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2022.07.31

らーめん弁慶 堀切店@堀切菖蒲園 ~ (背脂とんこつ醤油)らーめん

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 京成本線堀切菖蒲園駅から駅前の通りを北へ。堀切5丁目交差点を越えてさらに進む。隣にセブンイレブンあり。7年ぶりの再訪で、先客8、後客5~6。客層は幅広で、外観・内装とも小汚いにも関わらず若いカップルが2組も!! この界隈はラーメン屋の数が多いのですが入れ替わりも激しいようで、昔訪れたことがある店で未だに生き残っていたのはここだけでした。

 店内の券売機でボタン先頭の弁慶オリジナル・イチ押しの「ラーメン(800円)」を注文。ランチサービスなし。昔はランチタイムに小ライスサービスがあったのですが、いつの間にかなくなったようです。なお食券を買うや否や、着席する前に食券をもぎ取られましたが、ホール係が超優秀でどの客が何を買ったのかちゃんと覚えているみたいで。また店員に食券を渡すとすかさずおしぼりのサービスあり。
 
 メニューは他に「みそ」「とん塩」など。それぞれにもやし、玉子、メンマ、ネギ等のトッピング入りバージョンがあるので券売機ボタンは随分と賑やか。。

 店内は横長L字型カウンター11席のみ。水セルフ。卓上には豆板醤、おろしニンニク、ブラックペッパー、ラー油。

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 振りかけまくった背脂が丼の縁にもべっとりついて、なんだか「触るな危険」風。それゆえサービスでおしぼりが付いてくるのでしょう(苦笑)。

 とはいえ、背脂の甘みととんこつの旨みが絡み合ったスープは、ふた昔くらいの流行とはいえ悪くはありません。ギトギト、ドロドロの見た目の割にはしつこいとは感じませんが、かなりしょっぱめ。もやしなり刻みネギなりを絡めながら麺を食べ進む分には特に問題はありませんが、スープを飲む気にはならず。
 
 またもやし等を絡めるとしょっぱさはぐっと緩和されるものの、今度は味わいに物足りなさを覚えるので途中で卓上のニンニクやブラックペッパーを投入。 

 麺は中太の緩やかな縮れ入り。濃厚スープにヘタることなく、つるつるとした口当たり、もっちりした食感、共に悪くありません。もやし効果もあってか、量はやや多め。
 
 ばら肉チャーシューは昔はべろんと丼の外にはみ出すくらいの大判でしたが、今や常識的なサイズに。淡白な味付けで柔らかいものの、ぐだぐだに崩れるには至らず。

 こうした背脂まみれのらーめんはたまに食べたくなりますが、その度に「この手のはもうええか」と反省しきり。でもしばらく経つとその反省なんてすっかり忘れて食べに出かけて、また反省してしまう。そんな不思議な魅力があります。

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【観戦記】22年第23節:浦和 3-1 川崎 ~ コロナ禍直撃で試合を成立させること自体が大変でした

 川崎は大量のコロナ陽性判定を出してもなおなんとか選手をかき集めて試合を成立させただけでなく、一時は浦和を土俵際まで追い詰める善戦ぶり。「川崎、敗れてなお強し」という印象が強く残った試合でした。

《スタメン》

・浦和は前節清水戦からショルツ→知念、小泉→江坂とスタメン2名入れ替え。サブにユンカーと安居が入り、宮本と平野がベンチ外に。ユンカーより先に大原に戻って来たシャルクがベンチ外なのも含め、酷暑下で&中2~3日でこの試合を含めて5連戦となることを考慮してのターンオーバー含みのメンバー構成でしょう。

・大久保と大畑は前節清水戦でもベンチ外だったのでおそらく小破。またショルツはPSG戦で突然ベンチ外になり、その後も大原で練習している姿が見られないので、おそらくアレだと目されます。

・PSG戦といえば、新加入のリンセンが後半から出場後10分も経たないうちに負傷交代を余儀なくされるアクシデントも。「リンセンは怪我が少ない」という触れ込みはなんだったのか・・・

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・浦和の面子も万全にはほど遠い状態でしたが、川崎は「トップチーム関係者計9人がコロナ陽性判定」が出た上に大島が故障という惨状で試合を成立させるのがやっとの状態。具体的には直近のPSG戦から登里→瀬古、車屋→谷口、チャナティップ→遠野、佐々木→シミッチとスタメン4名入れ替え。それでもそこそこ戦えるレベルのスタメンが揃えられるのには恐れ入りましたが、サブはたった5名しかおらず、しかもうち3人がGKという気の毒な状態でした。

・直近の代表戦=韓国戦を欠場した右SB山根がこの試合も出てこないことは予想されたものの、それ以外は誰が出られるのか皆目検討がつきませんでしたが、ふたを開けてみると中盤と両SBに欠場者が集中した模様。

・試合後の鬼木監督の弁によると「その日その日で、体調不良者が出て、なかなか難しかった。人数が足りなかったので、練習生やスタッフが練習に入ったりして、集中することが難しかったが、みんなでカバーしながら、トレーニングはやっていた。その中でも、毎日体調不良者が出ていたので、そういう意味では少しナーバスになっていたと思う。」とのこと。

・誠に気の毒な話ですが、浦和も開幕時は「トップチームの選手5名、スタッフ5名が新型コロナウイルスの陽性反応」という惨状に見舞われ、ユースの早川君を京都まで早めの修学旅行に狩り出して試合を強行したことを思えば、(こんな事態があってはいけないという甚だ残念な意味合いで)チームの総合力を問われるリーグ戦なのでしょう。

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《試合展開》

・浦和の立ち上がりは上々。立て続けにCKを取った後、4分江坂→右サイドからモーベルグクロス→伊藤ヘッドでいきなり先制! モーベルグの対面の橘田はSBが本職ではない上に、モーべルグの左足ばかりに気を取られて、右足からのクロスを無警戒だったのかもしれませんが、その先で伊藤を完全に見失っている日本代表CBとは(苦笑)。それにしてもカットインからのシュート一辺倒だったはずのモーベルグの芸風が一気に広がっているのには恐れ入りました。

・川崎のあんまりなゲームの入りからは、中断期間中あまり良いトレーニングが出来なかった様子がありありと伺われ、試合開始直後は浦和が高い位置でボールを奪回して分厚い攻めを見せる等完勝の勢いでしたが、知念が何でもないバックパスをミスしてCKを与えたあたりから少々雲行きが怪しくなり、9分右サイドから家長クロス→ダミアンのバッグヘッドがループ気味にゴールマウスを襲ってヒヤリ。

・その後も浦和は案外ビルドアップのミスが多くて苦戦しましたが、17分左サイドから関根が前線に斜めのパス→松尾はいったんボールを失ったものの、伊藤がフォローして再度松尾に預けてゴール!!

・浦和は早い時間帯に2点リードしたせいか、ほとんどボールを前から追わなくなって4-4-2でリトリート主体の守備へ移行し、その後は川崎がボールを支配。川崎も案外ビルドアップに苦しんでマルシーニョ頼みの単調な攻撃を繰り返していましたが、38分右SB瀬古が脇坂へのスルーパス→脇坂の折り返しにダミアンが詰める決定機。しかし、そこは西川が辛うじてセーブ。

・その直後には浦和の前ハメが珍しくハマり、ショートカウンターで江坂→モーベルグの決定機を得ましたが、これはソンリョンがセーブ。

・後半も立ち上がりに浦和が川崎最終ライン裏を突く形で攻勢。47分西川のパントキックを受けた明本が左サイドから江坂との壁パス裏抜けに成功したものの、シュートはソンリョンの正面。51分酒井縦パス→松尾の裏抜けを谷口がファウルで阻止。これでも日本代表CB谷口名物DOGSO一発退場がまたまた見られるかと思いましたが、松尾はシュートを撃てる態勢には至っていないせいか、イエロー止まり。

・そして後半の浦和が良かったのはここまで。その後の浦和は自陣深くに押し込まれ続け、60分脇坂ミドルでヒヤリ。

・しかも運が悪いことに前半マルシーニョと交錯して傷んでいた酒井がとうとう堪えきれずに61分馬渡と交代。同時に江坂→小泉と交代。給水タイム後の69分には伊藤→柴戸、松尾→ユンカーと代えて逃げ切り態勢に入ったものの、浦和はしょーもないボールロストが多い上に中盤の守備が機能せずに依然押し込まれ放題。

・狙いだったはずのカウンターも72分に馬渡→モーベルグの形で一回あっただけで、ここもソンリョンがセーブ。概して縦パス一本での裏狙いはソンリョンの果敢な飛び出しに阻まれる場面が目立ちました。

・川崎は73分マルシーニョ→宮城、78分遠野→山村と数少ない手駒を投入。しかも山村はどう見ても最前線にいて4-4-2気味にシフトした模様。そしてこれが案外効いて浦和守備陣は川崎の圧力に耐えきれず、81分山村へのハイクロスのこぼれ玉にボックス内で反応した柴戸と橘田が競り合う過程で、柴戸が露骨に橘田のユニフォームを引っ張って止める格好になって当然PK与。82分家長がPKを決めて一点差に。

・深手を負っている相手に絶対に勝てる試合を同点に追いつかれようものなら、リカの采配なり、途中投入でさっぱりの選手達ががっつり責められたでしょうが、リカは83分モーベルグ→安居の交代で柴戸を右CBに配してまずは5バックに。

・そして幸いにもずっと狙っていたカウンターがついに炸裂。85分右サイドでのスローインからユンカーが粘ってマイナスに折り返し→関根が追いすがる山村やジェジエウを振り切ってボックス内深くに侵入→関根の折り返しに岩尾が詰めて決定的な3点目!!

・それでも川崎は試合を諦めず、AT+4分には家長クロス→ダミアンのバイシクルシュートがバーを直撃!!いや、西川がいったん弾いているのでバー直撃で済んだという際どい場面でした。怪我やVARで試合が長く止まった訳でもないのにATが6分ってどこから沸いて来たのが非常に不可解でしたが、何事もなく試合終了。

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《総評》

・前述のように川崎はコロナ禍直撃で試合を成立させるのがやっとだったという惨状にも関わらず、スタメンだけはそれなりに闘える面子が揃っているのが幸いしてシュート数浦和8対川崎12、CK数5対5と互角以上の戦いを演じました。この点は率直に称えたいいと思いますし、試合後も川崎の姿を称える拍手が多かったように感じました。

・浦和は6月の中断明け以降日に日に良くなっているチーム状態を受けて非常にいい形で試合に入り、序盤のうちに2得点。川崎は如何せんベンチにフィールドプレーヤーが二人しかいない苦しい状況なので、ビハインドを受けて選手交代でギアチェンジなり戦術変更なりをしようにも打つ手は非常に限られ、浦和はそのまんまゲームをコントロールして試合を終わらせて然るべき試合でした。

・ところが、どう見ても浦和はそのゲームコントロールに失敗して無駄に試合をややこしくした印象を受けました。リカが試合後「ただ、理想を言うならば、もっと我々がボールをしっかりと握って守備の時間を短くすることができればよかったと思っています」と語っているように、前半で6割、後半は7割も川崎にボールを支配されるのはさすがに想定外だったかと。

・試合後も記者から質問があったように、今年のスーパーカップで見られたように川崎にボールを持たれることを前提に浦和は3ボランチで反撃するという戦い方もあって、それならばいくら川崎にボールを持たれても構わないのですが、この日のスタメンはどう見ても対川崎でがっぷり四つの構え。それにも関わらず、浦和のボール支配は早々に失われ、結果的に2点リード後はカウンター狙いに徹するしかなかったのは、大過はなかったとはいえちょっと作戦負けのような気も。

・後半押し込まれ放題になったのはショルツ欠場に加えて、途中から酒井もいなくなったのが響いたかも。さすがに最終ラインの大駒が2枚欠けたのはきつかったかなぁ。おまけに途中投入の選手が揃いも揃って守備に持ち味がない選手だらけ。しかも唯一の守備駒=柴戸が肝心なところでやらかしてしまう始末。川崎の山村投入が結構効果的だったのに対し、浦和の選手交代はユンカー以外はイマイチだったかなぁ。

・結果は浦和の完勝ですが、内容的には薄氷に近い勝利。ちょっと前の浦和ではありえないレベルで決定機をきっちり決めて勝利と言い換えてもいいでしょう。両GKの奮戦で締まった試合になりましたが、一歩間違えれば乱打戦になっていた可能性も高く、強敵に勝つには勝って嬉しい反面、反省点も多い試合でした。

・なおリーグ戦での川崎戦勝利は2018年8月1日以来4年ぶりなんだとか。川崎にはカップ戦で再三煮え湯を飲ませているのであんまり苦手なイメージはないのですが、リーグ戦ではボロ負けの連続だったか・・・(つД`)

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《選手評等》

・清水戦のゴールはほぼ関根の得点なので、この試合のゴールがやっと「自分で取った!!」感じでしょうな、松尾は。とにかくおめでとう!!

朝井さん「松尾選手、埼スタでの初ゴールおめでとうございます!!」
松尾「前所属で2点取ってますが・・・」

という展開にならずに良かった。松尾の笑わない芸風はどこから来たんやろ?

・今日の岩尾課長は石原裕次郎ではなく、不甲斐ない後輩にぶちきれてショットガン片手に最前線に殴りこむ渡哲也でした!! 浦和での初ゴールは感無量でしょう、ホンマお疲れさまでした。

・3点目はもちろん、2点目もアシストはほぼ関根。今年の関根は自分のゴールこそなかなか恵まれませんが、チームの勝利ののためには実に良い仕事をしている。これは大久保との健全な競争から来るのかも。

・江坂→小泉の交代は「今日は勝ったな、風呂でも入るか!」みたいなノリで、ルヴァン杯を睨んでの交代と思いましたが、結果的にはこれが失着。小泉はしょーもないボールロストとか長考が多くて、川崎の攻撃の基点になっていたような・・・小泉は江坂と違って途中投入には不向きかなぁ

・知念をFC東京戦、清水戦と立て続けに短時間起用し、さらにPSG戦でフル出場させたのがここで活きてくるとは!!とにかくいきなり不測の事態を受けた「まさかやー!!」な出番ではないのは幸いでしたが、残念ながら知念の出来はイマイチ。現状では迎撃機止まりかなぁ。対地攻撃は全く期待できない上に、航続距離も短い「雷電」みたいな感じ。

・途中交代を余儀なくされた酒井は「内側のところに少し違和感があった、ということでした。ただ重症ではないので、どれくらいで回復できるかは、追って見ていければと思います」とのこと。幸いにも酒井不在時には宮本バクシンオーがそれなりに使えることが判っているので、少なくともルヴァン杯で酒井を無理使いすることはないでしょう。

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-----松尾-----
関根---江坂--モーベルグ
---岩尾--伊藤---
明本-知念--岩波-酒井
-----西川-----

(得点)
4分 伊藤
17分 松尾
85分 岩尾

(交代)
61分 酒井→馬渡
61分 江坂→小泉
69分 伊藤→柴戸
69分 松尾→ユンカー
83分 モーベルグ→安居

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マルシーニョ--ダミアン---家長
--遠野----脇坂--
-----シミッチ-----
橘田-谷口-ジェジエ-瀬古
-----ソンリョン-----

(得点)
82分 家長(PK)

(交代)
73分 マルシーニョ→宮城
78分 遠野→山村

 

