麵屋武蔵武骨@御徒町 ~ 白・らー麺
御徒町駅北口から昭和通より一本西側の路地(スタバのある角)を北へ。約2年ぶりの往訪。先客3、後客4。
店内のタッチパネル式券売機を見て、今回は「白・らー麺(900円)」を注文。ランチサービスなし。
らー麺メニューは他に「黒らー麺」「赤らー麺」。以前あった「味噌らー麺」は見当たらず。また「つけ麺」「一本チャーシュー麺」「期間限定麺」というタブは確認できるものの、メニューの全貌を示すものが店のどこにもないのでどんなつけ麺があるのか、期間限定麺とはそもそも何なのか判りませんでした。なおほとんどの客はつけ麺を注文していて、いつの間にかつけ麺推しの店になっているのかも。店員が食券を客から回収せず、発券と同時に厨房に注文が伝わる方式を採用しているのはコロナ禍の影響でしょう。
店内はL字型カウンター11席。相変わらずカウンターの背後が手狭。またカウンターの間に柱があるため、西側のカウンターは食券を買って一度外に出ないと着席できません。卓上にあったはずのミル入りのミックスペッパーと辛味噌がなくなったのは値上げ幅を抑制したためかも。
また昔はなんやかと狭い店内に店員のバカ声が響き渡っていましたが、店員も2人だけになり、しかもすっかり静かになったのはこれまたコロナ禍の影響でしょう。
前回往訪時は結構な量の麺がスープの上に「こんにちわ!」してていかにもスープをケチっているかのような悪印象を抱きましたが、さすがにあれは拙いと反省したのか、今回はそんなに酷くはありませんでした。スープは豚骨中心の動物系ベース。かえしも濃い目ですが、背脂交じりでスープが重いせいか終盤少々飽きが来る程度で全体のバランスは悪くありません。
麺は太麺ストレート。心持ちざらつきがあり、かつ硬めの仕上がり。濃いスープに対してすら少々強すぎる感も。つけ麺と同じ麺なのかな???
チャーシューはとろとろの角煮風。運が悪いとやたら脂っぽくて食えたもんではありませんが、この日は上出来。ちびちび齧りながら麺を食べ進むことしばし。他にメンマ、キクラゲ、刻み青ネギ。
黒のようなひねりすぎて暴投に近くなった変化球よりもプレーンな白のほうが個人的には好み。ただ麺とスープの相性があまり良くないと感じたのは「黒」も「白」も同じで、客のほとんどがつけ麺を頼んでいたのは偶然では無さげ。
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