープが太麺に絡みつくので量の割には胃にもたれ、終盤は箸が止まり勝ちに。「麺硬め」を頼んでいる客がいましたが、個人的にはその必要は全く感じず。

 チャーシューは切り置きで、予めバーナーで炙っていました。メンマは大ぶり。他に海苔、柚子皮、刻み玉ねぎ、刻み大根。かいわれ。

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2022.06.20

豚ハラミのスタミナ炒めとチキンソースカツ丼@かつや

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 「かつや」が2022年6月3日から期間限定で発売中の「豚ハラミのスタミナ炒めとチキンソースカツ丼(690円+税=759円)」を試食。
 
 「豚ハラミのスタミナ炒めとチキンソースカツ丼」はかつやお得意の「合い盛りシリーズ」の一環。「ごろっとカットした豚ハラミと野菜たっぷりのスタミナ炒めを、塩ニンニクたれで仕上げたパワーメニュー。トッピングの辛味噌で味変をしながら食べごたえも楽しみ方も豊かな一品に。一方、合い盛りのチキンカツはシンプルにソースで仕上げた正統派。」というのがかつやのウリ文句。豚ハラミとは豚の横隔膜のことだそうで、個人的にはあまり馴染みがないホルモンです。

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 いつもの合い盛りシリーズと違って「豚ハラミのスタミナ炒めとチキンソースカツ丼」は定食バージョンがなく、丼スタイルでの提供のみ。普段の合い盛りシリーズだと丼に盛りすぎて食べづらい嫌いがありますが、幸か不幸か今回の商品は食べづらいと感じるほどてんこ盛りではありません。ボリュームを求める方は野菜炒め増し増し&チキンカツがダブルになった「増し増し豚ハラミのスタミナ炒めとダブルチキンソースカツ丼」を食べてくれということなのでしょう。また広告写真と比べてどう見ても豚ハラミの量が少ないのが残念至極。
 
 そしてもやし&キャベツを主体とするビジュアルはどう見てもあのラーメンを意識した感じ。「ニンニク入れますか?」とは聞いて来ませんが、デフォルトで結構ニンニクが効いている上に塩ダレも結構きつくてしょっぱめ。味もあのラーメンを強く意識したのでしょうが、正直ご飯のおかずとしての完成度は高いとは言いづらいかと。
 
 また信頼と実績のチキンソースカツ丼との相性もあまり良くはなさそう。なんか一応同居は続けているけれども心は完全に離れている夫婦といった感じの合い盛り。これならわざわざあのラーメンを意識した炒め物ではなく、同じ食材で普通に中華風の野菜炒めとの合い盛りにしたほうがはるかにマシででしょう。

 かつやでたまにやらかしがちな「企画倒れ」の一品でした。

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2022.06.19

スパイシースープカレー@マイカリー食堂

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 松屋系のカレー専門店「マイカリー食堂」が2022年6月15日より期間限定発売中の「スパイシースープカレー(730円)」を大盛(+100円)で試食。松屋や松のやと違ってマイカリー食堂は期間限定商品に「大盛無料サービス」をやらないのが残念。その反面マイカリー食堂は松屋と違って辛さが選べるのが特徴。「スパイシースープカレー」の辛さは「中辛」以上で「マイルド」の扱いがなく、「中辛」より一段階上の「辛口」で注文しました。

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 「8種類の香辛料を使ったガツンとくる辛さに、トマトの酸味と甘味がマッチ!ごろっと野菜も加わり、食べ応え満点」「『辛さで耳の裏が熱くなるほどでなければカレーとは呼べない』という創業者の思いを詰め込んだ、スパイシーで後引く味がたまりません。
というのがマイカリー食堂のウリ文句。

 「辛口」だとさすがに「辛さで耳の裏が熱くなる」には程遠いものの、スパイスから来る辛さがストレートに舌を直撃。普段愛好している旨味重視のカレーとはベクトルがかなり違う刺激が気に入りました。
 
 そしてスープの中には玉子、ウインナー、じゃがいも、にんじん、インゲン豆がごろごろ。スープカレーだとフツーのカレーよりも食材の味がそのまんま楽しめるのが良いのかな?特にじゃがいも。なお驚いたことに玉子は固ゆでではなく半熟気味でした。
 
 ただ食後にずっしりと胃に来る重たいカレーを食べ慣れているせいか、どうもスープカレーはご飯大盛でも食べた気がしないのがなあ。悪くはないのですが、個人的にはあまり好みではない。カレーに良く似てはいるが決定的なところでなんかカレーではない。スープカレーはもういいかなぁ・・・

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【観戦記】22年第17節:浦和 3-0 名古屋 ~ リーグ戦ほぼ3ヶ月ぶりの勝利、しかも完勝

 3週間の中断期間で心身ともにリフレッシュ&まとまった練習時間が取れた効果は確かにあったようで、著しく精彩を欠いた名古屋相手に文句なしの完勝でした。

《スタメン》

・浦和は天皇杯福島戦から平野→岩尾、シャルク→大久保、モーベルグ→関根、松尾→大畑とスタメンを4名入れ替え。大久保はこれが今年リーグ戦初スタメン。

・シャルク&モーベルグが共にベンチスタートの上に小泉、平野、松尾が揃ってベンチ外なのにはびっくり!!おそらく中3日で迎える天皇杯群馬戦を睨んでのローテーション含みなのでしょうが、下司の勘繰り的に言えばリーグ戦優勝はもはや絶望的なので早くも天皇杯連覇にシフトし始めたのかも。

・中断期間前から故障離脱していたユンカーは引き続きベンチ外。まぁ中断期間中にインスタ等で見る限りは大原にいる様子は全くなかったので、これは想定内。

・名古屋はルヴァン杯プレーオフ京都戦があったため中断期間はなく、その京都戦から酒井→石田の入れ替えのみ。石田はこれがリーグ戦初スタメン。酒井や金崎はベンチにもおらず、これまたサプライズ。

・なおGKランゲラックが故障離脱中。

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《試合展開》

・名古屋の布陣は最近の定番の3-4-2-1ではなく、どちらかといえば3-3-2-2に近い感じでしょうか。浦和は明本1トップのかなりはっきりした4-2-3-1。ビルドアップ時もCHが最終ラインに落ちず、かつ両SBを高く押し出しての4バックのままで構えていました。

・浦和は中断期間を全て休養&トレーニングに充てて練習試合を一切組まなかったので試合勘の無さが案じられましたが、ぼんやりとふわっと試合に入ってしまうような素振りは一切なく、いきなりCKを獲得する等試合の入りは上々でした。

・しかし、最初に決定機を掴んだのは名古屋。5分丸山の縦パスが左サイドに流れていたマテウスに通り、マテウスのマイナスの折り返しに稲垣が後方から飛び込んでシュート。しかもそのシュートが岩波に当たってコースが変わる不運があったにも関わらず西川がビッグセーブ!! 高めの位置にいる宮本の裏を突かれた危ない場面でした。

・この大ピンチを凌いだ後はほぼ一方的な浦和ペース。名古屋は最終ラインを高く押し上げて2トップを先頭に前からプレスをかけてきましたが、浦和はパス回しで名古屋の前プレを難なく凌いで反撃。

・試合後伊藤が「中断期間で相手の裏を狙うことをかなり意識していました。後で回すだけではなく、相手の裏をどんどん狙おうという意識があったことで、今日のいい試合ができたと思います」と語っていた通り、両サイドから名古屋最終ラインの裏へ飛び出す、あるいは相手がやたら食いついてくるのを逆用して、その裏に出来たスペースをパス回しで突くといった場面が再三見られました。

・また個人技で対面の相手をぶち抜いてしまう、あるいはくるりと身を交わしてしまう場面もしばしば。中でも大久保の切れ味は凄まじく、10分右サイドで相馬をぶち抜いて単騎でフィニッシュにまで持って行く見せ場も。この場面に象徴されるようにこの日の浦和は中断期間前よりもシュートで終わる意識も高かったようにも見受けられました。