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2022.07.30

初み@川口末広 ~ チャーシューエッグ丼+半ラーメン

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 十二月田中学校の東、TSUTAYA末広店の1ブロック北辺り。最寄り駅は埼玉高速鉄道の川口元郷駅。住宅地の中にポツンと営業しており、しかも店自体自宅の一階を改装している気配ムンムンです。先客ゼロ、後客4。
 
 壁に掲げられた「おすすめメニュー」の中から無難そうな「チャーシューエッグ丼+半ラーメン(850円)」を注文。
 
 暖簾に「ラーメン」と掲げられているものの実態は町中華だろうと思って入店したのですが、意外にもメニューは麺類が過半を占めていて、後客も麺類の注文が目立ちました。
 
 店内は2人卓×4と4人卓×3。客は全員一人客なのにカウンター席なし(苦笑)。卓上には醤油、酢、ラー油、胡椒。

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 「チャーシューエッグ丼」は大きめの丼で登場。ご飯の上にラーメン用のチャーシューと半熟の目玉焼きをどーーーんと乗せただけの超シンプルな一品。チャーシューは淡白な味付けにも関わらずご飯の量が多く、しかもチャーシューの下には千切りキャベツが敷いてあるせいか、デフォルトではちょっとタレが少なすぎて食べづらいのが難。よってちょっとだけ醤油を垂らして食べ進みました。
 
 半ラーメンのほうは、具は刻みネギがわずかに視認できるだけというほぼ「素ラーメン」状態。鶏ガラベースの超あっさり味、いかにも中華料理屋の中華スープ然としたスープの中に中細緩い縮れ麺といった構成。「半」よりはちょっと多めでチャーシューエッグ丼と合わせるとお腹一杯になること請け合い。
 
 非常に目立たない立地にも関わらず、近隣の方々が三々五々やってくるところを見ると、「そこそこ安くて、そこそこ美味くてお腹一杯になる」というコスパの良さが評価されているのかも。

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2022.07.29

麵屋武蔵武骨@御徒町 ~ 白・らー麺

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 御徒町駅北口から昭和通より一本西側の路地(スタバのある角)を北へ。約2年ぶりの往訪。先客3、後客4。

 店内のタッチパネル式券売機を見て、今回は「白・らー麺(900円)」を注文。ランチサービスなし。

 らー麺メニューは他に「黒らー麺」「赤らー麺」。以前あった「味噌らー麺」は見当たらず。また「つけ麺」「一本チャーシュー麺」「期間限定麺」というタブは確認できるものの、メニューの全貌を示すものが店のどこにもないのでどんなつけ麺があるのか、期間限定麺とはそもそも何なのか判りませんでした。なおほとんどの客はつけ麺を注文していて、いつの間にかつけ麺推しの店になっているのかも。店員が食券を客から回収せず、発券と同時に厨房に注文が伝わる方式を採用しているのはコロナ禍の影響でしょう。
 
 店内はL字型カウンター11席。相変わらずカウンターの背後が手狭。またカウンターの間に柱があるため、西側のカウンターは食券を買って一度外に出ないと着席できません。卓上にあったはずのミル入りのミックスペッパーと辛味噌がなくなったのは値上げ幅を抑制したためかも。

 また昔はなんやかと狭い店内に店員のバカ声が響き渡っていましたが、店員も2人だけになり、しかもすっかり静かになったのはこれまたコロナ禍の影響でしょう。

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 前回往訪時は結構な量の麺がスープの上に「こんにちわ!」してていかにもスープをケチっているかのような悪印象を抱きましたが、さすがにあれは拙いと反省したのか、今回はそんなに酷くはありませんでした。スープは豚骨中心の動物系ベース。かえしも濃い目ですが、背脂交じりでスープが重いせいか終盤少々飽きが来る程度で全体のバランスは悪くありません。
 
 麺は太麺ストレート。心持ちざらつきがあり、かつ硬めの仕上がり。濃いスープに対してすら少々強すぎる感も。つけ麺と同じ麺なのかな???

 チャーシューはとろとろの角煮風。運が悪いとやたら脂っぽくて食えたもんではありませんが、この日は上出来。ちびちび齧りながら麺を食べ進むことしばし。他にメンマ、キクラゲ、刻み青ネギ。

 黒のようなひねりすぎて暴投に近くなった変化球よりもプレーンな白のほうが個人的には好み。ただ麺とスープの相性があまり良くないと感じたのは「黒」も「白」も同じで、客のほとんどがつけ麺を頼んでいたのは偶然では無さげ。

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2022.07.28

大至@御茶ノ水 ~ ラーメン

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 御茶ノ水駅から聖橋を渡って北へ徒歩5分ほど。蔵前橋通り・清水坂下交差点そば。約2年半ぶりの再訪。11時の開店直前に到着したところ先客3で驚きましたが、後客は2人のみ。

 前回は冬の定番「味噌ラーメン」を注文したので、今回は券売機ボタン先頭の「ラーメン(780円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に「背油ラーメン」「担々麺」「つけ麺」「冷やしつけ麺」など。「冷やしつけ麺」は季節限定かな?

 席は縦長カウンターが2本並んでいて手前に6席、奥に数席。さらにその奥に厨房があって様子は伺えず。卓上には胡椒のみ。

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 ぱっと見は昔ながらの東京ラーメンそのものですが、内実は随分違います。さしずめ「新古典派」。スープは鶏&豚骨主体かな?と思ったのですが、「丸鶏と豚骨を使った動物系スープと、昆布・椎茸・鰹節などの乾物系スープを営業前にあわせたダブルスープ」という話も。古典的な東京ラーメンのスープと比べるとやや甘味があります。また鶏油が表面を覆っているので見た目よりも心持ちこってり。かえしとのバランスも良く、ついつい飲み進んでしまいました。

 麺は浅草開化楼の並太のほぼストレート麺。若干柔らか目の茹で上がりでしたが、つるつるとした口当たりやもっちりとした食感が心地よく、かつスープの絡みも申し分なし。

 部位の異なるチャーシューが2枚乗っていますが、共にスープに合わせて薄めの味わい。他に海苔、青菜、ナルト、メンマ、ゆで卵半個。

 平凡なようで非凡。足しげく通いたくなるほどの中毒性はないが、いつ食べても飽きは来ない。そんな珠玉の一杯です。

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2022.07.27

鳴門@川口 ~ 中華そば+とり脂丼

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 川口駅東口からミエル川口方面へ。栄町2丁目交差点を左折、オートレース通りを北へ。オートレース通りをちょっと西に折れた、商・工・住が混然となった川口らしい街の一角に店を構えています。ほぼ2年ぶりの再訪。先客ゼロ、後客1。

 全開は「つけ麺」を注文したので、今回はメニュー先頭の「中華ソバ(700円)」を注文。特段ランチサービスはないので、数量限定の「とり脂丼(300円)」をつけて見ました。

 店主一人で切り盛りしているためかメニューは絞り込まれていて、他に中華ソバ(塩)、チャーシュー麺といったところ。夜はちょい飲みを意識した感じの店ですが、おつまみもラーメンの具材を転用したものが多くてラーメンが出来上がるまでに一杯やる程度かな?

 店内は厨房沿いにカウンターが8席と、4人掛けテーブルが2卓。卓上にはホワイトペッパーのみ。

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 スープは相変わらず煮干しが良く効いていますがやりすぎ感はなく、いたって万人向け。濁ってはいますがとろみはなく、魚粉もほとんど目立ちません。表面の脂も程よくコクを加える程度で、かえしもきつくないので出汁の旨味に釣られてぐいぐいスープを飲んでしまいました。

 麺は中太の縮れ麺。やや硬めの仕上がりでスープに対しては若干強すぎる印象。なお以前は並だと麺量が140gとちょっと少な目でしたが、今は150gと標準サイズに。
 
 チャーシューは昔より心持ち薄くなっちゃったかな? 他に薄切りのメンマ、ナルト、刻みネギ、海苔。

 ぱっと見は「昔懐かしい」風ですが、内実は現代でも十分通用し、「ネオクラシカル」という言葉が相応しい一杯。変な尖りがないので飽きが来ない上に安めとあっては文句のつけようがない一杯です。

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 「とり脂丼」はぷるぷるの食感と焦げがちょっと入った渋めの味わいが面白い一杯でしたが、「とり脂」はご飯のおかずとしてはちょっと脂がきつすぎて、どちらかと言えばビールのアテ向きでした。

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2022.07.26

きらり@中書島(京都) ~ 魚介豚骨つけ麺

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 京阪電鉄中書島駅北出口から徒歩2、3分。駅の西側を走る大通り沿い。このエリアではかなりの人気店のようで、11時の開店10分前に到着したところなんと先客9、開店までに後客1。その後もひっきりなしに客がやって来て常に満席状態をキープ。退店時には外待ち3。日陰がないので炎天下での並びはきつそう。ローソンなど近所の店に行列で迷惑がかからないように店員が非常に気を使っていました。
 
 店内の券売機を見て基本と思しき「魚介豚骨つけ麺(900円)」を注文。並(200g)・大(270g)同値段なので大にしました。ランチサービスなし。
 
 メニューは多彩で、辛つけ、海老つけ(限定15食)、カレーつけなど。どこからどう見てもつけ麺推しの店ですが、一応「らぁめん」も用意。
 
 店内は縦長L字型カウンター11席のみで席間はやや狭め。卓上にはすだち酢、一味、胡椒。水セルフ。割りスープは卓上のポットから

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 つけ汁は麺が沈まないレベルの高粘度で、非常にわかりやすい魚介豚骨ですが、魚粉のざらつきはあまり感じません。味がかなり濃いめで、麺はどっぷり浸けずに半分くらいで収めるのが良さげ。

 麺は太麺ストレートタイプ。口当たりはツルツルしていますが、食感はもっちりと形容するにはちょっとコシが甘いかな?個人的にはもうちょっと噛み応えががしっかりしてるほうが好みですが、「硬め」を注文してる客は見かけないところを見るとこのエリアの好みがこんな感じなのかも。

 麺の上には大ぶりのメンマ、海苔、固茹での味玉半個。つけ汁には角刈りのチャーシュー、刻みネギ。割りスープはちょっと生姜を効かせているのかな?

 典型的なふた昔前の「またお前か」なつけ麺ですが、そうはいっても無難なのが人気の秘訣なのかも。

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2022.07.25

ベーコンエッグソースカツ定食@かつや

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 「かつや」が2022年7月22日から期間限定で発売中の「ベーコンエッグソースカツ定食(790円+税=869円)」を試食。

「酸味と辛みが相まって、深みを増したソースがきめての根強い人気な『ソースカツ丼(梅)』に、ベーコンエッグを添えた食べやすいメニューに仕立てました。」というのがかつやのウリ文句。

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 ベーコンエッグと言えばご飯にもパンにも合う朝食メニューの定番。牛丼チェーン店の朝定食にもよく登場する人気メニューです。でもそれを朝食とは全く縁がなさそうなソースカツと合わせるって、どこからそんな発想が沸いてくるのかなぁ、かつやの新商品企画グループは????
 
 でもベーコンエッグとソースカツを一緒に食べるという場面って食習慣的に想定しづらいだけの話であって、食べてみるとお互いがその良さを消し合うとか喧嘩するとか、そんな感じは一切しませんでした。ちなみにベーコンエッグの玉子は半熟。
 
 しかし相乗効果も特になく、ソースカツ丼はソースカツ丼として、ベーコンエッグはベーコンエッグとして美味く、ご飯のおかずとしてぴったり。ただそれだけ。別に喧嘩はしないが、お互いに干渉もしないという枯れた夫婦みたいな出来です。
  
 まぁカツと組み合わせた一品のソースなりタレなりがカツのところまでなだれ込んできて、カツをぐしょぐしょにしてしまうという、合い盛りシリーズにありがちな失策を犯すよりははるかにマシといったところでしょうか。

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2022.07.24

俺の空@池袋 ~ 本節らあめん

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 池袋駅東口、ハレザ池袋の裏あたり。予定していた店の開店が遅れたのでこちらへ転進した次第。ほぼ3年ぶりの往訪。先客ゼロ、後客8(退店時中待ち2)。

 かつてのメニューは「掛け豚そば」「浸け豚そば」「和え豚そば」の3本立てでしたが、いつの間にか「本節らあめん」「本節つけめん」「本節まぜそば」という形に変わっており、「本節らあめん(880円)」を注文。大盛無料サービスをやっていたので大盛にしてもらいました。また味の「全辛」「半辛」というオプションも無料で出来るようです。

 店内は無駄に奥行きがあり、しかも途中に微妙な段差がいくつもあって酔っぱらいは非常に躓きやすい造りなのは相変わらず。座席は縦長L字型カウンター12席ですが、席間が広いとは言いがたいせいか一人客は隔席で案内しているようです。卓上には胡椒とフライドガーリック。隔席に回転寿司にありがちな給水器が設置されていますが、水がぬるいのは夏季には困りもの。紙おしぼりサービスあり。

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 先客ゼロなのになぜか15分以上も経ってようやく配膳。とろみ強めのスープは節系の味わいが強めに出た動物魚介系といったところでしょうか。魚粉のざらつきはほとんど目立たず。かえしが強めで味が濃すぎるせいか、終盤はちょっときついかなぁ?箸休めの刻み玉ねぎはもうちょっと欲しいところ。

 麺は細麺ストレートで心持ちざらつきのある口当たり。堅くはないのに粉っぽい感じがするのが不思議。大盛でも特に量が多いとは感じませんが、丼が円錐形なのが良くないのか、食べ始めは麺が玉になりがちで食べづらいのが鬱。また重た目のスープが麺に絡みついて、量の割には食後結構胃にずっしり来ます。

 豚角煮を細かくほぐしたようなものが入っていて、これをちびちびつまみながら食べるのも一興。他に細メンマ、刻み青ネギ、海苔。

 以前試食した「掛け豚そば」とどう違うのかよく判りませんでしたが、この感じだとつけ麺やまぜそばのほうが無難かなぁ・・・

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2022.07.23

赤カリからあげ合盛り定食@からあげ

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 「からやま」が2022年7月22日より期間限定で販売中の「赤カリからあげ」を「赤カリからあげ2個&カリッともも2個」の「合盛り定食(690円+税=759円)」で試食してみました。
 
 「赤カリからあげ」は期間限定とはいえ夏の定番商品と化している準レギュラー商品。ただ今年は味をマイナーチェンジしたようで「漬け込みダレに唐辛子の辛味を加え、荒挽き唐辛子をかけて辛味と食感を増した辛さにこだわる本格仕立て」というのが「からやま」のウリ文句。ただ「赤カリ」というネーミングに反して見た目は全然赤くないどころか、むしろ黒いくらい。

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 以前の「赤カリ」は「からあげに唐辛子をまぶしてピリ辛に仕上げただけ」で、からやまはプレーンなから揚げの出来が良いだけに変に手を加えてダメにしてしまった新商品の典型という印象を受けましたが、今回のマイナーチェンジの効果はてきめん。鶏肉を辛味のあるタレにしっかり漬け込んだだけのことはあって、辛さが格段にアップ!! プレーンなから揚げとしっかり差別化し、交互に味わいの違いを確認しながら食べる楽しみを演出できていました。
 
 唐揚げにタレが2種類付いてきますが、赤カリもプレーンタイプもニンニク味噌だれっぽいほうが相性が良く、シンプルな醤油ダレのほうは甘くてイマイチ。後者を止めて赤カリ用のタレが欲しいくらい。

 なお「からやま」は7月22日から大盛無料サービスを中止して有料に(+33円(税込))。同グループの「かつや」にはないサービスなので、諸物価高騰の折ご飯大盛無料サービスがなくなるのはやむを得ないでしょう。個人的には塩辛の無料サービスがなくなるのが先だと予想していましたが。

