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2022.11.30

おふろcafe utatane@鉄道博物館

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 埼玉新都市交通「鉄道博物館駅」より線路沿いを北に向かって徒歩約10分ほど。かつて極楽湯大成店があった高架下の物件ですが、この場所での温浴施設の経営は案外難しいのか、その後2度経営主体が変わって今日に至っているようです。
 
 「おふろcafe utatane」は単なるスーパー銭湯ではなく、館内でゆったりくつろげるのをウリにしていて、Wi-Fi完備はもちろん、コーヒー飲み放題、漫画雑誌読み放題、泥パックし放題等といったサービスがあり、パソコンを並べたコワーキングエリアまで用意。もちろん食事処もあります。

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 入浴だけを目的にする客向けに60分・90分・120分と時間制の格安プランもありますが、店のコンセプトに従ってフリータイムプランで館内着でのんびりしている客が非常に多いように見受けられました。特筆すべきなのは若いカップル客が目立つこと。旧態依然としたスーパー銭湯ではありえないことです!!
 
 ただ休憩スペースや更衣室は一新されているものの、浴室は極楽湯時代からさほど手を加えていないようで天井や壁を見ると古さは否めず。今となっては何のためにあるのかよく判らない「トマソン」っぽい遺構も。
 
 内湯はジェット湯・電気風呂・エステ湯等々をずらずらっと並べた典型的なスーパー銭湯そのもの。露天風呂は系列店である「白寿の湯」からの運び湯で、一応ナトリウム-塩化物冷鉱泉とのこと。

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 往訪したのは平日の夕方だったにも関わらず結構な混雑。高架下物件の悲しさで施設が縦長で幅があんまりないせいか休憩スペースは広いとは言い難く、その割には滞留時間が長くなりがちなコンセプトで経営しているので、ブタ混みだと満足度はめっちゃ下がりそう。

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 またそもそもここはコンセプトがコンセプトなので、オッサンが一人で風呂だけ入るには向いてないんだよなぁ・・・もっともここの風呂に入るために来たのではなく、鉄博の帰りに寄っただけなので大過はありませんが(苦笑)

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2022.11.29

漬け烏賊ユッケ丼@なか卯

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 「なか卯」で2022年11月17日から期間限定で発売中の「漬け烏賊ユッケ丼(690円)」を試食。
 
 なか卯は親子丼を大得意としている他に、丼もの全国チェーン店の中では海鮮もので抜群の実績を誇ってます。先日「かつおのたたき丼」を売り出したばかりですが、今回はイカで勝負に出たようです。

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 「漬け烏賊ユッケ丼」は、「ご飯に刻みのりとタレに漬け込んだいかをたっぷりのせ、こだわり卵とユッケ風旨辛ダレをあわせた商品です。タレに漬けることで生まれるもっちり食感の漬けいかと、ユッケ風旨辛ダレのにんにくがきいたパンチのある味わいが相性抜群です。コク深く濃厚な“こだわり卵”を絡めて、旨辛さとまろやかさの両方の味わいをお楽しみください。はじめは漬けいかを味わい、途中でこだわり卵を崩してユッケ風旨辛ダレと絡めながら食べ進めるのもおすすめです。」というのがなか卯のウリ文句。
 
 イカはタレに漬け込んだせいか、なんだか黒ずんでいて食欲を減退させるようなビジュアルになっているのが残念。また漬けイカ単体だとご飯のおかずとしては力不足で、ハナからユッケ風旨辛ダレを絡めて食べることを想定しているものと思われます。でもそうするとコチュジャンっぽい辛味噌の味わいが卓越しまくって、全然イカを食べている気がしないんですなぁ・・・もっちりした食感はともかくとして味わいの上で。
 
 “こだわり卵”を絡めて味わいをマイルドにしようと試みるものの、ユッケ風旨辛ダレが強烈すぎて気休めになった程度。うーん、これならフツーにわさび醤油かなんかで食ったほうがはるかに良さげ。なんでユッケ風旨辛ダレという変化球に走ったんだろう???海鮮もので抜群の実績を誇るなか卯にしてはハズレの部類だと思いました。

 なお本商品は1月末に販売終了予定とのこと。

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2022.11.28

【TV短感】カタールW杯E組第2戦:日本 0-1 コスタリカ ~ 案の定というかなんというか・・・

 ドイツ戦の短感を「日本の本来の目標はドイツに勝つことではなくあくまでもグループリーグ突破。ドイツに勝ったのは良いがコスタリカ&スペインに負けてグループリーグで敗退なんてことになったら目も当てられません。でも試合中に酒井が故障した臭いですし、途中投入の冨安の状態も怪しげ。はてさてどうなることやら。アトランタの再来は避けたいなぁ・・・」というパラグラフで締めくくったのですが、残念ながらその危惧通りの結果になってしまいました。
 
 シュート数14対4、CK5対0というスタッツ通り日本が優勢だったのは間違いなく、「優勢だったほうが負けた」という意味ではドイツ戦と同じ構図です。しかし、前日のドイツと違って日本は山のように決定機を作っていたわけではありませんから「不思議な負け」でもなんでもなく、サッカーにおいて十分起こりうる範囲内での負け。運が悪かったのではなく、自らの力不足を嘆くほかないでしょう。
 
 コスタリカは「堅守&カウンターが鋭い」というほどのことはなく、特に攻め手は非常に限定的だったので日本は最低引き分けで終わらせることは十分可能だったはずですが、それすらも出来ずに自爆ボタンをポチッとな。

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 敗戦の原因を煎じ詰めれば「コスタリカ戦の準備不足」に尽きる気がします。とにかく緒戦のドイツから勝ち点を奪わなければ話にならないので、まずはそこに全力を注ぐのは悪くはないのですが、それ以上に重要な「コスタリカには必勝を期す」ことへの準備が足りなかったように思えてなりません。奇襲に成功して「トラ、トラ、トラや!!Vやねん!!!」と狂喜乱舞した挙句に索敵を怠って正規空母4隻轟沈!!という何にちょっと似た気もしますが。

 日本のスタメンは前田→上田、伊東→堂安、久保→相馬、田中→守田、酒井→山根と5人も入れ替え。酒井がドイツ戦で故障してしまったので山根の起用はやむを得ませんが、他の4人の入れ替えは果たして事前の計画通りだったのかどうか。そして残念ながらこのスタメンはほとんど機能することなく前半を終える羽目に。
 
 上田を1トップに据えたのは「対コスタリカならボールが持てる=相手を押し込める」と想定したからでしょうが、その上田は全くボールを収めることが出来ず、完全に期待外れに。この出来なら「なんで大迫を入れなかったんだ!!」という話が吹き上がるのは無理もありませんが後の祭り。
 
 まぁ前半の不出来の責任を上田一人に押し付けても仕方ありませんが、自陣に引いて5-4-1の守備ブロックを敷いて守るコスタリカを日本は攻め倦み、コスタリカはコスタリカでボールを奪っても速攻に転じる風はなく、だらだらと攻めてはボールロストという、当事国以外には退屈極まりないであろう内容で前半終了。
 
 前半森保監督は全くの無策だったわけでなく、35分あたりから山根を高く押し出して3バック気味に修正していましたが、後半になって頭から長友→伊藤、上田→浅野と代えて本格的に3バックへシフト。これは多少効果があって後半頭に遠藤の際どいミドルシュートが生まれましたが、ドイツ戦共々こんなに3バックを多用することを前提にメンバーを選んでいたのかどうかという疑問が沸々と・・・
 
 さらに三笘、伊東と快足アタッカーを次々と投入し、好位置でFKを得る場面も増え始めましたが、残念ながら今の日本って頼りになるプレースキッカーがいないみたいで・・・相馬が蹴っているようではなあ・・・

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 そして運命の81分、コスタリカの右サイドからの遅攻で、伊藤のヘッドでのクリアを吉田が大きく蹴り出せば何事もなかったのになぜか吉田はクリアでもしっかり繋ぐでもない超アバウトな蹴り出し。守田が必死に尻ぬぐいしようとするも及ばずに17番に拾われ、17番→4番(フレール)への縦パスには伊藤が残っていてオフサイドが取れず。さらに4番のシュートは吉田にわずかに当たってディフレクトする不運もあってゴール左上隅に突き刺さってしまいました。
 
 この場面権田はなぜか両手でセーブしに行っており、まるで「目測を誤ってバンザイしながら頭上を抜かれてしまう外野手」みたいなマヌケな格好でゴールを決められているのが実に権田らしくて微笑ましかったのですが。
 
 日本は最後に南野を投入して反撃に転じ、88分左サイドから三笘が斬りこんで鎌田シュートなどゴール前での混戦模様となりましたが、最後はGKナバスががっちりキャッチ。日本は攻めに攻めながら最後まで一点が遠くて試合終了という、なんか今年の浦和で良く見た光景が遠いカタールの地で再現されるとは(つД`)

 後半頭が痛かったのはせっかく切り札三笘を投入したのに、その後ろにいる伊藤との連携が良くなかったこと。っちゅーか、なんでこれまで代表戦で実績を積み上げた訳でもない伊藤をこの大一番で長時間使ったのかなぁ・・・こんなことなら旗手を連れてくるべきだったんじゃね?とこれまた誰もが思うであろう疑問が沸々と・・・

 繰り返しになりますが、ボールを持たされる羽目になった時の打開策だとか、そうなった場合に投入すべき選手だとか、「森保監督はコスタリカ戦を真面目に考えたのかね???」という印象しか残らなかった残念な試合でした。
 
 ドイツvsスペインは引き分けに終わったので、日本は第3戦スペインに勝てば文句なく、引き分けでもドイツの結果次第ではグループリーグ突破の可能性がありますが、神風は2回も吹かないでしょうなぁ、たぶん・・・ 
 
 
-----上田-----
相馬---鎌田---堂安
---守田--遠藤---
長友-吉田--板倉-山根
-----権田-----

(得点)
81分 フレール

(交代)

HT 長友→伊藤
HT 上田→浅野
62分 山根→三笘
67分 堂安→伊東
82分 相馬→南野

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鉄板にんにくからあげ定食@からやま

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 「からやま」が2022年11月18日より期間限定で販売中の「鉄板にんにくからあげ定食(790円+税=869円)」を試食。からやまの「にんにくからあげ」は毎年恒例だそうですが、個人的には2020年8月に「にんにくからあげ」をベースにした「スタミナからあげ定食」を試食した記憶があるだけ。
 
 また今年は「にんにくからあげ」を「鉄板」メニューとしてリニューアルしたそうで、「1個当たり50g以上ある皮つきの鶏もも肉を特製のにんにくダレに漬け込み、カラッと揚げた『にんにくからあげ』3個と、たっぷり野菜を盛りつけ濃厚背脂醤油ダレで仕上げる『鉄板にんにくからあげ定食』は、卓上の塩辛や割干大根漬を食べる隙を与えないほど、ご飯がすすみます。」というのがからやまのウリ文句。

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 にんにくからあげは食べやすいように細かく切り分けられているせいか、実際に入っているのは「3個」どころではなく、結構ボリュームがあります。またウリ文句通り、にんにくからあげは特製のにんにくダレに漬け込まれてしっかり下味が付いているのでこれ単体でも十分美味しくいただけ、「濃厚背脂醤油ダレ」を絡める必要は特にないどころか、下手に絡めると味を重ね過ぎてちょっとしつこいかと。
 
 野菜はもやしとキャベツ主体。濃厚背脂醤油ダレにさらにニンニクを効かせているのか、野菜の炒めモノの味は「ラーメン二郎」系の野菜を髣髴させるものがあります。ただモヤシを炒めすぎてタレが水っぽくなった嫌いも。そしてその上にからあげを乗せるってからあげの「からっと」感を損なうだけのような・・・
 
 にんにくからあげ単体でそれなりに完結しているだけに、それに単に千切りキャベツを添えて出す、すなわちただの「にんにくからあげ定食」のほうがたぶん旨そう。今年のリニューアルは失敗だと思いました。

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2022.11.27

延喜@南与野 ~ 特製かれぇつけめん

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 埼京線南与野駅から埼大通りを西へ。首都高大宮線をくぐった先にあるヤマダ電機の北に立地。先客3、退店時にウェイティングリストを見たら10人強の待ち行列が出来ていました。一応南与野駅が最寄りとはいえ2km近く離れており、ほとんどの客は車や自転車で来ているようです。
 
 うどん専門店で「特製かれぇうどん」が人気らしいのですが、まだカレーうどんが食べたくなるほど寒くはなく、またこの店はもともと手打ちの武蔵野うどんがウリっぽいので、太目でやたらコシが強いというか硬くて力強いうどんをしっかと噛みしめながら食べ進むのも楽しいと考えて「特製かれぇつけめん・並(900円)」を注文しました。他の客もほとんど特製かれぇつけめんを注文していた模様。後払い。
 
 平日ランチタイムには半ライスのサービスがあるようですが、往訪したのは残念ながら祝日。また頼めば「辛味スパイス」を出してくれるようです。

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  店内は厨房前に横長カウンター5席と4人卓×1、2人卓×1と郊外立地の人気店にしては意外なくらい小さい店です。またこの店の最大の特徴は浦和レッズレディースをガチ推ししていること。レッズレディースの練習拠点=レッズランドが近いせいか、選手達が度々この店に来るようです。

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 つけ汁がぐつぐつと煮えたぎった状態で登場。うどんのつけ汁にしてはかなりとろみが強く、ちょっと放っておくとたちまち表面に油膜が出来るくらいこってり度高め。店の案内によると「十数種類の野菜と果物をゆっくりと時間をかけて炒め、その後二日間じっくり煮込みカツオ出汁とミルクで味を調えたまるでシチューのようなかれぇうどんです」とのこと。野菜等はわずかに玉ねぎの食感を感じるくらいでほぼ完全にカレーの中に溶け込んでいて、具らしい具は豚バラ肉だけ。
 
 また辛さは「ピリ辛」にも及ばず、さしたる刺激もなく、痺れに至っては全く感じられず、総じてかなり甘目でひたすら旨味で押すタイプ。といっても蕎麦屋でありがちな和風出汁が効きまくったカレーとも全然違った、ちょっと洋風寄りな味わいなのはミルク入りのためかも。「辛味スパイス」を頼む客がちらほらいたのも納得。

 そしてこのドロドロのつけ汁には力強い武蔵野うどんが良く合います。並だと明らかにつけ汁が余るので、半ライスをつけて最後はつけ汁の中にぶち込んでフィニッシュが最善手なのでしょうが、前述のようにつけ汁は全然辛くないのでとろみが強いスープカレーと見做して飲んでしまいました(^-^;
 