・この大久保のプレー辺りから名古屋はほとんど意味がない前プレを諦めて5-3-2でリトリート主体の守備に切り替え。そのため浦和のボール保持は一層安定的になって立て続けにCKを獲得。そして21分岩尾CK→ショルツが下がりながらヘッドを決めてついに浦和先制。

・さらに23分岩尾CK→ニアで明本がヘッドですらせてファーでフリーの伊藤が押し込むといういかにも練習してきた臭い形で追加点。ここでなぜかVARが発動しましたが、この日は「VARの祟り」も「VARの呪い」もなくてひと安心。

・長谷川監督はたまらず26分に石田を早々と諦めて阿部と投入し、フォーメーションもはっきりした3-4-2-1に変えて再び前から強くプレッシャーをかけてきましたが、全くハマらないのは相変わらず。

・それはまだしも名古屋のビルドアップの稚拙さは噴飯もの。浦和の前ハメの前にパスミスが続出。中盤でまごまごしているうちに浦和のプレス網に絡め取られてしまう場面も多々。マテウスが頻繁に中盤まで下がって独力で打開を図る場面も少なくなく、マテウス一人で一人二人と浦和守備陣を剥がしてゆくのには恐れ入りましたが、さすがのマテウスもボックス内には辿り着けず。ロングボールを蹴ったところで最前線でショルツ相手にボールを収められる訳もなく、やむなく相馬目掛けて蹴ってタッチを割るとか(苦笑)。

・そんな名古屋を相手に浦和はショートカウンターでも何度もチャンスメーク。36分センターサークル付近で伊藤がマテウスからボールを奪ったのを契機に、左サイドから江坂くさびのパス→ボックス内で関根が伊藤とのワンツーで裏抜けに成功し、かつ見事にGK武田の股を抜くシュートを決めて3点目。伊藤が語る「相手の裏狙い」が嵌まったものであると同時に、浦和では久しく見られなかった人数をかけた見事な崩しでもありました。

・後半の浦和は運動量が落ち、かつ球際での競り負けも目立つようになって中盤でのボール奪取が前半ほど容易ではなくなり、押し込まれて名古屋のサイド攻撃を受ける場面が目立ちました。

・この辺についてリカは試合後「ここまでの、試合をやれていなかったというリズムが影響していると思います。そして今日の試合の展開、前半は全体がインテンシティー高くプレーしていました。前線で言うと江坂、明本、サイドの関根、大久保と、すごく戦って走って、激しくプレーしていて、1試合を通してあの強度を保ち続けるのは難しいと思います。」と語っており、要するに久しぶりの試合で選手達が張り切りすぎて前半かなり飛ばしてしまったということなのでしょう。

・それでも61分に右サイドを抉られ、その押し返しから阿部のシュートを宮本がブロックした場面に象徴されるように、名古屋得意のピッチをワイドに使ったサイド攻撃の形は何度も作られながらも浦和守備陣は最後の最後でクロスは中央で弾き返し、なんだかんだと決定的なシュートは撃たせずじまい。

・リカは69分大畑→シャルク、伊藤→柴戸、73分大久保→松崎、80分関根→モーベルグと単に天皇杯での連闘を睨んだ単なる出場時間調整ないし試合勘を取り戻すのが主眼としか思えない、戦術的な意味合いがあまりなさそうな交代が相次ぎましたが、残念ながら何度もあったカウンターのチャンスでは個々人が奮闘しているのは判るものの崩しの場面でわずかに合わないという中断期間前によく見た光景が続出。

・90+2分にCKからの流れで岩尾クロス→明本ヘッドがバーを直撃、90+4分のカウンターチャンスでは松崎が右サイドからカットイン&シュートもポストを直撃→こぼれ玉にモーベルグが詰めるも今後は転んでいるGKを直撃して4点目はならず。

・一方、名古屋は最初から最後まで何から何までマテウス頼みで、全く良いところなし。かつての「FC興梠」状態だった浦和でもここまで特定個人に頼り切りではなかったような・・・なんでルヴァン杯で京都相手に爆勝出来たのが不思議でなりませんでしたが、京都の前プレのかけ方がよほど非効率だったのかな???

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《総評》

・シュート数16対8、うち枠内8対1。ボックス内からのシュートでも浦和が圧倒。若干竜頭蛇尾感は否めない試合内容で後半は名古屋にボールを持たれる時間帯が長くはなりましたが、それでも結局名古屋の決定機は最初の稲垣しかありませんでしたからどこからどう見ても浦和のスコア通りの完勝でしょう。試合後のリカも「今日は完全な試合ができたと思っています」とご満悦。

・久しぶりにまとまった休養期間を得て、開幕以来連戦また連戦でヘロヘロになっていた浦和の選手達は心身ともにリフレッシュしたようで前半の動きはまさに見違えるよう!! また中断期間前は何の可能性も感じなかったセットプレーで2得点。ショルツの先制点のCK時には江坂らが何やら怪しいサインを出していましたし。

・さらに左サイドからのクロスにファーで宮本が飛び込む形が2回等、流れの中からもいかにも事前に仕込んだ臭いプレーがチラホラ。まとまった練習時間が取れた効果も確かにあったようです。とにかく中断期間中に何をやっていたのかさっぱり判らなかった「夕張キャンプ」の再来にはならなかったのは何より幸いでした。

・リカは中断期間中での選手の出来不出来、連携の良し悪しをちゃんと見ていたのでしょう。大久保をいきなりスタメンに抜擢したことに象徴されるように、リカは選手の名前だけでスタメンを選ぶようなことはまずしない。大金叩いて獲得した選手だからといった理由で使うこともない。練習で良かった選手は使う。十分なアピールが出来なかった選手は使わない。ただそれだけ。そしていきなりスタメンに抜擢した選手が活躍して勝ったとなるとこれはもう監督冥利に尽きましょう。チーム内の競争激化を促す意味でも価値ある勝利でした。

・リーグ戦では3月19日の磐田戦以来、10試合ぶり&3ヶ月ぶりの勝利。おまけに史上3クラブ目のJ1通算450勝と同ホーム通算250勝というオマケ付き。オリジナル10とはいえ最初の10年間は暗黒時代で降格も経験しており、リーグ優勝はたった1度しかないクラブにも関わらず「史上3クラブ目のJ1通算450勝」とは不思議な気もしますが、ミシャ期に随分白星を稼いだのが効いているのかなぁ???

・また今節は湘南・清水・磐田と下位チームが悉く勝ったため、浦和の順位は一つ上がって13位に上がっただけで17位湘南との勝ち点差は2と依然危険水域のままでリーグ戦を折り返し。今後リーグ戦は神戸→G大阪→京都→F東→清水と残留争いの渦中orすぐに巻き込まれそうなチーム相手との対戦が続くので、悉く撃破してなんとか危険水域を脱したいものです。

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《選手評等》

・走行距離でチーム2位、スプリント回数では両チームを通じて1位を記録した宮本バクシンオーは守備力の差で馬渡に先んじたようで、酒井長期離脱後は完全に右SBのスタメンの座を確保。前の大久保が常に相馬の裏を脅かしていることもあってか、宮本は相馬にほぼ何もさせず。最後は足を攣りながらもなんとか90分プレー出来たのは大きな自信に繋がったかもしれません。

・逆に徐々に出番を減らしているのが馬渡。馬渡は一応左右のSBができるので何かあった時のためにサブにおいて置くほうが監督は安心という側面もありましょうが、宮本が足を攣っているにも関わらず既に3回の交代回数を使い切っていたがために馬渡に出番がなかったのは気の毒でした。

・最前線で身体を張りまくり、かつフォアチェックも全力でこなしていたCFを後半途中から左SBに回して守備タスクを強化する(しかも90分フル出場)ってリカはどんだけブラック企業体質なんやwww この場面でも大畑に代えて投入されない馬渡の辛さ。