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2022.07.22

湧@蕨 ~ 家系ブラック

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 国道17号線沿い。旧中仙道と交わる錦町3丁目交差点の北。蕨駅と北戸田駅のほぼ中間にあり、いずれの駅からもかなり距離があります。11時半の開店5分前に到着したところ先客2、開店までに後客1。開店してほどなく満席になり、退店時には外待ち6と相変わらずの人気。このエリアは長らくこれといったラーメン屋がなかったのでこの店の一人勝ちでしたが、近所に「魁力屋」が出来ても何の影響もなく早い時間帯から賑わっていました。
 
 この店は木曜日限定で「家系ブラック(800円)」を出していることに気づいてほぼ2年半ぶりの再訪。早い時間帯から来ている客は全員それ狙い。また常連客だらけのようで悉くスタンプカードやTwitterフォロワー限定のサービスを受けたりしていました。麺硬めとか味濃いめとか家系にありがちなオプションは特に聞かれず。
 
 もともとは屋号に冠せられた「佐野ラーメン」がウリの店でしたが、今ややたらメニューは増えて「中華そば」「味噌ラーメン」「濃厚つけ麺」「まぜそば」「味噌麻辣麺」等。毎月26日は二郎系のラーメンを出している他、各種限定メニューも頻繁に出していて、その内容について積極的にTwitterで発信しています。さらにご飯ものにも力を入れているだけでなく、どういうわけか「唐揚げ弁当」も作っています。

 店内は厨房に向かって横長カウンター4席、右奥に4人卓×1、2人卓×1。卓上にはビネガー、胡椒、醤油、チリオイル、ゆかり。前回往訪時は店店主一人で切り盛りしていて大変そうでしたが、いつの間にか若い女性アシスタントが付いてかなり楽チンに。

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 とろみ強めのスープはわざわざ「ブラック」を付けるだけのことはあってかなりしょっぱめ。しかし、そのしょっぱさを押してスープを飲み進みたくなるくらい豚骨の旨味が目一杯スープに詰まっています。さすがに身体に悪そうなので途中で止めましたが(苦笑)。

 麺は平たい感じの並太ごく緩い縮れ入りで、一般的な家系の麺とはまるで違いますが、やや硬めの仕上がりでスープには全く負けていません。
 
 チャーシューはこれまた家系らしくないしっとり柔らか仕上げ。他に海苔、ほうれん草、刻み青ネギ。
 
 もともと「佐野ラーメン」がウリだった店が出しているとは信じがたい完成度の高さ。これは常連さんが皆注文しているのも納得。また他のメニューを試してみます。

 

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2022.07.21

娘娘 浦和仲町店@浦和 ~ 冷やしスタミナ

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 浦和駅西口から旧中仙道を胴を渡って玉蔵院の並び、須原屋の裏近く。先客ゼロ、後客12。「娘娘 西浦和店」が移転したものだそうですが、西浦和店跡には同じスタミナラーメンがウリの「キッチン 悠々」が出来ており、正直この系統のサイアーライン(?)はよく判りません。

 券売機は無くメニューを見て「冷やしスタミナ(770円)」と「半ライス(110円)」を注文。後払い。

 メニューは他にスタミナラーメン、ジャージャーメン、冷やしジャージャー、ヤキソバ(限定10食)、スタカレーなど。サイドメニューのギョウザを頼む方が多い反面、半スタを頼む方は僅少。

 店内は右側に縦長カウンター4席、左側にテーブル席がずらずら(4人卓×3、2人卓×3)。卓上には醤油、ラー油、酢、ブラックペッパー。
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 「キッチン 悠々」で食べた「冷やしスタミナ」とはルックスが全く違っていて麺が見える状態で登場。そして何より決定的に違うのは「悠々」が太麺なのに対し、こちらは中細緩い縮れ麺で出てくること。「冷やし」といっても特に冷えているわけではなく、「汁なしスタミナ」といったほうが実態に即していると思いますが、太麺ほど麺に熱が残らないので多少は「冷やし」に近いかも(苦笑)。
 
 麺はやや柔らかめ。スタミナ飴が絡みつくまくり!!餡の具はひき肉、ニラ、ニンニクといったところでしょうか。辛さはせいぜいピリ辛といったところ。この程度の辛さなら旨味は全く損なわれなくて悪くはないのですが、途中で少々物足りなくなってラー油を投入して辛さマシマシに。
 
 麺を食べ終わってもスタミナ飴がアホほど余るので、半ライスをぶちこんで綺麗にフィニッシュ!!

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2022.07.20

冷やし白ごま担々うどん@はなまるうどん

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 「はなまるうどん」が2022年6月23日から期間限定ながら毎夏恒例の「清涼辛旨!冷やし担々フェア」を催しています。以前「痺れの赤 汁なし赤担々」を試食した際はイマイチだと思ったのですが、気を取り直して今回は「定番の白 白ごま担々」を大盛(810円)で注文。
 
 「冷やし担々」は、「冷たいうどんに肉味噌とネギをトッピングしています。最後に回しかけるごまラー油が味のアクセントになっていて、ピリ辛で濃厚な味が蒸し暑い季節にピッタリです。」「つるっとしてもっちりした 夏麺を使用しているので、辛さがありながらもツルツルと召し上がっていただけます。というのがはなまるうどんのウリ文句。さらに「定番の白 白ごま担々」は、「濃厚でクリーミィな白ごまのおいしさがそのまま味わえる定番の冷やし担々うどんです。」とのこと。
 
 なお夏麺とは「夏季期間の専用麺で、つるっとした喉ごしの良さともっちり感が特徴です。気温の上がる時期にさっぱりとお召し上がりいただけます。夏季期間は、すべてのうどん商品に夏麺を使用しています。」とのこと。

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 ウリ文句や見た目で判る通り、「白」はごまだれをがっつり利かせたタイプ。とはいえ、最後に回しがけるラー油が結構多いせいか、甘ったるい感じは全くしないどころか、ピリ辛を通り越して結構辛め。それゆえ頼めばラー油をかけない仕様にもできるようです。
 
 肉味噌は「本場中国の伝統的な5つの醤と2つの薫り高い花椒油をブレンドした」とのことですが、あんまり味わいに複雑さは感じず、総じてやや甘目。粘り気が強くて自然体ではスープの中に混じっては行かないので、うどんを啜る際に肉味噌をちょこちょこっと混ぜることを想定しているのかな?
 
 味変代わりに途中で無料の天かすを混ぜてコクを深めるのも一興。はなまるうどんは丸亀製麺と違って刻み青ネギの取り放題サービスがないのが残念。
 
 個人的にははなまるうどんは新商品開発力では丸亀製麺に遠く及ばないと思っていますが、「冷やし白ごま担々うどん」の出来はかなりマシなほう。次回は「黒」にチャレンジしてみます。

 なお「清涼辛旨!冷やし担々フェア」は8月下旬までの予定。

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2022.07.19

あべとん@天王寺 ~ すじコンねぎ焼き

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 天王寺の地下街「あべちか」の「あべの横丁」のどん詰まり。11時の開店と共に店は早くも大にぎわい。早い時間帯から来ているのはどう見ても地元民風でしたが、退店時に並んでいた方々はこれまたどう見ても観光客でした。

 お好み焼きの中で一番人気の「すじコンねぎ焼き(1200円)」を注文。味付けは「ポン酢」「ソース」「ポン酢・ソース半々」から選べるので「半々」にしてみました。

 一人客なのでカウンターに案内されましたが、カウンターは10席もなく、あとは4人卓がずらずらっと。老舗なのに店員が若者だらけなのが不思議でしたが、接客は非常にこなれていました。

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 右側が「ポン酢」仕様。マヨネーズを広げてから卓上のポン酢をかけるようにとのこと。お好み焼きをポン酢で食べるのは初めてですが、マヨネーズの自己主張が強いもののソースよりはずっと軽い味わいなのでこれはこれで一興。普段のソース味に慣れ過ぎて実に新鮮でした。「半々」だと味を変えて楽しめるのも良いところ。
 
 ここのお好み焼きはもっちりというよりどろりに近い食感。大阪のお好み焼きは広島焼と比べると野菜が少なくて粉もん然としていますが、「すじコンねぎ焼き」は刻み青ネギが大量に入っているのでその点かなり異色かも。こんにゃく入りなのでなんとなくヘルシーですし、たまに当たる牛すじの甘みと旨味がめっちゃ嬉しい逸品でした。

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2022.07.18

シビ辛麻婆チキンカツ定食@かつや

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 「かつや」が2022年7月1日から期間限定で発売中の「シビ辛麻婆チキンカツ定食(750円+税=825円)」を試食。
 
 「夏の暑さものり越える、かつやのシビ辛メニューが新登場。期間限定メニューで人気No.1のチキンカツ2枚に、たっぷりとかけたシビ辛麻婆豆腐は花山椒で仕上げた本格派」というのがかつやのウリ文句。

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 チキンカツがちょこっと麻婆豆腐に浸かった状態で登場。この「ちょこっと」というのが極めて重要。かつやは往々にしてソース等にカツがどっぷり浸かった状態で配膳して、カツ本体の旨さを台無しにすることが多いからなぁ・・・ 淡白な味わいのチキンカツに客が自分の好みに応じて麻婆豆腐を絡めてシビ辛を楽しめるように配慮したのは実に嬉しい話。麻婆豆腐は結構辛いだけでなく花山椒がしっかり効いていて舌を結構刺激してきます。
 
 ただ麻婆豆腐の出来が良いのはあくまでもチキンカツのソースとして。チキンカツを食べ終わった後は、余ったご飯に麻婆豆腐をかけて食べましたが、ご飯のおかずとして考えると単にシビ辛なだけで旨味が不足している気が。鍋の底には結構ひき肉が溜まっていましたが、その量の割には味わいの上では不思議なくらい存在感がありませんでした。

 これだと「定食」で頼んだのは大正解。「丼」だと評価はかなり下がったかも。

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2022.07.17

海老の天ぷら@餃子の王将

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 先日「秘密のケンミンSHOW極」で大阪の町中華の人気メニューに「小エビの天ぷら」があるという話をやっていました。しかも嬉しいことに炎天下でわざわざ町中華らしい町中華を探して行かなくても、「餃子の王将」では西日本限定で提供していると聞いて早速試食に出かけました。
 
 訪れたのは三宮東店。三宮駅の山側ですがちょっと大阪寄り。飲食店もまばらになったエリアにぽつんと立っています。
 
 早速「海老の天ぷら(550円)」とビールを注文。卓上の「マジックパウダー」をちょっとだけ付いて頂きます。

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 「プリプリとした新鮮な海老を天ぷらにしました」というウリ文句が付いていますが、ころものせいか、プリプリというよりもっちりに近い食感かな? 海老の殻はなく身しかないので、当然ながら小エビの素揚げとは食感は全然違います。おまけに付いているレタスが良い箸休めに。
 
 量的にはビール一杯で済むわけがないので、当然お代わりを注文(苦笑)。

 餃子の王将の海老の天ぷらには「ジャストサイズ(330円)」もあるので、他にジャストサイズのアテをもう一品頼んでビール2杯で1500円弱のちょい飲みにするのが良さげ。実に良い知見です。

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【観戦記】22年第22節:清水 1-2 浦和 ~ 土砂降りは辛いよ、日本平・・・

 アクセスが極めて悪い上に雨が猛烈に降ったり止んだりと極めて過酷な観戦環境でしたが、浦和が勝てばそんなことはどうでも良いのだ!!

《スタメン》

・浦和は大畑→明本、大久保→関根と前節からスタメン2名入れ替え。大畑と大久保はベンチにもおらず、小破かも?代わって松崎と宮本がベンチ入り

・清水は出場停止の片山に代えて故障明けのCB立田をスタメン起用し、原を右SBへ戻したのみ。

・リンセンとか北川とか補強したばかりの選手のサプライズベンチ入りはどちらもなし。

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《試合展開》

・清水の守備は前ハメ志向という話を聞いていましたが、思ったほど前からプレスはかけてこず、4-4-2でリトリート主体。浦和は開始早々自陣深い位置でのスローインから小泉→松尾の決定機をつくり、11分には酒井クロス→ファーで関根折り返し→松尾の決定機を作ったもののいずれも決められず、それ以降は攻めあぐみ気味に。

・むしろ序盤はやや清水ペース。6分には左SB山原に際どいミドルシュートを撃たれ、そこで得たCKからの流れでカルリーニョスのシュートがサンタナの足に当たって角度が変わってゴールに向かったものの、西川が辛うじてセーブ。

・浦和の守備は前節FC東京戦と違って前プレがハマっているとは言い難く、高い位置でのボール奪回が出来ず、神谷をスペースに走らせたり、ぽっかり空いているサイドへ展開される形を作られたり。ゼ・リカルド監督が就任してからの清水を見るのは初めてでしたがビルドアップはかなり上手くなっているように見受けられました。少なくともFC東京よりは。

・また浦和の攻撃は右サイド偏重気味で、前節からSHもSBも代わってしまった左サイドでは何も起こらず。

・しかし、徐々にボールを保持する浦和の優勢は明らかになり、32分モーベルグCKをGK権田が弾いたこぼれ玉を関根が拾ってシュートを放つもこれまた権田がセーブ。

・42分明本のクロスは誰にも合わずに逆サイドのモーベルグのもとへ転々と。「ああ、またしても白ヤギさん黒ヤギさんかぁ・・・」と天を仰ぎそうになりましたが、今の浦和はとにかく黒ヤギさんが凄い。モーベルグのマイナスの折り返しを関根がシュート。これをGK権田が弾いた場所が悪くて、松尾が詰めて浦和が先制!!

・松尾はオフサイドポジションにいた臭かったので、浦和の選手達はVAR介入を予想してゴール直後はあんまり喜んでいないといういかにも今時な珍光景が見られましたが、福島主審はVARと交信してゴールを認定。関根がシュートを撃った瞬間は山原が左サイドで残っていて松尾がオフサイドにはならなかったようで。

・後半も浦和ペース。53分カウンターの好機で左サイドから伊藤クロスが僅かにモーベルグに合わなかったり、清水のビルドアップミスを突いてショートカウンターの好機を作りながらもシュートで終われなかったりと、いつもの浦和仕様に。

・清水は62分神谷→後藤、宮本→ホナウドと2枚替えでサンタナ&カルリーニョスの2トップに変更。この辺りから浦和はリトリート主体の守備に切り替えたせいか、清水がボールを支配する時間帯が長くなったものの、特段何事も起こらず。

・さらにリカは72分モーベルグ→馬渡、小泉→江坂と交代して、さらに左右のSHも入れ替え(左SH明本、右SH関根)。すると73分右サイドでボールを繋いだ後に江坂が高速クロス。現地では明本謎のスルー!!と思ったのですが、どうもヒールでわずかに触っていたようで、その背後にいた原は虚をつかれて対応しきれずに豪快にオウンゴール!!

・76分カウンターからの決定機は伊藤が決められなかったもののこのまま浦和楽勝と思われましたが、79分やや遠目の位置からのFKでホナウドがちょん蹴り→山原のシュートは見事なブレ球となってバーを直撃しながらもそのままゴールマウスへ。山原は6分のシュートもブレ球で、その手のシュートが得意なことを西川を含めて浦和守備陣は知らなかったのかも??

