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2022.10.22

音@南越谷 ~ 濃厚煮干そば

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 武蔵野線南越谷駅の北側。南越谷ゴールデン街を抜けて、さらに北へと延びる路地沿い。「番家」の跡地。北千住の人気店の支店で、本店には9年前に行ったきり。先客ゼロ、後客4。
 
 タッチパネル式券売機で「濃厚煮干そば(850円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に濃厚鶏塩そば、濃厚つけ麺など。生姜鶏白湯、音郎というボタンもありましたが、往訪時は「うりきれ」扱いでした。
 店内はL字型カウンター6席と2人卓×2。卓上には柚子胡椒、韓国産唐辛子、粒花山椒、一味、ラー油、酢。おしぼりサービスあり。水はレモン水。なお事前に紙エプロンの要否も聞いてくれます。

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 とろみがかって、かつ魚粉交じりで茶褐色に濁ったスープは、魚臭さこそ免れないものの見た目と違って煮干しがガツンと来るタイプではなく、鶏白湯スープと合わせて煮干しの癖を弱めて万人受けを狙った感じ。塩気もさほど強くはなく、終盤になってスープを飲むとちょっとしょっぱいかな?と感じる程度。
 
 大昔に北千住で食べた時は「煮干しを効かせるのは良いのですが、やりすぎでちょっと嫌味な感じになってしまい、食べ手を多分に選ぶ気が。しかもかなりしょっぱい」という感想を抱いたのですが、長い年月を経て個人的には好ましい方向へ変化したようです。
 
 麺は自家製で中細ストレートタイプ。この手のラーメンにありがちな水気の少なそうな麺で、細目なのにかなり噛み応え強め。店では残ったスープで雑炊を勧めていましたが、さすがに身体に悪そう。また替え玉もあるにはあるのですが、自然体で食べていると替え玉を楽しめるほどスープは残らないかと。

 丸いバラ肉チャーシューは軽い炙りが入っていますが、ちょっと旨味は抜け気味。他にメンマ、海苔、刻み玉ねぎ、刻みネギ、柚子皮。

 総じて文句なしの出来。おいおい他のメニューで再訪してみます。

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