 寒くなったら「特製かれぇうどん」で再訪してみます。

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2022.11.26

鴨&葱@巣鴨 ~ 鴨らーめん

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 山手線巣鴨駅から白山通りを南へ100m強。吉野家の先、セブンイレブンの手前辺り。御徒町の人気店「らーめん鴨to葱」の姉妹店という位置づけのようで、11時の開店15分前に到着したところ先客ゼロでしたが、開店までに4人。開店後に6人といきなり行列が出来るほどではないものの早い時間帯から賑わっていました。
 
 店内のタッチパネル式券売機で基本と思しき「鴨らーめん(850円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 また屋号通りネギがウリなのか、国産丸太白葱or千葉産極三わけねぎ葱、北海道産玉葱塩昆布和えの3品から2品選べるという面白いオプションがあります。鴨といえば一般的には「丸太白葱」を合わせるのが王道だと思いますが、個人的にはあれが苦手なので自動的に後2者を選択。またネギは月替わりのようです。
 
 メニューは他に鴨ワンタン麺、鴨コンフィ麺、鴨汁つけそば。タッチパネル式券売機としては珍しくパネルが階層をなしておらず、全メニューが一覧表示されます。年寄りが多い街ゆえ、タブがやたら多いタッチパネルを入れると混乱して何度も店員を呼ぶ羽目になるのが目に見えているからなぁ(苦笑)。
 
 店内は厨房前と壁際に縦長カウンターが2本(6+7席)。但し、厨房側の端っこの席は厨房から丼を上げ下げする窓口と化していて実際は使って無さげ。卓上には醤油、胡椒、自家製香り一味、柚子胡椒。

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 小ぶりな丼で登場。しかも「巨大な御猪口」と形容しても良いような、丼にしては珍妙なくらい長めの脚が付いています。
 
 スープは無化調、しかも「鴨・葱・水」のみから出来ているのがウリで、「毎朝、京都、青森、埼玉などの各地から厳選した国産合鴨を丸ごと1羽からさばき、その鴨と水のみで数日間、じっくりスープを炊き込んでいます。」というのが店のウリ文句。

 醤油ダレは「濃口生醤油、淡口醤油、再仕込醤油を鴨と葱と合わせてタレを仕込んで」いるそうですが、残念ながらこの醤油ダレがやや強く出てしまい、せっかくの鴨出汁の旨味なり甘みなりをかき消し気味。以前御徒町で試食した時は「スープを飲むのは少々きつく、ご飯が欲しくなるレベル」という感想を抱きましたが、さすがにそれよりはかなりマシ。でもしょっぱい、うるさいと感じるほどではないとはいえ、やはりバランスはあまり良くありません。
 
 麺は細めのストレートタイプ。全粒粉配合ですが口当たりにざらつきはほとんどなく、実にしなやか。スープとの相性や絡み具合はは文句なし。スープの味が濃すぎて飽きやすいので、柚子胡椒が良い味変に。
 
 具は鴨肉チャーシューは薄いのが2枚。しっとりした仕上がりでまずまず。青ネギはともかく、刻み玉ねぎはちょっと刺激が強すぎてこのラーメンには正直合いませんでした。でも太い白ネギ好きじゃないんだよぉ・・・ 他に穂先メンマが入っていました。

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2022.11.25

黒毛和牛入り粗挽きハンバーグのビーフシチュー@松屋

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 松屋が2022年11月22日より期間限定発売中の「黒毛和牛入り粗挽きハンバーグのビーフシチュー(980円)」を試食。これは全くの新商品ではなく、昨年人気だった「ビーフシチューハンバーグ」をリニューアルしたもので、ハンバーグに使用している食肉中、黒毛和牛を31%使用しているそうです。その代わりに130円も値上がり。

 「牛バラ肉をとろとろに煮込んだ赤ワイン風味の特製ソースは、松屋のビーフシチュー定食のソースをハンバーグに合うようにアレンジしたもの。『美味しいハンバーグを提供したい。』そんな想いから何度も何度も試食を繰り返し、肉の挽き目もミリ単位で調整して完成したハンバーグとの相性は抜群です。牛バラ肉由来の旨味とコクが味わえるビーフシチューソースとのハーモニーをお楽しみいただけます。」というのが松屋のウリ文句。

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 黒毛和牛の良さは正直よく判らず、黒毛和牛を採用せずに値段を抑えてもらったほうがよほどありがたいのですが(苦笑)、肉を粗挽きにした効果はてきめんで肉肉しさ、肉の旨味が倍増!!

 またビーフシチュー定食で実績があるせいか、コクといい、旨味といい、わずかな酸味といい、ソースはなかなかの出来。ただ「ハンバーグに合うようにアレンジした」というのが曲者。シチューではなくソース寄りにしたのでかなり味が濃くてしつこいのが難。ハンバーグに合うようにというよりご飯が進むようにアレンジしたのではないかと訝しくなるレベル。従ってサラダが付かない代わりにちょっと安い「ビーフシチューライスセット(920円)」では早々と飽きてしまいそうな気も。余ったソースがドレッシング代わりにもなりますし、ここはサラダ付きの「定食」のほうが断然お勧め。

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2022.11.24

つづみぞば@高山 ~ 中華そば

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 高山駅から国分寺通りを東へ。高山信金のある角を左折してすぐ。高山屈指の人気店で11時半の開店20分前に往訪したところ既に先客2、開店までに後客8。程なく満席になって退店時には中待ち4、外待ち12。
 
 券売機はなく、メニュー先頭の「中華そば(800円)」を「大盛(+150円)」で注文。ランチサービスなし。後払い。

 店内は縦長カウンター7席と4人卓×、6人卓×1。卓上には胡椒、ラー油、酢。1ロット5杯ずつ、しかも麺茹で時間も長くはないのに結構のんびり作っているせいか、回転はイマイチかも・・・

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 スープは店の案内によると「醤油をベースに、豚骨、野菜などを加えさっぱり澄んだスープ」とのこと。脂っ気がない、あっさり味。若干甘目なのは野菜から来ているのかな?かえしが無意味にでしゃばらない飽きの来ない味わいです。

 麺は縮れ入りの中細麺。スープとの相性、絡み具合は文句なし。
 
 チャーシューは小さめのものが2枚だけですが、なぜか厚さに極端な差があってびっくり。味はいたって淡白。他にメンマ、刻みねぎ。

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高山へは別にラーメンを食いに行った訳ではなく、今年7月にデビューしたばかりの新型車両HC85系特急「ひだ」に乗るのが主眼でした!!

 

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【TV短感】カタールW杯E組第1戦:日本 2-1 ドイツ ~ ハマった時のカミカゼサッカーの謎の強さ!!!

 いやはや恐れ入りました。ドイツのあんまりな決定力の無さに救われた側面が強いとはいえ、W杯本戦ですから結果が全て。ドイツは優勝を狙って長丁場を闘うべく緒戦からトップコンディションで入っては来ないであろうと思われるのに対し、日本は緒戦で勝ち点を一つでももぎ取るべく全力で行くしかない立場。それゆえ本来の実力差よりは競った試合になるだろうとは思いましたが、まさか逆転勝ちするとは!!日本サッカー史上に残る大金星となりました。

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 前半の日本は悲惨としか言いようがありませんでした。8分に鎌田のボール奪取から伊東→前田と速攻が決まった!!と思ったらめっちゃオフサイドだったのが唯一惜しかっただけで、その後はドイツに殴られっぱなし。
 
 ドイツは左SBラウムを前に押し出して対面の右SH伊東を徹底攻略。日本の攻めは伊東を走らせてナンボなのですが、その伊東が守備面で大穴になってしまうジレンマに立たされて大苦戦。遠藤が大炎上している右サイドを支援すると今後はバイタルエリアがぽっかり。日本はボールを奪う位置が低い上にいい形でボールが奪えないので得意の速攻を繰り出せず、ひたすら波状攻撃を受ける羽目に。
 
 もうドイツが先制するのは時間の問題としか言いようがない戦況が続く中、案の定というかなんというか権田がVARで確認する必要が全くないレベルでのPKを取られて33分に失点。前半間際ドイツに完膚なきまでに崩された場面はVAR発動→オフサイドに救われましたが、ボールを80%近く支配されてシュートは1本しか撃てないという散々なスタッツを残して前半終了。
 
 あんまりな前半を受けて森保監督は何の役にも立っていない久保(なんでスタメンなのかも謎でしたが)を下げて冨安を投入し、3-4-2-1というか事実上5-4-1にフォーメーションを変更し、しかもリトリート主体だった守備を捨てて「カミカゼプレッシング」に転換。
 
 5バックに転換したことで日本右サイドをやられまくる傾向はなくなったものの、カミカゼプレッシングの副作用(=吉田が最終ラインを上げたがらないのでスカスカの中盤を良いように使われてしまう)もそれなりにデカくて、「追加点を取られる可能性は依然大きいままだが、点が入る芽が出ただけ前半よりはマシ」という感じに。
 
 最悪の状況を脱した日本は57分前田→浅野の交代はともかく、長友→三笘という「守備を一部放棄した!!」と取られても仕方がない選手交代を敢行してがっつり3-4-2-1へ。ドイツも67分ミュラー→ホフマン、ギュンドアン→ゴレツカと代えてから戦況は攻め合いの様相を呈しましたが、ここで頑張ったのが権田。リーグ戦で溜めに溜めた運をここで大放出して好セーブを連発!!!

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 調子づいた森保監督は「守ったら死ぬ!!!総員突撃セヨ!!」と言わんばかりに71分田中→堂安、75分酒井→南野とアタッカー祭り。祭りだ、祭りだ、祭りだ、豊年祭り。
 
 そしてその森保監督に期待に応えたのが堂安。75分左サイドから三笘縦に突破→南野シュートはいったんノイアーに弾かれたものの、こぼれ玉に堂安が詰めて同点。

 さらに83分自陣深い位置からの板倉FK縦ポンに最前線で浅野がCBシュロッターベックに競り勝っただけでなく、なんとノイアーのニアというか頭上を抜いての逆転ゴール!!さすがのノイアーも単騎で突っ込んでくるカミカゼの出現は想定外だったのかも???
 
 ATにおける失点の多さでは定評がある権田なだけに7分もあったATは気が気でありませんでしたが、ドイツの反撃は拍子抜けするくらい迫力が無くてそのまま試合終了。
  
 スタッツ的にはドイツはアホほどあった決定機で1点しか取れなかったのが全て。日本は全く良いところが無かった前半でなんとか1失点に抑え、かつ心も折れなかったのが奇跡的な逆転勝ちに繋がったと評価していいでしょう。再現性がある=将来に繋がるサッカーだったのかどうかはさておき(苦笑)、日本人のメンタリティー的には大いに好まれる試合だったのは確かです。

 ドイツに勝ったのはこの上ない慶事なのですが、日本の本来の目標はドイツに勝つことではなくあくまでもグループリーグ突破。ドイツに勝ったのは良いがコスタリカ&スペインに負けてグループリーグで敗退なんてことになったら目も当てられません。でも試合中に酒井が故障した臭いですし、途中投入の冨安の状態も怪しげ。はてさてどうなることやら。アトランタの再来は避けたいなぁ・・・でも往々にしてドイツに勝ったことで大満足してしまいがちなのが日本人のメンタリティーだからなあ・・・

-----前田-----
久保---鎌田---伊東
---田中--遠藤---
長友-吉田--板倉-酒井
-----権田-----

(得点)
33分 ギュンドアン(PK)
75分 堂安
83分 浅野

(交代)
HT 久保→冨安
57分 長友→三笘
57分 前田→浅野
71分 田中→堂安
75分 酒井→南野

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2022.11.23

すき焼き定食@やよい軒

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 「やよい軒」が2022年11月2日から期間限定発売中の「すき焼き定食(930円)」を試食。

 「すき焼き定食」は毎年秋冬恒例となっている鍋メニューの第1弾で、「すき焼きのたれは、3種の本醸造醤油と本みりんをブレンドし、風味を効かせた甘めの味に仕上げました。たれがしっかりと染み込んだ牛肉や旬の野菜を、自慢の炊き立てごはんとご一緒にお召し上がりください。生卵を絡めるとまろやかになり、また違った味わいを楽しめます。」というのがやよい軒のウリ文句。

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 「甘めの味に仕上げました」とわざわざ謳っている以上、かなり甘ったるいのは致し方ないかなぁ・・・ また「牛肉も野菜も存分に楽しめる仕立てになっており、冬に旬を迎える、旨みがぎゅっと詰まった野菜を、1日に必要な量の1/2摂ることができます。」と豪語している割には野菜が多くないのが残念。増量剤としか思えないうどんなんて止めて白菜をもうちょっと入れてくれると嬉しいのですが・・・やたら甘ったるいうどんなんて食べるのはきついですし。他に糸コンニャクと豆腐。

 ただその代わりに牛肉の量が意外に多くて、しかも味が濃いのでご飯がすすみ、デフォルトのご飯+お代わりご飯並盛だと増量剤のうどんのみならず白菜も少々余ります。

 以前は吉野家の「牛すき鍋膳」等牛丼チェーン店が出す牛鍋メニューにコスパでボロ負けと思っていたのですが、牛丼チェーン店も値上げが顕著な上に、やよい軒はご飯おかわり自由かつ味噌汁付き、かつWebクーポンを使えば30円引きになること、さらに牛丼チェーン店よりは落ち着いた環境で食えることを考えればもはやコスパの悪さはさほど気にならないかと。

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2022.11.22

富士山豆腐の本格麻婆めし@松屋

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 松屋から2022年11月15日より期間限定発売中の「富士山豆腐の本格麻婆めし(500円)」を試食。

 「富士山豆腐の本格麻婆めし」は、「大豆の選別からはじまり富士の伏流水を使用、こだわりの製造方法によって作られたオリジナルのなめらかな食感を楽しめる自社製豆腐一丁に、麻婆だれがたっぷり絡んだ逸品です。麻婆だれは辛みを引き立てる唐辛子と香り高く一口でしびれる山椒をアクセントに、肉の旨味や食感をしっかり感じることができる本格的なたれに仕上がっており、豆腐もごはんもすすむ、食欲をそそるシビ辛メニュー。」というのが松屋のウリ文句です。ちなみに豆腐は自社の富士山工場で製造しているそうです。

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 ウリ文句では富士山豆腐をやたら強調していますが、出てきた一品はどう見てもただの麻婆丼で特に豆腐に際立った特徴は見られません。店頭のポスターでは豆腐が一丁そのまんまご飯の上に乗った格好になっていますが、実物とはビジュアルが違い過ぎ。もう風俗店もビックリなレベル!!!

