【閉店】いし川@本駒込 ~ 鯖醤油らーめん
地下鉄南北線本駒込駅からすぐ。本郷通り・駒本小学校前交差点脇。「四代目けいすけ」→「初代けいすけ」の跡地ですが、「けいすけ」が完全撤退したわけではなく、「けいすけ」と同じ会社が運営しています。先客ゼロ、後客1。
店内の券売機で基本と思しき「鯖醤油らーめん(820円)」を注文。ランチサービスなし。
メニューは基本的に鯖醤油らーめん一本で後はトッピングでバリエーションを付けているだけのようですが、券売機ボタンを見ると「塩」に変更可能になったようです。また往訪時は数量限定で「鯖味噌つけ麺」を出していました。
なお「鯖味噌定食」というメニューもありますが、これはラーメンにご飯がついた類ではなく、単純に鯖味噌にご飯や味噌汁が付いたものみたいで。でもそういうのを食べたい人がわざわざラーメン屋に来るかなぁ?しかも定食屋で食べる「鯖味噌定食」よりどう見てもかなり高いですし。
店内は「四代目」からほとんど変わっていないようで、若干S字型に屈曲した縦長カウンター12席のみ。卓上には胡椒、一味など。
スープは「鯖節、かたくち、あじ煮干し、日高昆布の魚介系と鶏ガラを合わせたWスープ」とのこと。やたらと鯖を前面に打ち出している割にはそんなに鯖臭い感じはせず、煮干しがかなり前に出た動物魚介系といったほうが実態に即しているかと。表面には背脂が香味油がたっぷりと加わっており、そこに岩海苔や刻み玉ねぎなどを添えてルックスは燕三条系背脂煮干しラーメンを意識した風。
麺はカネジン食品製の平打ち中太縮れタイプ。つるつる&もっちりといった形容が実にしっくりきます。スープとの相性&絡み具合は文句なし。
チャーシューは「自家製の醤油ダレで長時間煮込んだトロトロチャーシュー」と能書きにありますが、味わいは淡白かつちょっと旨味が抜けてしまったような塩梅。「トロトロ」という要素は一切なく、どうしたものか? 一方大ぶりのメンマは甘目の味付け。
総じて悪くはないのですが、ここの店はリニューアルする度に客足が落ちているような気が・・・ランチタイムなのにワンオペでしたし。
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