只見線試乗記
大水害に見舞われて長らく運休していた只見線会津川口~只見間が2022年10月1日に11年ぶりに復旧。会津若松~小出間の全線で運転を再開したを期に、超久しぶりに試乗に出かけました。
試乗したのは小出13:12分発の430D。復旧後しばらくは紅葉シーズンと重なったこともあって超満員状態が続いたそうですが、初冬を迎えて人手も落ち着いたのか、往訪時は2両編成の各ボックスに一人ずつ埋まるくらいの乗り具合で小出駅を発車する感じにまで落ち着いていました。乗っているのはどう見ても「その筋の方」だらけでしたけど。なんせ面構えが違う!!
只見までの1時間は魚沼の田んぼの中を走り、さらに長大トンネルで新潟・福島の県境を越えるだけの退屈な行程なので、ひたすら燃料を補給。
只見駅に着く直前、田子倉のダム湖が見えるあたりから会津柳津にかけての約2時間が只見線の最大の見せ場。只見川と線路がもつれ合うようにして会津若松へと進み、しかもしょっちゅう鉄橋で川を渡るので、進行方向の左右どちらに座ってもそれなりに見せ場があります。初冬なので16時を回ると日が陰ってしまうのが残念ですが。
会津川口駅で10分停車&小出行きの427Dと待ち合わせ。乗客数は427Dのほうが明らかに多く、たまたま遭遇した同好の士の話によると団体客の区間乗車もあったそうで。また会津若松→会津川口→会津若松と折り返す方も結構見受けられました。
会津柳津を過ぎると列車は会津盆地を巡るだけになり、下校の高校生達で列車もそれなりに混雑。飲み過ぎたグループ客のバカ声が車内に響き渡るという残念な状態で4時間ちょっとの旅が終わりました。
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