 ビジュアルの問題はともかく、麻婆めしの出来自体は悪くありません。結構山椒が効いていて配膳時には早くも鼻がムズムズする上に、思いのほか辛くてピリ辛を遥かに通り越したレベル。汁気はあんまりなくて粘度が高いので「飲み物」という比喩はあまりしっくり来ませんが、ただ辛いだけではなく旨味も十分でご飯がすすむ一品なのは間違いありません。
 
 なんか丸美屋の麻婆豆腐で一日目に食べきれなかった分を二日目に温め直してご飯にかけたのと見た目&味わいがそっくりな気もしますが(苦笑)。

 なお、胡麻だれをかけた「富士山豆腐の胡麻だれ麻婆めし」も併売しているようですが、往訪した川口駅前店ではなぜか取り扱い中止扱いになっていました。

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2022.11.21

焦がし焼き海老にんにく炒飯@大阪王将 大井町店

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 大阪王将大井町店で「焦がし焼き海老にんにく炒飯(764円)」を試食。期間限定の他のメニューを試食するつもりで往訪したのですが、大井町店限定のこのメニューの方が面白そうだと思って切り替えた次第。

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 炒飯には大きめの海老がどっさり!!値段を考えればこれだけの量の海老をよくぞ乗せたものだと感心します。海老は「あまからガーリック醤油」で味付けして炒めたようで、「焦がし」と銘打ってはいるものの水分まで飛んでおらず、プリプリの食感はしっかり保たれていて大満足。また「あまから」といってもほとんど辛さは感じず、むしろガーリック風味のほうが主張します。

 そして海老自体はガーリック風味な上に、ホクホクのニンニクが海老の隙間を埋めるようにゴロゴロ。よって当然ながらランチタイムの試食には要注意。

 具は他に玉子、コーン。味は見た目と違って割と薄味ですが脂っぽいのはどうにもならず、その上ネギやタマネギなど炒飯定番の野菜類が全くないので少々飽きやすいかも。

 店では「追憶薫る」と謳っていますが、昔懐かしいというより大阪王将でかつて出した商品の復刻販売じゃないかという気が・・・でも無難な一品だと思います。

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 なお大井町店では大阪王将で初めて注文用タッチパネルを経験。いつもお世話になっている赤羽店にはなかったからなあ。

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2022.11.20

こいけのいえけい@巣鴨 ~ 豚骨醤油ラーメン

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 山手線巣鴨駅南口から中仙道を渡って南へ。ほっともっとやゴルフパートナーのある角を西へ入って、文京宮下公園の真ん前。駅から徒歩10分弱。
 
 本郷三丁目「にし乃」や王子「キング製麺」などの人気店と同じグループが手掛けた店ということで既に結構な行列店になっていると聞いて、11時の開店25分前に到着したところ先客1、開店までに後客10人強。退店時には外待ち12人と確かに早い時間帯から行列が出来ていました。

 店内の券売機ボタン先頭の「豚骨醤油ラーメン・並盛(850円)」を注文。麺量は並で160gとのこと。ランチサービスなし。食券を渡すと、麺の硬さとニンニクの要否を聞かれたので、「硬め&ニンニクあり」でお願いしました。

 メニューは「魚介MIXつけ麺」との二本立て。

 店内はL字型カウンター8席のみ。卓上にはおろしニンニク、豆板醤、ブラックペッパー、マヨネーズ、白米専用ニンニク醤油漬、白米が進むタレ、ラーメンダレ。白米用の調味料が目立ちますが、残念ながらライスは別料金(150円:ハーフ100円)。

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 家系にしてはややとろみ強めのスープは「骨を入れてはコトコト・・・漉して骨を入れ、コトコトを3日間かけてエキスを抽出。最後に細かい目のザルで漉してクリーミーな口当たりに仕上げました」というのが店のウリ文句。確かに良くも悪くも家系らしいワイルドさは微塵も感じられず、いたってクリーミー。またかえしは終盤になってややうるさく思えるくらいで、どちらかといえば総じてマイルドな味。しかも脂もさほど多くはなく、豚骨の旨味を存分に味わってもらう趣向のようです。ただ食べているうちはそうでもないのですが、食後は結構胃にずっしり来ました。
 
 麺は中太ほぼストレートタイプで、キング製麺で製造しているとのこと。一般的な家系の麺よりはやや平たく、また「硬め」で頼んでもつるつる&もっちりした家系らしくない食感なのが特徴的。スープとの相性は文句なし。

 チャーシューはこれまた凡そ家系らしくない低温調理タイプ。薄切りにしたのは「スープに浸してご飯を巻いて何回も食べられるように」との考えらしいのですが、このラーメンはそんなにご飯を欲するタイプではなく、むしろチャーシューが冷えていてスープを温くしている弊害のほうが気になりました。
 
 具は他にほうれん草、刻み玉ねぎ、海苔。卓上におろしニンニクがあるのにニンニクの要否を聞いてくるのが不思議でしたが、トッピング用のニンニクは刻みニンニクでした。

 家系ラーメンを非常にお上品に作ってみたらこんな感じになりました!!といったところでしょうか。行列店になっているのも納得の出来でした。

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2022.11.19

天来@東十条 ~ 山椒醤油ラーメン

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 京浜東北線東十条駅北口を東側へ降りて目の前。11時半の開店5分前に到着したところ先客ゼロでしたが、開店までに後客3。開店後9人と早い時間帯から賑わっていました。
 
 店内の券売機ボタンを見て基本と思しき「山椒醤油ラーメン(850円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは「山椒塩ラーメン」との基本2本立てですが、往訪時は期間限定メニューとして「アキノキノコソバ(1日20食限定)」を売り出していました。
 
 店内は縦長L字型カウンター10席。卓上には黒コショウのみ。水セルフ。

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 スープは店の案内によると「京桜親丸鷄、大山鶏胴ガラ手羽先、利尻昆布、桑名産ハマグリ、背黒イワシ、かつお本枯れ、アゴ、サバ」をベースと実に饒舌ですが、残念ながら日本一生揚げ醤油他4種の醤油からなる醤油だれが、しょっぱく感じるほどではありませんがややうるさくて出汁の旨味がかき消され気味。
 
 また「山椒」を掲げている以上仕方ないのかもしれませんが、ちょっと効かせ過ぎな嫌いがあって、それも出汁の旨味を損なっている気が。刺激が強い、あるいは癖の強い香辛料は客が好みに応じて自分で調整できるほうがありがたいかと。

 麺は三河屋製麺製の中細ストレートタイプ。スープ表面の脂の助けもあってつるつるとした口当たり、しなやかな持ちあがり。また見た目よりは噛み応えがあり、スープとの相性、絡み具合も申し分なし。
 
 チャーシューは「大麦仕上げ三元豚肩ロース」とのことですが、崩れやすくなるまで煮込まれていながらも肉の旨味はしっかり保たれていてまずまず。他に刻み紫玉ねぎ、笹切りねぎ、三つ葉

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2022.11.18

牛バラ焼きとささみタレカツの合い盛り定食@かつや

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 「かつや」が2022年11月4日から期間限定で発売中の「牛バラ焼きとささみタレカツの合い盛り定食(890円+税=979円)」を試食。言うまでもなく「かつや」お得意の「合い盛りシリーズ」というか「屋上屋を重ねるシリーズ」の一環です。この手の「ダブル主役系」は丼だとかさばり過ぎて食べにくくて仕方ないので、いつも定食を頼んでいます。

 「サクサクのパン粉で仕上げた鶏ささみのタレカツと、甘じょっぱいタレで牛バラ肉と幅広で存在感のある玉ねぎを炒めた牛バラ焼きで、一度に牛肉と鶏肉を味わえる食べ応えのある一品に。」というのがかつやのウリ文句。

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 タレカツの「タレ」も甘めなので、甘めなもの同士の合い盛りは味わいの上では喧嘩はしないのですが、かつやの「合い盛りシリーズ」にしてはえらく量的バランスが悪いのが気になりました。どう見てもタレカツが「7」、牛バラ焼きが「3」くらいのボリュームで見た目はタレカツが圧倒しています。
 
 でもタレカツっていちおうタレをくぐらせているとはいえ所詮鶏ささみなので味わいは淡白で、こんなに量があってもすぐに飽きるだけなんですなぁ・・・なんか存在感はやたらあるんだけれども実力はたいしたことがない「トマソン」みたいな感じなんだよなあ、このタレカツ。
 
 半ば個人的な好みの問題ですが、これならタレカツを一個だけにして牛バラ焼きを少し増やしてくれたほうが全体の効用はぐっと改善しそうなもの。牛肉ではなく玉ねぎでも良いので。牛バラ焼きはタレの味が濃いのでご飯も進みますし・・・

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【祝】岩尾 憲選手 徳島ヴォルティスより完全移籍加入

・昨日(11/17)、岩尾 憲選手の徳島ヴォルティスからの完全移籍加入が公表されました。

・岩尾は今年1月に徳島から期限付き移籍加入。徳島で岩尾と長年苦楽を共にしたリカルド・ロドリゲス監督が今年限りで浦和を去ることもあってその去就が注目されましたが、11/6にデイリーが「完全移籍で獲得する方向であることが5日、複数の関係者の話で分かった。」と報じ、その報道通りの結果になりました。

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・岩尾は既に34歳のベテラン。GKならともかく、この年齢のフィールドプレーヤーを浦和が完全移籍で獲得するのはあまり例がなく、直近の西が思い浮かぶくらい。

・岩尾は今年リーグ戦29試合(2,396分)出場と主力中の主力と言っても良いくらいの扱いでしたが、如何せんベテランであり、しかもCHは平野・柴戸・伊藤・安居と駒が余り気味であり、さらに岩尾を名指しで招聘したと思しき肝心のリカがいなくなることもあって、岩尾は今季限りであっても特に不思議はなかったと思います。

・それでも浦和が岩尾の完全移籍に動いたのは岩尾のキャプテンシー、ピッチ上の監督、チームのまとめ役としての能力を高く評価したのではないかと推察します。

・昨オフに浦和はコロナ禍に伴う経営難もあってコストパフォーマンスの良くないベテラン選手を大量に放出しました。それ自体はやむを得ない話ですが、その副作用としてチームがしんどい時に求心力足り得る選手、チームを鼓舞し、落ちこぼれそうになる者を引っ張り上げられる選手がいない、非常に大人しいチームになってしまったように伺えました。

・言い古された、手垢が付きまくった言い方をすれば「チームの精神的中核」。そんな役回りを昨年までは阿部がやっていましたし、ちょっと意味合いは違いますが、晩年の平川は出番のなくなった選手の心の支えとして重要な役割を担っていました。浦和フットボール本部はそういう役割を担う者として岩尾の完全移籍に動いたのではないでしょうか。

・今年の岩尾はなにせ移籍初年かつレンタル移籍の身。しかも加入当初は徳島でのリカと浦和でのリカのやり方の違いに戸惑ってなかなか実力を発揮できず、自分のことだけで精一杯で周囲にポジティブな影響を及ぼす余裕はなかったかもしれません。

・また来年は如何せん監督が代わってしまうので岩尾が来年も主力中の主力たりうるのかどうかは判りません。しかし、2年目かつ完全移籍となった岩尾はたとえ出番が減ったとしても浦和の大黒柱的存在として働いてくれることでしょう。完全移籍決定時の岩尾のコメントを読むと、阿部の後継者であることを若干意識している節がありありですし。

・浦和はいろいろと面倒くさいクラブであり、何かと不愉快なことも少なくないかと思いますが、来年もよろしくお願いします。

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2022.11.17

【観戦記】さいたまシティカップ2022:浦和 4-2 フランクフルト ~ 浦和の引き立て役に徹してくれてありがとう!!

・DAZNで欧州CLを中継しなくなった辺りから海外サッカーはほとんど見なくなり、またブンデスリーガはもともとDAZNで中継がなかったこともあって、欧州CLにはまず出てこないフランクフルトに関する予備知識はほぼゼロ。なんせ鎌田がフランクフルトにいることを知ったのは試合当日だったというテイタラク(^-^;

・長谷部&鎌田以外で唯一顔と名前が一致するゲッツェはW杯ドイツ代表で当然ながら来日せず。他にも各国代表に選出されているメンバーが結構いて。しかも日曜日に試合をこなしてからの来日。肝心の長谷部は故障中で出場が危ぶまれる状態。

・それにしても出てくるメンバー考えたら、どう考えてもフランクフルト戦のチケットは高すぎやなぁ・・・「お前らもコスパがめっちゃ悪い選手を掴んでしまった浦和の気持ちになれ!」ということなのか・・・

・浦和も浦和でACL準決勝以降残念過ぎる試合が続いて、この試合を最後にリカが浦和を去ることが決定。しかも新監督も決定済という状況なので、正直テンションだだ下がりのまま埼スタへ出かけました。

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・しかもふたを開けてみるとスタメンは今季出番の少なかった選手=来季の去就が気になる選手だらけ。悪く言えば「思い出作り」と言われても仕方のない選手がゾロゾロ。

・ところがこの「思い出組」が予想以上に奮戦して試合は10分過ぎくらいから浦和が圧倒。平野が立て続けにミドルシュートを放ったかと思えば、松崎のスルーパスに反応した馬渡のシュートはバーを直撃!!そして19分安居の中盤でのボール奪取→江坂スルーパスからユンカーがゴール!!

