大豆ミートの豆苗玉子炒め定食@やよい軒
「やよい軒」が2022年10月4日から期間限定発売中の「大豆ミートの豆苗玉子炒め定食(780円)」を試食。
「大豆ミートの豆苗玉子炒め定食」は「100%植物性原料で作られた次世代の肉“大豆ミート”を使用」しているのがウリで「定食に使用する大豆ミートは、100%植物性原料で作られており、柔らかく、肉と変わらない満足感のある食べ応えが特長です。具材には、豆苗・レンコン・スナップピース・赤パプリカ・玉ねぎ・もやしの6種の野菜と、ふわふわの炒り玉子を合わせました。また、歯ごたえのあるシャキシャキとしたレンコン・スナップピースが食感のアクセントになります。たれは、濃いくち醤油をベースに、牡蠣・鶏の旨みとにんにく・ねりごまのコクを加え、ごま油で風味よく仕上げ、具材の旨味を引き立てます。」とウリ文句も実に饒舌。
でも肝心の大豆ミートがイマイチというかイマニにも達していないような・・・「灰褐色の細長い何か」が大豆ミートなのでしょうが、柔らかすぎて食感が肉から程遠い上に、味わいが淡白すぎてもはや肉でもなんでもありません。これならさつま揚げなど練り物でも混ぜて炒めたほうがはるかにマシでしょう。なんか太平洋戦争中に登場した「代用食」みたいなのを、何が悲しくて令和の世に食べないといけないのかという気が。
また食材を見ても判るように野菜だらけなのはともかく、結構青臭いのが個人的には難儀。一番安心して食べられるのは炒り玉子だったり(苦笑)。味付けも薄目な上に量も多くはないので、ご飯のおかわりは個人的には珍しく「小盛」に留まりました。
大豆ミートは「健康的な食事をしつつ、満足感も満たしたい」というニーズに応えて誕生したものらしいのですが、そんなニーズがある方はそもそもやよい軒に来ないと思うけどなぁ・・・そういう志向の客は大戸屋に任せて、やよい軒は基本ガッツリ系という王道を踏み外して欲しくないものです。
| 固定リンク