ごろっとチキンのトマトカレー@松屋
松屋が2023年6月6日より発売中の「ごろっとチキンのトマトカレー(580円)を試食。その前に発売した「トンテキ定食」に続く「懐かしのあのメニュー」シリーズ第2弾との位置づけです。といっても2021年5月にも「ごろごろチキンのトマトカレー」を売り出しており、そんなに懐かしい感じはしません。
なお諸物価高騰を反映して単に単価を上げるだけでは客離れを招くとの判断からでしょうか、プレーンな「トマトカレー」はたった390円で売り出していますが、さすがにそれでは寂しかろうと思って、「ごろっとチキンのトマトカレー」を注文しました。
2002年に「初代うまトマハンバーグ定食」として初登場した、松屋のトマトシリーズ。2004年に販売開始した「うまトマロールキャベツ定食」を経て、2009年「トマトカレー」が誕生したとのこと。「フレッシュでジューシーなトマトとこだわりのカレーソースがマッチし、トマトの酸味とにんにくの旨味、スパイス感を楽しめる逸品に仕上がっています。」というのが松屋のウリ文句。
2021年の「ごろごろ」から「ごろっと」と言い回しが微妙に変わっていますが、鶏肉の量がちょっと減ったかなぁ・・・そのせいか今回はカレーは別皿ではなくライスにかかった状態で出てきます。そしてカレーの中に鶏もも肉がごろっと。何か下味がついているわけではなくいたって淡白な味わい。そのかなり残念な松屋の鶏肉を美味しく頂けるように開発された松屋の「トマトソース」の実力を今回も遺憾なく発揮。ガーリックが効いたトマトソースが鶏肉の美味さを無理やり引き出しています。
ただトマトソースの酸味が強すぎて鶏肉どころかカレーの味わいすら覆い隠してしまい、あんまりカレーを食べている気がしないのが難。ハズレではありませんが、松屋のカレーとしてはイマイチ。丸亀製麺の「トマトカレーうどん」のほうが正直よく出来ていると思います。
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