・先述のようにフランクフルトは日曜日に試合があって、日本に到着したのは昨日。しかも渋滞に巻き込まれたのか選手バスの到着が遅れて19時頃のスタジアム入りになった模様で、フィールドプレーヤーがピッチに登場したのはなんと試合開始15分前になってから。ロクにアップもしないまま試合に臨んでいたのは別に「舐めプ」でもなんでもなかったのですが、現地ではアップ開始が遅れた理由なんて知る由もなく。

・という訳で、フランクフルトのコンディションは万全には程遠いどころかボロボロだったと推察されますが、それにしてもフランクフルトの出来は悪すぎました。基本3-4-2-1のようですが、タイトとは言い難い陣形で中途半端な前プレを仕掛けてるチームって、今時J1だと磐田くらいしかおらんやろうなぁ・・・しかも最後尾からのビルドアップはかなりヤバめ。

・こんなチーム相手なら思い出組と言えどもパス回しで相手の前プレを交わし、さらに浮いている選手へ縦パスを突き刺すのは実に簡単。おまけに江坂&ユンカーが揃っているせいか、ふんだんにあるスペースを利用して必要以上に手数をかけず、ダイレクトにゴールへ向かう場面が目立ちました。こんなに思い出組がのびのび、活き活きとプレーするとは・・・特に安居。

・試合後に選手達が口をそろえたかのように「楽しかった」とコメントしているのも納得。また今季出番が少なかった分、新監督へ、さらには新天地へのアピールの場としてモチベーション高く試合に臨んでいたのかも。また予め前半だけの出場と判っているので思い切ってやれるという側面もあったでしょう。

・相手のビルドアップのミスに乗じてシャルク、安居と放ったシュートは決まらなかったものの、27分にはCKの相手クリアボールを拾ったところから、江坂斜めのパス→岩波スルー→ボックス内で受けたユンカーがゴール!!江坂とユンカーの相性の良さ、そしてボックス内で前を向いた時のユンカーのお仕事の精度を再確認するに十分なゴールでした。

・前半の内容を厳しめに言えば、点が取れるのは結局ユンカーだけだったこと。あれだけ良い形でミドルシュートを撃ちまくりながら「放っても放っても、あーあー枠の外」という「さざんかの宿」なのが今の浦和の物悲しさ。

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・後半の浦和は松崎・岩波・宮本以外の8人を入れ替え。フランクフルトも同様にメンバーを大幅に入れ替え。

・47分CKのこぼれ玉を拾った37番が放ったグラウンダーのシュート。勢いのない緩いシュートだったのにゴールに転がり込んでしまうというなんだかなぁな形で失点したかと思えば、50分岩尾CKから明本がファーへ流したボールをどフリーのショルツがゴールというこちらもなんだかなぁな形で挽回。

・今季のレギュラー組中心の後半は一転してボールをしっかり繋ぎ、かつむやみに急ぐことなくゲームをコントロールする「本来のリカ流」に。これはこれで悪くはなく、実際64分岩波ロングフィード→左サイドで裏抜けした明本折り返し→松尾に僅かに合わずなど、主にサイドからの崩しで何度か決定機を作ったものの、これまた「詰めたって詰めたって、あーあー入らない」という「さざんかの宿」なのが今の浦和の物悲しさ。

・しかも岩波といい、明本といい、自陣深い位置での致命的なミスが出る始末。いずれも西川の好守で事なきを得ましたが。

・結局後半の流れの中からの得点は78分右サイドで宮本が縦パスをカットしてからのショートカウンター=宮本→松尾というシンプルな形での1点のみ。松尾は86分にも単騎バイタルエリアに斬りこんでミドルシュートを放つもバーを直撃。

・守っては81分CKからの流れで右サイドでモーベルグと明本がボールを奪ったり奪い返されたりを繰り返した挙句に、25番がどフリーでクロス→48番が宮本のマークを全く苦にすることなく放ったヘッドがループ気味に西川の頭上を抜いてゴールという、競った試合ならブチ切れそうな形で失点。

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・後半は相手の守備強度が上がったせいもあるでしょうが、試合内容的にはは今季の浦和にそこはかとなく漂っていた閉塞感まで再現しちゃった感じも少々。後半のサッカー=リカが本来やりたいことで、前半のサッカー=フットボール本部がリカに追加的に求めていたものだと思うと、なんだか切ないんだよなぁ・・・でも試合前のテンションの低さを思えば、案外楽しかった親善試合でした。

・この日の主役=長谷部は74分からの出場。故障を抱えたままの来日なのでATにちょっとだけ顔見せするだけだと思い込んでいただけに、予想外に長くプレーしてくれました。しかもボランチでの出場!! また試合後のスピーチや立ち振る舞いはこの試合がリカのラストゲームであることにも配慮する相変わらずの整いぶりを発揮。スタジアム周回時にはかつての自分のチャントを受けて嬉しそう。

・リカのパフォーマンスは尻すぼみ感が強かったことは否めませんが、一応2年間で天皇杯を獲った上に人柄が幸いしてかリカを悪く言う方は少なく、良い別れになったと思います。

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(スタメン)

-----ユンカー-----
シャルク---江坂---松崎
---平野--安居---
馬渡-知念--岩波-宮本
-----牲川-----

(後半開始)

-----松尾-----
松崎---小泉--モベルグ
---岩尾--伊藤---
明本-ショルツ--岩波-宮本
-----西川-----

(得点)
19分 ユンカー
27分 ユンカー
47分 アナス アラウィ(FRA)
50分 ショルツ
78分 松尾
81分 ナチョ フェリ(FRA)

(途中交代)

78分 松崎→工藤(工藤が左SB、明本左SHへ)
87分 宮本→稲垣

・手術したばかりの関根がなぜかベンチ入りしていましたが、当然ながら出番なし。大原に戻って来てはいるもののリカが「今季は出場なし」と明言されていた犬飼もなぜかベンチ入り。ただ犬飼は試合前にいかにも出番がありそうな勢いでアップしていたのでびっくりしました。

・大久保はなぜか出番がなく、後半珍しく松崎を左SHに転用。大久保もなんだかんだと故障がちに。そして大畑は怪我に始まって怪我に終わり、リンセンはどこに行ったんや・・・ 来季はメディカルだとかトレーニング体制だとか、選手の補強よりその辺にテコ入れしたほうが効果ありそうですなぁ・・・

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2022.11.16

鶏ときのこのあんかけ焼きそば@餃子の王将

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 「餃子の王将」が11月限定メニューとして販売中の「鶏ときのこのあんかけ焼そば(750円)」を試食。6月に売り出した「海鮮あんかけ焼きそば」が好評だったのか、秋らしくきのこをたっぷり添えてマイナーチェンジした上で再投入したようです。「海鮮」より具が安っぽくなってお値段据え置きという意地悪い見方も出来ますが。

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 「海鮮だしときのこの旨味、オイスターソースのコクある餡が柔らかい鶏肉などの具材と香ばしい焼麺に絡みます。ピリッと効いた生姜の風味がアクセント!」というのが王将のウリ文句。
 
 以前「海鮮あんかけ焼きそば」を試食した際は、作り手の問題なのか、あんかけの割には少々脂臭いのが気になりましたが、今回はそんな難点は一切なし。海鮮出汁を強調したいのか、あんかけの割にはかなり汁気が多くてあまり焼きそばっぽくない気もしますが、王将の割には割と薄味なのは嬉しいところ。「ピリッと生姜がアクセント」とありますが、生姜はあんかけ全体に行き渡らせるのではなく、まさに地雷を踏んだかのようにたまに当たってアクセントになる感じ。

 麺は中太ストレートタイプでややざらつきのある口当たり。基本もっちりとした仕上がりなのに所々焼き焦げがあるという、いかにも王将らしいムラのある焼きあがりで「カリッとした焼麺」には程遠いと思いましたが、個人的にはこのもっちり麺のほうが好み。
 
 きのこはキクラゲ、椎茸、ぶなしめじ、平茸といったところでしょうか。そして鶏肉の量も案外多め。他に白菜、ニンジン。

 餃子の王将の焼きそばは麺を大幅に改善して以来ハズレがありません。ラーメンの麺ももうちょっと頑張って欲しいのですが・・・

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2022.11.15

八咫烏@水道橋 ~ 醤油ラーメン

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 水道橋駅西口から水道橋西通りを渡ってすぐ。松屋のあるビルの地下1階。11時の開店5分前に到着したところ先客1、開店までに2人、開店後7人と行列こそ出来ないものの結構な人気店の模様。九段下から移転したと聞いて、6年ぶりの再訪。個人的にはずっと行きやすくなりました。
 
 店内のタッチパネル式券売機のトップ画面は「特選」だらけなので、「醤油」のタブを開いて基本と思しき「醤油ラーメン(900円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 タッチパネル式の難儀なところでメニューの全貌が判り辛いのですが、他に塩、カレー、トマトというタブがありました。

 店内は縦長カウンター10席程度と入口近くに4人卓×1、2人卓×1。卓上に調味料類なし。

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 スープは魚介系がベースなのかな?見た目ほど醤油が自己主張せず、出汁の旨さをうまく引き出しており、終盤になってややうるさく感じる程度。むしろ表面の脂がちょっと邪魔かな? それでも後味すっきり、さっぱり、上品な味わいです。
 
 麺は中細ストレートタイプで若干ざらざらした口当たり。水気の少なそうな麺で噛み応えしっかり。ただ若干粉っぽい感じがしないでもなく。なお厨房にはキング製麺の麺箱がありましたが、入口脇には菅野製麺所の麺箱もあり、メニューによって麺を変えているのかも。
 
 チャーシューは極薄ながらも旨味はしっかり保たれていてまずまず。他に三つ葉、刻みネギ。
 
 九段下でいただいた際にはスープ、麺とも日本蕎麦っぽい印象を受けましたが、長い月日を経て若干中華そば寄りにシフトした模様。でも高いクォリティーは維持されてて早い時間帯から混みあうのも納得。

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2022.11.14

青森まちなかおんせん

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 「のっけ丼」で有名な青森魚菜センターの南。国道沿いに立地。青森駅から徒歩10分弱。
 
 「青森センターホテル」を併設していますが、ホテルの大浴場を日帰り客にも長時間開放しているというより、日帰り入浴施設に宿泊施設が付随しているといったほうが実態に即しています。

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 浴室は2階。1階は食堂や無料の大広間、理髪店などがあり、もう雰囲気は昭和の健康ランドそのもの。
 
 大きな内湯、岩風呂風の露天風呂とも古川源泉から湧き出る天然温泉(ナトリウム-塩化物泉)を利用しているのがウりですが、加水・加温・循環ろ過・塩素系薬剤使用と4拍子揃っていて湯はあまり温泉っぽくありません。また薬湯をわざわざ水風呂の隣に設けなくても・・・
 
 ただカランの数は十分すぎるほどあり、しかも入浴料金450円と安い割にはシャンプー、ボディソープが備え付けなのは嬉しいところ。駅近なので列車に乗る前にひと風呂浴びるにはもってこいでしょう。

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2022.11.13

ささみかつ定食@松のや

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 「松のや」が2022年11月2日より5ヶ月ぶりに販売を再開した「ささみかつシリーズ」の中から「ささみかつ定食(690円)」を試食。味噌、おろしポン酢、海鮮フライ盛合せ、親子丼、カレー等々、豊富なラインナップでささみかつを楽しめるようになっていますが、なんで断続的にしか販売しないのかは謎。また1週間後には「明太チーズささみかつ」というキワモノが追加投入されました。

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 「ささみかつ」は「"高タンパク低脂肪"の鶏ささみ肉をふっくら仕上げた逸品」というのが松のやのウリ文句。でもささみかつの味わいはいたって淡白なので、ロースかつとの合い盛りならともかく、ささみかつ単品だと個人的には飽きが来るのが早いように感じました。
 
 またタルタルソースが付いてきますが、海老フライやカキフライと違って相性は微妙。よって半分はタルタルで、残りはからし&醤油でいただきました。

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【雑感】阿部勇樹引退試合

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 「阿部勇樹引退試合」は浦和ユースvs千葉U18のエキシビションマッチに始まり、阿部の挨拶、そして最後のスタジアム周回と阿部らしい配慮に配慮を重ねた結果5時間超に及んだものの、埼スタに詰めかけた観客、そして阿部のために駆けつけてくれたかつての仲間たちをも巻き込んで一緒に盛り上げ、最後の最後まで全く飽きることなく楽しませてくれた素晴らしいひと時となりました。

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 残念ながらJ3在籍組はまだリーグ戦の真っ最中で大怪我の柏木以外の招聘は無理だったようですが、案の定というかなんというかこの方が無駄に長くて暑苦しいビデオメッセージを寄せてきて、ビデオメッセージなのにブーイングされる一幕も(苦笑)。

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 前半は途中から岡野・闘莉王・播戸による小ネタの披露合戦に。攻撃参加したまま戻ってこない(もはや戻ってくる体力がないw)闘莉王が「俺にボールを出せ!!」と言わんばかりの大きなジェスチャーで笑いを取りに来るかと思えば、シュートの威力や精度に驚かされる場面も。そして何度も走らされる50歳!最後の方はただの老人虐待にw 播戸は播戸で「これやったら確実にゴール裏からブーイングされるよな!」というツボをしっかり押さえてくるし。

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 家本主審もノリノリで、VARと交信するジェスチャー付きで阿部にFKが蹴りやすいところまでボールを動かすとは(爆笑)
 
 後半は浦和側に現役選手が増えたせいか、一転して試合らしい試合に。ミシャ期の主力が揃っていて、しかもミシャが長年にわたって仕込みに仕込んだコンビネーションプレーが身体に沁み込んでいるせいか、今の浦和ではとんと見られなくなった鮮やかな崩しをあっさり再現するとは!!

 退団時、そしてその後もいろいろあって評判ダダ下がりだった梅崎もゴール裏からある意味「お許し」が出たのか往時のチャントを盛大に歌ってもらって、その直後に豪快な一発!!闘莉王もそうですが、退団時やその後にひと悶着があった選手との和解の場になるのがこういう花試合の効用です。

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 個人能力で笑いが取れる選手がいなくなって真面目な試合になりすぎることを懸念したオジェックがすかさず阿部Jr.を投入して「ほっこりムード」に転換したのはオジェックらしくない名采配でしたw
 
 興梠は途中から阿部Jr.のお膳立てに俄然本気を出し始めて、興梠CF、次男トップ下、長男右SHでトライアングル作りまくり!!主役の阿部本人はその下で苦笑いするしかありませんでしたw また興梠は早くも完全にオフ仕様の身体になっていましたが、動き自体は不振を極めた昨年よりははるかにマシでひと安心(謎)。

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 そして興梠を先頭に浦和の面々が阿部Jr.にせっせとお膳立てをしているにも関わらず、そこに敢然と立ちはだかる今野!!ドリームクラッシャー今野は花試合ですら空気を読まないのには笑いました。小さな次男くんに猛然とプレスバックしてボールを奪うかよ、フツーw でもこれまた今野らしさ全開。また前線では昼間にYS横浜の選手として63分も出場していた松井がなぜかこの試合にも現れて凄まじいドリブルの切れ味を披露!!
 
