石黒商店@神保町 ~ スパイス赤みそ
東京メトロ東西線神保町駅から白山通りを北へ。マツモトキヨシの手前の路地を西へ入ってすぐ。外食店だらけのこの界隈で外観が非常に地味なので損している気も。もともと「濃厚蟹みそ」がウリだった店がスパイスがウリの店にリニューアルしたと聞いて3年半ぶりに再訪。先客2、後客4。
店内の券売機ボタン先頭の「スパイス赤みそ(970円)」を注文。ランチサービスなし。
メニューは他に「スパイス白みそ」「スパイス辛みそ(赤・白)」「赤みそこってり」「白みそこってり」「辛みそこってり(赤・白)」「にんにくこってり」「台湾まぜそば」「釜玉らーめん(みそorしょうゆ)」など。サイドメニューとしてカレーも用意。
店内は横長L字型カウンター8席のみ。卓上には山椒と一味、そして店オリジナルの「うまいっ酢」。水セルフ。店は店主夫妻で切り盛り。店内にインド音楽っぽいのが流れているのでラーメン屋というより、インド系のオッサンがやっているカレー屋みたいな雰囲気。
わずかにとろみがかったスープは「生味噌と15種類以上のスパイスがココロとカラダを目覚めさせるエスニックな一杯」というのがウリ文句。確かに複雑なスパイシー感に満ち満ちていますがさほど辛くはなく、刺激はあっても痺れるほどでもありません。また個人的には苦手なエスニックにありがちな癖もなくて助かりました。
ただスパイスを前面に押し出したために「みそラーメン」というより「麺入りのスープカレー」に近くなってしまった気も。よってスープは飲み進む気が起らず。
麺は浅草開花楼製の中太縮れ入り。濃厚スープに負けないようにかなり硬めの仕上がり。
具は鶏のひき肉としゃきしゃきの茹でもやし、水菜。諸物価高騰の折り仕方ないのかもしれませんが、値段の割にはちょっとしょぼいかと。
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