アカモクねばとろ定食@やよい軒
やよい軒が2023年5月16日から発売中のの「アカモクねばとろ定食(830円)」を試食。
「アカモク」とは耳慣れない食材ですが、「かつて漁の網や船のスクリューにひっかかり船の故障につながることで漁師を長年悩ませた海藻です。しかし、近年栄養価の高さや食べ応えのある食感と粘り気が強い特長が注目され、話題を集めています。また、アカモクは人工的に作られたサプリではなく、鉄・マグネシウム・ビタミン・カルシウム・カリウムやフコキサンチンなど、体にうれしい栄養素を含んだ自然食品です。」とのこと。
そして「定番の“ねばとろ”定食に、粘りとシャキシャキ食感が特長の熊本・天草産アカモクを使用することで、従来の“ねばとろ”に比べ、ネバネバ食感がパワーアップしました。納豆やとろろ、まぐろなどと混ぜ合わせ、ごはんにかけてお召し上がりください」というのがやよい軒のウリ文句。
黄色いタクアンの横にある濃緑色の見るからにネバネバしている奴がアカモクなのかな?卵や出汁を入れてかき混ぜる前にアカモクだけをちょっと試食してみましたが、単体では特に味は無さげ。
ねばとろの粘り気をパワーアップするために呼ばれた助っ人ですが、納豆やとろろと違って良くも悪くも味わいに個性というか癖がなく、その辺はおくらと立ち位置がちょっと似ているかな? ネバネバ仲間でもかなり地味な役回り。脇役なのに強烈な個性を放つ納豆やとろろとは対照的に、主役のまぐろの引き立て役に徹底しているバックダンサーといったところでしょうか。
そんな存在なのでアカモクを入れて「ねばとろ」の粘り気が増しているのは確かなのでしょうが、無いと困る、全くの別物になってしまう訳でもない。そんなところでしょうか。
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