 長男も次男もなんとかゴールを決め、最後は長男のクロスを阿部が決めて試合終了。いやぁ、最後で主役にちゃんと見せ場を持ってくるとは!! でもその前に長男CK→ニアに阿部が飛び込んでヘッドを決めたほうが現役時代の阿部っぽかったんですが(苦笑)。

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 最後は阿部らしいお世話になった方々への感謝や配慮に溢れた、それでいて長くなり過ぎないスピーチ。場内一周後は北ゴール裏に乱入して、阿部コールリーダーの発声の下で"We are Diamonds"で締め。
 
 浦和一筋ではない選手の引退試合を浦和が主催するのは井原以来でしょうか。また井原は浦和在籍が短かったので浦和主催とはいえそんなに浦和色は濃くなく、「浦和一筋ではないけれどもめっちゃ浦和色が強い引退試合」という意味では阿部が初。今後はこんな引退試合だらけになるのかも。

 
 長かった選手生活、誠にお疲れさまでした。そしてかくも楽しい場を設けていただきありがとうございました。

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2022.11.12

かきちゃんぽん@リンガーハット

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 リンガーハットから2022年10月28日より期間限定で発売中の「かきちゃんぽん(990円)」を試食。
 
 本商品は秋冬限定ながら毎年発売されている人気商品ですが、今年は「グループ創業60周年記念メニュー第3弾」との位置づけ。ウリ文句を見ると「新たに赤白4種類の味噌を配合した“特製味噌スープ”に、国産牡蠣と国産野菜の旨味をたっぷりと引き出した、寒い時期にぴったりのコクのある深い味わいの一品です」とあって、以前のウリ文句「赤白2種類の味噌と練りごまを混ぜた“特製味噌スープ”が、牡蠣と国産野菜の旨味を引き出した、寒い冬にぴったりのコクのある深い味わいの一杯です」と比べると味噌の種類が増えているようです。
 
 また「かきちゃんぽん」は「牡蠣は、注文を受けてから豆乳クリームバターで丁寧に焼き上げ、外はカリッと香ばしい食感と中は旨味がギュッと詰まった濃厚な味わいをお楽しみいただけます。」とのこと。

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 配膳されるや否やふわっと立ち上がってくる牡蠣の香り。この季節になると各外食チェーン店から牡蠣を使った商品が出てきますが、ほとんどがカキフライを出しているのに対して、リンガーハットの牡蠣は「焼き」の要素が入っているのがポイント。これだけで他店の牡蠣とは全然味わいが違います。

 ただ昨年より10円値上げに留めたためか、牡蠣の個数が4個から3個に減ってしまいました。また昨年はなぜか広島産でも宮城産でもなく、首都圏では知名度が低い播磨灘産の牡蠣を使っていることをウリにしていましたが、今年は「国産牡蠣」とアバウトな表現に改まっています。
 
 「特製味噌スープ」は味噌を前面に打ち出した良くも悪くも味噌臭いタイプではなく、ベースとなるちゃんぽんスープの味わいをそれなりに残しています。ただ以前は「やや甘目」という印象を受けたのですが、今年のは若干辛めにシフトした気がしました。
 
 具は通常の「長崎ちゃんぽん」とは違って豚肉や小エビ、コーン、インゲンは見当たらず。そのためビジュアルは些か地味。青臭い水菜は正直違和感ありまくり。また味変アイテムとして柚子胡椒が付いてきましたが、管理が悪いのか辛味や風味がすっかり飛んでただしょっぱいだけになっていたのが極めて残念でした。

 とはいえ、この出来なら秋冬の定番商品化するのも当然でしょう。なお販売は1月中旬までの予定。

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2022.11.11

【祝】マシエイ スコルツァ監督就任

 昨夜(11/10)浦和から2023シーズンよりマシエイ スコルツァ氏が、トップチーム監督に就任する旨が公表されました。

 マシエイ スコルツァ氏に浦和が接触している件については11/4に複数のポーランドメディアから報じられ、極めて手回しが良いことに11/5にはリーグ最終戦視察のためにスコルツァ氏が埼スタにまでやって来た由。従ってポーランドメディアから話が出た時点では相当話が進んでいたのでしょう。
 
 浦和は選手獲得に続いて監督招聘についても欧州サッカー大国ではなく、その周辺国に調査の網の目を広げた模様。こうなると日本のサッカーメディアでは事前に察知しようがないのでしょう。ほぼ最終段階で現地メディアから明るみになるまで噂の「う」の字も出ないまま監督就任の運びとなりました。実に良いことです。マッシモ・フィッカデンティ氏なんて凡そ浦和が呼びそうにない後任候補を挙げていたスポーツ紙もありましたが(苦笑)。
 
 なおマシエイ スコルツァ氏は2021/22シーズン終了後に個人的な理由でレフ・ポズナンの監督を退任し、およそ5カ月にわたり無所属状態だったそうなので、浦和は結構早い時点で招聘に動いていたかもしれません。 
 
 浦和は11/9に公表された「2022シーズンおよび3年計画の振り返りと2023シーズンに向けて」の末尾に「新監督を招聘することとしました」と宣言していたので新監督の公表は時間の問題だろうとは思っていましたが、まさかその翌日にいきなり公表するとは!!最後の公式戦=フランクフルト戦(11/16)を待たずに公表してしまうとは浦和らしくないスピード感には恐れ入りました。何せ新監督の最初の公式戦がACL決勝という超ビッグマッチになる可能性が高く、オフに入る前に選手と面談したり、オフ中の宿題を課したり等、事前の準備をサクサク進めたいのでしょう。

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 マシエイ スコルツァ氏については 

・ポーランド各クラブでの経験が長く、ポーランド1部で4度のリーグ優勝の実績あり(直近ではレフ・ポズナンで21-22シーズンのリーグ優勝)。
・サウジアラビアのクラブやU-23UAE代表監督も経験していてポーランド国外の経験もある

なんてことが判るくらいで当方も予備知識皆無。ポーランドの現地メディアでは「現在ポーランドの中で最も優秀な監督の一人」なんて評価もあるようですが、こればかりは蓋を開けて見ないと全く判りません。戦術的な話や求められる選手像等についてはおいおい識者からアホほど解説が出てくるでしょうから、それを楽しみにしています。

 昨シーズンのレフ・ポズナンのダイジェストを数試合見た限りでは、どちらかと言えば「ハイラインで前目でボールを奪い、そのままダイレクトにゴールを狙う」印象を受けましたが、この辺は土田SDのいう「攻撃力、機動力、アグレッシブな守備力を上積みし」と符合している気も。今季の反省点に挙げていた「ディフェンスラインを含んだチームの平均的なプレーエリアが非常に低かったこと。そして次に、アクティブ(能動的)な守備を前線の高い位置から仕掛けることができていなかったこと」へのテコ入れにはもってこいかも。
 
 なお新監督就任に関して西野TDではなく土田SDがコメントを発しているのを気にしている向きもあるようですが、土田SDがフットボール本部の公職に復帰した以上、主要な人事や本部の方針について土田SDが表に立つのは当たり前でしょう。今後西野TDは土田SDのサポート役として主として「データ等の客観的視点」の提供・分析に当たるのであれば、それはそれでアリだと思います。
 
 ただ新監督就任へのコメントが「2023シーズンに向けて」で公表されている文章の微修正でしかないことに象徴されるように、土田SDは正直口が達者とは言い難くて、喋らんでもいいことまで喋ってしまう西野TDと比べると説明能力に欠ける疑念は拭えず、その辺がサポーターやマスコミの火種になってしまう気が少々。

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3種きのこの親子丼@なか卯

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 「なか卯」で2022年11月2日から期間限定で発売中の「3種きのこの親子丼(590円)」を試食。
 
 「3種きのこの親子丼」は、「特製の割り下とこだわり卵を使用したなか卯の看板商品『親子丼』に、バターと醤油で味付けした秋が旬な3種類のきのこ(しめじ、エリンギ、舞茸)を合わせた、季節を感じる商品です。親子丼の纏うバター醤油の香りが食欲をそそり、一口食べるとバターのコクと醤油の香ばしさ、きのこの豊かな風味が口いっぱいに広がります。また、それぞれ食感が異なる3種類のきのこがアクセントとなり、“ふわとろ”とは一味違った親子丼をお楽しみいただけます。」というのがなか卯のウリ文句。

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 なか卯では昨年9月に「4種きのこの親子丼」を期間限定発売していて、その時からキクラゲがなくなりました。それだけならなんら構わないのですが、なぜか味付けも変更。具体的には前回は「黒胡椒とガーリック香る特製塩だれ」だったところを今回は「バターと醤油で味付け」に変えてきました。
 
 この変更は個人的には改悪以外の何ものでもありません。もともと極めて完成度の高いなか卯の親子丼。そこにやたらバタ臭くて自己主張が強い洋風の味わいを持ち込んで、元来の親子丼の良さをぶち壊しているような気がしてなりませんでした。
 
 親子丼に絶対の自信を持ち、多少変化をつけても無難にまとめてしまうなか卯であってもハズレることはあるみたいで。

 なお「3種きのこの親子丼」は12月中旬に販売終了予定とのこと。

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2022.11.10

うま辛担々うどん@丸亀製麺

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 期間限定販売ながらも毎年恒例となりつつある「うま辛担々うどん」。今年も10月25日から販売を始めたので早速試食に出かけました。「大(820円)」は昨年から40円値上げ。

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 「うま辛担々うどん」は、「濃厚な担々スープに、辛さと肉感が特徴の肉そぼろ、香味ラー油、彩りのほうれん草、かつお粉の相性が抜群な一杯。濃厚担々スープができたてのうどんに絡むこだわりの一杯を今年もご堪能いただけます。」というのが丸亀製麺のウリ文句。
 
 また「今年は『辛さ』が進化。粗びき唐辛子で辛みをつけた鶏と豚の肉そぼろは、一段と辛さが強調され肉の旨みもしっかり味わえます。また、濃厚担々スープに合わせる香味ラー油は、グラム単位で量を調整。旨みを引き立てつつ、キリッと辛い一杯に仕上げました。」とのこと。
 
 でも丸亀製麺の「うま辛担々うどん」って「うま」のほうにだいぶベクトルが寄っていて、たいして辛くはないし痺れなんて全然感じないのは相変わらず。「一段と辛さが強調され」といってもそれは「弊社従来製品比」でしかなく、絶対水準としてはピリ辛ですらないかと。そしてスープはごまダレがきつくてかなりどろっとしているのが特徴です。
 

 また「担々麺」と違ってあくまでもうどんであり、スープは「うどんに合うようベースには白だしを使用」しているそうで当然ながら和風の味わい。以前は隠し味にかつおの粉を肉味噌に振りかけていたはずですが、いつの間にかかつお粉を別盛にしたためか、一層和風感が強まった気も。

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【雑感】2022シーズンおよび3年計画の振り返りと2023シーズンに向けて

 昨日(11/9)浦和から公表された「2022シーズンおよび3年計画の振り返りと2023シーズンに向けて」についての雑感をまとめておきます。
 
 ホンマは「大槻監督の1年目は当初予定より下ブレで終わったので、これこれを期待してリカを呼んだんだが、やっぱり3年目で目標未達に終わりました」みたいなものを読みたかったのですが、そこまで直截的に書くアホもおらんでしょうし、まぁこんなもんかなぁ?というのが率直感想です。
 
Hanseisaru
 
(1)今後も「クラブ主導でのチーム作り」を継続

 3年計画の3年目で「リーグ優勝」という目標にはほど遠い結果に終わったものの、この3年間を通じて「2020シーズン開幕前に策定したコンセプトに沿って、クラブ主導でチームと選手の育成を進め」ることは出来たし、「これからもクラブ主導で、コンセプトに沿った育成、強化を継続してまいります。」と3年計画終了後も基本的なチーム作りの方針は変えないことを明言しました。
 
 言い換えれば「3年計画は大失敗に終わったので、従来のような『監督丸投げ方式』に戻る」ようなことはしないということでしょう。
 
(2)結局リカに何を求めていたのだろう?

 「チーム」の評価の冒頭に「今シーズン、リカルド ロドリゲス監督の強みである、ピッチ上において選手の位置的な優位性を元にゲームを支配するサッカーと、ボールを保持したときにはまずゴールを目指す縦にスピード感のあるサッカーとの融合を目指してきました。」と謳っているのが目を惹きました。
 
 先に拙稿「【補遺】リカルド ロドリゲス監督の監督職解除」で触れたように、浦和フットボール本部はやはり「縦に早いサッカーもボールを大事にするサッカーも両方できるようにしてくれ!」という要求をはっきりと掲げていましたようです。しかし、リカが最後の記者会見で「『我々がこのスタイルをやっていく上で適切な選手』が揃っていなかった」ことに触れているのを見ると、この虫が良いというか難易度が高い要求をフットボール本部とリカの間で擦り合わせ、妥協点を見つける努力をしていたのかどうか気になります。
 
 さらに「【リスクを負って得点を取りにいくこと<自陣ゴール前に人数をかけてリスクを低減させること】という戦い方が多くなり、得点を量産することができませんでした。」と課題を述べています。しかし、リカのスタイルはそもそも「ピッチ上でコントロール出来ないリスクを最小化する」というもので、凡そフットボール本部の掲げるコンセプトとリカの哲学は真逆のように伺えます。
 
 最後の「姿勢」の項では「クラブは選手一人一人に対し、たとえ負けた試合でも、見ている方々の心を動かすようなプレーや試合をすることを求めています。その観点で言うと、大きく課題を残すシーズンとなりました。」とも述べていますが、ロティーナにも相通じる「リスクをコントロールして、勝てる確率を高める」系の監督はその辺のお気持ち面で物足りなさがあるのは確かでしょう。
 
 よって今回の振り返りを読むと、結局のところ「なんでリカを招聘したん??」という疑問に行き着いてしまいます。敵味方とも全く予想がつかないカオスの中に勝機を見出す「マルティノスサイコロの旅」の後は、やっぱりキジェ招聘が本筋だったのでしょうなぁ・・・
 
(3)低かった守備への評価

 今季の反省点と言えば「とにかく点が取れなかったこと(特にシーズン前半)」を挙げると思いきや、「ディフェンスラインを含んだチームの平均的なプレーエリアが非常に低かったこと。そして次に、アクティブ(能動的)な守備を前線の高い位置から仕掛けることができていなかったこと」と守備面の課題を先に挙げているのが目を惹きました。
 
 その後の「決定力不足」とは対照的に、それらの原因にまで踏み込んでいないのが不思議ですが、正直どちらも中盤より前の主力が「J2オールスターズ」なので強度が不足したからではないかと思います。岩尾も強度が高いとは言いかねますし。ユンカーに至ってはそもそも「アクティブな守備」なんて苦手ですし。その結果、強度マシマシで前からプレスをかけてくる相手にはこの2年間苦労しっぱなしでした。
 
(4)慢心?環境の差?

 「選手編成においては外国籍選手等、怪我によって今シーズンはほぼパフォーマンスできなかった選手もいるなど、質の優位性という点での編成上の課題を認識しております。」
 
 「個性あふれる選手達が相手ゴール前で存分に、イキイキとパフォーマンスできるような、チャレンジしやすい、心身両面における環境設定にも課題がありました。」

 「試合に出場できる選手は11名+交代要員のみであり、それ以外の選手のメンタルも含めたコンディションをどう高く保つかという課題には改善の余地があります。また、監督だけではなく、チームスタッフ、メディカル、フロントスタッフ含め、選手たちに対して個の高い能力を維持し、発揮し続けてもらうためのアプローチには数え切れないほど多くの方法がありますが、そういったマネジメント面において、まだまだ向上の余地があると考えております。」

 今季リーグ戦の戦績が芳しくなった原因は編成面やサポート面に問題があったことを率直に認めています。特に心身両面でコンディショニングに問題があった件についてどういう手を打つのかが今オフの目玉です。

(5)ビルドアップはそんなに改善したかな?

 ポジティブな評価として「チーム全体での自陣ゴール前からの丁寧なビルドアップと崩し」を挙げていますが、これは少々疑問。ビルドアップなんて概念が無きに等しかった大槻時代と比べるとリカの1年目のビルドアップ能力は飛躍的に伸びたと思いますが、2年目は停滞ないし後退した印象すら受けました。その結果がシーズン終盤の大敗の連続。

(6)安居!!!

