キッチンABC 西池袋店@池袋 ~ 日替わり定食
池袋駅西口、東京芸術劇場の向かいのブロック。先客6、後客ゾロゾロ。11時の開店から15分くらいでほぼ満席となり、回転は頗る良いものの断続的に店内に待ち客が1、2名発生していました。典型的ながっつり系洋食店ですが、女性客がいたのにはびっくり!! 南大塚店には3年前に往訪済ですが、西池袋店はなんと9年ぶりの再訪。なおこの店の上にあったはずの「中本 西池袋店」はいつの間にか閉店していました。
この店の名物「オムカレー」や「オリエンタルライス」は試食済なので、今回はより無難そうな「日替わり定食(880円)」を注文。往訪時は「デミチキンカツ+目玉焼+ポーク生姜焼」という構成でした。他の注文を見るとカレーを頼んている客は見かけない一方、チキン南蛮を頼んでいる客が目立ちました。後払い。
店内は厨房前にカウンター4席、店中央に2人卓×2、4人卓×1、そして店の外周に4人掛けボックス席×4。客はほとんど一人客なので最初はカウンター、次にテーブル席、最後にボックス席に案内していました。後から来た客のほうがゆったりしたところに座れて一見不合理な気もしますが、当然ながら相席上等。しかもボックス席は間仕切りも何もない「ポストコロナ仕様」。最初はボックス席に二人で座っていた女性客にも容赦なくオッサンとの相席の洗礼!!
案内された2人卓は対面の客との間に間仕切りがあるせいか非常に手狭。おかずとご飯の皿、味噌汁、そしてコップを置くのが精一杯で、混みあった店内で「事故」が発生しそうな予感がムンムン・・・
この日の日替わりは3点盛り合わせですが、明らかにデミチキンカツがメイン。でも「かつや」や「松のや」に慣れてしまうとチキンカツが薄いのが丸わかりで残念。その代わりポーク生姜焼がご飯が進むように濃い目に味付けされていて、その量が多くはないにも関わらずチキンカツの物足りなさを補って余りある大活躍!!
目玉焼は半熟ですが卓上に醤油がないのが残念。もっとも他客の様子を見ると、店員に頼めば出してくれるようでした。写真では判り辛いのですが、目玉焼の下には昭和然としたナポリタンが隠れています。千切りキャベツの盛りも良く、ボリュームたっぷり!!
この店はカツなど揚げ物には優位性はなく、なんとかライスとか焼肉系定食とかを頼むのがベターと判ったのが今回の収穫でしょうか。
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