和 dining 清乃 本店@箕島 ~ 角長しょうゆ匠+四重奏SP
紀勢線箕島駅から徒歩20分強。駅近くを流れる有田川を渡って川沿いに東へ。車でのアプローチが便利な国道沿いの郊外店で、パチンコ屋やローソンと同居。
11時の開店10分前に到着したところ先客ゼロでしたが開店までに後客3人。開店と同時にあっという間に満席になり、退店時には外待ち9人。この辺りではぶっちぎりの人気店のようです。
券売機はなく、卓上のメニューを見て先頭の「角長しょうゆ匠(900円)」を注文。さらにせっかくなので4種のチャーシューとワンタンが乗った「四重奏SP(+450円)」を付けて見ました。ランチサービスなし。後払い。
メニューは他にこってり和歌山ラーメン、魚介豚骨、紀ノ国地鶏塩、有田ブラックなど。「清乃」は和歌山駅隣接の近鉄百貨店デパ地下にも支店があり、そちらでは「こってり和歌山ラーメン」を試食済。
店内は縦長カウンター5席と4人卓×3、6人卓×1。さらに店奥に小部屋がある模様。卓上には胡椒のみ。
わずかにとろみがかったスープは動物系出汁と魚介系出汁を合わせているようですが、どちらかと言えば魚介系の旨味が強め。和歌山「湯浅醤油」の高級醤油「匠」をカエシに使用しているのがウリでやや甘目の味わいですが、醤油がウリのスープにありがちな「醤油飲ませる系」ではなく旨味たっぶり。ただ、飲み進むにはちょっと醤油がうるさいかな。
麺は平打ちっぽい中太縮れ入り。つるつるした口当たりで噛み応え強め。スープとの相性は文句なし。なお和歌山ラーメンって量が少な目なところが多い(そのため別途「早すし」を頼んだりする)のですが、ここは量的にも過不足なし。
ワンタンは飴がしっかり詰まったのが二個。チャーシューはそれぞれに個性があって面白い四重奏に。なお公式Twitterによると「猪豚炭火焼き叉焼、周参見エコポーク炭火焼き叉焼、ドルチェポルコ炭火焼き叉焼、マグレカナール鴨叉焼」の4種とのこと。はっきりと判るのは鴨だけでした(^-^; 味玉は薄味。赤い星型は大根かな?他に刻み青ネギ、メンマ。
デフォルトがとにかく美味いので、SPで変にゴテゴテと飾らずに「しらすごはん(+300円)」を付けるのも一興。大満足の一杯でした。
ちょっと足を延ばして、醤油発祥の地とされる湯浅を散策。「角長」の名はここから来ています。
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