 故障がちだった酒井に代わって予想以上の出場機会を得た宮本はともかく、ベンチ入りもままならなかった安居の名前を挙げて「来期以降へむけての期待材料」と評価しているのには正直びっくりしました。
 
(7)妥当過ぎる目標の再設定

 「ロクに補強も出来ないのに目標だけはやたら高いんだよなぁ、浦和は!」」とリカにボロクソに言われたせいか、「クラブとして2023シーズン以降は、毎シーズン常に、『J1リーグで優勝争いをすること』『ACLの出場権を獲得すること』を目標とします。」と目標を至って穏当なレベルに緩和し、「3年」といった具体的な数字を掲げるのを止めました。「3年計画」の目標及びスケジュールが具体的過ぎて監督に無理ゲーな要求を強いて、自分で自分の首を締めた感があったのを反省したのでしょう。
 
 

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2022.11.09

牛・麻辣火鍋定食@すき家

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 「すき家」が2022年11月1日より期間限定で発売中の「牛・麻辣火鍋定食(890円)」を試食。すき家の冬の定番「牛すき鍋定食」も同時発売。共に2023年1月下旬頃販売終了予定。
 
 「牛・麻辣火鍋定食」は、「唐辛子・豆板醤・豆鼓醤がベースのしびれる辛さがやみつきになる冬にぴったりの一品です。辛味ベースの火鍋の素に、ピーナッツでコクを出した坦々ゴマだれを足し、辛さの中にも濃厚な旨みが感じられるスープに仕上げました。別添えの"火鍋オイル"は、中国の代表的なスパイスである八角をはじめ、花椒やクミンが香り、お肉や野菜に甘く華やかな風味をプラスします。お好みのタイミングで鍋に入れて、本格中華の風味と旨みをご堪能ください。」というのがすき家のウリ文句。

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 鍋が十分に暖まってない状態で配膳されたのか、鍋から湯気が立っていません。形式写真の撮影には好都合ですが、なんか「思てたんとちゃう」という気も。それはともかくすき家が「火鍋」と銘打っただけあって辛さ・痺れとも結構きついのなんの!!また別添えの「火鍋オイル」を回しがけすると八角やクミンが入っているせいか、担々麺にありがちな(個人的にはやや苦手な)薬膳っぽさも加わって、牛丼チェーン店の鍋物らしからぬ面白みを出しています。
 
 鍋の中は白菜主体ながらも牛肉もそれなりに満足できるだけの量が入っています。他にニンジン、ネギ、しらたき、そしていかにも増量材然としたうどん。正直うどんは要らないから白菜を増やして欲しいところ。

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2022.11.08

無敵家@池袋 ~ 本丸-X

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 池袋駅東口から明治通りを南へ。西武百貨店のさらに南、「南池袋一丁目」交差点角。コロナ禍前は外国人観光客が長蛇の列を成していて、あまりの行列の長さに恐れをなして長らく放置していましたが、浦和のFWユンカーがこの店で「1ポンドドカ盛りちゃうしゅう麺」を試食している姿をTwitterで紹介し、その後紆余曲折の末に今夏無敵家様が浦和のスポンサーになったことを記念して超久しぶりに再訪。
 
 外国人観光客の戻りはまだ鈍いようですが、内需が堅調なせいか、往訪時は既にほぼ満席で空いているラスト1席に辛うじて潜り込み。その後も終始ほぼ満席をキープしていて、退店時には外待ち2。
 
 券売機はなく、卓上のメニューを見て「無敵家の定番商品」とある「本丸-X(950円)」を注文。麺量は並(210g)、大盛(320g)同値段でしたが、並にしました。後払い。
 
 メニューは非常に多彩ですが、豚コク醤油スタンダードなラーメンを基本に、旨辛麺、カニみそ麺、本丸-Black、まぜそば、各種つけ麺など。
 
 店内はかなり手狭で縦長のカウンターが2本、20席弱といったところ。テーブル席はないのでグループ客はそのつもりで。席間は狭めで、しかも天井から吊り下がっている気休めの仕切り板がうざくて居心地はあまりよくありません。卓上には酢、ラー油、醤油、ミル入り胡椒、辛子高菜、ブレンド節粉、ラーメンのたれ、ジャスミン茶の濃縮。生ニンニクは有料(50円)。

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 スープは判りやすい豚骨ベースですが、豚骨臭は一切なし。ちょっと放っておくと表面に油膜が出来るので脂はそれなりに多そうですが、食後は全くと言って良いくらい胃にもたれず。店では「国内最高品質の豚骨を使用して、数時間おきに炊き上げている甘みたっぷりでフレッシュな背油がたっぷりと入っています。こってりとした味わいにもかかわらず、くどさがなく、いくらでも食べられてしまいます。」と説明していますが、それもあながち誇張ではなさげ。
 
 また醤油がいたずらに自己主張せず、豚骨の旨さをちゃんと活かせる範囲内に抑えてあるのも気に入りました。旨味はしっかりしているけれども総じてマイルドな味わいなので、味変アイテムとして辛子高菜が大活躍。
 
 麺は中太ストレートタイプで、心持ちざらつきのある口当たり。このスープに対してだともうちょっと硬めでも良いかな?と思いましたが、デフォルトでも悪くはありません。
 
 チャーシューはぱっと見小さく見えますが案外厚みがあり、若干甘目かつ濃い目にぐだぐだに崩れない程度にしっかり煮込まれています。ただ食感がちょっとパサつき気味なのが残念。他にメンマ、青菜、刻みネギ、半熟玉子半個。
 
 なお屋号で非常に誤解されやすいのですが、無敵家はいわゆる「家系ラーメン」ではなく、店でもその旨をメニューに明記してあります。家系に必須の海苔が入ってないとか、麺が家系ほど短くないとか、麺の硬さ・味の濃さ・脂の多寡などを店からは積極的に聞いてこないとか、確かに家系とは違うところも目につきますが、味わいの上ではマイルドな家系とそんなに違いはありません。安物のマイルドな家系よりは遥かに美味く、かえしがきつくてやたらしょっぱいハードパンチャー系の家系よりは万人受けする、そんなところでしょうか。

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2022.11.07

花道庵@北参道 ~ 味玉味噌ラーメン

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 副都心線北参道駅から明治通りを南へ。千駄ケ谷3丁目交差点を東へ入った住宅と店舗が混在するエリアに立地。”Regamen”のリニューアル。11時の開店時刻に合わせて往訪したところ、なんと先客6! 開店後もゾロゾロ客がやって来てほどなく満席になり、退店時には外待ち1。結構な人気店のようです。

 店内の券売機を見て、ボタン先頭の「味玉味噌ラーメン(990円)」を注文。ランチサービスなし。プレーンな「味噌ラーメン」だと890円でした。
 
 メニューは他に辛味噌ラーメン、番長ラーメン、あえ麺など。「番長ラーメン」ではさすがに意味が通じないためか「超激辛メニューです」との貼り紙付き。

 店内はコの字型カウンター15席と4人卓×2。席間が狭めなのが今時難儀。卓上にはにんにく、酢、一味。水セルフ。厨房が丸見えなので、注文ごとに中華鍋でもやし等の炒め、そこにスープ等を合わせる「札幌スタイル」の味噌ラーメンであることがよく判ります。

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 若干とろみがかったスープは当然ながら炒め物を合わせているのでこってりした味わいですが、油膜が張るほど脂っぽくはないので胃にもたれる感じはせず。白味噌ベースなのかやや甘目の味わいで、その中に動物系出汁の旨味がはっきりと感じられるなかなかの出来。味噌ラーメンにしては珍しくスープを飲み進みたくなる誘惑に駆られます。ただちょっと温めなのが難点で、厳冬期だと評価は落ちるかも。
 
 麺は黄色い太麺で緩い縮れ入りでつるつる&もっちりといった形容がしっくりくる食感。濃厚スープに全く負けていません。「硬め」を注文している客もいましたが、それだとややスープに対して麺が強すぎるかも。また「大盛」を注文する客が目立ちましたが、デフォルトだと量が少ないわけでもなさげ。
 
 野菜はほぼもやしオンリーでわずかにニラが確認できる程度。玉ねぎは確認できませんでしたが、その代わりにひき肉が多め。案外厚みのあるチャーシューまで付いているのは嬉しいのですが、味はかなり淡白。味玉はとろーり半熟と固ゆでの中間くらい。他に極太メンマ。
 
 どうやらリニューアルは大成功だったようで、早い時間帯から混雑しているのも納得の出来でした。

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【補遺】リカルド ロドリゲス監督の監督職解除

 最終節福岡戦前及び試合終了後の記者会見で、リカがこの1年間の振り返りや監督職解除に至った経緯について結構ぶっちゃけた話を披露しまくったのが目を惹きました。良くも悪くも率直すぎるリカのことなんで保身のために滅茶苦茶脚色した話をしたとは思えないのですが、所詮解任された監督の言い訳めいた話でもあることを勘案しながら、「リカルド ロドリゲス監督最後の言葉」に関する感想をまとめておきます。

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(1)とにかくロクな補強はなかった

「初日にチームにいたFWは木原 励1人でした。キャスパー(ユンカー)はクラブの許可をもらって少し長めの休暇を取っていました。そしてその後、入国できるタイミングでそれぞれ違った時期に新加入選手たちが入ってきました。」

「補強のところで不運でした。獲得したくてもできなかった選手がいたりします。年末は天皇杯のセレッソ大阪戦や大分戦の準備を進めているなかで、移籍マーケットに入っていくことが少し出遅れた部分もあったと思いますし、(ブライアン)リンセンももっと早い時期に来ることが理想でした。」

「プレシーズンでは若手の木原 励が唯一のFWだった、これは優勝を掲げる上で果たして現実的なのかと言われれば、決してそうだとは思いません。」

とリカはこれでもかこれでもか、とにかく今季は補強が上手く行かなかったこと、特に開幕時に使い物になるFWがいなかったことを批判しています。これはもっともな話で今季の戦績不振の主因といっても過言はないでしょう。シーズン序盤に最後に決めきれるFWがいないばかりに勝てる試合を落としまくったのが負の連鎖を産んだ可能性は極めて高いですし。

 さらにリカは「そもそもFWがいなかった」という量的問題に加えて

 「実際に構築していく中で、いい選手か悪い選手かという話ではなく、適切な選手なのか、そうではないのかというところが非常に大事な点だと思っています。そういった点ではメンバー構成のところでシーズンのはじめに、我々がこのスタイルをやっていく上で適切な選手を見つけていけたのかどうか、今いる選手が悪いと言っているわけでは全くないのですが、そこが果たされていたのか、それに関しては、タイトルを獲る横浜F・マリノスや川崎フロンターレと、我々との差だと思っています。やはり、プロセスが最大の違いなのかなと感じます。」

「いい選手はいますが、適切だったかどうかというところ、そしてプロセス、時間が足りなかったと思っています」

と質的な問題、すなわち「我々がこのスタイルをやっていく上で適切な選手」が揃っていなかったことにも触れています。これは半分はリカの言う通りで、ユンカーといい、数多いるサイドアタッカーといい、縦に速い&やたら忙しいサッカーに向いた選手が続々と補強されたのは事実です。

 ただこの話はかなり割り引く必要があります。浦和は2019年にフットボール本部を立ち上げた後は、従来のような「やりたいサッカーは監督丸投げ=補強する選手も監督の趣向に合わせる」という悪しき伝統をかなぐり捨てて、フットボール本部がある程度やりたいサッカーを提示し、それに応じて監督も選手も揃えてゆくスタイルに転換しています。かつてのように「徳島でやっていたサッカーを浦和でもやってくれ」という趣旨でリカを招聘しているわけでないので、補強される選手はリカのやりたいサッカーに合うとは限りません。
 
 今年浦和にやって来た岩尾は徳島でのリカと、浦和でのリカが随分変わっていることに気づいて「なんでここに呼ばれたんやろ?」としばらく悩んでいたようですが、悩める岩尾の言葉から察するに、要するにフットボール本部は「縦に早いサッカーもボールを大事にするサッカーも両方できるようにしてくれ!」という要求を掲げていた模様です。
 
 その注文がそもそも無理ゲーだったのかもしれませんし、リカの力量では手に余るものだったのかもしれません。さらに言えばフットボール本部の意向とリカのやりたいことの擦り合わせがちゃんと出来ていたのかどうか気になります。
 
(2)なぜか目標だけはやたら高い

「このクラブが掲げた期待値は非常に大きかったと思います。掲げたものが結局のところ、監督・選手たちに大きな代償を払わせる形になってしまったと思っています。」

「正直なところ、浦和レッズが今タイトルを獲れるかと言えば、そうは思いません。」

「もちろん、どういうふうにそこ(=川崎フロンターレとの29ポイントの差)を縮めていくのかを分析し、それを遂行するべきなのですが、分析が正しくできていない、現実的ではないところだったと思います。もちろん掲げるにあたって、私もその場所にいましたし、どういうふうに目指していくかという話もしました。誰かではなく自分も含めて、一つ大きなクラブとしてのミスだった、その期待値設定がよくなかったと思います」」

 フィンケがかつて「なぜ、毎年優勝しなければいけないと言われるのかが分からない。今はサッカースタイルの変換を試みている。浦和は昨季7位、現実を見る必要がある。今すぐ優勝すべきと書かれるのはおかしい」「レッズは初優勝まで13年かかった。リーグ優勝は1回しかない」」と言って袋だだきになったことを思い出さずにはいられません!!
 
 リカはフィンケと違ってマスコミに敵は作らず、おまけにシーズン途中で不用意な発言もしなかったので炎上らしい炎上もなく2年を終えましたが、フットボール本部のあんまりな要求に少々腸が煮えくり返ったこともあったでしょう。
 
 (1)で述べたようにとにかくロクな補強はなされなかったにも関わらず、そして今季はACLを併行して闘って、しかもどちらかといえばACLに力点を置きがちなクラブ体質にも関わらず、浦和がリーグ優勝という目標をリカに課したのは正直個人的にも馬鹿げていると思います。
 
 ただその目標は「達成できないとクビ」という「必達目標」だった訳でもないでしょう。とはいえ、「3年」計画とか「リーグ優勝」とか達成したかどうかが判別しやすい目標を掲げてしまうフットボール本部のやり方にはどうかと思います。もちろん何がしかの目標を立て、その達成へ向けて監督や選手を揃え、その結果を検証して達成度合いの検証、達成できなかったことの原因分析は必要ですが、それは定性分析重視で結構で、定量的な目標をバーーーンと掲げて自分で自分の首を絞める羽目になるのはいかがなものかと。
 
(3)「クラブのフロントにも変化があった」とは何だろう?

