カレーショップ える@川口芝 ~ オムカレー
産業道路「蕨駅入口」交差点を東へ。イオン川口前川店へ向かう途中。先客ゼロ、後客4。ほぼ2年ぶりの再訪。最寄り駅は蕨ですが駅からかなり距離があり、店の住所は川口市芝になります。
卓上のメニューを見て店おすすめの「オムカレー(850円)」を注文。辛さは甘口/中辛(レギュラー)/大辛の3段階から選べるので中辛で。店は「カレーショップ」と銘打っていますが、メニューを見る限りカレー本体は何種類もあるわけではなさそうで、トッピングで変化をつけているだけのよう。
また朝から喫茶店として営業している関係もあってメニューにナポリタンやオムライスがあるのはともかく、なぜかラーメンやたぬきうどんも用意。ランチタイムは全品サラダ&アイスクリーム付き。カレーが出てくる前にサラダ(千切りキャベツ)、そして一緒にらっきょうや福神漬、サラダドレッシングが2種出てきます。
店内は厨房に向かって縦長カウンター7席と、店中央に島式カウンター14席。店は相変わらずおばちゃん2名で切り盛りしていました。
オムカレーといっても白米を卵の薄皮で包んだものが出てくるだけで、ご飯をケチャップで味付けしてあるとかご飯がピラフっぽいとかご飯自体にオムライス的な要素は何もありません。以前「ビーフカレー」を食べた時は大きな皿にライスが薄く盛られた状態で出てきたせいか量は多くも少なくもないという印象を受けましたが、オムカレーだとご飯がこんもりとした状態で出てくるので結構量があるように思えるのが不思議。
自家製のカレーはとろみが強くて旨味たっぷり。中辛だとスパイスによる刺激はそこそこといういかにも日本風のもの。この感じだと「大辛」でもなんら差し支えなかったかも。牛肉は六日間も煮込まれ続けてほぼすじ状になっています。
川口や蕨にはインドやネパールなどから来日した方がやっている現地風のカレー店が山のようにありますが、なんだかんだといってもこんな昔ながらの日本風のカレーが結局のところ一番好きだったりします。前回ライスがちょっとパサつき加減なのが残念でしたが、今回はちょうど良い炊きあがり。この辺が往々にして出来にブレがある「家庭的な店」の難点かもしれません。
食べ終わりを見計らったようにバニラアイスが登場し、食後はしばしまったり。
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