・敦樹も関根も今季リーグ戦初ゴール。関根はここまで好機で変に力んでシュートが枠にすら飛ばないの連続でしたから、リフレッシュしたのが効果てきめんだったのかも。見事な股抜きゴールでした。これで吹っ切れてくれると嬉しいのですが。

・一方江坂はドツボではないものの、依然好調時のパフォーマンスには程遠い感じ。悩みは深そう。

・浦和は今年3月に株式会社タニタ様とオフィシャルヘルスケアパートナー契約を締結しており、この試合はタニタ様がマッチパートナーに。浦和からお腹ぽっこり系の選手がいなくなったから、タニタ様がスポンサーに付いたのかも(苦笑)。

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-----明本-----
関根---江坂--大久保
---岩尾--伊藤---
大畑-岩波--ショルツ-宮本
-----西川-----

(得点)
21分 ショルツ
23分 伊藤
36分 関根

(交代)
69分 大畑→シャルク(明本が左SB、シャルクがCFへ)
69分 伊藤→柴戸
73分 大久保→松崎
80分 関根→モーベルグ(モーベルグが右SH、松崎が左SHへ)

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---石田--マテウス---
--仙頭----稲垣--
相馬---レオシルバ--森下
-丸山--藤井--中谷-
-----武田-----

(交代)
26分 石田→阿部
51分 仙頭→内田
74分 レオシルバ→柿谷(柿谷がシャドー、内田がCHへ)

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2022.06.18

ジンジャーヘッドバッド@大山 ~ ジンジャーヘッドバッド

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 東武東上線大山駅から東へ延びる「遊座大山」商店街に入ってすぐ、KFC脇の路地を北へ。11時開店の10分前に到着したところ先客2、開店までに後客2と出足は良かったのですがその後が続かず、開店後は2人のみ。
 
 店内の券売機で基本と思しき「ジンジャーヘッドバッド(850円)」を注文。ランチサービスなし。店では「ジンジャーヘッドバッド」のことを単に「ラーメン」と呼んでいました(苦笑)

 メニューは「つけそばボストンクラブ」との基本二本立てですが、往訪時には限定メニューとして「冷やしジンジャーまぜそば」を出していました。また店はラーメンに唐揚げとライスが付いた「唐揚げ定食」を推していましたが、どう見ても食いすぎな上にラーメン屋の定食で1300円は高いんじゃないかなぁ?
 
 なおスープは基本醤油ベースですが+50円で塩に変更できるとのこと。
 
 店内は横長カウンター5席と4人卓×2。卓上にはミル入り胡椒と昆布生姜酢。椅子は硬い木製で腰に良くありません(つД`) 店は若い女性二人と痩身長身の兄ちゃんで切り盛りしていましたが、よく言えば仕事が丁寧で回転はあまり良くなさそう。

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 スープは鶏ベースの清湯醤油味。デフォルトでもかなり生姜が効いていますが、卓上の「美味しい食べ方」に従ってよくかき混ぜると底にたっぷり溜まっていたおろし生姜がどどっと浮かび上がって来てまさしく生姜まみれに!! さすがに「脳天直撃」とまではいかず、背中がスースーするほどでもありませんが、生姜を前面に押し出した店だけのことはあります。また見た目と違って醤油がうるさくない辺りも気に入りました。

 麺は村上朝日製麺所製の平打ち&中太縮れ入り。手もみらしいピロピロ&ツルツルした口当たりやもっちりした食感が楽しい優れものですが、麺量に比べて丼がやや小さいため少々食べづらい嫌いも。。

 具としてフライドチキンが2つゴロンと転がっているのが異色。特製タレで下味を付けた鶏もも肉を揚げたものだそうですが、麺を混ぜた時にフライドチキンが底に沈んでしまったのでサクサク感が失われたのは失敗だったかも。一つは汁に浸る前に食べてサクサク感を楽しみ、もう一つは汁に浸して味わいの変化を愉しんだり、汁に脂分を足す要因にしたりと変化をつけたほうが良かったと思い直すも時すでに遅し。
 
 具は他に極太メンマ、手毬麩、白髪ネギ、刻み青ネギ、海苔。

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2022.06.17

海鮮あんかけ焼きそば@餃子の王将

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 「餃子の王将」が6月限定メニューとして販売中の「海鮮あんかけ焼きそば(750円)」を試食。
 
 「海鮮だしの旨味とオイスターソースのコクある餡が彩り豊かな具材に絡み、カリッと香ばしい焼麺とよく合います。たっぷりのきざみ生姜がアクセントです。」というのが王将のウリ文句。

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 確かに「海鮮だしの旨味とオイスターソースのコクある餡」からなるトータルな味わいはなかなかの出来。作り手の問題なのか、あんかけの割には少々脂臭いのが気になるのと、配膳時にふわっと生姜が香る割には刻み生姜が一カ所に固まり勝ちで全体の味にはさしたる影響を及ぼしていないのが気になった程度。また王将の割には割と薄味なのも嬉しいところ。
 
 麺は中太ストレートタイプでややざらつきのある口当たり。基本もっちりとした仕上がりなのに所々焼き焦げがあるという、いかにも王将らしいムラのある焼きあがりで「カリッとした焼麺」には程遠いと思いましたが、個人的にはこのもっちり麺のほうが好み。
 
 海鮮系の具は小エビを中心に、イカやベビーホタテが少々。他にうずら卵、白菜、ニンジン、分厚いしいたけ、しめじといったところでしょうか。この手の焼きそばにありがちな、もやし、キクラゲ、かまぼこ、さつま揚げは見かけず。

 餃子の王将の焼きそばは麺を大幅に改善して以来ハズレがありません。ラーメンの麺ももうちょっと頑張って欲しいのですが・・・

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2022.06.16

しし神@川口芝 ~ もつ煮定食

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 産業道路沿いと外環が交わる辺りから少し南へ。近くに西友あり。蕨駅ないし南浦和駅が一応最寄ですがいずれもかなり距離があります。「肉そば」をウリにしていた「しし神」がいつの間にかもつ煮がウリの店にリニューアルしたことに気づいて約1年半ぶりに再訪。先客、後客ともゼロ。

 店内の券売機ボタン先頭の「もつ煮定食(830円)」

 メニューは他に「玉子もつ煮定食」と「かわぐちもつカレー」といったところでほぼもつ煮専業。麺類は完全に止めてしまったようです。
  
 店内は全く変わっておらず、厨房に向かってカウンター5席と4人掛けボックス席×4、6人掛けボックス席×1でかなりゆったりしたレイアウト。卓上には一味のみ。

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 もつ煮は何という部位なのか判りませんが、くにゃくにゃ、ぷるぷるとした食感のものが結構入ってました。ただあんまり種類はなさげ。またごぼう、大根、にんじんなどもつ煮にありがちな野菜類は後乗せの刻みネギだけで、あとはこんにゃくがわずかに確認できるくらい。もつの臭みが少々残るのも難。量的にはご飯並でちょうど良いくらい。

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2022.06.15

福袋@池袋 ~ (家系)ラーメン

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 池袋駅西口、東京芸術劇場から大通りを渡ったところに広がる飲食店街内で、キッチンABCや蒙古タンメン中本のある通りの先。先客、後客ともゼロ。
 
 家系の店で、店内の券売機ボタンを見て基本の「ラーメン(750円)」を麺硬めで注文。ランチサービスなし。
 
 「あご塩ラーメン」を併売していたり、サイドメニューに「キャべチャー」があったりするのが特徴的。

 店内は縦長カウンター8席のみ。卓上には胡椒、酢、おろしニンニク、豆板醤。

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 スープの豚骨出汁はしっかり効いていて豚骨臭も強め。ややしょっぱめで、スープにほとんどとろみこそありませんがマイルドタイプではないどころか、どちらかといえばハードパンチャー寄り。
 
