38-sanpachi-@獨協大学前 ~ 煮干しらーめん
超大規模な再開発もほぼ終わったと思しき松原団地の北東端あたり、「栄小学校」の北。「38 NOODLE KITCHEN」のリニューアルで先客ゼロ、後客3。「38 NOODLE KITCHEN」は6年前に往訪したきりで、晩年は営業が著しく不安定になった末にとうとう閉店してしまいましたが、その影響を引きずっているのか、営業は火・木・土・日のランチタイムのみと慎重にスタート。ただ以前と違ってSNSで積極的に情報発信し出したのは評価できます。
店では初めての方には「鶏塩らーめん」ないし「醤油らーめん」を推していましたが、目先を変えて「煮干らーめん(980円)」を注文。ランチサービスなし。
メニューは他に「トマトらーめん」など。なお「38 NOODLE KITCHEN」時代はどちらかと言えばつけ麺推しだったはずですが、今回はつけ麺はなく、完全にらーめん一本勝負。
店内は縦長L字型カウンター7席のみ。個人的には椅子が硬い上に少々高くて難儀。卓上には七味、ミックスペッパー、白ごま。店は相変わらず母子で切り盛りしているようで、すっかり接客慣れしたお母さんが良い味を出しています。
カタクチイワシの煮干しをふんだんに使用した茶濁スープは縁に魚粉が目立つものの、ざらつきはほとんど感じられず。煮干しもそれなりに効いており、しかもこの手のスープには珍しく全然しょっぱくないのが気に入りました。無化調・無添加らしい優しさもあってついつい飲み進んでしまいましたが、少し物足りない気がしないでもなく。底にわずかに柚子皮。
自家製の麺は中細ストレートタイプ。全粒粉入りらしく、わずかざらつきがある口当たりで、いかにも密度が高そうなしっかりした噛み応えが特徴。麺は並盛で140gとちょっと少な目。
この手のラーメンにしてはチャーシューに凝っていて、肩ロース(低温調理のレア)、鶏むね(低温ボイルハム)、豚バラ肉(煮込みチャーシュー)の3種が鎮座。コリコリした食感なのは山くらげかな?他にメンマ、刻み青ネギ、刻み玉ねぎ。
次回は店推しの「鶏塩らーめん」ないし「醤油らーめん」で。
| 固定リンク