あさ利@青森 ~ ネギラーメン
青森駅の南を走る国道4号沿い。堤川を渡った先に立地。青森駅から歩いたら40分程度(3km弱)かかりました。
結構な人気店と聞いて10時半の開店7分前に到着したところ既に先客3,開店までに後客1。開店後10人超で店は早い時間帯から満席に。客層も幅広く、幼児連れのママ友がいたり、学生さんと思しき男女のグループが小上がりにすし詰めになって座っていたり。
券売機はなく、卓上のメニューを見てこの店のウリである「ネギラーメン(1000円)」を注文。というか、それ以外を注文している客は見当たらず。後払い。
またこの店は辛さを1~5の五段階で選べますが、「1」が一番辛いというのが罠。ほとんどの方が「4」を注文しており、時折「3」がいて、「2」を注文したのは一人だけ。当方も辛さ耐性は高くないので「4」で。
なおそんなユニークな辛さの注文はネットで調べて予備知識があったので何の違和感もありませんでしたが、店のどこにも説明書きの類はありません。常連の地元客だらけなので、これでも何の不都合もないのでしょう。むしろ駐車の注意書きだけがやたら目立ち、客が他所のスペースに駐車してトラブルが頻発していることを暗示しています。
店内は手狭で厨房に向かってカウンター5席と4人卓×2、小上がりに4人卓×2。卓上には醤油、酢、ホワイトペッパー、塩、ラー油、おろしニンニク。炒め物の油の匂いがうっすらと客席まで漂ってきます。
もう見るからに脂でギトギトなルックスで登場。しかも若干とろみがかったスープの辛さはもっぱらラー油から来るようで外観通りかなり脂っこいのが特徴。ただ食べ進んである程度辛さに慣れてくると旨味が顔を出してきて、単純に辛いだけではなく「旨辛」の「辛」のほうにベクトルを振ったような感じがしてきました。ただ終盤になると旨さではなく、甘ったるさが気になってスープを飲み進む気にはなれず。
麺はスープが濃厚なのにも関わらず、不思議なことに細い縮れ麺。スープに負けている印象は受けませんでしたが、どう考えても中太麺の方が合いそうな気が・・・また作り手が少々雑なのか、最初は底の方で麺が玉になってスープの絡みが良くないのも気になりました。「麺硬め」の注文をしている客も見かけましたが、それも納得。
角材状のチャーシューは若干煮込み加減にばらつきあるものの、甘めに煮込まれていてまずまず。ネギは白髪ネギではなく笹切りでたっぷりと添えられていて、麺量以上にボリューム感を演出しています。
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