 麺は平打ち中太の緩い縮れ入り。一般的な家系の麺とは全く違いますが、スープに全く負けていません。
 
 チャーシューは薄くて小さめ。他に海苔、ほうれん草、わずかに刻みネギ。
 
 悪くはないのですが、斜向かいに「武蔵家」があるところにわざわざ家系の店を出すかなぁ?というのが正直な感想。

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2022.06.14

CoCo壱番屋 JR川口駅東口店 ~ うまこくカレーらーめん

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 川口駅東口、樹モール商店街入口近く。「日乃屋カレー」や「100時間カレー」といったチェーン店が近所に進出してきても全く長続きしないエリアでカレー専門店としてなぜか一人勝ち状態が続いている店ですが、この店で麺類メニューを出していることに気づいて往訪。
 
 ココイチで麺類とは奇妙に思う方も多いかと思いますが、ココイチは大昔に秋葉原で「尾張中華そば」→「うまこくカレーらーめん」といったラーメン屋を(おそらく試験的に)出していたことがあり、何のノウハウもないわけではありません。そしてココイチは今も麺類の夢を諦めず、店舗限定で麺類メニューを続けていたとは!!なおJR川口駅東口店は埼玉県で唯一麺類メニューがある店のようです。

 カウンターに置いてあるメニューを見て、「基本の味」とされている「うまこくカレーらーめん(729円)」を注文。辛さは別料金で1~5辛まで対応可能ですが、今回はデフォルトで。ライス無料サービス付き。さらに紙エプロンも出てくるのでファインモーションのような貴族でなくても安心していただけます!! 大昔に秋葉原で試食した際は麺は細麺、普通麺、太麺から選べましたが、さすがにラーメン専門店ではないので、そこまで細かいオプションはありませんでした。
 
 メニューは基本的に期間限定の「魚介カレーつけ麺」との二本立て。カウンターに置かれたメニューが目立つせいか、後客も麺類メニューを頼む方が結構いました。 

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 スープは若干とろみがかっているせいか、カレーうどんないし蕎麦屋のカレー南蛮のスープに近い印象を受けました。カレー粉が前面に出ている割にはあんまり辛くないのは別に構わないのですが、旨味やコクもイマイチ。肉味噌を溶かし込むと味わい一変!!と期待したのですが、どうもそんな感じもせず。
 
 麺は並太ストレートタイプ。つるつるした口当たりで、やや柔らかめの仕上がり。量的にはご飯を付けないとちょっと物足りないかも。
 
 具は他にキャベツともやしだけ。ご飯のおかずには少々寂しいので、卓上の福神漬が活躍。

 しっかりしたものを食べたい方は「濃厚うまこくカレーらーめん(890円)」を食べてくれということなのかも。悪い意味で廉価版色全開の一品でした。

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2022.06.13

レモン風味のねぎ塩ロースかつ定食@松のや

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 「松のや」が2022年6月8日より期間限定発売中の「レモン風味のねぎ塩ロースかつ定食(690円)」を試食。ご飯は並盛(200g)でも大盛(350g)でも同値段。なおロースかつのみならず、ささみかつや唐揚げも併売しており、また定食だけではなく丼でも提供しています。

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 「刻みねぎがシャキシャキで食感も楽しい、レモン風味の爽やかな塩ダレで夏を感じる」「夏と言えば塩ダレ!暑い日に嬉しいさっぱりテイストなトッピングが登場!カラッとジューシーな唐揚げや松のや自慢のサクサクロースかつにたっぷり乗ったレモン風味の塩ダレで、刻みねぎによるシャキシャキ食感も楽しめる逸品です」というのが松のやのウリ文句。
 
 見た目通り刻みネギの量が案外多いのが特徴。塩ダレのほうは塩味が結構きついのが災いしてかレモンの酸味は控えめなのと、タレのオイル&ロースかつと言えども所詮揚げ物であるせいか、それほどさっぱりした感じはしません。でもロースかつにネギをちょこっと乗せていただくとソースまみれで出てくる場合と違ってロースかつ自体の味をしっかりと楽しめるので、これはこれで一興。
 
 なおお口直しにとの趣旨で梅肉がちょっとだけ付いてきますが、個人的には苦手なので一切手を付けず。

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2022.06.12

焼きかつ定食@松屋

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 松屋が2022年6月7日より期間限定発売中の「焼きかつ定食(790円)」を試食。
 
 「サラサラなパン粉をまぶした豚ロースを鉄板で焼き上げた、サクサク食感の新メニュー」「元来イタリアのミラノで親しまれてきた『ミラノ風カツレツ』を日本のごはんに合うように松屋流にアレンジした『焼きかつ』は、薄く均一にたたいて伸ばした豚ロースに細かくサラサラなパン粉をまぶし、鉄板でジューシーに焼き上げた新商品。たっぷりのバターとにんにくが効いた香ばしい逸品で、食感もサクサク。」というのが松屋のウリ文句。

 「カツレツ」って明治日本が西欧料理を魔改造した「なんちゃって西欧風料理」の典型だと思っていたのですが、「ミラノ風カツレツ」とは二重三重にねじ曲がっているような・・・

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 それはともかく「焼きかつ定食」で気に入ったのは、松屋でお馴染みのにんにくがやたら効いた醤油ベースのタレを焼きかつにぶっかけずに、別皿で提供していること。あのタレは旨いことは旨いものの往々にして味が濃すぎ&個性的すぎて、「何を食ってもいつもの松屋の味になってしまう」難点があります。よって別皿にしてちょん浸けでも可としたのは非常に良い試みだと思いました。
 
 こうなると「焼きかつ」本体の出来が問われやすくなりますが、これがどうにもいけません。正直肉っぽい味わいが全然しないんですなぁ・・・カップヌードルに入っている「謎肉」のほうがはるかに肉っぽいんじゃないかと。しかも食感はサクサクどころかピザのようにもっちりとした感じ。
 
 焼きかつ自体は美味くもなんともないので、やむなくタレをべっとり浸けて「いつもの松屋の味」でなんとか誤魔化すしかなさげ。松屋は鶏ベースの定食で駄作を連発していますが、焼きかつ定食はそれらをズコーンと下方に突き抜けた史上空前の失敗作だと思いました。「長年何度も試行錯誤を繰り返し遂に商品化が決まった」とはいったい何だったのか。もはや松屋はカレーとハンバーグ以外は地雷だらけなのか?先行きが不安になる一品でした。
 

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2022.06.11

和醸良麺 すがり@四条/烏丸 ~ つけ麺・もつ

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 四条烏丸の交差点から四条通を西へ。新町通を北に入って一本目の細い路地を右。駅から徒歩5分もかからないところにありますが、大通りには面していない上に非常に判りにくいところにあり、しかも外観も目立たないのが難。

 結構な人気店と聞いて11時半の開店20分前に到着したところ既に先客2。開店までに後客7。退店時には店内に待ち客が7人出来ていました。

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 店は京長屋を改造したような、間口が極端に狭くて奥行きがあるタイプ。超細い通路を通った先にあるタッチパネル式でつけ麺の「もつ・麺2玉(1000円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 タッチパネルのスタート直後は「ラーメン」のパネルが表示されるせいか、他客の注文はラーメンがほとんど。またラーメン、つけ麺とも定番麺とゆず麺が選べるようですが、券売機周りは小奇麗にまとまりすぎていて案内の貼り紙等は全くないので初めてきた方は長考に沈むかも。またカレーつけ麺も用意。
 
 隠れ家を演出したかのように照明を落とした店内は縦長カウンター9席のみ。卓上にはヤカン入りのジャスミン茶があるだけで調味料どころか箸も置いてないのが不思議でしたが、カウンター下の引き出しに箸と調味料(ガラムマサラ・一味・山椒・胡椒)を収納してすっきり。店内はもつを炙っているところからくるのか、少々脂交じりの臭いが漂っています。

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 つけ汁は鰹など魚介系が強めに出た動物系交じりといったところでしょうか。見た目と違ってとろみや粘り気はさほど強くなく、麺にはつけ汁がさっと絡む程度。それゆえ食べ進んでもくどさ、しつこさは感じず、食後も全く胃もたれもしない辺りが気に入りました。

