喜粋@根津 ~ 醤油拉麺
千代田線根津駅から不忍通りを北へ。根津小学校入口交差点そば。5年ぶりの再訪。先客ゼロ、後客8。
店内の券売機ボタンを見て基本と思しき「醤油拉麺(900円」を注文。ランチサービスなし。
メニューは他に薄口醤油拉麺、塩拉麺、鷄つけ麺、梅肉拉麺、鶏白湯拉麺。但し往訪時は鶏つけ麺以下のメニューはいずれも×印が点灯していました。後客の注文はほとんどが醤油。店のウリであるワンタンを頼んでいる方も目立ちました。
また平日は朝拉麺をやっているようですが純然たるラーメン専門店ではなく、夜は鶏料理主体の居酒屋になるようです。
店内は縦長カウンター8席と4人掛けテーブル2卓。厨房は店奥にあって様子は伺えず。ラーメン屋らしくない非常に明るくてすっきりした内装が特徴的。卓上にはブラックペッパーのみ。紙おしぼりサービスあり。
スープは「煮干しと鶏のみを使用し、煮干しはスープの支えとして鶏のコクと旨味を感じてもらえるように作ってあります」という店先のウンチク書き通りの出来。かえしとのバランスも絶妙で、かえしが出汁の旨味を邪魔もしなければ物足りなさを感じさせることもない。「醤油拉麺は醤油感が強いのが特徴」とあって年配客にはしょっぱいと言われることがあるそうですが、ままありがちな「醤油飲ませる系」に比べれば大人しいのなんの。出汁のコクと旨味にぐいぐい惹き込まれ、ついつい飲み進んでしまいました。
麺は細めのほぼストレート。しっとり&しなやかな口当たりで細めにしては歯ごたえが良く、スープの絡みも申し分なし。
チャーシューは小さく見えますが意外に厚みがあって煮込まれ具合も適度。細メンマはコリコリ、青菜はシャキシャキした歯応えが嬉しい仕上がり。他に味玉半個、ナルト、海苔、かいわれ、刻みネギ。
これは文句なしの出来。年寄りが多いエリアにジャストフィットした一杯でした。
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