・清水が一点返したことで無駄に試合はややこしくなりましたが、山原ゴールの直前に清水が長身FWオ・セフンを投入したこともあってか、リカは80分に関根に代えて宮本を投入し、守備時は5-4-1へ。最後は知念を左WBに投入する念の入れようで、清水のクロス攻撃を淡々と跳ね返して試合終了。

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《総評》

・公式記録ではシュート数清水11vs浦和6、DAZNでは13対11(うち枠内7対8)とえらく乖離しているのが気になりますが、浦和のシュートは相手を崩した形、あるいはカウンターからの決定機が多いのに対し、清水は相手を崩しきれずにミドルとかセットプレーとかが多い印象。

・また浦和は例によって例のごとくに決定機になりかかりながらもシュートで終われない場面がままあったので、観戦した感想はスタッツほど試合は拮抗しておらず、浦和の勝利は順当。むしろGK権田の奮戦もあって2点しか入らなかったという印象を受けました。

・得点シーンは2ゴールとも多数の選手が関与したリカ好みっぽい形。1点目はモーベルグの折り返しを予感して前に松尾・小泉・伊藤と3人も突っ込んでいるので、その手前で関根がどフリーに。2点目は最後の場面こそ江坂→明本とシンプルですが、江坂がフリーでクロスを入れるに至る右サイドでの酒井・伊藤・関根のパス交換による崩しが見事。

・いずれも「全体の理解が高まった」「既存の選手、新加入の選手、全員がチームのやるべきことをしっかり整理できたところ、そしてピッチの中で全員が闘ってくれる、そこも非常に良くなった点だと思っています。以前からできていた闘う部分がさらに高まっている」とリカが繰り返し語っているのを実感する場面でした。

・試合後の両監督の感想で面白かったのは共に前半が不出来だと思っていたこと。浦和は「前からプレスに行きたいところもありましたが、前半に関しては相手が流動的に立ち位置を変えてきて、うまくハマらない部分がありました。」といい、清水は「前半は浦和陣内でのわれわれの守備がうまくハマらず、彼らの前進を許してしまいました。」と語っていて、確かにそんな感じ。

・浦和は前節FC東京戦と違って高い位置でのボール奪回が全然出来ませんでしたし、清水は清水で下手に前プレに行くとたちまち中盤がスカスカになってすぐに小泉へ縦パスを通されてしまう惨状でした。そんな中でより多く決定機を作っていた浦和が先制したのは道理と言えば道理。先制さえしてしまえば、あとはリカの志向通りにゲームをコントロールして完封こそ逃したものの危なげなく試合終了。

・リカは試合前の会見で「一つは自分たちがボールを持ってチアゴ サンタナ選手にプレーさせない、もう一つはクロスを上げさせないということもあります。」と語っていましたが、最後までサンタナへ良い形でボールが入ることはありませんでしたから、その辺は準備通りだったかと。

・清水は降格圏に沈んでいるとは言え、思ったより手強い印象を受けました。ビルドアップ能力なんてFC東京よりは全然マシで、その点に限って言えば既に成長を諦めているように見えたFC東京よりも成長率は高そう。

・ただ上手く行ったのは浦和の前プレを簡単に交わすところまで。前プレを交わしてからのカウンターにこそ勝機はありましたが、終盤のようにボールを持たされてしまうと何もできず、放り込み攻撃以外に手立てなし。また守備はまだまだこれからの模様。あっさり降格する感じは全然しませんでしたが、残留できるかどうかは微妙といったところでしょうか。

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《選手評等》

・大久保同様、松尾も自分で狙って撃ったシュートではなく、合わせるとか、押し込むとか、そんな反射神経系のシュートが浦和での初ゴールというのは偶然ではないでしょう。とにかくおめでとう!!

・伊藤と岩尾の組み合わせは日に日に熟成度を増していて、岩尾を後ろにおいて伊藤がボックス内で乱舞する様もすっかり板についてきました。平野は岩尾の代わりになるかもしれませんが、柴戸は岩尾にも伊藤にもなれないので現状ちょっと辛いかなあ。

・江坂は前節に続いて投入直後に大仕事。江坂ってどう見てもスタメンで起用してナンボのタイプなのに、いつの間にか追加点が欲しい時の切り札に!! 小泉とこんな形で使い分けされるとは実に感慨深い。小泉は江坂と違って途中投入で何か出来るタイプでは全くないので、これはこれで合理的かと。

・知念は「ピッチャー鹿取!!」になるのも。この試合ではその仕事は宮本にはちょっとしんどそうでしたし。そして知念的には今日の出番は「まさかやー」ではなかったでしょう。清水は最後は放り込みしかなかったので迎撃機としての出番を伺っていたはず。そして最後は岸本の縦への突破を阻止する見せ場を作り、試合終了時にはショルツと熱い、熱すぎる抱擁!!

・この試合の明本の変態=左SB→左SH→CFってパワープレー要員もないのにどんどん前に行く選手っておらんやろ、フツーwww

・関根の出来は今一つ、二つかなぁ。もうドリブルのキレはすっかり失われ、大久保とはだいぶ差がついてしまった感も。ただシュート精度は大久保や松尾よりはマシで1点目は関根のアシストみたいなものですし、右サイドに回って2点目にもしっかり関与しているのでトータルでは悪くはないのですが、左サイドでは攻撃の停滞要因になっていたように見受けられましたし、攻めきれずにカウンターの起点になったことも。

・謎の金満清水は対戦する度に見知らぬ外国人選手がおる気が。

・雨の日本平は実に辛い。清水駅でバスに乗るのに30分かかり、着いたら着いたで土砂降りでずぶ濡れ。帰りはまたまた雨の中でひたすらバスを待つ地獄。でもあんな土砂降りでも田んぼにならないどころか水たまりすら出来ないピッチ状態は絶賛ものでした。

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-----松尾-----
関根---小泉--モーベルグ
---岩尾--伊藤---
明本-ショルツ--岩波-酒井
-----西川-----

(得点)
42分 松尾
73分 オウンゴール(原)

(交代)
72分 モーベルグ→馬渡(馬渡左SB、明本左SH、関根右SHへ)
72分 小泉→江坂
80分 関根→宮本(5-4-1の右WBに宮本)
90+1分 松尾→知念(知念左WB、馬渡左SH、明本CF)

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---サンタナ--神谷---
カルリーニョス-------西澤
---宮本--白崎---
山原-鈴木義-立田--原
-----権田-----

(得点)
79分 山原

(交代)
62分 宮本→ホナウド
62分 神谷→後藤
77分 西澤→オ セフン
87分 白崎→松岡
87分 カルリーニョス→岸本

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2022.07.16

ダブルニンニク牛丼@すき家

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 「すき家」が2022年6月22日より期間限定で発売中の「ダブルニンニク牛丼(600円)」を試食。同時発売の「ニンニクの芽牛丼」は過去に試食済で、「ダブルニンニク牛丼」はそれにほくほくのフライドにんにくをのせたもの。これまた似たような商品をすき家は過去に販売したことがあります。

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 「ニンニクの芽牛丼」は、「シャキシャキ食感のニンニクの芽を、ラー油と唐辛子をベースとした刻みニンニクたっぷりの"すき家特製旨辛だれ"で和え、牛丼にトッピングしました。」というのがすき家のウリ文句。そして「ダブルニンニク牛丼」は「噛めば噛むほど旨みがあふれ出るニンニクの芽と、ほくほくのフライドガーリックが牛肉と相性抜群で、ダイレクトにニンニクの旨みを感じられます。」とのこと。

 フライドガーリックをのせた効果が絶大なのか、配膳されると強烈なニンニク臭が襲ってきます。またもともとニンニクの芽にかけられた特製旨辛だれがラー油と唐辛子ベースな上に、見た目通り辛味を含んでそうな「すき家特製旨辛だれ」がたっぷりふりかけられていて、辛さも「ピリリとくる」という形容をはるかに通り越しています。牛丼をベースにこれでもかこれでもかとニンニクアイテムを並べて、こりゃスタミナ付きそう!!

 またニンニクの芽のサクサクとした食感とフライドガーリックのホクホクとした食感が対照的でその違いを愉しむのも一興。またそれらの味わいも牛丼と非常に相性は良い印象を受けました。すき家にしては珍しくトッピングでやたら味が濃くなりすぎる弊も免れていますし。ただホクホクしたフライドガーリックは温かいのに、ニンニクの芽は「たった今冷蔵庫から出してきました!!」と言わんばかりにやたら冷たくて、その温度差にちょっとクラクラ。すき家はこれが良いと思っているんだろうなぁ・・・ その仕事の雑さがいかにもすき家なんだけど。

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2022.07.15

【雑感】ブライアン リンセン加入会見

・昨日ブライアン リンセンの加入会見及び記者会見に同席した西野TDの質疑応答が浦和公式サイトで全文公表されていたので、主に西野TDの質疑応答に関する雑感を備忘録代わりに載せておきます。

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○リンセンの獲得時期について

 リンセン獲得は今季のあんまりな得点力不足、決定力不足を鑑みて慌てて探しにいった結果ではなく、「昨年の夏から追い続けていました。この冬のマーケットで違う選手を獲得するか、この夏にリンセンを獲得するかという難しい決断がありました。結果的にリンセン選手を夏に獲得するということを冬に決断し、本人を含めた交渉を続けてきました」と昨年来からの計画通りだったことを明言。


○現状の反省点

 「シーズンの最初から予想以上の予測していないことが起こったことも事実です。それは予想していない僕らの責任でもありますが、いろいろなことが起こるのがサッカーですので、そうしたものに対する個人の対応、チームの対応に予想よりも時間がかかったというのが正直なところです。」
 
 →リンセンの獲得を急がなかった、リンセンを諦めて冬のマーケットで代わりのストライカーを取らなかったのは、FWはユンカーを軸に明本や江坂で回せるとの皮算用をしていたところ、ユンカーの故障離脱が予想以上に長引いたのが最大の誤算と思われる。またコロナ禍でシーズン序盤に前目の選手が壊滅したのも「予測していないこと」に含まれるだろう。

○今夏の補強

 「ヨーロッパのウインドーが開く夏ですので、若くて有能なタレントでヨーロッパへの移籍を希望している選手はたくさんいますし、そうした事象は予測できると思っていますので、そうしたことが起こった場合にはそこの補強を考えています。ただ、それを除けば一旦チーム編成は完了したと認識しています」

→ 夏に突然欧州へ移籍する選手が出ない限り、今夏の補強は終了。

○シャルクの立場

 これが今回のQ&Aですっぽり抜けている話。
 
 シャルクを獲得した際のQ&Aで西野TDはシャルクについて「FWの選手に求めるものを挙げるとすれば、得点能力、周りの選手とのコンビネーション、守備能力が非常に大事な要素になります。シャルク選手はこの3つが平均的に高い選手だと思っていますので、トップだけではなく、ワイドやトップ下でもプレーしてくれることを期待しています。」と語っています。
 
 一方リンセンについても「レッズのFWに求められる能力は、得点力と前線からのプレッシングと周りの選手とのコンビネーションです。前線からの激しいプレッシングが素晴らしくできる選手です。そしてコンビネーションからゴールを決められる選手ですので、今の浦和レッズのFWに求められる要素を高いレベルで持っている選手ですので、守備や攻撃面、コンビネーション面でも期待しています」とシャルクと非常に似たようなことを語っています。
 
 夏までリンセン獲得を我慢したのなら、その途中に似たような要求スペックで獲得したFWシャルクってなんなん???と思うのが正直なところ。残念ながらシャルクはイマイチフィットしないというか、最適ポジションすらはっきりしないまま故障離脱してしまいましたが、この辺も西野TDのいう「時間がかかってうまくいかなかった」に含まれるのでしょうか?

 

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ほんま@駒込 ~ しおラーメン

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 山手線駒込駅東口を南へ出て、アザレア通り商店街を抜けた先の住宅街の中にポツンと立地。先客ゼロ、後客7。
 
 券売機ボタンを見て基本と思しき「しおラーメン(850円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 基本は醤油ラーメンとの二本立てですが、それ以外のメニューが非常に多彩で梅塩、貝塩、旨辛、担々麺、しょっつるそば、塩白湯醤油等々。さらに季節限定メニューも用意しているようです。
 
 ラーメン屋というより寿司屋ないし小料理屋っぽい佇まいの店内はコ字型カウンター10席のみ。卓上に調味料類はなし。小さな紙おしぼりサービスあり。

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 とろみがかった黄金色のスープは無化調かつ「大山鶏の丸鶏と鶏ガラを贅沢に使用した鶏白湯スープに、国産野菜から取ったポタージュスープ」を加えたものとのこと。無化調にありがちな物足りなさなんて微塵も感じないどころか、食べ始めは旨味過多にすら感じられるくらいの出来。塩ダレも無駄に出しゃばらず、非常にバランスが取れていて気に入りました。
 
 自家製の麺は中細ストレート。わずかに黒い粒々が確認出来るタイプで心持ちざらつきのある口当たり。見た目より噛み応えが強いのは嬉しいのですが、丼が円錐形なのが災いしてか若干玉になりがちで自然体ではスープの絡みが良くないこともあるので、かき混ぜながら食べ進みました。
 
 具は鶏つくね、白髪ネギ、水菜、なぜかわずかにプチトマト。
 
 およそ通りすがりの一見さんなんて来そうもない立地にも関わらず、近在と思しき方々が三々五々やって来て早い時間帯から賑わっているのも納得の一杯でした。

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2022.07.14

辣菜麺@餃子の王将

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 「餃子の王将」が7月限定メニューとして販売中の「辣菜麺(830円)」を試食。
 
「京都府の一部店舗にて先行販売を行い、ご好評をいただきました当メニューは、高まる健康需要に応えて開発した『カラダにウマイ』薬膳ラーメンです。この度レシピを改良し、さらに美味しくなりました。」「2種類の味噌をブレンドしたスープに、四川山椒の爽やかな痺れ、香味ラー油の刺激的な辛さが特徴の旨辛ラーメンです。挽き肉の旨みとニラやにんにく、生姜の香味、ゴマの風味が食欲をそそります。」というのが餃子の王将のウリ文句。

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 一見して判るように麺の上にはひき肉、刻み白ネギ、白ごま、鷹の爪、そしてモヤシ・白菜・玉ネギ・ニラ・椎茸等からなる炒め物がどっさり。ちょっと炒めすぎてくたり加減ですが野菜が多い上に、ラー油由来でピリ辛に仕上がっているので「辣菜麺」のネーミングは実体にぴったり。ただ痺れはほとんど感じず。

 味噌ベースを謳っていますがあんまり味噌臭い感じはせず、ピリ辛&ニンニクきつめなことと相まって「中本」を超々マイルドにしたようなスタミナ系ラーメンといったほうが良さげ。
  
 麺はいつもの頼りない中細ストレートタイプ。
 
 辣菜麺で何より嬉しかったのは「薬膳ラーメン」という割には全然漢方臭くないこと。餃子の王将の出すラーメンって個人的には期待値が著しく低いので、辣菜麺はその低いハードルを軽々と超えてくるポジティブサプライズでしたが、その代わりに健康的でもなんでもないような(苦笑)。

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2022.07.13

凪@大宮 ~ すごい煮干ラーメン

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 大宮駅東口「高島屋」の向かい。好立地&年中無休かつ24時間営業のせいか、先客8、後客5と早い時間帯から賑わっていましたが、片付けが追いつかずに放置されている丼が多数でちょっとげんなり。約5年ぶりの再訪。

 店内のタッチパネル式券売機で「すごい煮干ラーメン(850円)」を注文。大盛が無料サービスになっていたので大盛にしました。他にメニューは「豚王」と「つけ麺」「煮干油そば」。「煮干油そば」は前回往訪時にはありませんでした。