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 麺は若干太めストレートタイプで、一般的なつけ麺よりは少々細めかな? 典型的なツルツル&もっちりした食感で、しかもはっきりと小麦の味わいが感じられる逸品。

 もつは臭みは全くなく、プルプルした食感を存分に楽しめます。麺やつけ汁にはちょっとだけ入っているのはニラかな?これが面白いアクセントに。

 最後はスープ割りをもらってフィニッシュ。早い時間から行列が出来るのも納得の一杯でした。
 
 なお狭い店のせいか動線は一方通行で入口とは逆側に出口があるので注意。でも店内にそんな案内は全然ありません。先客がおらんかったら絶対気づかない罠やなぁ、これ。

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2022.06.10

てんぐ@常盤(京都) ~ てんぐラーメン

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 京福電鉄北野線常盤駅前の通りを東へ200mほど。JR山陰線の高架を挟んだ南側に東映太秦映画村があり、映画村からも徒歩10分弱程度。なんと10年半ぶりの再訪。先客9、後客7。
 
 券売機はなく、卓上のメニューを見て「てんぐラーメン・大(920円)」を注文。ここは並だと110gしかないので、170gの大にしました。もっとも他の客は大ではなく、+150円で食べ放題のライスを付ける方が目立ちました。ランチサービスなし。
 
 メニューは他に塩やみそも。

 店内はテーブル席主体で4人卓×2、2人卓×1、島式カウンター8席、さらに小上がりに4人卓×3。卓上には一味、胡椒。おろしニンニク。注文を終えるといきなり刻み青ネギがざるに盛られて出てきます。

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 スープは店のウンチク書きによると「国内産骨太の豚骨と鶏骨とをミックスし、長時間掛けたスープに和風出汁をブレンド」とのこと。「見た目よりもあっさりした味わい」とありますが、個人的には全然そんなことはなく、動物系出汁がかなり前面に出た見た目通りのこってりした味わいと感じました。
 
 しかも脂でギトギト&ドロドロとしてはいますが、しつこさ、くどさはさほどなく、しょっぱくないどころかむしろ甘目に感じるくらい。刻み青ネギを大量投入すると一段と食べやすくなり、最後まで飽きずに楽しめました。
 
 麺は細めのストレート麺。わずかにざらつきのある口当たりでしなやかな仕上がり。スープには全く負けていません。。
 
 チャーシューは柔らかくてとろけるタイプですが、ギリギリでぐだぐだに崩れてしまわないレベル。他にメンマ、海苔。これでライスをつけるにはちょっと具が寂しいかなぁ。
 
 値上げを重ねた結果、京都だとちょっと割高感が否めない感じになってしまいましたが、相変わらず人気があるのは納得。

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2022.06.09

田中そば店 足立本店@六町 ~ 山形辛味噌らーめん

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 日光街道の東を南北に走る「花畑大橋通り」沿い。一応つくばエクスプレス六町駅が最寄ですがかなり遠く、六町と竹ノ塚駅のほぼ中間。秋葉原店には何度も往訪していますが、本店は約2年ぶり。11時の開店5分前に到着したところ先客ゼロでしたが、開店直後に6人ぞろぞろやってきてカウンターはちょうど満席に。ただ前回往訪時と違って店外に行列は出来ず。

 店内の券売機で「山形辛味噌らーめん(890円)」を注文。メニューは他に「中華そば」、夏限定の「冷やかけ中華そば」など。

 店内は厨房に向かってI字型カウンター7席と壁際に4人掛けテーブル3卓。コロナ禍対策でカウンターの席間に透明な仕切り板が設けられていました。卓上には「こってり」によく合うとされる「特製香唐」やブラックペッパーなど。

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 丼から溢れんばかりのスープ。辛味噌の赤と青海苔の緑が映える、赤湯の「龍上海」と良く似た外観。赤味噌を溶かす前にベースとなるスープを味わってみましたが、豚骨主体に動物系の出汁が良く効いたかなり甘めの味わい。しかも脂も多くてかなりこってり。

 デフォルトのスープだけでも十分ラーメンスープとして成り立つレベルだと思いますが、これにちびちびと赤味噌を溶かしてゆくとピリ辛風味、そしてにんにくが加わって味に深みが増してきます。全部溶かし終わっても辛さはさほどのことはありませんが、個人的には味が濃くなりすぎのように思え、美味しく頂くには半分ぐらい溶かせば十分な気も。でも貧乏性なのでついつい全部溶かしてしまいます。

 麺は太目の平打ちっぽい緩い縮れ入りでつるつる、もちもちした食感。前回試食時はやや柔らかめの仕上がりでスープに対してはちょっと弱い印象を受けましたが、やはりそれはたまたまの下ブレだったようで、今回は硬くもなく柔らかくもなく、良い意味で中庸の仕上がり。

 チャーシューはやや脂身が多目ながら脂臭くならないぎりぎりの範囲内で、とろっとした味わい。全体にややしつこい味わいなので、細切りメンマや刻みネギが良い箸休めになります。

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2022.06.08

三原色@北池袋 ~ 塩そば

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 池袋の北、首都高の高架をくぐってさらに先の住宅地の中に商店が点在するようなエリアに立地。先客、後客ともゼロ。
 
 店内の券売機ボタンを見て基本と思しき「塩そば(880円)」を注文。ランチサービスなし。「塩そば」は、麺を低加水ストレート麺と中細平打ち麺から選択できるので前者を選択。

 メニューは他に豚そば、まぜそば、赤まぜそばなど。また往訪時には夏季限定商品として「青唐辛子と花山椒の冷し白湯ラーメン」を売り出していましたが、逆に「豚そば」は販売停止になっていました。

 店内はL字型カウンター5席のみ。卓上にはブラックペッパーとかえし(?)。小さい店なので店主一人で切り盛り。

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 店の案内によるとスープは「根昆布と徳島産地鶏『神山鶏』の出汁に宗太鰹・鯖・帆立・烏賊を加えた塩だれを合わせました」とのこと。塩だれがいたずらに出しゃばらないどころか、出汁の旨味を巧みに引き出していてぐいぐいと惹き込まれます。
 
 麺は中細ストレートタイプ。口当たりは柔らかいものの、コシはしっかり保たれていて、スープとの相性&絡み具合は悪くありません。ただ丼が急激に窄まった円錐状な上にスープがやや少ないせいか、麺があまり泳がず少々食べにくい嫌いも。
 
 2枚のチャーシューはそれぞれ厚みと調理法が異なるものの、共に淡白な味わい。他に刻みネギ、味玉半個。

 およそ近所の方しか来そうにない立地ですが、面白い一杯でした。

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2022.06.07

なりたや@板橋区役所前 ~ 中華そば

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 板橋区役所前駅から旧中山道仲宿商店街を北へ。食品スーパー「ライフ」の手前。結構な人気店と聞いて11時開店の15分前に到着したところ先客ゼロと拍子抜け。客はもう近所の方だらけなのか無駄に並ぶようなことはなくなったみたいで、開店間際にどどっとやって来てすぐに満席に。退店時外待ち5人といった感じでした。待機列は日差しを遮るものがないので夏は要注意。
 
 店内の券売機ボタン先頭は「もりそば」でしたが、「中華そば(800円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 メニューは他に辛らーめん、まぜそば、タンメンなど。+50円で濃厚スープや塩スープに変更できる他、もりそばは甘み多め・甘み半分・甘み抜きといった調節もできるようです。
 
 店内は横長L字型カウンター7席と4人卓×1。卓上には胡椒、ラー油、酢、おろしニンニク。

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 大きめの丼にスープがなみなみと注がれて登場。東池袋大勝軒の流れを汲む店らしく麺量が多い上に、スープもケチらないのは嬉しいところ。
 
 スープは判りやすい動物魚介系で、丼にうっすら魚粉が付いていることで想像がつくように節系の味わいがちょっと前に出た感じでしょうか。麺を食べる分には何の問題もありませんが、スープを飲み進むにはちょっとかえしがうるさいめ。また脂っ気もそんなに感じず。「濃厚スープ」にするともっとこってりした感じになるのかなぁ???

