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2023.04.21

焦がしねぎ焼き鳥丼@吉野家

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 吉野家が2023年4月17日より7月中旬までの期間限定で発売中の「焦がしねぎ焼き鳥丼(547円)」を試食。人気商品だった「親子丼」が鶏卵の供給低下により見送らざるを得ず、急遽その代打として送り出されたという曰くつきの商品です。
 
 「ねぎ油とにんにく醤油で鶏肉と長ねぎを香ばしくふっくら焼き上げる風味豊かでしっかりとした味わいの丼です。注文ごとに焼き上げますので、着丼の前からねぎとにんにく醤油の香ばしさは店内に漂い五感を刺激して食欲をそそります。ひとくち口に含むと、ねぎとにんにく醤油の風味が一気に口の中に広がり、濃厚な味わいから鶏肉もご飯もどんどん進みます。」「風味が豊かでしっかりとした味の焼き鳥丼となる秘訣は、長ねぎとにんにく醤油にあります。まず、注文が入るとフライパンで高温に熱した油で長ねぎを香ばしく炒め、長ねぎの香りが移ったねぎ油で鶏肉を焼き上げ、にんにく醤油だれで炒め合わせます。さらに、有田焼の丼に盛り付けたご飯の上に焼き鳥をのせる際には、青ねぎのスライスをトッピングして、彩りとさらなる風味を添えています。調理工程の最初から最後までねぎが活躍していることと、にんにく醤油の風味によって、香ばしい風味を最大化した商品となっています。」と吉野家のウリ文句も実に饒舌、かつ具体的。

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 でも結果は正直吉野家史上屈指の大ハズレ。確かに配膳されるや否やにんにくの香りが漂ってきますが、それは本当に香りだけ。「濃厚な味わい」どころか、えらく味が薄くて参りました。外食チェーン店の飯って味が濃すぎて難儀なことはしょっちゅうあっても味が薄すぎると感じることは滅多にないだけに。にんにく醤油だれの使い方が難しくて作り手によるブレが相当デカいのか、単にまだオペレーションに不慣れで単なる失敗作が出て来ただけなのか、いずれにしてもアクシデントを受けて急遽ピッチに送り出さされた選手がコンデイション不良で話にならなかった。そんな印象を受けた一品でした。

 親子丼では大きく先行している「なか卯」比でそんなに遜色ない品を出してきましたが、鶏メインの丼ではやはり「なか卯」には遠く及ばないのかも。

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