富士宮やきそば学会アンテナショップ@富士宮 ~ 富士宮やきそば
10年ぶりに富士宮で「富士宮やきそば」を賞味。往訪したのは浅間大社の真ん前にある「お宮横丁」内の「富士宮やきそば学会アンテナショップ」。富士宮駅から徒歩10分程度。お宮横丁は焼きそば店を主体に数店舗が並ぶフードコートのようなものですが、如何せん屋外なので冬は結構冷えます。どの店も店内に食べるスペースはないようです。
早速「富士宮やきそば・大(750円)」を注文。作り置きではなく焼き立てが食べられるので、番号札を渡されてしばし待機。出来上がりには結構時間がかかります。なお水は近くに湧いている富士山の湧水から勝手に汲んでくれとのこと。天然の湧水でこれが美味い!
メニューは他に
・激香夏麺(げっこうかめん):コクのある赤唐辛子入りペースト入り
・冬ソバ:純粋青唐辛子入り
・辛極(しんきょく):究極の辛さ
など。
麺は中太ストレートでコシ強め&ややざらつきのある食感。富士宮焼きそばの最大の特徴はなんと言っても麺で、「富士宮焼きそば学会」の案内によると「一般的な焼きそば麺の製造工程では蒸した後に一度茹でますが、富士宮やきそばの麺は茹でずに急速に冷やし、油で表面をコーティングします。そのため他の麺に比べ水分が少なく、独特のコシが生まれました。」とのこと。
具はキャベツと刻み青ネギ主体で肉はなさげ。肉かな?と思ったものは「肉かす」と呼ばれる油かすでした。
またここはソース味ですが割と薄味。富士宮焼きそばの特徴はだし粉(イワシの削り節)をふりかける点にもあって、その味を殺さないようにソースの味を抑えているのかも。何よりソースでべっちょりしてないのが気に入りました。この辺は店によってばらつきがデカいかもしれませんが。
大といっても量は特に多くはなく、具のしょぼさを考えるとコスパは正直芳しくありませんが、その辺は観光地の食べ物ということで
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