 麺は自家製の太目ストレートタイプ。わずかにざらつきのある口当たりで、もっちりと形容するにはやや歯応え強めといったところでしょうか。麺は普通盛でも300gあるそうですが、不思議なことにそんなに麺量があるようには感じないくらいすすっと食べ進めましたし、食後の胃もたれ感もほとんどなし。

 チャーシューは小さめでややパサつき加減。他にメンマ、ナルト、刻みネギ、海苔。

 まさにいつでも安心と信頼の一杯でした。

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2022.06.06

喜粋@根津 ~ 醤油拉麺

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 千代田線根津駅から不忍通りを北へ。根津小学校入口交差点そば。5年ぶりの再訪。先客ゼロ、後客8。

 店内の券売機ボタンを見て基本と思しき「醤油拉麺(900円」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に薄口醤油拉麺、塩拉麺、鷄つけ麺、梅肉拉麺、鶏白湯拉麺。但し往訪時は鶏つけ麺以下のメニューはいずれも×印が点灯していました。後客の注文はほとんどが醤油。店のウリであるワンタンを頼んでいる方も目立ちました。
 
 また平日は朝拉麺をやっているようですが純然たるラーメン専門店ではなく、夜は鶏料理主体の居酒屋になるようです。

 店内は縦長カウンター8席と4人掛けテーブル2卓。厨房は店奥にあって様子は伺えず。ラーメン屋らしくない非常に明るくてすっきりした内装が特徴的。卓上にはブラックペッパーのみ。紙おしぼりサービスあり。

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 スープは「煮干しと鶏のみを使用し、煮干しはスープの支えとして鶏のコクと旨味を感じてもらえるように作ってあります」という店先のウンチク書き通りの出来。かえしとのバランスも絶妙で、かえしが出汁の旨味を邪魔もしなければ物足りなさを感じさせることもない。「醤油拉麺は醤油感が強いのが特徴」とあって年配客にはしょっぱいと言われることがあるそうですが、ままありがちな「醤油飲ませる系」に比べれば大人しいのなんの。出汁のコクと旨味にぐいぐい惹き込まれ、ついつい飲み進んでしまいました。

 麺は細めのほぼストレート。しっとり&しなやかな口当たりで細めにしては歯ごたえが良く、スープの絡みも申し分なし。

 チャーシューは小さく見えますが意外に厚みがあって煮込まれ具合も適度。細メンマはコリコリ、青菜はシャキシャキした歯応えが嬉しい仕上がり。他に味玉半個、ナルト、海苔、かいわれ、刻みネギ。

 これは文句なしの出来。年寄りが多いエリアにジャストフィットした一杯でした。

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2022.06.05

塩だし親子丼@なか卯

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 「なか卯」で2022年6月2日から期間限定で発売中の「塩だし親子丼・並盛(550円)」を試食。

 「なか卯」と言えば親子丼。1994年の発売以来、注文ごとの店内調理にこだわったなか卯の看板商品で、2022年4月7日より親子丼をリニューアルしたばかりですが、今度は新しい親子丼として「塩だし親子丼」を投入してきました。 

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 「塩だし親子丼」は、「割り下ではなく特製塩だしを使った親子丼です。まろやかで上品な味わいの“瀬戸内産原料の藻塩”とコク深い“ドイツアルプス産の岩塩”をブレンドすることで、昆布の旨味が引き立ち、しっかりとした塩味が感じられつつもやさしい味わいに仕上げました。食べ応えのある大ぶりの鶏肉とふわとろのこだわり卵が特製塩だしと絡み合い、たっぷり入った白ねぎの食感や甘味がアクセントとなり、食べ進める手が止まりません。」というのがなか卯のウリ文句。
 
 親子丼って卵はもちろん鶏肉にもそんなにしっかり味が付いているわけではないので割り下の出来が全てと言っても過言はありません。それを「特製塩だし」に変えたのですから、もう慣れ親しんだ親子丼とは見た目はともかく味わい上は全く別物です。
 
 それ自体は面白い試みだと思うのですが、残念ながら「特製塩だし」の出来がイマイチ。塩がやたらうるさいとか尖っているとかよりはマシだと思いますが、現状「やさしい味わい」というより「ぼんやりした味わい」でしかないような・・・よって物凄く物足りない感じがしました。
 
 旧来の「親子丼」に絶大な自信を持っているなか卯だけに、そこから大きな変化をつけるのは難しいのでしょう、たぶん。

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2022.06.04

キッチン悠々@西浦和 ~ 冷やしスタミナ

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 ダイエー西浦和店の南すぐ。先客ゼロ、後客1。屋号に「キッチン」が冠されていますが実態は洋食屋でも定食屋でもなく、浦和のソウルフードとして知られる「スタミナラーメン」が売りものの店です。
 
 券売機は無くメニューを見て、「冷やしスタミナ(700円)」を注文。小ライスの無料サービス付き。後払い。個人的にはこの手の店はとにかく飴が美味く、それを存分に味わうには「スタミナラーメン」ではなく、「冷やし」か「スタカレー」が良いと思っている派。
 
 メニューは他に中華そば、冷やしジャージャー麺、チャーシュー丼など。

 店内は縦長カウンター7席、2人卓×2、さらに店奥の小上がりに4人卓×2。卓上にはブラックペッパー、醤油、ラー油、酢。 

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 丼いっぱいにスタミナ餡が広がった状態、非常に地味なルックスで登場。麺は全く見えません!! 「冷やし」といっても特に冷えてないどころか、麺に結構熱が残っているので「汁なしスタミナ」といったほうが実態に近いかと。
 
 麺は太い縮れ麺で「茹で時間が10分くらいかかります」と事前に案内があります。若干口当たりが柔らかめながら弾力性があるもっちりした特徴的。そこにスタミナ飴が絡みつくまくり!!餡の具はひき肉、ニラ、ニンニク、生姜といったところでしょうか。辛さはせいぜいピリ辛といったところ。この程度の辛さなら旨味は全く損なわれなくて実に良い感じ。
 
 麺を食べ終わってもスタミナ飴がアホほど余るので、小ライスをぶちこんで綺麗にフィニッシュ!!

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2022.06.03

シーザーレタス牛丼@すき家

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 すき家が2022年5月18日から発売中の「シーザーレタス牛丼(550円)」を試食。
 
 なお往訪したのは産業道路沿いの「さいたま太田窪店」でしたが、ここはガストなどでよく見かける卓上タッチパネル式での注文になっていました。

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 「シャキシャキ食感のさわやかなレタスと濃厚なシーザーソースの組み合わせをお楽しみいただける商品です。ゴルゴンゾーラとレッドチェダーチーズを使用したすき家特製のシーザーソースに、今年はパルメザンとエダムチーズを加えることで、濃厚なチーズの風味とコクをさらに感じられる牛丼にぴったりのソースに仕上げました。また、赤ピーマン、ベーコンを例年より増量することで食感・彩り・味わいをより一層お楽しみいただけます。」というのがすき家のウリ文句。
 
 「今年は」「例年より」という文言から察するに、ほぼ毎年のように発売されている商品と目されます。「ゴルゴンゾーラ」というのが何者なのか判然としませんが、要するに今回のはチーズを前面に押し出した模様。でも乳臭いチーズと牛丼、そして青臭いレタスと牛丼の相性は正直個人的にはなんとも微妙。
 
 レタスなんて牛丼にぶち込まずに別皿のミニサラダにしたほうがよほどマシじゃないかと。またチーズはそもそもご飯のおかずとしては乳製品があまり好きではない(例:クリームシチューが苦手)という個人的な性癖から来るところが大ですが、チーズハンバーグは全然OKなのに牛丼との相性はイマイチに思えるのはなぜだろう・・・
 
 なお、本商品は6月中旬に販売終了予定とのこと。

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Number.6@巣鴨 ~ 蛤の塩らぁ麺

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 山手線巣鴨駅から中仙道を北へ。ちょうどアーケードが途切れるところに立地。先客3、後客4。
 
