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2022.10.27

アナタゼッタイセアブラタリテナイ@巣鴨 ~ 塩セアブラ

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 山手線巣鴨駅南口を出て、やよい軒の先の交差点を南へ。店の真ん前がラブホ。「○惠中華そば」の定休日=水曜日に間借り営業しているもの。11時半の開店10分前に到着したところ先客2、開店までに2人。開店後ほどなく満席になり、退店時中待ち1と結構な人気店になっている模様。
 
 店内の券売機で基本と思しき「塩セアブラ(900円)」を注文。セアブラの量を多め、普通、少なめから選べるので「普通」で。ランチサービスなし。

 メニューは他に「超塩っぱい塩セアブラ」「塩肉セアブラ」「月見セアブラ」「最後の晩餐(限定5食)」「つけセアブラ」など。往訪時は「まぜセアブラ」に×印が点灯していました。
 
 店内はL字型カウンター8席。卓上にはホワイトペッパーとブラックペッパー。

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 「なりたけ」や「ごっつ」のような「背脂チャッチャ系」を連想させる屋号ですが、出てきたのはそれらとは全く似ても似つかない上品なビジュアル。背脂を混ぜる前のスープを飲んでみると、豚骨ベースとしては珍しいくらいビジュアルそのまんまに穏やかな味わい。塩気も控えめ。そこに背脂が混じるとぐっと甘みが増すもののギトギトにはほど遠くて依然お上品なまま。従って「アブラ多め」を頼む客が多かったり、「超塩っぱい」というメニューがあったりするのも判る気がしますが、個人的にはデフォルトで大満足。。
 
 一方麺はまるで二郎系で出てきそうな強いねじれ入りの太麺。当然ながらワシワシという形容がぴったりのしっかりした噛み応えですが、少々スープに対して強すぎる気がしないでもなく。
 
 ばら肉チャーシューは案外厚みがあり、しかも角煮っぽく甘目にしっかり煮込まれている上に脂がとろっと実に良い感じに。細目のメンマもこれまた甘目の煮込む加減。他に大ぶりに刻まれたネギ。

 水曜日しか営業していないのが非常に勿体ない気がする極上の一杯でした。

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