見沼天然温泉 小春日和
京浜東北線も武蔵野線も東武野田線からも遠い非常に不便な、車がないと非常に行きづらいところにあるのが難ですが、一応北浦和駅から1時間に1本程度無料送迎バスが出ています。送迎バスは全く土地勘のないところを延々と走ること20分強。
増築を重ねた温泉旅館のように建物を廊下で連結したような妙な構造ですが、さすがに超郊外に建てただけのことはあって全体にゆったりとした造りです。
ここの温泉はとにかく「源泉かけ流し」に拘っているのが特徴で、温泉を引いていない湯舟はジャグジーと水風呂が一つずつあるだけ。温泉を引いている湯舟はいずれも加水せず、しかも加熱と非加熱が半々くらい。泉温が37,8℃しかないので非加熱だと当然ながらかなりぬるめですし、加熱のほうも「あつ湯」「ぬる湯」と分かれているので、冬季以外の時期に訪れたほうが良さげ。
茶褐色の湯はナトリウム-塩化物強塩温泉。当然ながらかなりしょっぱめで、そのまま上がるとちょっとべたつくのが難儀な反面、超ぬるい割には不思議と身体が温まるのがこの手の湯の良いところ。
またこの施設で高く評価できるのは離れたところの2階に仮眠室が設けられていること。空いてれば広大な食事処でも休めるようですが、やはり静かなところでちゃんと寝ころべるのは大事。
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