 券売機ボタン先頭は「醤油らぁ麺」でしたが、その次の「蛤の塩らぁ麺(850円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 メニューは他に煮干soba、まぜsoba、昆布水つけ麺など。季節限定のボタンもありましたが、往訪時は設定なし。
 
 店内は縦長L字型カウンター12席。卓上には一味と黒胡椒。水セルフ。

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 幾分濁りがあり、かつ表面の脂が目立つルックスで登場。店外のウンチク書きによるとスープは「鴨と国産ブランドの丸鶏を大量に使用。低温でじっくり抽出した鶏清湯スープ」とのこと。蛤らしい味わいもそれとなく感じますが、良い方に作用しているかとなるとやや微妙で、ベースとなる鶏でストレートに勝負したほうが良かった気も少々。貝臭さも少々気になりますし。また塩ダレは妙な自己主張こそありませんが、終盤はちょっとうるさく感じました。
 
 菅野製麺所の麺箱が見える麺は中細ストレート。茶色い粒々が混じったタイプで、心持ちざらつきのある口当たり。スープの絡みは悪くなく、かつ思いのほか噛み応えがあってまずまず。

 チャーシューは小さいのが2枚。片方はちょっとスモーキー仕上げ。太いメンマは歯ごたえこそ良いものの変な酸味があってイマイチ。他にかいわれ、刻み玉ネギ。

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2022.06.02

さいたま清河寺温泉@西大宮

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 さいたま清河寺温泉をほぼ10年ぶりに再訪。湯質はさいたま市随一と言われる人気の日帰り温泉施設で、真昼間から結構混雑していました。ほとんどの方は車で来るような立地ですが、一応大宮駅西口から東武バスが頻発していますし、川越線西大宮駅からも徒歩20分弱と車がなくても十分アクセス可能です。
 
 薄い茶褐色でつるつるというよりぬるぬるに近い湯ざわりが特徴。掛け流しの広々とした露天風呂が自慢ですが、源泉の温度が38.1度とやや低いので「生源泉湯」以外はいずれも加温。そしてその加温なしの「生源泉湯」がやたら人気があって、オッサン達が中央にある湯口に足を伸ばしながら放射線状に座っている姿は結構異様です。極端にぬるいので必然的に長湯になり、回転も良くありません。夏季ですらぬるいのに冬季はどうしているんだろう??
 
 露天風呂にある「源泉あつ湯」だけは43度まで加温してあるのでやや熱めで、それ以外の寝湯・壺湯・源泉岩風呂・足湯は40度まで加温とのこと。また内湯の桧湯は加温・循環・塩素消毒あり。

 内湯の一角にリラクゼーションバス、ジェットバス、座マッサージ、シェイプアップバス、スーパージェットバスといった類の風呂もあってスーパー銭湯的な色彩も持ち合わせています。
 
 休憩スペースとは別に静かに寝転がれるところがあるのと、Wi-Fiが使えるのは高ポイント。さすがに施設は少々傷みが目立つようになりましたが、メンテナンスがしっかりしているせいか古さは全く感じませんでした。

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【温 泉 名】清河寺温泉
【施 設 名】さいたま清河寺温泉
【入浴料金】平日720円/休日820円
【交通手段】西大宮駅から徒歩20分弱
【泉  質】ナトリウム-塩化物温泉
【源 泉 名】清河寺温泉
【湧 出 量】230L/分
【泉  温】源泉 38.1℃

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【観戦記】22年天皇杯2回戦:浦和  1-0 福島 ~ 勝てば良かろうなのだ・・・

 2つもカテゴリーが下の相手にウノゼロの辛勝。正直モヤモヤ感は募るばかりでしたが、カップ戦なので勝てば良いのだ。

《スタメン》

・浦和はリーグ戦福岡戦から長距離移動付きの中3日。リカは試合前「我々は常にベストメンバーで臨みます」と語ってはいましたが、「コンディションを考えればこれがベストメンバーだ!!!」等いくらでも強弁できる類の話。多少はフレッシュなメンバーを起用してくるだろうと予想したのですが、スタメンは福岡戦から大畑→モーベルグ、岩尾→平野、小泉→江坂と3名のみ入れ替えとびっくりするくらいのガチメンでした!!

・柴戸と小泉がベンチ外。世代別代表で彩艶と工藤が離脱中。なかなかベンチ入りもままならない木原や安居はここでもノーチャンスで、今後が案じられます。

・福島はリーグ戦から中2日と浦和より日程は厳しいにも関わらず、驚いたことにスタメンはリーグ戦前節と全く同じ。スタメンで見覚えのあるのはGK山本(元清水)とCB大武(元名古屋)くらいで、最大のビッグネームは服部監督でした。

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《試合展開》

・福島の布陣は基本3-4-2-1。立ち上がりこそ5-2-3のような形で前からプレスをかけてきましたが、あまり意味がないと悟ったのか、すぐに5-4-1気味の構えでリトリート主体の守備に切り替えてきました。ただしドン引きに陥らないよう、最終ラインを極力高く保とうとする意図は窺えました。GK山本も「ズルズル下がるな!!」と再三檄を飛ばしていましたし。

・よって浦和は早い時間帯からボールを支配する展開にはなりましたが、終始フリー状態の平野を中心に福島守備ブロックの前でボールを回しているだけ。当初は宮本を高く押し出した右肩上がり型でビルドアップしていましたが、明本が「使われる人」ではなく「他の選手を使う人」になってしまうこの形はかなり無理があるような・・・縦パスで両サイドから最終ライン裏狙いも見受けられましたが決定機には至らず。

・浦和の最初の決定機は25分に明本アーリークロス→松尾ヘッドでしたが、上手くヒットせずにGK正面。さらに28分CKからの流れで右サイドから江坂クロスに明本が飛び込むも合わせきれず。

・セットプレーに全く可能性を感じないのは相変わらず。多少なりとも可能性があったのは5分江坂CK→アーク付近でポツンとフリーになっていた松尾がシュートを放った場面だけ。この場面に象徴されるように最初は若干セットプレーで工夫をこらしているにも伺え、さらにキッカーを代えて見るくらいのことはしていましたが、次第に単調にただ蹴るだけに。

・福島のビルドアップが上手いのか、浦和の前ハメの仕方が良くないのか、浦和が前からプレスをかけても悪い失い方はほとんどせず、それどころかいとも簡単に浦和の前ハメを回避して反撃。中盤で良い形でボールが奪えた際には、攻撃に人数を結構かけてくるので、シュートにこそ至っていないものの迫力は正直浦和を上回っていたような気も。

・リカは後半頭から平野→岩尾と交代。平野の出来は悪くはなかっただけに予想外の交代でしたが、はC大阪戦では後半早い時間帯にベンチに下げられ、続く福岡戦ではベンチ外でしたからコンディションがあまり良くなくて当初から予定通りの交代と思います。もっともこの試合で序盤平野が削られて傷んだのが影響したのかも?

