肉たまあんかけうどん@丸亀製麺川口店
丸亀製麺川口店で「肉たまあんかけうどん・大(820円)」を試食。
丸亀製麺の商品戦略というか販売戦略って結構不思議で、近所の川口店はごく普通の路面店にも関わらず、公式Webサイト上で大々的に売り出している期間限定商品は扱わず、その代わりに公式Webサイト上ではその存在が確認できない商品を販売しています。今回試食した「肉たまあんかけうどん」もそのパターン。
ひょっとすると、川口店は全国販売に先駆けた実験販売店・パイロット販売店みたいな扱いを受けているのかも。事前に告知なんてされないので、どんな商品が、いつから販売されるのか皆目判らず、「行ってみたら売っていた!!」というのが常態化しています。
ただ今回試食した「肉たまあんかけうどん」は2年前の年末に期間限定発売されているので実験的性格は薄く、「味がさね」「新」と付されているので何かしかマイナーチェンジしただけと目されます。
肉たまあんかけうどんは期間限定商品には珍しく作業工程が単純で、麺を受け取る窓口一か所で全て完結します。また配膳時に「おろししょうがが合う」と勧めるようになっていました。
肉たまあんかけうどんは「店内仕込みのあつあつでとろとろ・ふわふわの玉子あんが、打ち立てもちもちのうどんと三温糖・料理つゆで甘く味付けされた牛肉に絡む、おなかの底から温まる一品です。」というのが前回の丸亀製麺のウリ文句。
丸亀製麺が時々繰り出す「あんかけモノ」の中ではかなり出来がいいほう。出来の悪い「あんかけモノ」だとあんと乗せもののバランスなり相性なりがあまり良くなくてお互いの持ち味を殺しているように思える場合もありますが、「肉たまあんかけ」は逆にお互いがその良さを上手く引き出しています。特に丸亀製麺の牛肉は往々にして甘すぎてしつこい傾向がありますが、あんがその過剰な甘さを上手く包み込んで牛肉の美味さを活かしているように感じました。
また前作と比べると牛肉を減らしてそぼろを加えたのが「味がさね」の所以なのかな?これはこれで一興。途中からおろししょうがをちびちび加えて味変を愉しみながらフィニッシュ。
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