長尾中華そば@青森 ~ 煮干BLACK
青森駅駅横の商業ビル「ラビナ」の並びにある「長尾中華そば」を約1年ぶりに再訪。当初予定していた店に観光客が長蛇の列を成していることに恐れをなして、信頼と実績のこちらへ転進した次第。なぜか先客ゼロでしたが、その後三々五々客がやってきてすぐに満席になり、退店時には外待ち2と相変わらず繁盛していました。
店頭のタッチパネル式券売機で今回は「限定・季節限定裏メニュー」の中から「煮干BLACK(850円)」を注文。麺は手打ちor細麺が選べるので「手打ち」で。
「限定・季節限定裏メニュー」は他に、「ごくえき」「こく塩味」など。レギュラーメニューは「あっさり」「あっこく麺」「こく煮干し」など。
店内はコの字型カウンター7席。座席の前には壁が立ち塞がっていて厨房の様子が判らないどころか見通しが効かず。卓上には一味、七味、ラー油、ブラックペッパー。ラーメンは壁下の隙間から配膳されます。水は回転寿司屋にありがちな給水サーバーから。セルフでライス無料サービスがあることに気づきましたが、その旨は特に店からアナウンスはありません。
店内に煮干臭が漂っているので否応無しに期待が高まりましたが、真っ黒というほどではないもののかなり黒々としたスープの出来はその期待を裏切らない優れもの。富山ブラックみたいにやたらしょっぱい訳ではなく、また醤油の酸味が強めに自己主張するものの、煮干しの旨味をかき消すほどではなく、むしろその旨味を上手く引き出しているせいか、ついついぐいぐいと飲み進んでしまいました。
麺は中太ほぼストレートタイプ。平打ち麺ではないのであまり手打麺っぽくありませんがスープとの相性は文句なし。つるつる&もっちりという形容がしっくり来ます。
薄いバラ肉が多めに入ってていてご飯のおかずにピッタリ。他に刻みネギ多め、茹でもやし。
大満足の一杯でした。
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