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2022.07.27

鳴門@川口 ~ 中華そば+とり脂丼

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 川口駅東口からミエル川口方面へ。栄町2丁目交差点を左折、オートレース通りを北へ。オートレース通りをちょっと西に折れた、商・工・住が混然となった川口らしい街の一角に店を構えています。ほぼ2年ぶりの再訪。先客ゼロ、後客1。

 全開は「つけ麺」を注文したので、今回はメニュー先頭の「中華ソバ(700円)」を注文。特段ランチサービスはないので、数量限定の「とり脂丼(300円)」をつけて見ました。

 店主一人で切り盛りしているためかメニューは絞り込まれていて、他に中華ソバ(塩)、チャーシュー麺といったところ。夜はちょい飲みを意識した感じの店ですが、おつまみもラーメンの具材を転用したものが多くてラーメンが出来上がるまでに一杯やる程度かな?

 店内は厨房沿いにカウンターが8席と、4人掛けテーブルが2卓。卓上にはホワイトペッパーのみ。

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 スープは相変わらず煮干しが良く効いていますがやりすぎ感はなく、いたって万人向け。濁ってはいますがとろみはなく、魚粉もほとんど目立ちません。表面の脂も程よくコクを加える程度で、かえしもきつくないので出汁の旨味に釣られてぐいぐいスープを飲んでしまいました。

 麺は中太の縮れ麺。やや硬めの仕上がりでスープに対しては若干強すぎる印象。なお以前は並だと麺量が140gとちょっと少な目でしたが、今は150gと標準サイズに。
 
 チャーシューは昔より心持ち薄くなっちゃったかな? 他に薄切りのメンマ、ナルト、刻みネギ、海苔。

 ぱっと見は「昔懐かしい」風ですが、内実は現代でも十分通用し、「ネオクラシカル」という言葉が相応しい一杯。変な尖りがないので飽きが来ない上に安めとあっては文句のつけようがない一杯です。

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 「とり脂丼」はぷるぷるの食感と焦げがちょっと入った渋めの味わいが面白い一杯でしたが、「とり脂」はご飯のおかずとしてはちょっと脂がきつすぎて、どちらかと言えばビールのアテ向きでした。

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