・さらにショルツと岩波の左右も入れ替え。

・後半開始早々決定機を作ったのは福島。素早いパス回しから明本の裏を突いたスルーパス。そこから鋭い折り返しと良い形を作りましたが、飛び込んだ選手には合わず。

・一方浦和は47分岩尾のサイドチェンジからモーベルグが伊藤や江坂と壁パスを繰り返しながら中央へ進出。最後はアーク付近から明本がミドルシュートをぶち込んでようやく先制。試合後の明本の弁によるとこれは偶然でも「かいしんのいちげき」でもなんでもなく、「スカウティング通りでしたし、あの位置が空いているということは意識していました」「コンビネーションの中でシャドーの位置からシュートを打つ形がありました。そのトレーニング通りのゴールが決まった」そうで。

・後半は2CBだけでビルドアップ、あるいは岩尾が最終ラインに落ちて両SBを前に出す形になったせいか明本が前目でボールに絡む場面が目立ちだし、52分岩波ロングフィードで明本が裏抜け(ボールコントロールできずにシュート撃てず)。

・また先制点が取れたことで心理的な重しが取れたせいか、浦和の攻撃は俄かに活発になり、53分岩尾スルーパス→シャルク、64分岩波縦パス→江坂ポスト→伊藤がボックス内突入と決定機がありましたが、いずれもGK山本がセーブ。

・リカは68分シャルク→ 大久保、モーベルグ→松崎と代えましたが、その効果はなんとも微妙。シャルクもモーベルグも良くはなかったものの、後半運動量が落ち気味だった福島に対してプレー強度で優ったことで優位に立っていたように見えたので、この交代でわざわざ強度を下げたのはマイナスのほうが大きかったかと。もっともコンディション面でやむを得ない交代だった可能性は高いかと思いますが。

・セットプレーは相変わらずシオシオのまま。後半は何の工夫もなくひたすら岩尾が蹴っていましたが、69分CK→江坂ヘッドがGK正面に飛んだ場面に唯一可能性があった程度。

・77分途中投入の森が左サイドからカットインしてミドルシュートを放ち、西川が辛うじてセーブ。

・81分に松尾→関根で大久保をトップ下に入れたことでさらに状態は悪くなり、84分大久保が不用意にボールを失って早速イエロー。85分松崎&大久保の縦関係のコンビネーションで右サイドを破る見せ場もあった(折り返しが関根に合わず)一方、89分にはすっかりFWと化していた明本の背後を縦パス一本で突かれ、右サイドからフリーで田中クロス→橋本ヘッドの決定機を許してしまいましたが、ここも西川がなんとかセーブ。ATは何事もなくそのまま試合終了。

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《総評》

・ACLの激闘後、ほぼ中2~3日で続いた6連戦で5分1敗と一つも勝てなかったどころか、そもそもPK以外で点が入ったのは横浜M戦のユンカーハットトリックを唯一の例外として3月の磐田戦以来ないというあんまりなチーム状態。失点は少ないが、それ以上に点が取れない。守備的ではないが、リスク回避性向が高すぎて決定機が出来ないという惨状で、直近の福岡戦は予定調和のようなスコアレスドロー。

・そんなチームが中3日で一変するわけもなく、苦戦はするだろうなと思いながら観戦していましたが、結果は案の定というか、予想よりさらに悪いというか、まぁそんな感じでした。

・スタッツを見ればシュート数14対2、CK14対2と浦和が圧倒しており、試合後も福島の選手・監督から「自分の中では0-1以上の差を感じた」「J1との質の差がある」「個々の差が非常に大きく出たというか、分かりやすい試合」という言葉が出ていて、やっている側は「わずか1点差だが、すぐには埋められそうにない1点」という感じだったのかもしれません。

・福島はわずかなチャンスに全力を賭けるしかないのでとにかく攻撃時の思い切りが良く、人数もかけてくるので傍目には迫力があって「ジャイアントキリング」の匂いは漂わせていましたが、残念ながら「最後の精度やシュートまでいくところがまだまだ課題なのかな」と服部監督が指摘する通りに「惜しい」どまりでシュートまで持って行けない場面が目立ちました。その結果が結構攻めているように見えてシュートはたった2本。

・一方浦和はシュートを14本も撃っていたとは信じがたいくらい決定機は多くありませんでしたが、唯一の得点は個人技全開によるものではなく、事前に仕込んだ形だったのはこの試合の数少ない「よかった探し」に挙げて良いでしょう。

・変にリスクをかけずに点を取り、あとはしっかりゲームをコントロールして無難に試合を終わらせるというのは実にリカっぽく、その点だけ取り出せばそんなに悪い試合ではなかったと見方も出来ましょう。もっともその観点からすれば89分に食らったカウンターだけは汚点以外の何ものでもないでしょうが。

・浦和の課題は相手を押し込んでからの「残り30m」に凝縮されているのは明らか。「我々にとって練習する時間が足りない」「外国籍選手の到着が遅れて考えを共有する時間がなかった」等々言い訳は色々あったでしょうが、名古屋戦まで短いオフを挟んでの2週間でどこまで「残り30m」の課題を克服できるかが問われます。名古屋戦でも一向に改善される様子がなく、中下位チームとの対戦が続く7月を経ても戦績が上向かないようだと、残念ながらいよいよリカのクビが飛びかねないかと。

・この試合を見るとシャルク&モーべルグはJ3相手ですら個人能力で対面の相手を撃破するだけの「質的優位」を備えているわけではなく、上手く使ってナンボの選手。現時点ではその使い方を見出しあぐねている様子なので、この2週間でその辺りが大きく改善されるのが早道が気がしました。得点場面を見ると、モーベルグは興梠のような最前線で収めてくれるタイプがいたら猛威を振るいそうな予感プンプンでしたが・・・

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《選手評等》

・替わり映えしないスタメン構成で内容もしょっぽいとなると、「○○を使えばいいのに!」というボヤキが出がちですが、昨年の選手起用を見ると非常に判りやすいように、リカは普段の練習をしっかり見ていて、良ければすかさず起用してくるタイプ。昨年の天皇杯富山戦では大久保が抜擢されて、その後ベンチ内での序列も上がりました。よって、この試合で起用されなかった選手、ベンチにも入れなかった選手は単にリカの要求する水準に達してないだけでしょう、おそらく。

・バックスタンド1Fの野次が低い屋根に反響して響き渡るため、野次耐性のないサイドの選手が泣いてしまうこともあるのが難の駒場ですが、野次るに野次れない今の状況だと駒場は案外暖かい。そんな感じの試合後でした。

 

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-----松尾-----
シャルク---江坂--モベルグ
---平野--伊藤---
明本-岩波--ショルツ-宮本
-----西川-----

(得点)
47分 明本

(交代)
HT 平野→岩尾
68分 シャルク→大久保
68分 モーベルグ→松崎
81分 松尾→関根(関根が左SH、江坂CF、大久保トップ下へ)

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-----高橋-----
--延-----長野--
北村-上畑--諸岡-田中
-堂鼻--大武--雪江-
-----山本-----

(交代)
70分 延→新井
70分 高橋→森
83分 上畑→橋本

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2022.06.01

肉そば嵐Concept@らあめん花月嵐 アリオ川口店

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 アリオ川口フードコート内。ほぼ2年ぶりの再訪。

 今回試食したのは、2022年5月11日から期間限定で発売中の「肉そば嵐Concept(890円)」。「らあめん花月嵐」は有名ラーメン店とのコラボ商品をしょっちゅう売り出していますが、この商品はどうもそのパターンではなく、しかも事前の販売予告なく突然販売が始まった異色作のようです。

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 丼の表面を刻みニラや背脂、薄い豚ばら肉、刻みネギ、刻み玉ねぎ、そして味玉半個が覆った賑やかなビジュアルで登場。
 
 「牛肉スープ、鶏ガラスープ、たまり醤油、特製和風タレの旨さを集合させた」という触れ込みのスープは出汁よりも醤油がやや前に出た感じ。甘みが強めなのは牛肉スープやたまり醤油から来ているのかも。
 
 デフォルトだとそれほど惹きはなかったのですが、配膳口脇に置いてあった「辛味ニラ」をどっと投入するとこれが滅茶苦茶合うのなんの!!ピリ辛になるのは当然として全体に旨味がぐっとマシマシに。
 
 麺は細麺ストレートタイプ。底の方に玉になっているのは実にフードコート店らしい雑な仕事っぷり・・・でもスープに特に負けることなく、相性も悪くありません。
 
 たっぷり添えられた具材を麺に絡めながら食べ進んで一気にフィニッシュ。穴あきレンゲが付いてくるのは嬉しいのですが、残念ながら挽肉が入っている訳ではなく、底に沈んでいるのは刻み玉ねぎがほとんど。

 フードコートに入っているチェーン店なので事前の期待値は著しく低かったのですが、その超低いハードルを軽々と超えてくる一杯でした。なんとなく魁力屋とか横綱とか、京都のラーメンチェーン店にありそうな一杯ですが。

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