「クラブのフロントにも変化があったりするなど、私も続投の難しさを感じていました。このプロセスを別の方と続けることは少し前からクラブは決めていたのかもしれません。」

 ここが「リカのぶっちゃけ話」で最大の謎の部分。これだけでは何のことだかかさっぱり判りませんが、浦和公式サイトではカットされたものの"FOOTBALL ZONE"には以下のようなコメントが掲載されていて、波紋を呼んでいます。

「これを言って問題になるとは思わないが、西野さんと私はかなり近いサッカー観があった。土田さんは少し違う見方があった。いろいろな考え方があっていい。重要なのは全員で忍耐強く、敗戦があった場合も分析しながら進んでいくこと。土田さんはその立場にいてこのような決断を下したが、彼との人間関係は素晴らしいものがある。それぞれの立場で決断している。」

 いやぁ、薄々と感じていましたが土田SDと西野TDのサッカー観に違いがあることがここで明るみになるとは(苦笑)。いや、サッカー観に違いがあること自体は別に構わないのですが、「クラブのフロントにも変化があった」ことを考えあわせると少々イケずな見方が生じるのも自然なことだと思います。
 
 土田SDは2020年11月20日に当面病気療養することが公表され、2020年末の強化&編成については戸苅フットボール本部長と西野TDが対応し、その後もしばらく西野TDがフットボール本部の考えを表に発信し続けてきました。リカの招聘やその後の補強も専ら西野TD主導でなされたものと目されます。
 
 ところが、土田SDは今年6月にフットボール本部の仕事に完全復帰し、「速い攻撃を意識的に取り入れてゆく」ことをリカと話し合った旨をMDP(No.638 C大阪戦)で明らかにしています。サッカー観の異なる方が途中から主導権を握るようになったことをリカが「クラブのフロントにも変化があった」と感じるのも無理はないでしょう。
 
 これでは「土田SDが病気でしばらく休んでいる間に西野TDがサクサク進めていた人事。土田SDはそのままフェードアウトと思っていたらまさかの復帰!しかも西野TDの仕事ぶりを気に入らずにフットボール本部は大混乱!!って土田SDは『暗殺されなかった源頼家』じゃないのか!!」なーーんて陳腐なシナリオがまかり通りかねませんなぁ・・・

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 フットボール本部の内部、及びリカとの間に何があったのか、外野から逐一詮索してもあまり生産的ではありません。しかし、リカにここまでぶっちゃけ話をされた以上、この1年の総括=何が出来て、何が出来なかったのか、出来なかった原因は何か、そして後任の監督に何を期待して招聘したのか、その招聘理由はフットボール本部の掲げる目標に合致しているのか、等々表舞台に復帰した土田SDには大いに説明責任があると思います。これまでその辺の仕事は西野TDがこなしていて、一定の評価は得ていただけに。

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2022.11.06

【短感】22-23年第3節:浦和L 2-1 広島R

・前節から島田に代えて安藤をスタメン起用し、布陣も4-4-2から4-3-2-1に変更。GK福田がなぜかベンチにもおらず、伊能がスタメン出場なのは謎

・序盤は広島が3トップで前からガンガンハメに来たのが想定外だったのかな?浦和は最終ラインが不安定なので、とにかく前目で引っかけて一気にゴールに向かう広島の狙いは十分理解できます。ただ浦和も広島に付き合うようにドタバタしてしまった序盤の試合運びは残念でした。34分左サイドで石川が転倒したことを契機にシュートまで持って行かれた場面は広島の狙い通りでしたし。

・ただ前半の終わりごろから浦和もしっかりボールを保持して広島を自陣深くに押し込み出し、後半になると徐々に浦和ペースに。広島を自陣深くに押し込み続ける試合展開にはなりませんでしたが、前ハメに来る広島の狙いを逆用して最終ライン裏をシンプルに突く狙いが見事にハマって68分自陣深い位置からの猶本縦パスで広島最終ライン裏へ飛び出した清家がPKをゲット。70分清家自ら決めて浦和先制。

・80分にはCKからはながヘッドで2発、さらにそのこぼれ玉を清家がシュート。安藤がダメを押すように押し込んで追加点!!と思われたものの、主審と副審が協議の結果安藤がオフサイドでゴール取り消し。

・しかも、84分広島CKで谷口ヘッドがはなに当たって軌道が変わったのが災いして同点に。

・だめんずだと「まさかやー」な追加点取り消し&「まさかやー」な形で同点に追いつかれたところで心が折れたでしょうけど、浦女は底力が全然違いました!!

・86分猶本右サイドからクロス→ファーで安藤折り返し→ニアで菅澤が再度折り返し→中で途中投入の島田が詰めるという完璧な崩しで広島を突き放して、そのまま逃げ切り勝ち。右サイドからのクロス攻撃は前半から遠藤が繰り出していたもののなかなか決定機に至りませんでしたが、終盤になってようやくその形が実りました。

・昨季は中下位チーム相手に勝ち点を落としまくって、シーズン序盤でI神戸に早々と勝ち点で大差をつけられ、そのまま優勝を許してしまいました。前節ベレーザ戦とは打って変わって、この試合は広島相手にどうやって点を取るのか、さらにはどういう試合運びをするのか判然とせず、総じてあまり良い内容とは思えませんでしが、それでも勝ち点3を確保できたのは昨季よりは大きな前進と評していいでしょう。

・特にほとんどチャンスらしいチャンスがなかった相手にまさかの同点に追いつかれるという嫌な展開になりながらも、再度相手を突き放せるなんて昨季はなかなか出来ませんでしたし。また曲がりなりにも前半から何度か狙っていた形で点が取れたので悪い試合というほどでもないでしょう。後半失点場面以外はピンチらしいピンチもありませんでしたし。

・それにしても短時間の出場でいきなり結果が出せる島田の急成長には目を瞠るばかり。また栗島はだんだん「ピッチャー鹿取」的なクローザーになりつつあるようで、この試合ではついに本職のCHで起用されましたが、この辺も今後の見所でしょう。

Urawaladies_20221106175801

-----菅澤-----
安藤---猶本---清家
---塩越--柴田---
長嶋-はな--石川-遠藤
-----伊能-----

(得点)
70分 清家(PK)
84分 谷口(広島R)、
86分 島田

(交代)
66分 長嶋→水谷
73分 塩越→栗島
83分 清家→島田

・清家がゲットしたPKは結構怪しげでしたが、一貫して割と簡単にファウルを取る主審だったのでPKもありうる範囲内でしょう。WEリーグだと「簡単にファウルを取るのになぜかPKだけは取らない主審」がまま見られるので、一貫性があるだけマシ。当然広島の監督は激怒していましたが。

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【観戦記】22年第34節:浦和 1-1 福岡 ~ リカの限界が滲み出た塩試合

 2年間ありがとうございました。プロの監督としては良くも悪くも誠実さに溢れてて人柄はめっちゃ信頼できて好きなタイプでした。しかし「この監督でもう一年続けても意味ないな」と思わせるに十分な塩試合でした。

《スタメン》

・浦和は前節から出場停止の酒井に代えて宮本をスタメン起用した他、大畑→明本、江坂→小泉、ユンカー→松崎とスタメン4名入れ替え。

・リカは試合前の会見で「福岡のスタイルも考慮しながらですが、ACLの姿を取り戻すことを今週の最も大きな目標としてトレーニングを行ってきました」と語っていました。ゆえに今季最も良かったACLノックアウトステージの頃のスタメンで福岡戦に臨み、ユンカー&江坂がスタメンから外れることは容易に予想できましたが、大畑共々いきなりベンチ外になってびっくり!! 大畑はともかくユンカーや江坂は大原で練習している姿が公表されていただけに。

・浦和は試合前日(11/4)に「トップチーム選手1名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けました」との話があり、ひょっとすると試合当日になって感染が広がったためにいきなりベンチ外になったのかも??と邪推したのですが、試合終了後にスタジアムを周回する選手の中にユンカー・江坂・大畑の姿は確認できたので、なんでいきなりベンチ外なのかさっぱり判らず。

・一方松崎が8月のアウェー名古屋戦以来のリーグ戦スタメン出場を果たした他、ベンチには平野・安居・シャルクと今季出場どころかベンチ入りの機会も少なかった面子がゾロゾロ。

・福岡はCBグローリ→三国の入れ替えのみ

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《試合展開》

・福岡は長谷部監督就任以降一貫して4-4-2だったはずですが、いつの間にか3-4-2-1併用型に。直近の札幌戦・柏戦も3-4-2-1で結果も出ており、この試合もそのスタイルを継続してきました。

・リカも福岡が守備時5-4-1になるところまで想定してトレーニングをやっていたようですが、目標も何もない上に監督が今季限りなのも判っているせいかもはやトレーニングの効果はほとんどないようで、全くと言っていいほど見せ場を作れないまま前半終了。大邱相手に一点も取れなかった頃にそっくりの惨状でした。

・福岡はハナからドン引きではなくラフプレーヤーファンマを先頭にそれなりにプレッシャーをかけてきますが、その強度は浦和のビルドアップを制限できるほどでもないので、浦和がほぼ一方的に福岡を押し込む格好に。しかし、そこから先がびっくりするくらい何もない。浦和は福岡の守備ブロックの前でボールを延々と回すだけでロクにシュートも撃てず。前半唯一の決定機は28分左サイドから大久保クロス→小泉ヘッドでしたが、ヘッドは無情にもGK正面に。

・浦和は思い出したように浮き球パスで福岡最終ライン裏を突くも、これが受け手に全然合わず。35分小泉→明本が最も惜しかったくらい。福岡が守備ブロックを整える前に攻め切れれば面白かったのですが、14分福岡の前プレを交わして明本が長い距離をドリブルで運んでゴールに迫る場面があったものの、明本はアーク付近まで来てシュートは撃てず、他へ展開するでもなく、福岡守備陣に潰されておしまい。

・浦和のピンチは27分左サイドでビルドアップに詰まってファンマに際どい一発を撃たれた場面だけ。

・双方チャンスらしいチャンスが少ない上に、GK村上がゴールキックにやたら時間をかける等、他会場(特に札幌vs清水)の様子を見て福岡が「リスクをかけてまで勝ちに行く必要はない」と腹を括ったような試合運びに入ったことも手伝って、もう眠いのなんの。たまにざわついている奴がいるなと思えば「札幌が先制した!!」とのお知らせでした(苦笑)。

・この惨状にはさすがにリカも耐えかねたのか、後半頭から松崎に代えて馬渡を左SBへ投入し、明本左SH・大久保右SHと配転。これで若干攻撃はマシになり、49分高い位置でのボール回収から松尾がボックス内突入(シュートはGKセーブ)、50分岩尾ミドルシュート、55分右サイドで宮本がオーバーラップ&ハイクロスがわずかに中で小泉&馬渡に合わずと徐々に良い感じに。

・そしてその宮本クロスの流れから、56分岩波のミドルシュートが炸裂!!無回転シュートがクロスバーを叩きながらもゴールに吸い込まれました。

・引き分け上等みたいな感じで試合を進めてきた福岡はこれで一気に窮地に立たされましたが、60分に福岡が十八番を披露。湯澤が右サイドからクロス→フアンマのヘッドですぐに同点に。ファンマにはショルツが付いていましたが・・・ それ以上に湯澤にあっさりクロスを許してしまった馬渡が責められる案件かなぁ?福岡のクロス攻撃はもっとも気を付けるべき点のはずですが・・・

・68分宮本→モーベルグと代え、モーベルグ右SH、馬渡右SB、明本左SB、大久保左SHと再び大規模配転を敢行するも、頼みのモーベルグは完調にはほど遠くて投入直後に好位置でFKを取ったくらい。戦況に大きな変化はなく、浦和は福岡の守備ブロックを崩しきれずにミドルシュートをやたら放つだけ。

・周囲はもうこの試合に完全に興味を失って、スマホをチェックする輩が続出。特に完全にバカ試合になっている札幌vs清水!!

・福岡は浦和以上にチャンスはなく、最後まで引き分けで満足するかのような試合運びでそのまま試合終了。無事J1残留が決まってビジター席はお祭り騒ぎでした。

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《総評》

・前から強度マシマシでプレスをかけてくるチームにはとことん弱い。かといって引いて5-4-1の守備ブロックを作る相手を崩しきる力もない。その結果が「15」にも及んだ引き分けの山で、今季圧倒出来た相手は攻守とも見るべきものは何もなかった磐田だけ。6月の中断明けにいったんチーム状態が良くなったものの、ACL準決勝以降の失速は顕著で、この試合も御多分に漏れず。

・今季の成績不振については監督以上にフットボール本部の責任が問われてしかるべきシーズンだったとは思いますが、この1年間でのリカの積み上げは非常に乏しく、残留争い真っただ中の福岡相手にこの程度の試合しか出来ないのであればもう1年やらせる必然性は全くない。横浜M戦での惨敗後に抱いた感想をさらに強めただけの試合でした。

・試合の前後にリカが監督契約解除に至った経緯やこの1年間について結構ぶっちゃけた話をしていて、それらに関する感想は別途「【補遺】リカルド ロドリゲス監督の監督職解除」としてまとめる予定です。

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《選手評等》

・松崎はアウェー名古屋戦、ルヴァン杯C大阪戦に続いて前半だけでお役御免。もうノーインパクトの極みとしか言いようがなく、悪目立ちすらしない。監督による向き不向きではなく、能力的にJ1では厳しいのかもなあ。

・そして馬渡は「なんだかんだと馬渡のところからやられてしまう」と過去の所属先の監督から言われ続けたパターンをまたしても披露。こちらはどうなるかなぁ?