 またこの店の非常に変わっている点は、回転寿司みたいな発注&配送システムを取り入れていること。食券をカウンターに設置されたカメラにかざしてQRコードを読み取らせた後、麺の固さ、味の濃さ、辛さ、ネギの有無、チャーシューの有無をタッチパネルで選択。今回は麺やわ・味普通・1辛(半辛がデフォルト)・ネギあり・チャーシューあり・油普通で。なお追加麺等もこのタッチパネルで注文。さらにラーメンが発注者のもとへベルトコンベアにのって出てくるあたりも回転寿司そっくり。

 店内は縦長カウンターが壁沿いに2本並んで計20席弱。また水は手元の蛇口から。でも酷暑下のせいか、水が酷くぬるいのは困りもの。

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 店内に煮干し臭が漂っていましたが、相変わらずしっかりした煮干し出汁。ここまで煮干しがきついと苦手な人も少なくないでしょうが、えぐみや苦味はほとんど感じられず。かえしがややきつくてしょっぱめなのが難ですが、個人的には満足できる範囲内。

 面白いのはピリ辛の「辛銀だれ」。以前2辛を頼んだらちょっとやりすぎで、ただでさえかえしがきつくてスープがしょっぱいのに辛銀だれが相まってもともとのスープの旨みがかき消され気味に。よって反省して1辛にしたところちょうど良い感じに。

 煮干ラーメン専用に開発されたとの触れ込みの自家製の麺は太目の平打ち強い縮れ麺でつるつるした食感。ここの麺はデフォルトでもやや堅めで出てくるので「堅め」にするとスープに対して明らかに強すぎたので、逆に「やわ」を注文したところこれまたスープにジャストフィットでした。また大盛でも一般的な「並盛」より少し多い程度のなので、スープとの量的バランスが崩れているような感じはせず。

 凪名物のワンタンみたいなのも健在。これは食感的にちょっと苦手なので、これを「なし」にして麺を増量するオプションが欲しいところ。

 ちょこんと乗っている煮干しが極小になってしまいましたが、値上げ幅を抑えたしわ寄せがここに集中しているのかも。チャーシューは肉の旨味がしっかりしていてまずまず。ネギは相変わらず刻みが大ぶり。

 

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2022.07.12

長田タンク筋@三宮 ~ 牛すじぼっかけそばめし

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 神戸を代表するB級グルメといえば「そばめし」。三宮「さんプラザ」B1Fの「長田タンク筋」を11年ぶりに再訪。先客ゼロ、後客9。
 
 早速「牛すじぼっかけそばめし(780円)」を注文。
 
 店内は縦長カウンター9席と店奥に4人卓×2。カウンター前に鉄板があるにはありますが、店奥の厨房で注文した品を焼いてから出すスタイルで、鉄板は保温の役目のみ。厨房からカンカンとへらでそばを切ってそうな音がよく聞こえてきます。店は女性陣だけで切り盛り。

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 出来上がったそばめしを鉄板に置いてからぼっかけを後のせ。デフォルトは薄味で卓上のソースをかけて食べるのが前提になっています。ソースが4種類もあるのが関西らしいところ。「ドラ」はかなりスパイスが効いてて辛く、「ばら」は酸味強めと結構癖が強い一方、「甘め」はぼっかけと喧嘩しないので一番無難と感じました。

 「そばめし」の割にはそばはやや少なめで焼き飯と大差がない感じなのと、脂まみれなのに野菜が少ないので飽きやすいのが難。量も多めなので、そばめしが出来る前にビールとアテに何か一品頼んでしまうとどう考えても食いすぎです(苦笑)。

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2022.07.11

W焼餃子&チャーハンセット@バーミヤン

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 バーミヤンが、2022年6月23日~7月13日の期間中、「肉マシ!!てんこ盛り祭2」を開催しているのに気づいて4ヶ月ぶりに往訪。
 
 3月末にバーミヤンの「どーんと!てんこ盛り祭」で「ギガ餃子定食」を試食して明らかに食いすぎであることを自覚したばかりなので、今回は祭りメニューの中では割と軽そうな「W焼餃子&チャーハンセット(769円)」を注文。スープバー付き。

 バーミヤンはファミリー層や中高年層(特に女性)が主なターゲットなので「てんこ盛り」がウリのメニューを出すことってあまりないような気がしますが、どういう風の吹き回しなのかなぁ?

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 「W焼餃子&チャーハンセット」のチャーハンは半チャーハンではなく、フルサイズで登場。フルサイズのチャーハンに餃子を二皿付ける人はまずいないでしょうから、そこそこボリュームがあって800円未満ですから結構なお値打ち品です。タッチパネルで注文すると「半ラーメン」を勧めてきますが、それはどう考えても食べ過ぎです(笑)

 バーミヤンの餃子は「ギガ餃子定食」で試食済ですが、餃子の王将と比べると若干野菜多めで軽めの味わい。でも野菜だらけで軽すぎるほどでもありませんし、ニンニクもきつめ。そして最大の特徴はとにかく驚くほどジューシーなこと。「タレをつけなくても美味しい」ことを目標に掲げた結果、こうなったのかも。なおバーミヤンはそもそも餃子がウリの店ではないので、餃子専用のタレは置いてません。

 チャーハンのほうはいたってフツー。具は玉子とネギが主体で、わずかにチャーシューとカニカマが混じった、味が必要以上に濃すぎず、薄すぎず、パラパラっと仕上がったごくごくフツーのチャーハンです。でもこういう店ですからそれで十分。

 「てんこ盛り」はともかく「肉マシ」という感じはあんまりしない一品ですが、この出来、このコスパなら川口に数ある激安中華料理屋と比べてもなんら見劣りしません。客席がゆったりしている上に、客層が客層なので割と静かで、おまけにWi-Fiが使えると激安中華料理屋にはない魅力もあるので、また面白そうなメニューが出た時に再訪します。

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【観戦記】22年第21節:浦和 3-0 F東京 ~ これが成熟度の違いなのか!!!

 やることなすこと全てが上手く行った浦和と、やすことなすこと全てがハマらないF東京の差がそのまんまスコアの差に。いや、浦和はたった3点しか取れなかったと言っても過言ではない完勝劇でした。

《スタメン》

・共に前節から中3日の一戦。浦和は明本→小泉、関根→大畑とスタメン2名のみ入れ替え。前節負傷交代を余儀なくされた明本はベンチスタート。

・久しぶりに馬渡がベンチ入り。代わって宮本がベンチ外に。酒井が90分出来る目途が立つと、サブには両サイドのSBが出来る馬渡を置きやすくなったのか、あるいは単に馬渡が練習でアピールできたのか。いずれにしてもベンチの座を巡って宮本との競争が活発になったのは非常にいい話です。

・F東京は紺野→渡邊、アダイウトン→オリヴェイラとこちらもスタメン2名のみ入れ替え。永井が前節に続いてベンチ外なのが不思議でしたが、怪我ではなく移籍絡みだったみたいで、翌朝名古屋への移籍話が報じられていました。

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《試合展開》

・非常に不可思議、不可解なことにF東京の布陣はどう見てもいつもの4-1-2-3ではなく4-4-2気味。特に守備時は前からほとんどプレスをかえず、はっきりした4-4-1-1のブロックを高めの位置に敷いてリトリート主体で臨んできました。

・アルベル監督は浦和にボールを持たせ、守備ブロック内でボールを奪ってのカウンター狙いだったのかもしれませんが、浦和のボールホルダーにほとんどプレッシャーがかかっていない上に守備ブロックがタイトとは言い難いせいか、浦和は序盤からF東京最終ライン前で浮いている選手に楽々パスを通したり、左サイドを抉ったりとやりたい放題。

・10分大久保のカットインからこぼれ玉を拾った酒井のシュートは枠を逸れ、11分東のパスミスを突いてのショートカウンターから伊藤がボックス内に飛び込んでシュートを放つも角度が厳しいこともあってGKがセーブ。16分酒井が右サイドでのパスカットから松尾がアーク付近からシュートを放つもわずかに枠外。

・決定機をアホほど作りながら一点も取れないいつもの展開になりかかりましたが、31分梶浦の緩いバックパスを拾った松尾が対面の木本を圧倒的なスピードでぶっちぎって、ゴールラインギリギリの深いところから折り返し。逆サイドでどフリーで詰めていたモーベルグが詰めてようやく浦和先制!!

・この場面が象徴的ですが、F東京のビルドアップの出来なさはもう失笑レベル。浦和は前節京都戦とは一変して前プレが実に良くハマってF東京はビルドアップに呻吟し、パスミスが続出。GKスウォビイクは如何せん足元が怪しいので、浦和とすればGKまでバックパスを余儀なくさせた時点で半ば以上目標達成で、あとはGKのアバウトなキックを回収するだけ。

・F東京は仕方なく深い位置から2トップへボールを蹴る場面が目立ちましたが、そんな単純な攻めではショルツがいる浦和最終ラインを脅かせるはずもなく。仕方なくしょっちゅう下がってボールを受けに来るレアンドロが哀れでした。そしてあんなにビルドアップに寄与出来ないSBがA代表レギュラーだという空恐ろしい現実・・・

・逆に浦和はボールを失っても素早い攻守の切り替え&プレッシングにより高い位置で容易にボールを再奪回出来るので安心して人数をかけて攻めに出られたように見受けられました。

・ATにも大久保が左サイドをえぐったところから小泉&岩尾と立て続けにシュートを放つ場面があり、いずれもブロックされてしまいましたが、ああいうシュート意識の高さはこれまでの浦和にはなかったかと。これも相手を押し込み、かつシュートブロックされてもそのこぼれ玉を高い位置で確実に回収できる体勢が出来ているからでしょう。

・F東京の唯一の見せ場は39分松木FKがポストを直撃した場面。現場では西川が一歩も動かずに見送っていたのが不思議でしたが、DAZNで振り返るとGK正面に飛んだように見えたボールが急激に変化したみたいで。これには恐れ入りました。

・全くいいところがないF東京は後半頭から梶浦→紺野と交代して布陣もいつもの4-1-2-3へ変更(紺野が右WG、渡邊が右IHへ)。しかし選手交代も布陣変更も全く効果なく、後半に入っても相変わらず浦和ペース。

・50分右サイドの深い位置でボールを奪い返し、細かくパスをつないでアーク手前でどフリーの伊藤が利き足ではない左足で地を這うようなシュート!! コースは良かったもののシュートスピードは緩く、シュートストップには定評があるスウォビイクが対応できなったのが不思議でしたが、あそこからシュートを撃ってくることを予想していなかったのかも。GKのみならず、敵も味方も撃ってくることを予想した選手はいなかったかも。伊藤本人だけが撃つことを決めていたようですがw

・しかもF東京は運が悪いことにオリヴェイラが芝にスパイクを引っかけたような形で転倒して故障。やむなく56分に山下を投入。F東京は前がフレッシュになったせいか、ようやく前からプレスをかけ出しましたが悲しいくらいに後ろがついてこないので傷口を広げるだけに。2点リードの浦和は慌てずに浮き球を多用して3トップの前プレを交わせばその後ろには広大なスペースが広がっているのでもうやりたい放題。

・たまらずF東京は66分東→品田、長友→鈴木と2枚替えしましたが、この試合の惨状は人の問題ではなくチーム全体の問題なので選手交代でどうなるものでもなく。一方浦和は同じタイミングで、小泉→江坂、松尾→明本、大畑→馬渡と3枚替え。これは3連戦ゆえ出場時間の調整くらいの意味合いしかないでしょう。

・そして70分投入されたばかりの江坂が大仕事。左サイド馬渡スローインをセンターサークル付近で受けた江坂が右へ大きく展開。モーベルグは対面のバングーナガンデを子ども扱いしながらヒールパスを出した相手はなんと長距離を激走した江坂!!江坂はモーベルグをまくってグラウンダーのクロス→大久保が押し込んで3点目。

・勝利を確信したリカは77分岩波に代えて知念を投入する余裕を見せ(知念が左CB、ショルツが右CBへ)、もはや守備にも何にもなってないF東京相手に決定機を量産しましたが、明本や馬渡のシュートはいずれも枠を捉えきれず。

・後半のF東京はレアンドロがミドルシュートを2発放っただけ。しかも浦和守備陣を崩したわけでもなんでもないので、西川は楽々対応して何の紛れもなく試合終了。

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《総評》

・シュート数19対9(うち枠内5対5)、CK数8対6,ボール支配率49対51というスタッツからは信じ難いくらいスコアに差がつきましたが、試合内容からすればよく3-0で済んだなと言っても良いくらい両チームの出来には大差がありました。ボックス内からのシュートが12対3というのが試合内容を最もよく表しているかも。

・あれだけ点が取れなかった浦和がついに流れの中からゴールを量産!! サイドを抉って低いクロスに合わせるという、これまで何度もその形を作りながら誰にも合わなくて苦しんでいたパターンで2ゴール。さらに形が作れないというか、意識すらされていないようにも見えたミドルシュートで1点。

・リカが試合後「新加入選手と既存の選手たちが融合して練習する時間があまり多くはなかった中で、ここに来てしっかりと全員そろって練習を積み重ねていくうちに、だんだん質が上がってきたと思っています」と豪語するのも納得。随分時間はかかりましたが、ようやく選手達がかみ合ってきたようです。

・特にモーベルグがついにフィットしたのが最大の収穫。モーベルグの左足を切られるのはもはや本人も仲間も織り込み済み。モーベルグが縦に走るといとも簡単にどフリーで右足でクロス入れられるので相手はたまらんでしょう。あとはそのクロスを信じて飛び込むだけ!!とにかくモーベルグがいたずらに個人技に走らず、個人技をチラ見せしてから仲間を使う場面が多く見られたのが慶事でした。

・浦和はショートコーナーを多用したり、キッカーもたまに大久保に代えて見たりと、またセットプレーを仕込み直したみたいで。で、その甲斐あってCKからの決定機もありました。次節清水戦が終わるとまたちょっとした中断期間に入るので、リカはさらにあれこれ仕込み出すことでしょう。

・中下位は混戦なので一つ勝っただけで浦和はついにボトムハーフ脱出!!

・なおこの試合の完封勝ちで西川のJ1リーグ通算無失点試合数が170試合(うち浦和で89)となり、J1リーグ新記録なんだとか。しかもプロデビュー以降に対戦した全30チーム相手に完封勝ちを記録しているようです。前節岩尾との連携ミスは残念すぎましたが、この試合の出来は完璧でした。

・一方F東京の出来は悲惨そのもの。F東京はこの半年の積み上げがまるでないような惨状でした。アルベル監督はこの面子でボールをしっかり繋ぐサッカーをやるのを諦めてしまったのかなぁ? でも目先の勝ち点が欲しくて仕方なく「ハセケンサンバ2」を踊っているうちに何をやりたいのかさっぱり判らなくなったしまったみたいで・・・

・アルベル監督は試合後も「前半に関しては、試合をコントロール下に収めている時間が長かったと思います。」「私は、決して良いプレスを掛けられていたとは捉えていません。」って負け惜しみが下手なタイプみたいで、これじゃサポの気持ちを逆なでするだけじゃないかと。松木はこんなチームにいても得るところは何もないでしょうから、とっとと海外へゆくべきでしょうに・・・

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《選手評等》

・大久保は自分で狙って放ったシュートはまるで入る気がしませんが、誰かのお膳立てに合わせて点を取る形が出来てホンマ良かった。1点目のモーベルグがサイドアタッカーの得点パターンとして参考になることでしょう。

・3点目で後方から長い距離を激走してモーべルグをまくってクロスを入れた江坂に復調の気配!!

