こぼれいくら!サーモンちらし@釧路・釧祥館(東京駅構内「駅弁屋 祭」にて購入)
東京駅構内「駅弁屋 祭」で「こぼれいくら!サーモンちらし(1380円)」を購入。パッケージは「釧祥館」と大書されているので釧路駅の駅弁と思ったのですが、箱に貼り付けられたスペック表を見ると不可解なことに「製造者:旭川駅立売商会」とありました。
調べてみると釧路の駅弁業者だった「釧正館」は1989年4月に営業権を旭川駅立売株式会社(現在の旭川駅立売商会)へ移譲し、翌年社名を「釧祥館」に変更。そして2019年9月には製造部門から撤退し、旭川駅立売商会による製造に移管したという関係のようです。実質的に釧路向けの駅弁のブランド名として「釧祥館」が残っている感じでしょうか。ともあれ、旭川も釧路も現地で駅弁を買う機会なんてまずないので、東京駅で買えるのはありがたいものです。
内容はいくら(ますいくら醤油漬け)、サーモン(酢味トラウトサーモン)、サーモンフレークを酢飯に乗せただけのシンプルな一品。見た目だけで大方味の想像がつき、それだけにハズレようがありません。いくらはもちろん、サーモンフレークも濃い目の味付けでご飯が進みます。
ただサーモンは厚みがなく、その下に玉子焼きが隠れていて嵩上げされているのがチト残念。
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