松の家@浜松・舘山寺温泉 ~ 牡蠣カバ丼
浜名湖の東岸、浜松駅からバスで40分ほどのところにある舘山寺(かんざんじ)温泉で売り出し中の「牡蠣カバ丼」を試食してみました。
往訪したのは舘山寺温泉・門前通りにある「松の家」。先客2、後客8。浜名湖畔にある店らしく本業はうなぎ屋さんで、店内には色紙がベタベタ。「孤独のグルメ」にも登場した有名店のようです。早速「牡蠣カバ丼(1800円)」を注文。
1階は店中央に8人卓×1と小上がりに4人卓×3と意外に狭い店でしたが、多客時には2階を使っているのかも。換気に気を使っているせいか、店内は結構寒くて難儀。静岡県だと北国みたいにガンガン暖房を入れるようなことはしないからなぁ・・・
丼単品ではなく、きんぴらごほう、白菜などの浅漬け、アオサのお吸い物、イチゴ型のアイスクリーム付きで登場。
「牡蠣カバ丼」は浜名湖産牡蠣の地産地消を目的に開発されたご当地グルメで、「ボイルした牡蠣をうなぎのタレで焼き、トッピングとして玉ねぎ、海苔、ミカンの皮などを添えた丼ご飯を基本レシピ」に浜名湖周辺の12店舗で提供しているとのこと。当然ながら牡蠣のシーズンである冬季限定メニュー。
従って店によって多少味付け等ばらつきがあると思いますが、松の家の牡蠣カバ丼はざっくり言って「甘辛」の辛いのほうに寄せたような味付け。玉ねぎの炒め物がたっぷり添えられているせいか、うなぎのかば焼きというより和風の焼肉のタレで食べている気が少々。
一方大ぶりで、それでいて身がしっかりしている牡蠣は間違いなく絶品!!それだけに牡蠣を変にやたら濃いタレに絡めず、カキフライなどもっとシンプルに食べたほうが個人的にはずっと好み・・・ここは本業がうなぎ屋なのでそういう食べ方は許してくれそうにないけど・・・なんかわざわざ作ったご当地グルメのコンセプトを根源的に否定するようで申し訳ないのですが、ちょっと期待外れでした。
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