ケンちゃんラーメン@北山形 ~ 中華そば
奥羽本線北山形駅から西へ徒歩30分弱。山形城址を巡ってなお時間を持て余したので、11時の開店30分前に到着したところなんと先客4!しかも先の駐車場で待機している客の姿も見えて、開店までに後客10人強も!!
店先の案内を見ると「フライングケンチャン」と称してまれに11時前に店を開けることがあり、11時までに入店した方には煮卵ハーフと海苔をサービスとあるので、それ狙いの客が多いのかも。そして往訪時はありがたいことに11時10分前に開店したので、煮卵ハーフと海苔のサービスを享受できました。
開店するとあっという間に満席になり、早々と店内外に待ち客が発生。退店時には外待ち5。
店内のタッチパネル式券売機で「中華そば・小盛(800円)」を注文。ここは量が多いと聞いていたので恐れをなして小盛で妥協しました。ランチサービスなし。
食券は回収されず、食券に記された番号が厨房に伝えられる方式のようです。また味の濃さや脂の量の調整、さらには「身入り」と呼ばれる背脂の追加も券売機で出来るようです。
メニューは「つけそば」との二本立て。
店内は店中央に島式カウンター5席と壁沿いに縦長カウンター7席、そして小上がりに4人卓×3。コロナ禍を受けてか、島式カウンターの椅子を半分片付けて片面しか使わないようにしたみたいで。卓上にはホワイトペッパー、ブラックペッパー、酢、一味。水セルフ。一番入り口に近い席に当たったので、開け放ちの入り口から寒気が入ってきて難儀。
うーーーーん、小盛でもこんなに量があるんか・・・それは良いのですが、小盛でも結構麺がスープの上に「こんにちは」していてスープとの量的バランスがあまりよくありません。
スープは「鳥取県境港直送の高品質の煮干をベースに動物系と数種類の野菜と最高級根昆布」から出汁を取っているようですが、店外に煮干しの香りをガンガン排出している割には意外なくらい薄味かつあっさり目の味わい。「油ぬき」というオプションがあるのが不思議なくらい脂っ気も感じず。
麺は平打ちの細かい縮れ入りで心持ちざらつきのある口当たり。堅めの茹で上がりで、優しいスープに合わせるならもうちょっと茹でても良いような気がしました。ボリュームは小盛でも十分すぎるくらいで、途中飽きが来てしまい、卓上のブラックペッパーを投入。およそ麺が伸びそうにないせいか、隣の兄ちゃんは量が多いのにスマホ弄りながらのんびり食ってました(苦笑)。
もも肉チャーシューはややパサつき加減でしたが、肉の旨味を保っていてまずまず。他にメンマ、刻みネギ、そしてサービスの煮卵ハーフと海苔。
結構出来のブレがでかい店なのかも。麺は美味いので、あの麺に合わせるなら「味濃いめ・油多め・身入りあり」でも良かったかなと思うも時すでに遅し。
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