・小泉は試合前のコメントで「球際で負けないこと」を強調した甲斐がありました。今日は久しぶりに前目でくるくる回る小泉が見られましたし、プレスもめっちゃ効果的でした!!

・不死身の杉元は射撃が上手くないが、不死身の明本もシュートが上手くない・・・

・酒井が昨日のMDPで「(浦和に来てからF東京とは2回対戦して)どちらもドローでした」って言っていますが、最初は勝っていることを忘れたのかなぁ・・・対面の長友を自分がボコボコにして勝ったのに・・・

・関根はポジション争いで完全に大久保に抜かれた焦りがつまらんイエローになって表れたなあ。もうSBでもなんでもええから監督の求めに応じて芸風を増やして試合に出ることを優先する年なのかも(つД`)

・試合展開とは何の関係もなく極めて単調なリズムで鳴り響くF東京サポの太鼓って、めっちゃ代表サポと同じ感じでした(苦笑)

・ビジターが売れるF東京相手なのに観客は26000強と寂しいものでしたが、客が入らないのは何も色々とやらかしている浦和だけではなく、いずこも同じみたい。「あれやるな、これやるな、違反がないかどうか相互監視だ、やったら制裁だ!」なんて息巻いているJリーグの末路という感じですなあ・・・劇的に客足が回復しているNPBとの差は明白・・・・

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-----松尾-----
大久保--小泉--モーベルグ
---岩尾--伊藤---
大畑-ショルツ--岩波-酒井
-----西川-----

(得点)
31分 モーベルグ
50分 伊藤
70分 大久保

(交代)
66分 小泉→江坂
66分 松尾→明本
66分 大畑→馬渡
77分 岩波→知念(知念が左CB、ショルツが右CBへ)
85分 大久保→関根

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--レアンドロ--オリヴェイラ--
松木--------渡邊
---東---梶浦---
バング-森重--木本-長友
-----スウォビィク----

(交代)
HT 梶浦→紺野(紺野が右WG、渡邉が右IHへ)
56分 オリヴェイラ→山下(故障による交代)
66分 東→品田
66分 長友→鈴木
85分 バングーナガンデ→岡崎(足が攣ったため)

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2022.07.10

舎鈴 イオンモール川口前川店 ~ つけめん・大盛

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 イオンモール川口前川のフードコートにいつの間にか「舎鈴」が出来ていることに気づいて往訪。「舎鈴」各店では3年前に池袋南口店を訪れて以来。
 
 店内のメニューを見て基本と思しき「つけ麺・大(850円)」を注文。てっきり並盛が200gで、大盛は300gだと思い込んで「大」にしたのですが、注文口にあるメニューをよく見ると並盛が300g、大盛は400gで、小盛が200gでした(^-^; 値段は100g増えるごとに100円アップ。
 
 なおここはつけ麺専門店ではなく、中華そばも用意。

 フードコートなので茹で置きの麺がさっと出てくるのかと思いきや、ちゃんと注文を受けてから茹で始めるようで、「10分くらい時間をいただきます」との案内と共に電子ベルを渡されてしばし待機。

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 つけ汁は「日本人になじみ深い魚介出汁を軸にして、豚・鶏の動物スープの旨味を重ねたあっさり系Wスープ」というのが舎鈴のウリ文句。粘度はあまりなく、魚粉のざらつきは皆無。この手のつけ汁にしては割とあっさり目で、麺にもさっと絡む程度ですが、それでも最後まで味が薄まることなく楽しめました。甘目なのが個人的にはちょっと苦手ですが甘酸っぱいタイプよりははるかにマシ。

 麺は太めのストレートで。つるつるした食感は悪くありませんが、好みよりはちょっと柔らかめかなぁ。この辺はフードコート店ゆえ出来のばらつきは避けがたいかも。400gというのは個人的には明らかに食い過ぎなのですが、つけ汁が重くはないせいか、なんら箸が止まることなく一気に完食。しかも意外なくらい食後の胃もたれも感じず。

 具はそこそこ厚みがあるチャーシューが1枚とメンマ、ナルト、刻みネギ、海苔。スープ割は受渡口横のポットから。

 SCや駅近・駅ナカ、さらにはオフィスビル内にまで多店舗展開している「舎鈴」。今時のつけ麺にしては安いほうで、しかもそこそこ美味いのですから客入りが良いのは当たり前。マニア受けなんて捨てて、「毎日食べられる美味しいつけめん」を目指した結果は大正解。実に無難な一杯に仕上がっています。

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2022.07.09

おふろの王様 和光店

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 東武東上線和光市駅南口から市役所へ向かって徒歩10分強。隣接して総合児童センター、市民プール、保健センターなど公的施設がまとまって建てられており、「おふろの王様」はそれらと一体となった再開発事業の一環なのかも。
 
 一応和光市駅から送迎バスも利用できますが、「ティップネス」の送迎バスを間合い利用している関係か、平日の9時~13時半(30分間隔)のみの運行に留まっています。

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 最新鋭の日帰り入浴施設らしく、下駄箱の鍵にICチップが仕込まれていて、その鍵で入館手続きから精算まで済ませる方式で、基本的に店員とは一切接触しない辺りがいかにも今時風。料金は平日950円/土日祝1050円と埼玉県にしてはちょっと高め。
 
 風呂は三階。ここは露天風呂、内湯とも温泉と炭酸泉の浴槽を数多く設けているのが特徴で、白湯はジェットバスと電気風呂があるだけ。温泉と炭酸泉のエリアは半々くらい。また露天風呂といっても屋根が覆いかぶさっているので、戸外にあるだけという感じです。
 
 泉質ははナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉で褐色。PH8.0と弱アルカリ性のせいか、心なしかつるつるした湯ざわり。泉温が32.4℃しかないので加温はしていますが、加水なし。循環ろ過装置使用。塩素系薬剤使用。
 
 炭酸泉も褐色なのが不思議でしたが、「天然温泉と高濃度炭酸泉のハイブリッド風呂」とのこと。湯は露天風呂にある「あつ湯温泉」を除くと温泉・炭酸泉とも概してぬるめでした。

 カランも数多く設置されていますが、概してあまり広くはない建物の中に風呂やカランを目一杯詰め込んだ感じで、浴室内でのんびりできるところはあまりありません。
 
 ここの最大の特徴は二階全体を使った「かまくらうんじ」という有料(平日500円/土日祝600円 館内着付き)の休憩スペースを設けていること。「静かにのんびりゆったりしたいなら金払え!!」という資本主義精神が徹底されています(苦笑)。
 
 一階に休憩スペースと食事処があり、寝転がれるスペースもありますが、フロントや食事処との間に仕切りはないので静粛性に欠けるのが難。ただWi-Fiが使えるのは高ポイント。

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煮干丸@大宮 ~ 煮干そば

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 大宮駅西口。そごうとマルシェに挟まれたエリアの一角にあり、不動産屋の2階。ほぼ5年半ぶりの再訪でしたがいつの間にか結構な人気店になったようで先客1、後客7と早い時間帯から賑わっていました。

 店外というか階段の踊り場に設置された券売機で「煮干そば(820円)」を注文。並180g、中230g、大280g同料金なので「中」にしてもらいました。相変わらず煮干中華そば専門店のままのようで、メニューは他に濃厚煮干そば、煮干そば(白醤油)、極濃厚煮干そばなど。

 店内は厨房前にカウンター6席、窓に向かってカウンター7席。卓上に醤油ダレ、酢、胡椒、一味、さらに何か具入りオイルみたいなのは煮干の内臓とニンニクをじっくり煮込んだ「内臓オイル」でしょうか?前回往訪時はその旨注意書きがあったのですが、今回は見当たらず。

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 灰褐色のスープは心持ちとろみがかっているかな?といった程度。ざらつきは全くありません。ドロドロしたのを求めたい方は「濃厚」なり「極濃厚」を注文してくれということなのでしょう。わずかに魚臭さは残るものの、えぐみ、苦味はほとんど感じられず、食後の胃もたれ感もありませんでした。ただ煮干しの旨味を存分に味わうにはちょっとしょっぱいのが難かな。
 
 自家製の麺はストレート細麺。いかにも水分が少なそうなパサつき加減の麺で、しかも食べ進んでもたいしてスープを吸いません。またデフォルトでもかなり堅め。濃厚スープに合わせるとこんなもんでしょうが。また「中盛」だと若干スープの上に麺が顔を覗かせている程度なので問題ありませんが、「大盛」だとスープとの量的バランスが崩れるのは必至。

 この手のラーメンにしては珍しくチャーシューが程よく煮込まれていてなかなかの出来。箸休めに刻み玉ネギと白髪ネギが添えられています。他に黒ばら海苔。

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2022.07.08

宮崎冷汁ととり南蛮の定食@やよい軒

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 「やよい軒」が2022年7月5日から期間限定発売中の「宮崎冷汁ととり南蛮の定食(920円)」を試食。

 やよい軒の「冷汁」は日本各地の郷土料理を定食に仕立てたシリーズの一つで、2009年の発売以来今年で14年目の夏の人気商品だそうですが、昨年は「冷汁ととり天の定食(890円)」という形で発売されており、毎年同じものを出している訳ではなさそう。
  
 「冷汁は、豆腐ときゅうり、氷の入った冷たい味噌仕立ての汁ものです。ごはんを入れたり、脂がのった焼きサバをほぐして入れたりすると、夏の食欲がない時でも冷たくさっぱりと食べられる、南国宮崎の知恵がつまった郷土料理です。味噌は、熟成期間の異なる2種をブレンドし、風味豊かで旨味の強い味わいに仕立てました。ふわりと香るごまの香りが、どこか懐かしさを感じさせる一品です。」「宮崎県を色濃く感じさせるのが“とり南蛮”です。鶏もも肉をサクッと揚げて甘酢とタルタルソースをかけた、ボリューム感がありつつさっぱりとした宮崎名物をお楽しみください」というのがやよい軒のウリ文句。昨年より宮崎色を強く打ち出しています。

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 まずは「とり南蛮」でご飯を一杯&おかわりをちょっとだけ片付け。「とり南蛮」はやよい軒のレギュラーメニューの「チキン南蛮」とはどうも違うみたいで、鶏もも肉の唐揚げに甘酸交じりのタルタルソースをかけだだけのようで、鶏肉にしっとり感がなく軽い味わいに仕上がっています。個人的にはフツーの「チキン南蛮」ってちょっと胃に重くて、冬ならともかく夏にはあまり食べる気が起らないのですが、この出来なら何の問題もありません。でもどちらかといえば「とり天」のほうが一段と好み。
 
 またこの定食がユニークなのは「冷汁の作り方」が付いてくること。まずは一緒に付いてくる焼き鯖をほぐし、そのサバとご飯を味噌汁にぶちこんで食べる。すなわち冷汁は単なる味噌汁代わりではなく、ご飯を入れてねこまんまにするのが前提みたい。確かにこの説明書がなかったら、焼き鯖もご飯のおかずの一つとしてそのまま醤油でもかけて食べてしまうでしょうなぁ。サバに添えられた白ごまと小口ネギを不審に思いながら(苦笑)。

 キュウリは青臭くて個人的には味噌汁にもご飯にも合わないと思うのですが、不満はそれくらい。九州らしい甘目の味噌味をじっくりと堪能しながらフィニッシュ。

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2022.07.07

西洋亭・市@中央前橋 ~ ソースカツ丼

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 スズラン百貨店がある昔は栄えたであろう、今は完全に崩壊した商店街の一角。なんと15年ぶりの再訪。外観からは何の店だが判然としませんが、「ソースカツ丼」で有名な老舗です。先客8、後客6。白いワイシャツ姿のサラリーマン風が目立ちましたが、近所の市役所の方が多いのかな?
 
 店は女性一人で切り盛りしているためか、メニューは極端に絞り込まれていて「ソースカツ丼」の他に「カツカレー」と「汁ソースカツ丼(温・冷)」という謎メニューのみ。カツは枚数が1~3枚から選べるので、「ソースカツ丼・2枚(650円)」を注文。注文後はウーロン茶などを各自セルフで。
 
 店は年季こそ入っているものの、夜は「ボードゲームカフェ」として営業しているのに合わせてか、えらくこじゃれた風。L字型カウンターが4席ある他は4人卓がずらずらっと8セットほど。

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 味噌汁、漬物付きで登場。ここのソースカツ丼はカツの下にキャベツを敷かない非常にシンプルなタイプ。それはともかく、ソースカツ丼とは信じ難いくらい、なぜかしょっぱいのにびっくり!! ソースカツ丼というより、醤油ベースのタレカツ丼といったほうがしっくりくるレベルで、味噌汁が甘めなのと対照的。
 
 カツは薄くて硬め。味が濃すぎて、せっかくのカツそのものの味は楽しめず。

 また丼の大きさに比べてごはん少なめで、しかも白米ではなく雑穀米っぽいのも特徴。なんか女性客を意識したような感じ。

 以前来た時の写真を確認するとカツの形状は大きく変わっており、記録も「ソースはかなりあっさり目」とあるので、長い年月を経ておそらく味も激変しているかと思います。個人的には好みから遠く外れた感じになってしまいましたが、カツ丼にしては安いのが人気の秘訣なのかも。

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【観戦記】22年第20節:浦和  2-2 京都 ~ なんでこの試合内容で勝てないのか???

 アホほど決定機を作りながらもなぜか2点しか取れない一方、相手に決定機なんてほとんど与えていないのになぜか2点も取られてしまうテイタラク。これじゃ残留争いから抜け出せませんなぁ・・・

《スタメン》

・共にリーグ戦前節から中3日の一戦。

・浦和は宮本→酒井、大畑→関根、柴戸→伊藤、小泉→モーベルグ、江坂→松尾とスタメン5名入れ替え。次節FC東京戦が中3日で控えている上に前節G大阪戦前半の内容が良くなかった、特に日程面で有利だったにも関わらず走り負けたという事実を重く見て大きくスタメンを入れ替えたのかも。

・関根を左SBに投入したのでスタメンはドリブラー祭りに。

・京都は契約上浦和戦に出場出来ない荻原に代えてメンデスをCBに入れて麻田を左SBに回しただけ。

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《試合展開》

・大畑に代わって関根がスタメンに起用されたので、頭から3バックかと思われましたが、関根の位置はどう見えても4バックの左SBでした。関根は神戸戦でも途中から特攻的な意味合いで短時間左SBで起用されていましたが、まさか本格的に左SBに回る日が来るとは!!

・立ち上がり浦和の前プレが全くハマらず、京都に簡単にボールを繋がれた末にCKを取られる等試合の入りは良くなかったが、意外にも先制点が転がり込んだのは浦和。7分岩尾FKからの流れで関根の浮き球を競ったメンデスが手で岩波の顔面を引っかけて倒してしまって中村主審は迷いなくPKを宣告。11分モーベルグが落ち着いてGK上福元の逆を突く形でゴール!!