・選手交代はたった二人だけ。久しぶりにベンチ入りしたシャルクに出番はなく、事実上戦力外なのかも。

・「古巣絶対殺すマン」の後田中達也は福岡移籍後も最近完全に出番を失ってて、こちらももうJ1では厳しいのかも。

・コロナ禍=入場料に収入激減にも関わらず、法人営業を頑張ってスポンサーからの収入を伸ばして黒字を確保した今季の社長の仕事ぶりは褒められこそすれ、ブーイングされる謂れは全くないはず。それでも「社長に脊髄反射的にブーイングする輩が出てくるのが実に浦和!」と案じていたところ、なぜかそんな輩は試合終了後にゾロゾロ退場したため、例年になく社長挨拶は静かなものに。

・だから別に社長は絶叫する必要なんてなかったのに、なぜか絶叫してしまうのが実に浦和。

・最後のスタジアム周回で監督が先頭に立つのが実にリカらしい。締めは選手のお子様たちの大暴れでほっこりさせるいつもの手口www(特にシャル子)

・試合は実にしょっぱかったものの、壺が割れたので試合後は祝杯を上げる赤者が続出した模様。

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-----松尾-----
大久保--小泉---松崎
---岩尾--伊藤---
明本-ショルツ--岩波-宮本
-----西川-----

(得点)
56分 岩波

(交代)
HT 松崎→馬渡
68分 宮本→モーベルグ

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-----ファンマ-----
--山岸----ルキアン--
志知-前---中村-湯澤
--宮--奈良--三國-
-----村上-----

(得点)
60分 フアンマ

(交代)
80分 フアンマ→渡
88分 ルキアン→金森

 

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2022.11.05

ごろごろチキンのバターチキンカレー@松屋

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 松屋が2022年11月1日より発売中の「ごろごろチキンのバターチキンカレー(780円)」を試食。この商品は昨年7月以来1年強を経て復活したものですが、残念ながら諸物価高騰の折り、値段は90円も値上がり。

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 「ごろごろチキンのバターチキンカレー」は、「ココナッツミルクとトマトの旨味が広がるカレーソースにジューシーなチキンがごろごろ入った逸品で、クリーミーで辛すぎないため、スパイシーな味わいが苦手な方も楽しめるコク旨のカレーメニューです。」というのが松屋のウリ文句。

 とろみが強く、かつコク深い味わいながらも全くといっていいほど辛くなく、マイルドにもほどがあるだろうという気がしないでもなく。またバター風味が曲者で、結構これがきつい。香りだけでなく、味わいの上でもバターの自己主張がかなり強くて、こってりしすぎて少々くどい。でもチキンの「ごろごろ」感は相変わらずハンパなく、ご飯並盛だとカレーを一口運ぶ毎にチキンを乗せても何の問題もないくらい。
 
 個人的な好みだと「バタチキ」より、レギュラー商品化した「ごろごろ煮込みチキンカレー」のほうが圧倒的に上なのですが、レギュラー化したがために却って「ごろごろ煮込みチキンカレー」を食べに行くきっかけが失われてしまったのがいやはやなんとも。

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2022.11.04

百庵@西新宿 ~ みそラーメン

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 東京メトロ丸の内線西新宿駅1番出口から青梅街道を西へ。ファミマの先。先客ゼロ、後客3。屋号は「ももあん」と読みます。
 
 店内の券売機で基本と思しき「みそラーメン(880円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 純然たる味噌ラーメン専門店のようで、メニューは基本「辛みそラーメン」との二本建て。
 
 店内は縦長カウンター10席と2人卓×5、4人卓×1。卓上には一味と山椒のみ。麦茶セルフ。

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 若干とろみがかったスープは背脂たっぷりでこってりを通り越してギトギトに近い感じ。また最初はしょっぱいと思ったのですが、飲み進むのを躊躇われるほどでもなく、すぐに慣れてしまいました。ただ味噌の癖なのか、辛いというよりなんか酸味が強いのが気になりました。

 麺は新宿だるま製麺の中太ほぼストレートタイプ。やや水気の少なそうな、しかも濃厚スープに負けないようにとの配慮からか硬めの仕上がりで、がっしりとした噛み応え。
 
 麺の上に乗っているのは豚バラ肉と玉ねぎの生姜炒めですが、これがスープとは対照的になぜか甘目の味付け。他にしゃきしゃき感のあるもやし、刻み青ネギ、糸唐辛子。
 
 店では生卵(1個50円)を絡めて食べることを推奨しており、それを前提に作られた一杯なのかも。

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2022.11.03

じもん@駒込 ~ 勝浦式坦々麺

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 駒込駅東口から北側へ伸びるさつき通り商店街の一角。かつて「とん駒」や「さくら」があったところ。先客ゼロ、後客2。

 店内のタッチパネル式券売機でこの店のウリである「勝浦式坦々麺(850円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 辛さは無料で0~3辛まで選べ、味のお勧めは2辛でしたが、「非常に辛いです」という言葉に恐れをなして一番人気の1辛にしました。
 
 なお後客が「たまねぎ無しで花椒マシ」というマニアックな注文を付けていましたが、これは常連さんだけができる注文というわけではなく、玉ねぎ無しの代わりに100円相当のトッピング増しないしひき肉2倍というオプションがある旨を壁に貼ってありました。

 メニューは他にまぜそば、さらに勝浦式坦々麺の具をご飯にかけた「どろめし」というのを新メニューとして売り出していました。

 店内はL字型カウンター7席と2人卓×1。卓上には酢のみ。内装はかなり手を加えたようですが、それでも店内は「さくら」の頃の名残を強く留めています。 

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 若干とろみがかったスープは、確かに辛い。個人的には1辛で十分で、2辛だと美味しくいただける範囲を超えていたかも。ただひたすら辛いのではなく旨味も十分で、辛さを堪えてスープを飲み進みたくなります。動物系出汁と炒めた豚ひき肉の旨味、そして玉ねぎの甘さがスープに溶け出して実に良い感じ。さらに辛さはひたすらラー油で押すのではなく、ちょっと辛味噌っぽい要素も加わっている気が。
 
 麺は中太緩い縮れ入りで、若干水気の少なそう些かチープな食感ですが、スープには全く負けていません。

 ニラがたっぷりと浮かんでいる上に。写真では判り辛いですが水面下の豚ひき肉と刻み玉ねぎの量は案外多くてボリュームも十分。券売機の横に穴あきレンゲがあるので、予め取っておくと何かと便利。
 

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2022.11.02

豚かば焼き丼@すき家

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 「すき家」が2022年10月19日より期間限定で発売中の「豚かば焼き丼(580円)」を試食。すき家らしくトッピングをあれこれ変えた「にんにく豚かば焼き丼」「ねぎマヨ豚かば焼き丼」「ねぎ旨辛ダレ豚かば焼き丼」等バリエーションも豊富です。
 
 でもすき家にとっては単価の安い「豚かば焼き丼」は冬の定番「牛すき鍋定食」が出るまでの中継ぎ的な位置づけでしかないようで、試食時には早くも店外の幟やポスター類は全部「牛すき鍋定食」に変わっていました(つД`)

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 「長時間蒸し上げた豚バラ肉をすき家特製の甘だれに漬け、炭火で丁寧に焼き上げることで、ふっくらとしたかば焼きに仕上げています。お箸で簡単に切れるほどやわらかい豚かば焼きのとろけるような食感と、炭火の香ばしい風味、特製甘だれがしみ込んだホカホカのごはんをご堪能ください。」というのがすき家のウリ文句。
 
 結論からいえば、すき家にとって中継ぎでしかない位置づけの割には上々の出来。缶詰の「さんまのかば焼き」みたいにタレがやたら濃くて甘ったるいのを一番恐れていましたが全然そんなことはなく、炭火の香ばしさと程よい甘み、そして適度にさした豚バラの脂が混然一体となって豚肉の旨味を引き立てているように感じました。「お箸で簡単に切れるほどやわらかい」というのも誇大表示でもなんでもありませんし。

 この商品が短命に終わる可能性が高いのが残念でなりません。

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2022.11.01

始まりの肉チャーハン@大阪王将

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 大阪王将から期間限定(2022年10月13日~11月27日までの予定)で売り出し中の「始まりの肉チャーハン(790円)」を試食。

 「始まりの肉チャーハン」は、「豚肉たっぷりの肉野菜炒めで玉子炒飯を豪快に覆いつくした一品。ニンニク風味の醤油ベース味、ジューシーな豚肉とキャベツの食感が食欲をそそる、ボリューム満点の炒飯です。」というのが大阪王将のウリ文句。

 なお「未来に食べつないでいきたいと想いを込め、大阪王将・国宝級お宝めし第1弾として発売いたします。」とのことですが、先日第3弾まで展開していた「絶滅危惧めし」シリーズとどう違うのかなぁ・・・

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 「キャベツの食感が食欲をそそる」とあるものの、どう見てもキャベツよりチンゲン菜の茎みたいなのが目立ちます。それはともかく非常に難儀だったのは豚肉や野菜を炒めたタレが若干あんかけ交じりで、しかもそのタレが玉子炒飯にまでたっぷり沁み込んでいること。当然炒飯はべちょべちょになってしまい、全然炒飯らしくありません。これなら肉野菜炒めを無理に玉子炒飯に乗せずに、白米やスープとセットにした「肉野菜炒め定食」で売り出したほうが遥かにマシでしょうに。
 
 また豚肉はあまり細かく刻まれている訳ではないので、炒飯なのにレンゲだけでは食べづらいなのも困りもの。豚肉自体は非常に柔らかく仕上がっていて簡単に噛み切れるものの、さすがにレンゲで切り分けるのは無理すぎ。
 
 「ニンニク風味の醤油ベース味」はやや濃い目というかしょっぱめの味付けで、これも少々苦手。
 
 大阪王将の新商品開発スタンスは京都王将よりずっとチャレンジングな分、ハズレた時の下ブレは結構でかいかなぁ、概して。

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リカルド ロドリゲス監督の監督職解除

・横浜Mに惨敗した翌日(10/30)から堰を切ったように「リカ退任」の話がスポーツ各紙からどっと流れていましたが、昨日(10/31)浦和から「リカルド ロドリゲス監督と、2022シーズンをもって監督職を解除することに合意いたしました」との公式発表がありました。

・同時に発表された小幡コーチ兼通訳については「来シーズンの契約を更新しない」と単なる契約満了なのが明らかなのに対し、リカは「監督職を解除することに合意」という見慣れない表現を使っているのが気になります。

・率直に読めば「契約満了」ではなく、かといって「浦和フロントの都合で一方的に契約を解除(=当然契約上の違約金が発生する)」した訳でもなく、「契約を双方合意の上で解除した(=合意内容次第ですが、違約金は無しorかなり少額で済む)」のでしょう。

・この点について唯一デイリースポーツが「ロドリゲス監督とは来季以降の契約延長で合意に達してたため、事実上の解任となる。」と突っ込んで書いていますが、デイリーは機関紙スポニチのように「浦和関連情報に強い!」という定評は特にありません。いったん契約延長の方向で動いていたのは間違いないのでしょうが、「合意解除」なのでリカが投げ出した可能性も少なくなく、「事実上の解任」とまで踏み込んで書いたのは単にデイリーの先走りなのかもしれません。

・「監督職を解除することに合意」という珍妙な表現になっている件については機関紙スポニチ等、もうちょっと信頼性の高い筋からの情報や後日公表される「3年計画の振り返り」を待つこととしたほうが良いでしょう。

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個人的にはリカの「合意解除」については、「あっても不思議はないシナリオの一つが発生したに過ぎない」と冷静に受け止めています。少なくとも「3年計画で新しいことにチャレンジしますが、リーグ戦の結果・内容ともズタボロだった監督は継続します!」みたいな全くもって理解に苦しむ決断でもなんでもありませんし。

・当然ながらフットボール本部が「3年計画」でやろうとしたことについて、リカにどういう役割を期待し、その期待に対してリカの2年間をどう評価した結果「合意解除」に至ったのか、そしてリカの後任がそれまでの3年計画でやろうとしたことと合致しているのかどうかについてフットボール本部は多大な説明責任はあります。

・今は山道&中村時代のようなサッカーの内容は「監督丸投げ」ではないので、フットボール本部の「やりたいサッカーの継続」は直ちに「監督の継続」を意味しません。従って、新監督招聘に至った理由がそれなりに説得力があり、ポリシーの一貫性が感じられるものなら特に不満はありません。逆にそこに何の説得力も感じられないのなら、それこそ「これまでの浦和の負の歴史の繰り返しじゃねぇか!!!」と大いに吹き上がるかもしれませんが、それはまた後日の話。

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・横浜M戦の観戦記でも少し触れましたが、リカのこの2年間での積み上げは思いのほか乏しかった、2年目にして頭打ち状態になったのは否めないと思います。

・ミシャ解任からの数年間を経てビルドアップの「ビ」の字も無くなってしまった廃墟状態のチームが試合を重ねる毎に成長してゆく様がはっきりと観て取れたリカ1年目は、最後に天皇杯奪還でフィニッシュしたこともあってほぼ満点の出来だったと思います。

・ただ「強度マシマシでガツンとプレッシャーをかけてくる」相手がどうにも苦手で、その傾向はチームがある程度形を成した1年目の終盤ですら顕著。2年目でもとうとう解消できないままC大阪&広島相手に大敗を喫して、これが「合意解除」の引き金になったものと目されます。

・もっとも2年目の停滞はリカだけの責任ではないのも確か。ユンカーの故障が長引いてCF不在のままシーズンインだとか、外国人選手の補強は五月雨的かつ満足に稼働しないといった辺りはフロントの責任のほうが問われて然るべきしょう。また2度にわたってチームにコロナ禍が直撃したのは不運といえば不運ですし、序盤戦にのど輪一発とか馬鹿げた退場が相次いで勝ち点を落としまくったのもこれまた不運に近いでしょう。

・さらに言えばコロナ禍に伴う入場料激減でとにかく金がないので、実績はあってもコスパの悪い選手は切らざるを得ず、補強はまたしても「J2オールスターズ」に留まったのは、フロントとしても「他にどないせいっちゅーねん???」と言いたくなるでしょう。ただその割には3年計画でリーグ優勝なんて掲げた目標がデカすぎた感は否めせんが。

・従って2年目の停滞はリカの責任ではなく、補強を筆頭に医療面・トレーニング面でのサポート体制の不備による面が大きかったとフットボール本部が率直に認めてリカにもう一年託すシナリオも十分あり得たと思います。

・しかし、リカ続投のシナリオは潰えて「監督職の合意解除」というちょっと変わった決着になったのは、(ほぼ邪推になりますが)ACL決勝進出後の成績不振の過程でリカの求心力が急速に衰えたためでしょう。横浜M戦の観戦記でも少し触れましたが、試合後に漏れ出てくるコメントからも主力選手の何人かからは信頼を失っているようにも伺えましたし、その前に広島戦の大敗後に江坂が「理想のサッカーだけじゃ勝てない」と監督批判と受け止められても仕方がない話をしていました。

・言葉尻を捉えるようですが、リカはどんな相手に対しても「理想のサッカー」を貫くタイプ(=ミシャが典型)ではなく、むしろ相手に応じて出方を変えるタイプの監督なので江坂の批判は的外れです。しかし、今年は序盤に思うように勝ち点が積み上げられなかったのが響いてリカが焦ってしまったのか、相手の出方に応じて出方を変えるというより単に迷走しているようにしか見えない試合も少なくなく、広島戦の大敗のように「最もやってはいかんことをやってしまった」結果、選手の信頼を大きく損ねてしまったような気がします。

・少なからずの選手達からの信頼を失ったことはリカも自覚したので、フロントから「すまんけど、あの話はなかったことに」というオファーに対して、リカも「もう選手が付いてこないから、来年続けるのは無理やな」とばかりに投げ出してしまったのが「合意解除」の真相ではないかと個人的には邪推しています。

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・内容は期待を大きく下回った上に、結果は天皇杯1つに留まりましたが、浦和という内外とも何かとややこしいクラブにリカが2年間真摯に向き合って頂いたことには感謝しています。特に負け試合の後には先頭を切ってスタジアムを周回して頭を下げる姿には胸を打たれました。今後はもうちょっと時間がもらえるクラブ、分不相応に高い要求を突き付けて来ないクラブでのご活躍をお祈りします。在任期間中に「南越谷阿波踊り - 浦和レッズ連」が実現しなかったのが心残りですが、2年間ありがとうございました。

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