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2022.10.19

埼玉タンメン 山田太郎 越谷谷中町店@越谷 ~ 濃厚タンメン

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 日光街道(国道4号バイパス)沿い。宮本町交差点そば。屋号からも察しが付く通り「山田太郎」は「山田うどん」の新業態で、この店も「山田うどん食堂」のからのリニューアル。但し、「山田太郎」はまだ実験店舗的な意味合いを脱していないのか、所沢本店以下3店舗しかありません。
 
 それでも店は早い時間帯から大賑わい。夫婦や家族連れ、小グループがわらわらと車でやって来て、帰りは中待ち8、外待ち7人も。もっとも皆さんテーブルの空き待ちのようで、カウンターはいつも空いています。
 
 注文は手元のタブレットから。メニューを見て「名物」とされる「濃厚タンメン(780円)」を注文。野菜増し(+100g)無料サービスあり。
 
 メニューは非常に多彩で、他に淡麗タンメン、味噌タンメン、濃厚麻辣タンメン、味噌麻辣タンメン、煮干系醤油ラーメン、海鮮タンメン、濃厚黒マー油タンメン、魚介系濃厚つけ麺など。また往訪時には期間限定で濃厚トマトタンメン、夏の辛みそトマトタンメン、タンメン屋さんの野菜たっぷり冷やし中華といったメニューも。

 タブレットでの注文って回転寿司屋やファミレスで大抵の方はもはやお馴染みと思いますが、麺の量だとか野菜増し等のオプションをいちいち聞いてくるのが良くないのか、隣の老夫婦は長考に沈んだ挙句店員を呼ぶ始末(つД`)
 
 店内はテーブル席主体で4人掛けボックス席×3、4人卓×4、2人卓×2、島式カウンター10席。先述のように一人客はほとんどいないのでカウンターはいつもガラガラ。卓上には生姜、にんにく、ラー油、酢、ブラックペッパー、醤油。

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 うーん、野菜増しを頼んだはずなのに盛りはたいしたことない・・・でも+100gだとこんなもんか・・・
 
 わずかにとろみがかったスープは「豚骨と鶏ガラのWスープにたっぷりの国産野菜の旨み」が合わさったもののようですが、端的に言えばほぼちゃんぽん味。古典的なあっさり塩味のタンメンではなく、ひと昔前に多店舗展開していた「トナリ」のタンメンに寄せたような味でしょうか。薬味には生姜がよく合います。「淡麗タンメン」だと古典的なタンメンが出てくるのかな??
 
 麺は中太の緩い縮れ入り。若干柔らかめの仕上がりでつるつる&もっちりした食感。麺の形状はともかく、食感はあまりちゃんぽんっぽくありません。量はデフォルトで160g。大盛(+100円)だと240gとのこと。

 具はキャベツ、ニンジン、玉ねぎ、もやし、きくらげ、豚肉などの炒め物にナルト、そしてなぜか水菜が多め。水菜は青臭くてこのメニューには合っていなような・・・
 
 会計はセルフレジで。これまた今時風。店員は基本的に客席への案内、配膳、後片付けに専念。
 
 個人的にはうどん以外のメニューの方が美味いと思っている「山田うどん」ですが、そのうどんよりは「山田太郎」のタンメンはだいぶマシで、えらく流行っているのも納得。でもこの手の一杯ではなんだかんだとリンガーハットのクォリティーの高さとコスパの良さを何度も再確認させられる結果に終わっているような・・・

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