鬼に金棒@渋谷 ~ 辛味噌油そば
渋谷駅から明治通りを南へ。渋谷3丁目歩道橋のすぐ近く。「しょうがの湯」の2Fにあり、経営母体も同じようですが、2Fへ上がる階段が急な上に、そもそも登り口が非常に判りにくいのが難。先客ゼロ、後客1。
タッチパネル式券売機で基本と思しき「辛味噌油そば(830円)」と「白めし小(80円)」を注文。辛さや痺れは「戦意喪失、一歩前進、油断大敵、一心不乱、焦熱地獄、ジョキロアX、アフターDEATH」の7段階から選べるようで、レベル3に相当する「油断大敵」にしてみました。でも非常に細かい字で書いてある各レベルの能書きを読むと、「まずは」とされているのはレベル2の「一歩前進」で、レベル3は「普段から辛さや刺激が好きなあなた」向けでした。なおジョロキアXはレベル5をクリアした者のみ、アフターDEATHはジョロキアXをクリアした者のみ注文可能だそうです。
店内は壁に向かって縦長カウンター6席と小上がりに4人卓×1。卓上には一味、酢、黒酢。1Fの「しょうがの湯」で調理して、リフトで2Fへ運んでくるようです。
具は肉味噌を主体に、揚げた海老、ザーサイ、水菜、糸唐辛子といったところでしょうか。案内に従って20回ぐらい必死にまぜまぜ。
麺は平たくて太い縮れ麺。しかもやや硬めの仕上がりで、噛み応え十分。レベル3だと個人的には特段辛さも痺れもきついとは感じず、十分美味しく頂ける範囲内。肉味噌の味わいが支配的ですが、ザーサイや揚げ海老がちょっとしたアクセントになっていて全然飽きません。
「油そば」というほど油っぽい感じはせず、また台湾まぜそばと違って魚粉や卵黄はないので、汁なし担々麺が一番近い感じかなぁ。
量的には白めし小はなくても差し支えないですが、麺を食べ終わっても底に肉味噌がアホほど余るので白めしを付けたのは正解。丼のほうに白めしを入れるとタレが必要以上に絡まって油っぽくなりそうなので、ご飯のほうに肉味噌をレンゲですくってかけてフィニッシュ。
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