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2023.04.22

【DAZN短感】22-23年第14節:仙台L 1-2 浦和L ~ 勝つには勝ったが内容はぐだぐだ

 浦和のスタメンは前節から長嶋に代わって塩越が入っただけ。大怪我からいったんピッチに復帰した長船のコンディションがあまり良くなく、しかも前節スタメンでCBに起用された長嶋への楠瀬監督の評価はどうもあんまり芳しくなのか、またまた老師がCBに。
 
 立ち上がりは双方ともプレスがきつくて攻撃の形が作れない塩試合だったが、シンプルかつ執拗に最終ライン裏を狙い続けた浦和が15分くらいから相手を自陣に押し込む格好に。
 
 18分右サイドから猶本クロス→GK松本が弾いたこぼれ玉を清家が拾うもシュートはわずかに枠外。しかし続く22分塩越が相手のミスに乗じて左サイドを深く抉ってシュート→こぼれ玉を拾った菅澤のシュートは当たり損ねだったが、清家が詰めて浦和先制。
 
 その後再び試合はぐだぐだ模様になりかかったが、39分高い位置で清家がボールを奪い、猶本ミドルが炸裂して2点目。
 
 仙台にボールを握られ、自陣に押し込まれる時間帯もそこそこありながら決定機らしい決定機は与えないまま前半終了と思いきや、45分CKからファーの矢形ヘッドを食らってまさかの失点。安藤が被った格好になっていたが、それにしてもちょっとファーの守備が酷すぎた。GK福田も飛び出してボールに触れないという残念さ。
 
 後半も52分大きなサイドチェンジを契機に猶本がボックス内での深い切り返しでDFを交わしてシュートを放つもGK正面。さらに56分ロングパス一本で裏抜けに成功した猶本がGKと一対一になりながらも決められず。
 
 そしてそれ以降は完全に仙台ペース。仙台の前プレが全然衰えないせいか、浦和はボールを奪い返した後にボールをしっかり握らず、簡単に縦に蹴ってしまって仙台の攻撃を受け続ける展開に。67分には左サイドからの低いクロスがFW松窪に通ってヒヤリとしたがシュートは枠外。
 
 選手交代でも形勢を変えられず(最初の交代が単純に塩越→島田じゃなかったのが謎。布陣弄りすぎてぐだぐだ感加速)、90分には宮沢スルーパス→松窪の決定機を作られたが、最後の最後で安藤老師がシュートに持ち込ませず。

 2点先制して間違いなく勝てる試合だったのにワンチャンスで一点取られ、さらに突き放すチャンスを逃してしまって相手ペースの試合になってしまい、最後まで試合を落ち着かせることができず、「強いチーム」と形容するには程遠い試合内容。内容は褒められたものではないにせよ、何だかんだと勝ち点3を取れる辺りは昨年には無い「強さ」ですが、興行的にはかなり残念な試合でした。そしてもっとも見せ場を作ったのは仙台のFW松窪だったかも。
 
 猶本は前節新潟戦でも決定機を外しまくりましたが、一対一が案外苦手なのかなぁ・・・猶本はあれを決めないと代表で鉄板レギュラーは難しいかと。

-----菅澤-----
塩越---猶本---清家
---栗島--柴田---
佐々木-安藤-石川-水谷
-----福田-----

(得点)
22分 清家
39分 猶本
45分 矢形(仙台)

(交代)
70分 佐々木→島田(島田左SH、水谷左SB、栗島右SB、塩越CH)
79分 水谷→長嶋
85分 菅澤→西尾(4-4-2で西尾&島田の2トップ、猶本左SH)

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