・12分右サイドからモーべルグの折り返し→伊藤がシュートを放つも角度が無くてボールは逆サイドへ転々と。そのボールを再度繋いで右サイドに酒井が飛び込み、深いところから折り返すも誰にも合わず。

・序盤浦和が良かったのはこの一瞬だけ。その後浦和の前プレは相変わらずハマらず、京都がボールを持っている時間帯が長いくらい。京都もハイプレス&ショートカウンター一辺倒ではなく、ボールを保持しての攻撃もやろうとしてはいたようですが、やはりボールを持たされる展開は得意ではないようでウタカまでボールが届かず。まぁ浦和が前プレを仕掛けても高い位置でボールを奪えないという意味ではハマっていないのですが、京都のパスコースを制限してウタカに渡る前でボールを刈り取るという意味合いでは悪くはなかったとも評価できます。

・さらに浦和がロングボールを多用するので京都の前プレもこれまたハマらないが、浦和もそこから決定機を作れるわけでもないという凡戦模様に。

・試合が再度動き出したのは給水タイムを挟んでしばらく経ってから。35分岩尾→大久保のショートコーナーで、岩尾のクロス→ファーでショルツが折り返して酒井がゴール!!と思われましたが、ショルツが折り返す際にアピアタウィアを押したファウルを取られてゴールは認められず。

・37分センターサークル付近でこぼれ玉を拾った松尾がそのままドリブルで突進して卓越したスピードで京都DF陣をぶっちぎって裏抜けに成功。たまらずアピアタウィアがボックス内で松尾を後方から引っ掛けてしまって言い訳のしようがないPKに。しかしモーベルグのPKはコースが甘すぎて失敗。

・30分くらいから何度も繰り返している浦和のロングボールによる京都最終ラインの裏狙いは徐々に効き始め、45+3分には岩波ロングフィードを最前線で明本が収めて大久保シュートの決定機を生み出しましたが、大久保のシュートはとにかく枠に飛ばないのが仕様です(つД`)

・リカは後半頭から明本→江坂と交代。現場では中3日でFC東京戦が控えていることを考慮して連戦で疲労困憊の明本を早めに代えたと思ったのですが、試合後のリカ会見によると「試合では違和感を抱えながらやっていました。筋肉系のところもありましたので、彼を交代させました。」とちょっと心配な話も。

・京都はメンデス→本多、川﨑→武田の2枚替え。前者はCBが共にイエローをもらったことに対応したものかも。本多が左SB、麻田が本職のCBへ。

・明本→江坂の交代でいきなり流れが悪くなったわけではなく、むしろ江坂、伊藤、松尾と立てつづけにシュートを放ち、49分には右サイドで縦に速い攻撃を仕掛け、インナーラップした酒井がボックス内右からグラウンダーのクロスを送る良い形を作りましたが得点ならず。

・そして54分大前CKをニアで武富ヘッドでぶち込まれて失点。ゾーン守備なので高精度のCKで守備の選手間に巧く飛び込まれるとどうしようもないのかもしれませんが・・・

・これはまだしも、どうにもいただけないのが55分の失点。ウタカのプレスを受けた西川が岩尾にボールを付けたところでパスがずれて岩尾がボールロスト。京都が最も得意とするショートカウンターが炸裂し、山田のシュートはポストを叩いて一気に京都逆転!!

・これまで全くと言っていいほど決定機らしい決定機がなかった京都に2点も取られたことで浦和の選手達は動転したのか、逆上したのか、ブチ切れたのか、何がなんだかよく判りませんが、その後試合の様相は急激にオープンに。

・58分岩波縦パス→江坂スルーパス→松尾が裏抜けに成功してシュートは惜しくもバーの上でしたが、59分岩尾が素早いリスタートで右サイドのモーベルグへ大きく展開→モーベルグがカットイン&巻いてシュートの得意パターンで同点に。

・京都は65分左WG大前に代えてCB井上を入れて守備時5-4-1へ変更したものの、試合は全く落ち着かず。81分高い位置でのボール奪回から左サイドに流れた江坂のラストパスを松尾が合わせきれず。88分にはモーベルグのクロスを松尾が落として江坂シュートの決定機を作りましたが、ここで神福元が降臨!!!

・浦和はスタメンをドリブラー祭りにしたのが仇となって、控えに短時間で結果を出せそうな選手が一人もおらず、あと一押しのところでまさに「弾切れ」に。90+2分には岩波ロングパスを基点にモーベルグ→伊藤→松尾と決定機を作りましたが、松尾のシュートはクロスバーを直撃して試合終了。

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《総評》

・シュート数21対7、うち枠内5対2、ボックス内からのシュート14対5とスタッツでは浦和が京都を圧倒。しょぼい、しょぼすぎる、ほとんど可能性がなさげな決定機でも数が多ければ数値が上がってしまうことで最近特に評判が悪い「ゴール期待値」はなんと試合終了時には3.52対0.56ととんでもない差がついており、この試合に関して言えばその数値は試合を見た実感に即していると思いました。

・リカの「ドリブラー祭り」も上手く行きました。「縦のスペースを見つけながら攻撃もできていましたし、そこからのチャンスもいくつかあり、相手にうまくダメージを与えながらチャンスを作れていたと思います。」「「縦の推進力を生かそうと思っていました。その部分で、相手の背後のスペースをうまく使えていたと思っています。実際にチャンスもそうした形でいくつか作れていました。」とのリカも自画自賛も大げさではないでしょう。

・それでも結果は引き分け止まり。PK失敗あり、神福元降臨あり、そしてお馴染みの決定機逸、お馴染みの誰にも合わない白ヤギさん黒ヤギさんクロスあり、と要因はいろいろありましたが、とにかく今の浦和は点を取ることについては個人的には半ば諦めの境地に達しているので、あまりとやかく言いません。

・松尾の決定力は大久保よりは少しマシな程度だったというのには正直参りましたが、やっぱり共にチャンスメーカーであって点を取る選手ではない。それは最前線で身体を張っている明本も同じ。ユンカー再離脱を受け、リンセンがフィットするまでこのままでしょうなぁ・・・とにかく最後に決める選手がおらん。それに尽きます。

・一方なんともいただけないのは2失点目。そんなに点が取れないチームなのにあれはないわなぁ。後方からのビルドアップを仕込み始めたチームにありがちな失点ですが、浦和はそれを初めてもう1年半が経過。あの失態を見たら西川も岩尾も鉄板のスタメンである必然性なんて全くないと思いましたが・・・ あれで絶対に勝てる試合が無駄にややこしくなってしまいました。無念。

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《選手評等》

・浦和はYouTube企画で「バー当て対決」をやりすぎた結果、この惨状なんかねえ・・・

・58分の江坂への縦パス、そしてATのモーベルグへの縦パスが典型ですが、岩波の縦パスの意識と精度はなんだかんだと格段に向上してるのは確かなんだよなぁ。

・左SB関根には心底驚きましたが、馬渡の評価が相当落ちていることの裏返しなのでしょう。松崎同様、群馬戦の不出来が響いたのかも。そして関根を左SBで使うくらいなら、来年荻原帰還の目が出てきたような気が。

・直輝といい、武富といい、なんで上背のない浦和OBによりによってヘッドでやられるかねぇ・・・

・中村主審は流しまくり系で一貫していました(=ラフプレーの多い京都に有利な笛)が、「どう見てもファウルだろ???」と思われる行為まで流してしまうのにはびっくり。でも選手達もその傾向に慣れたのか、セルフジャッジで足が止まって失点するような場面がなくて幸いでした。しかも流しまくり系の割には35分の酒井のゴールでショルツのファウルを取るという、妙なところでの細かさ・・・

・59分モーベルグの2点目後にはなぜかキジェ監督が執拗に抗議。試合後のコメントも猛りまくっていて、何に怒っているのかさっぱり判りませんが、猛抗議で判定を覆してしまった主審を名古屋戦で見たばかりなので非常に嫌な気分。

・アウェーG大阪戦でATに辛うじて追いついた後に盛大にチャントを繰り出したのが良くなかったのか、5日にJリーグは上限2000万円の罰金を科すことを裁定委員会に諮問する方針を示し、同様の事案が続けば、無観客試合や勝ち点はく奪の可能性もあることまで明言。それを受けてか、この試合の埼スタは実に大人しく、チャントどころかブーイングすらなし。

・天皇杯群馬戦やアウェーG大阪戦での浦和ゴール裏のやらかしはどう見ても一線を超えているので何らかの制裁はやむなしとは思いますが、そもそもJリーグの対応はやることなすこといかにも珍妙で一貫性も公平性もへったくれもない上に、良くも悪くも観客のやらかしは放置状態のNPBと対比するとわざわざ制裁を声高に打ち出すJリーグって観客がスタジアムへ戻ってくるのを阻害しているとしか思えないのですが・・・埼スタの観客数は15000人ちょっとと寂しいものでしたが、他のスタジアムも客入りは酷いのなんの・・・

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-----松尾-----
大久保--明本--モーベルグ
---岩尾--伊藤---
関根-ショルツ--岩波-酒井
-----西川-----

(得点)
10分 モーベルグ(PK)
59分 モーベルグ

(交代)
HT 明本→江坂
85分 関根→大畑

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大前---ウタカ----山田
--武富----福岡--
-----川﨑-----
麻田-メンデス--アピア-白井
-----上福元----

(得点)
54分 武富
56分 山田

(交代)
HT メンデス→本多
HT 川﨑→武田
65分 大前→井上
71分 武富→宮吉
82分 山田→豊川

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2022.07.06

海鮮ごろごろシーフードカレー@松屋

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 松屋が2022年6月28日より発売中の「海鮮ごろごろシーフードカレー(880円)」を試食。1年ぶりの復活で「新しい松屋の"夏の風物詩"」なんだとか。でも昨年より30円値上がり。松屋では最高級メニューに入るかも(苦笑)。松屋がシーフードという普段手掛けない食材を使っているためか、他の「ごろごろシリーズ」よりかなり高いのが難点です。

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 「大人気松屋ごろごろシリーズの中でも唯一のシーフード系。ぷりぷり食感の海老、イカ、あさりがごろごろ入っているだけでなく、ズッキーニ、パプリカ、ナスも入った海鮮の旨味と旬の夏野菜の味わいを両方満足に楽しめる逸品。溢れんばかりの魚介の旨味と、松屋こだわりのスパイシーカレーソースがクセになるメニューです。」というのが松屋のウリ文句。昨年のウリ文句と比較すると「イタヤ貝」がなくなっています(つД`)
 
 それでも海老とイカは「ごろごろ」の名に恥じないくらい、存在感たっぷり!!一方あさりは気休め程度。またナスやパブリカ、ズッキーニなどの夏野菜も加えて彩りを添えると共に夏らしさを演出。

 また「海鮮ごろごろシーフードカレー」の特徴はスープカレーに近いサラサラ系なこと。松屋のカレーはとろみが強いどろどろ系が続いていたのでサラサラ系には最初は驚きましたが、シーフードカレーって概してこんな感じなのでしょうか? 個人的にはサラサラ系カレーはあまり好みではないのですが、エスニック色を全面に打ち出したカレーような癖の強い香辛料は使っていないので許容範囲内。

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2022.07.05

花咲の湯@原市(上尾)

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 ニューシャトル原市駅から徒歩5分程度。カットサロンやフィットネスクラブ、はては学習塾まで併設しているので建物はバカでかく見えますが、肝心の入浴施設はそれほど大きくありません。入浴料は平日880円、土日祝930円。
 
 下駄箱の鍵にICチップか何かが仕込まれているのか、その鍵で入館手続きから精算まで済ませる方式で、基本的に店員とは一切接触しない辺りが今時風。でも最初だと要領を得ないので、結局入館時も退館時も店員の説明を受ける羽目に(^-^;

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 風呂は二階にあり、手前が各種ジェットバスや電気風呂、サウナ等を揃えたスーパー銭湯風、奥の露天風呂のみに温泉を導入しているようです。広さは露天風呂のほうが若干広めかな? なお内湯は概してややぬるめでした。

 温泉はナトリウム-塩化物温泉。黄褐色で強く濁っており、塩分強め。しかも見た目通りやや鉄臭い感じも。掛け流しのようですが、泉温が37.6度しかないので当然ながらぬるめ。また露天風呂には炭酸泉も併設されており、往訪時は炭酸泉のほうが終始混んでいました。

 一階には食事処&無料休憩スペース。レストラン前の「寝ころび処」はあまり広くない上に、特に仕切られてもいないので静粛性に欠けるのが難。その奥の「リクライナールーム」には安楽椅子がずらっと並んでいて一見なかなか良さげですが、残念ながらブラインド越しでも外の熱気が部屋を伝わってくるようで夏季には不向き。節電のためか冷房の効きも良くありませんでした。

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二階堂@九段下 ~ 醤油そば

 

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 東京メトロ東西線九段下駅から目白通りを北へ。飯田橋1丁目交差点を右折して「ベルサール九段」ビルの手前。建物取り壊しのため移転を余儀なくされたそうで、移転前の店には5年半ほど前に伺ったきり。先客ゼロ、後客5。
 
 店内の券売機はタッチパネル式でイチ押しがよく判りませんでしたが、店内に置かれたメニュー先頭の「醤油そば(850円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは非常に多様で、他につけそば、汁なし麻辣坦々麺、汁なしキムチとチーズのまぜそばなど。また夏季限定メニューとして冷やし中華、冷やし豆乳担々麺、冷やしイリコそばなども用意。
 
 店内は入口近くにカウンター3席と店奥にコの型カウンター9席。座席背後がやや狭いせいか、店内は一方通行で入口と出口が別なのが特徴。卓上には山椒、粒黒胡椒、七味。  

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 「醤油そば」は昔試食した「中華そば」と同じなのかな?かつての「中華そば」は「大山鶏の丸鶏と鶏ガラ、香味野菜に羅臼昆布、煮干、椎茸、アサリ類等、すべて国産の食材にこだわった天然のスープ に、小豆島産生醤油を中心とした数種類の生醤油をブレンドし、火入したタレをあわせました。」というウンチクが付されていましたが、大筋では醤油そばも似たような感じ。鶏ベースの清湯スープに若干節系が混じったような感じ。
 
 無化調らしいあっさり、すっきりした味わいで醤油も無意味にでしゃばらず、出汁の旨味をじっくりじんわりと味わうのに最適な程度に抑えられています。
 
 麺は若干細めのストレート。つるつるした食感が心地よく、しなやかな持ち上がりですが、それでいて思いの外噛み応えがあってて気に入りました。

 鶏チャーシューはわずかに黒胡椒交じりなのかな?豚ロースのチャーシューはかなり淡白な味付け。他にメンマ、刻み青ネギ。
 
 シンプルなつくりの割に惹き込まれる要素がてんこ盛りです。

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2022.07.04

壱八家 スカイビル店@横浜 ~ (家系)らーめん

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 横浜駅東口、そごう隣の「スカイビル」の10階。11時の開店10分前に到着したところ先客ゼロでしたが、開店までに後客4、開店後4人と早い時間帯から賑わっていました。神奈川県下で多店舗展開しているようですが、ここが初往訪。
 
 店内の券売機ボタンを見て「らーめん(790円)」を麺硬めで注文。ランチサービスなし。
 
 屋号通り家系の店ですが、赤味噌、塩、煮干しと家系の店にしてはメニューが多彩なのが特徴。
 
 店内は縦長カウンター10数席と店奥に4人卓×1。卓上には白ゴマ、酢、醤油、ラー油、胡椒、おろしニンニク、豆板醤。

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 若干とろみがかったスープは「背ガラとげんこつを惜しげもなく使用し、職人がその日の状態を見極め炊き上げております。秘伝の醤油ダレとの絶妙なバランスにより、濃厚でコクがありながら、後味のスッキリとした味わい深スープに仕上がっております。」というのが店のウリ文句。
 
 ややかえしがきつめですが、ご飯がないと食べづらいほどではなく、飲む気がうせるほどでもなし。また油少なめを頼む後客が複数いましたが、特にデフォルトで油多めとは感じず。ガツンとくるくるハードパンチャーでもなく、マイルドタイプでなく、良い意味で中庸で万人受けしそうな出来。

 麺は長多屋製麺製の中太ストレートタイム。硬めだとわずかに粉っぽい感じがしたので、普通で良かったかも。

 具に味玉半個が入っているのはちょっと嬉しい。他にチャーシュー、ほうれん草、海苔、刻みネギ。

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【観戦記】22年第19節:G大阪 1-1 浦和 ~ ついに覚醒したカタノサッカーの前に死にかかるの巻

 日程面では圧倒的に浦和が有利だったにも関わらず、前半は運動量でも動きの質でもG大阪に圧倒されるテイタラク。G大阪の足が止まった終盤になってようやく反撃に転じるもたいして決定機は作れず、PKで追いつくのが精一杯。なんでそうなるの??

