らーめん弁慶 堀切店@堀切菖蒲園 ~ (背脂とんこつ醤油)らーめん
京成本線堀切菖蒲園駅から駅前の通りを北へ。堀切5丁目交差点を越えてさらに進む。隣にセブンイレブンあり。7年ぶりの再訪で、先客8、後客5~6。客層は幅広で、外観・内装とも小汚いにも関わらず若いカップルが2組も!! この界隈はラーメン屋の数が多いのですが入れ替わりも激しいようで、昔訪れたことがある店で未だに生き残っていたのはここだけでした。
店内の券売機でボタン先頭の弁慶オリジナル・イチ押しの「ラーメン(800円)」を注文。ランチサービスなし。昔はランチタイムに小ライスサービスがあったのですが、いつの間にかなくなったようです。なお食券を買うや否や、着席する前に食券をもぎ取られましたが、ホール係が超優秀でどの客が何を買ったのかちゃんと覚えているみたいで。また店員に食券を渡すとすかさずおしぼりのサービスあり。
メニューは他に「みそ」「とん塩」など。それぞれにもやし、玉子、メンマ、ネギ等のトッピング入りバージョンがあるので券売機ボタンは随分と賑やか。。
店内は横長L字型カウンター11席のみ。水セルフ。卓上には豆板醤、おろしニンニク、ブラックペッパー、ラー油。
振りかけまくった背脂が丼の縁にもべっとりついて、なんだか「触るな危険」風。それゆえサービスでおしぼりが付いてくるのでしょう(苦笑)。
とはいえ、背脂の甘みととんこつの旨みが絡み合ったスープは、ふた昔くらいの流行とはいえ悪くはありません。ギトギト、ドロドロの見た目の割にはしつこいとは感じませんが、かなりしょっぱめ。もやしなり刻みネギなりを絡めながら麺を食べ進む分には特に問題はありませんが、スープを飲む気にはならず。
またもやし等を絡めるとしょっぱさはぐっと緩和されるものの、今度は味わいに物足りなさを覚えるので途中で卓上のニンニクやブラックペッパーを投入。
麺は中太の緩やかな縮れ入り。濃厚スープにヘタることなく、つるつるとした口当たり、もっちりした食感、共に悪くありません。もやし効果もあってか、量はやや多め。
ばら肉チャーシューは昔はべろんと丼の外にはみ出すくらいの大判でしたが、今や常識的なサイズに。淡白な味付けで柔らかいものの、ぐだぐだに崩れるには至らず。
こうした背脂まみれのらーめんはたまに食べたくなりますが、その度に「この手のはもうええか」と反省しきり。でもしばらく経つとその反省なんてすっかり忘れて食べに出かけて、また反省してしまう。そんな不思議な魅力があります。
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