【閉店】パスタの虎@十条 ~ 昔ながらのナポリタン
埼京線十条駅西口から十条銀座のアーケード商店街へ入ってすぐ。マツモトキヨシと富士そばの間にあって外観は派手なものの、間口が狭いので気づかずに通り過ぎてしまうかも。先客ゼロ、後客3。
店内のタッチパネル式券売機で最も無難そうな「昔ながらのナポリタン(790円)」を注文。終日大盛無料サービスとのことなので大盛にしましたが、麺量は明示されず。
往年の人気ラーメン店「なんでんかんでん」の関連店のようで、「濃厚とんこつクリームパスタ」という風変わりなメニューを推している他、ボロネーゼ、トマト、バジル、ペペロンチーノ、和風きのこ、和風明太子クリームといったメニューも。また各種カレーも販売しているようです。
間口は狭いが奥行きがある店で、手前に2人卓×6、店奥に縦長カウンター7席。卓上にはタバスコ、ブラックペッパー、岩塩。粉チーズは店員に頼んで出してもらう方式。
出てきた一品は「昔ながらのナポリタン」の名前通り、ウインナー、ピーマン、タマネギ、マッシュルームといった定番の具とパスタを炒めながらケチャップドバドバといったところですが、量自慢的なパスタ屋っぽい割には意外に薄味。少なくとも食べ始めは麺を炒めたというより茹でた感じがしっかり残っていましたし、脂まみれでギトギトという感じは一切せず。「パンチョ」や名古屋名物の鉄板ナポリタンよりずっと食べやすく、食後も全く胃もたれせず。
中盤少々飽きがきたところで粉チーズを投入。最後は少しフォークが止まりがちになったもののなんとか完食。食後の腹具合で察するに麺量は一般的なつけ麺の茹で前300gよりは明らかに多く、350gくらいかな? この感じだと「和風きのこ」なら楽々完食できそう。
総じて悪くはないのですが、年寄りだらけのこの商店街でこういう店にニーズがあるのかどうか・・・
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