《スタメン》

・浦和は前節あっという間に故障したユンカーに代えて小泉とスタメン入れ替えは1名のみ。サブに至っては前節と全く同じ。

・G大阪は延期されていた広島戦を水曜日にこなしての中2日にも関わらず、スタメンはダワン→倉田、山見→奥野と2名入れ替えのみ。広島戦でようやくリーグ戦の連敗をストップしただけでなく、良い内容での勝利に何らかの手応えを掴んであえてあまり面子を弄って来なかったのでしょう。

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《試合展開》

・G大阪の布陣は前節広島戦と同じ3-4-2-1というより、奥野アンカーの3-1-4-2に近い形でマンツーマン気味にガンガン前からプレスをかけてきました。試合後リカが「球際やインテンシティーの部分は、前半に関してはG大阪大阪が全て我々を上回っていたと思っています。」「立ち位置のところでも、相手にうまくかみ合わされるような形になっていました」と率直に語っているように、浦和はビルドアップもままならず。

・また浦和は守備でも大苦戦。浦和も前からハメにいった風でしたが、こちらはG大阪のプレスとは対照的に全くと言っていいほどハマらず。G大阪のビルドアップ能力はいつの間にか劇的に向上していて浦和は立ち上がりからいきなり自陣に押し込まれる展開になってしまいました。

・3分右WB小野瀬が右サイドからカットイン&枠内シュート。9分岩尾が当たり負けしたことを契機にG大阪にボックス内でボールを繋がれて最後は小野瀬に決定的なシュートを撃たれてしまいましたが、ここはゴールマウスをカバーした宮本が辛うじてブロック。19分には倉田のパスを受けたボックス内で坂本が反転してシュートを放つもGK西川がセーブ。前半はとにかく小野瀬に良いようにやられた印象が強く残りました。

・序盤の浦和の決定機は7分大久保のカットインから小泉スルーパスで宮本がG大阪最終ラインの裏へ侵入した場面のみ。しかし、宮本の折り返しが明本にわずかに合わず。そしてこの「わずかに合わない」という場面が試合終了まで延々と繰り返されるのであった・・・ カウンターでチャンスになりかかる場面も散見されましたが、ラストパスがわずかに合わないとか、肝心なところでボールロストだとか。特に江坂がこの試合を通じて大ブレーキに。

・宮本は「3枚回しでやっていて、相手が前から来るのは分かっていたのですが、それを自分たちで解決できずに、相手のプレスにハマってしまいました。」と語っているので相手の出方は予想外という訳ではなさそうなのですが、リカが得意だったはずの「給水タイム」を挟んでもなお改善される様子はなく、試合は依然としてG大阪ペース。

・そして33分ついに失点。岩尾のCKが東口にキャッチされたところからカウンターを食らったもので、東口のスローを受けた坂本が中央から持ち運んで左サイドの石毛に展開。石毛が大きく逆サイドの齊藤へ展開。齊藤には一応大久保が対峙していたものの、齊藤は角度のないところから見事にゴール!!

・実に好調時の大分っぽいというか湘南っぽいゴールでしたが、齊藤が「相手がちょっと走り遅れるというようなデータもありました」と語っているところを見るとCK時の浦和の攻守の切り替えの遅さが狙われていたのかも? それ以前に岩尾のCKが東口に直接キャッチされてしまう場面がこの試合目立っていて、そちらのほうも問題な気も。

・39分には小野瀬がカットイン&倉田へスルーパスで完全に崩されてしまいましたが、ここはVARが介入してオフサイドの判定。

・45分には柴戸のボール奪取から江坂スルーパス→明本と良い形になりかかりながらも、明本のシュートはクォン・ギョンウォンが難なくブロックして前半終了。

・あんまりな前半の出来を見てリカはたまらず宮本→酒井、小泉→モーベルグ、柴戸→平野と後半頭から3枚替え。リカは日程が厳しいG大阪が後半ばてることを想定してハナから後半勝負と睨んでいたとは思いますが、柴戸→平野の交代は想定外であんまりな前半の出来を見ての追加的な交代でしょう、おそらく。個人的には代えられるのは柴戸ではなく岩尾だと思いましたが・・・

・後半立ち上がりはいきなりモーベルグ&酒井のごり押しが猛威を振るって共に右サイドから攻め合う形になり形勢は五分五分に。日程が厳しい上に飛ばし気味で前半を終えたG大阪は59分奥野→ダワン、黒川→藤春と早めに選手を代えるものの有効とは言い難く、60分過ぎから浦和が大攻勢に。

・リカは68分岩波→松尾の交代で大畑・ショルツ・酒井の3バック(3-5-2)にして左サイドからも攻勢をかけ、70分には松尾が左サイドからカットインしてシュートを放つ見せ場がありましたが、その後は折り返しがとにかくわずかに合わないの連続。

・業を煮やしたリカは79分江坂→関根の交代ではっきりした3-4-2-1にシフトして(右サイドで大久保&モーベルグが並ぶ珍光景!)両サイドからG大阪守備陣をタコ殴りに。G大阪守備陣は足が攣る選手、致命傷になりかねないイージーなミスを犯す選手が続出し、しかも代えた選手はこれまた大して機能せず、浦和の得点は時間の問題と思われましたがそんな相手を崩しきれないのが今の浦和の情けなさ。

・90分に三浦が松尾の切り返しについてゆけずにボックス内で松尾を後方から削ってしまってPKに。ショルツが決めてなんとか同点になり、終了間際にはゴールキックからボールを繋いで最後はアーク付近から関根がシュートを放つもののGK東口の正面に飛んでしまい、勝ち点1止まりに。

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《総評》

・負け試合をなんとかドローに持ち込んだと見るべきか、浦和が追いつくのは時間の問題だったが追いつくのが遅すぎて逆転できなかったと見るべきか微妙な試合。それ以前にG大阪が前半のうちに2点目を取っていればそのままG大阪が楽勝だったとも言え、試合後はなんとも言えないモヤモヤ感が残りました。

・中2日&中2日での3連戦のG大阪に前半あんなに一方的にやられるなぁ・・・日程面では圧倒的に浦和が有利だったにも関わらず、前半は運動量でも動きの質でもG大阪に圧倒されるテイタラク。

・札幌が極端な例ですが、浦和は基本的にマンツーマン気味に人を掴まえに来る守備をするチームがあまり得意ではありません。リカが試合後「ライン間のところも、相手は人が来るディフェンスでしたので、そこをつぶされる形になった」というのは原理的に致しかたないのでしょうが、日程面で有利なのに球際やインテンシティーの部分で負けているとはどうしたものか???

・わざわざ小泉をSHで起用したところを見るとリカは疲労困憊のG大阪相手に基本的にボールを支配できると考えて試合に臨んだのでしょう。そして浦和がボールを保持する展開なら7分の決定機のようにSH小泉の活かしようはあったのでしょうが、実際の試合展開はリカの想定とは真逆となり、残念ながらもはや小泉はいないも同然に。

・また故障明けの酒井はともかくモーベルグも松尾もベンチスタートにしたところからすると、G大阪がばてるであろう後半勝負という意図も見え隠れしましたが、まさか前半のうちに死にかかるとはなあ・・・ いろんな面でリカの準備不足という感が否めない試合でした。しかもリカが得意だったはずの「給水タイムでの修正」もすっかり冴えを失ったみたいで。

・中断期間でまとまったトレーニングを積んだ効果も早々と雲散霧消したのか、またしてもCKから得点の匂いはしなくなり、それどころかミシャ期にありがちだった「相手の絶好のカウンターチャンス」になる始末。終盤猛攻を仕掛けるも惜しくもフィニッシュに至らないの連続。リンセンが来るまでもうずっとこれの繰り返しなのかも・・・

・一方リーグ戦4連敗で降格圏に片足を突っ込み、クビが涼しくなっていたはずの片野坂監督は大いに面目を施した格好に。埼スタで対戦した際には浦和に退場者が出たことが幸いしてなんとか勝ったものの、試合内容はボロ負け。その後もG大阪の選手編成が監督のやりたいことに合っていない感じがして勝ち点が伸びませんでしたが、試行錯誤の末に広島戦でようやく「カタノサッカー」に合った選手の組み合わせが見つかったのかも。

・好調時の大分でしばしば見せたような丁寧なビルドアップが、ビルドアップが全然出来なかったG大阪でついに再現されるとは!!運動量がある上にボールがそれなりに収まるCF坂本の発見がポイントなのかな? とにかく慌てて片野坂監督を更迭せずに良かったと思える試合内容でした。もっともカタノサッカー向きの選手層はそんなに厚くはなさそうで、夏の連戦で苦しむこともあるでしょうが。

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《選手評等》

・酒井は投入直後こそ猛威を振るいましたが、途中から3バックになったこともあって次第に消え気味に。最後にカウンターを食らいかかってやむなくイエロー覚悟のファウルでパトリックを止めたところを見ると、90分どころか45分もしんどいコンディションなのかも。

・試合開始前にピッチ上で盛大に花火を打ち上げまくっていましたが、吹田スタジアムはお世辞にも風通しが良いとは言い難いので、しばらく煙がスタジアム内に立ち込めることに。

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-----明本-----
大久保--江坂---小泉
---岩尾--柴戸---
大畑-岩波--ショルツ-宮本
-----西川-----

(得点)
90+2分 ショルツ(PK)

(交代)
HT 柴戸→平野
HT 小泉→モーベルグ
HT 宮本→酒井
68分 岩波→松尾
79分 江坂→関根

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-----坂本-----
--石毛----倉田--
黒川-奥野-齊藤-小野瀬
-クォン---三浦--福岡-
-----東口-----

(交代)
33分 齊藤

(交代)
59分 奥野→ダワン
59分 黒川→藤春
71分 倉田→髙尾
71分 福岡→昌子
79分 坂本→パトリック

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2022.07.03

のり塩からあげ@からやま

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 「からやま」が2022年6月24日より期間限定で販売中の「のり塩からあげ」を「のり塩からあげ2個&カリッともも2個」の「合盛り定食(690円+税=759円)」で試食してみました。
 
 「鶏もも肉を、あおさ香る塩漬け込みダレで磯の香りをまとわせサクッと揚げ、焼バラのりで風味豊かに仕上げた夏のからあげです。」というのがからやまのウリ文句。

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 海苔がしけっているのか、うまく唐揚げの上にばらけずに固まって置かれているのがちょっと残念。でも漬け込みダレの出来は上々のようで、味はポテトチップスの「のり塩」とそっくり!!しかもこれが鶏肉とよく合います。
 
 そのままだと薄味すぎて物足りなく思う方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的にはニンニク味噌だれっぽいのも甘目の醤油ダレっぽいのも「のり塩からあげ」との相性は微妙で、そのまま頂くのが一番良いと思いました。でもさすがに薄味の唐揚げを4個も食べると飽きるのも必然。よって合い盛りにしたのは大正解でした。
 
 「からやま」はデフォルトの出来が良いので、ソースまみれ等やたら濃い味に仕上げたのは概してハズレで、薄味のほうがはるかにマシなことを再確認した一品でした。

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2022.07.02

牛麦とろ丼@吉野家

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 吉野家が2022年6月17日から夏季限定で発売中の「牛麦とろ丼(602円)」を試食。併売中の「牛皿麦とろ御膳」は2015年夏より全国販売されている夏の定番商品ですが、年々値上げを余儀なくされているせいか、今年は廉価版の「牛麦とろ丼」を追加投入したようです。
 
 なお2020年には数量限定で「牛たん麦とろ御膳」という高級版を売り出しましたが、個人的には吉野家史上屈指の失敗作という評価。そして世評も芳しくなかったのか、それっきりお蔵入りのようです(苦笑)。

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 「牛麦とろ丼」は「プチプチ・モチモチ感のあるもち麦の上に、うまみたっぷりの牛肉、ネバネバ感のあるとろろとオクラをのせました。手頃な価格で、人気の麦とろをお気軽にご賞味いただけます。」というのが吉野家のウリ文句。「牛皿麦とろ御膳」のウリ文句によると「とろろは長芋と大和芋を使用し、刻み長芋の配合を高め、シャキシャキとした食感を楽しめます。」とのこと。

 いくらなんでも丼全体をかき混ぜて食べることなんて想定してないでしょうから、事実上牛丼と麦とろ丼の合い盛りのようなもの。麦ごはんととろろの相性は文句なく、それにわずかに醤油をたらし、さらにオクラで変化をつけた一品っていかにも食欲が落ちる夏に相応しい、シンプルな一品なのに完成度は十分です。
 
 一方牛丼パートのほうはというと、こちらはやや微妙。いつもの牛丼と比べるとつゆがほとんどないこともあってか、ややぱさついた麦ごはんと牛丼アタマの相性ってなんとも微妙。正直麦とろ丼だけで十分なような・・・吉野家は牛丼パートが必須と信じて疑わないようですが、なんか「戦術に明らかに合っていない往年の名選手をばっさり切れずに、いつまでもダラダラと抱えてしまうダメなチーム」と似たような気がしてなりません。

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2022.07.01

中路@九段下 ~ 赤味噌ラーメン

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 東京メトロ東西線九段下駅から北へ歩いて九段下北1丁目交差点を右折。ちょっと先に京王インプレッサあり。先客ゼロ、後客1。
 店内の券売機ボタンを見て基本と思しき「赤味噌ラーメン(950円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 メニューは他に白味噌ラーメン、背脂生姜味噌ラーメン、まぜそば、濃厚牡蠣のまぜそば、明太カルボ、とり辛麺など。但し往訪時は明太カルボととり辛麺は販売されていませんでした。、

 店内は壁際に縦長カウンター5席と入口近くに島式カウンター4席。卓上には一味、ブラックペッパー、唐辛子入りの酢。

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 スープはかなりとろみが強く、おまけに「当店のラーメンは濃厚なので(特に赤味噌)生卵に麺を浸けてお召し上がり頂くのがおススメ!!」との能書きが付されていたので「割りスープをもらわないと食べづらい系かも???」と恐れをなしたのですが、赤味噌の自己主張が極めて強いもののしょっぱくてそのままでは食べづらいというほどでもなく、むしろ塩分高めの割にはしょっぱさより美味さが上回る感じでぐいぐいと惹き寄せられました。赤味噌に牡蠣を練り込んだのが美味さの秘訣なのかも。デフォルトの出来が良いので、むしろ下手に生卵なんて浸けないほうが良さげ。

 麺は太麺&縮れ入りでつるつるとし口当たり。もっちりと形容できるほどコシは強くありませんが、濃厚スープに全く負けていません。

 チャーシューは薄くてとろけやすいタイプ。炒め物はキャベツ、もやし、ひき肉、そしてわずかにタマネギ。、他に後のせの細メンマ、刻みネギ。値段の割に炒め物が少ない気もしますが、今時仕方ないかなぁ・・・

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