"松屋風"ロモサルタード@松屋
松屋が2023年6月20日より発売中の「"松屋風"ロモサルタード」を「2枚盛り(890円)」で試食。「トンテキ定食」あたりから1枚~4枚と100円刻みで値段を変えて売りだしましたが、諸物価高騰を反映して単に単価を上げるだけでは客離れを招くとの判断からでしょう。ご飯大盛だと個人的には2枚で十分というのがトンテキ定食で得た経験則。
「"松屋風"ロモサルタード」は2020年よりスタートした「世界料理シリーズ」の一環ですが、Mizkanとのコラボ商品なのが特異点。
また「ロモサルタード」は、お肉と野菜を醤油・お酢・スパイスで炒めたペルー料理だそうですが、「"松屋風"ロモサルタード」は、「日本のお米に合うよう、『ぽん酢』×『にんにく』×『スパイス』風味に仕上げた逸品で、ジューシーな豚焼肉と玉ねぎ、パプリカ等の野菜、フライドポテトをスパイスの効いたソースで香り高く炒めた、1日に必要とされる野菜の1/3が摂れる大満足の新メニューとなっています。」というのが松屋のウリ文句。
でも「松屋風」というのが曲者でペルー料理の「魔改造」の匂いがムンムン(苦笑)。Mizkanとのコラボ商品で「ぽん酢」を使っているので酸味の自己主張が強いと思い込んでいたのですが、予想ほどはありませんでした。
その代わりににんにくがしっかり効いていて、結局のところ旨味に乏しい残念な豚肉をにんにくをかっつり効かせた濃い味のソースでなんとか美味しく頂けるようにした「いつもの松屋の味」の酸味強めバージョンじゃないのかという気がしないでもなく(苦笑)。
またスパイスも個人的には苦手なエスニック系が混じっているようでちょっと鬱。
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