今治の焼き鳥@鳥林 & 今治城
愛媛県・今治の焼き鳥は「串付き肉を網の上で焼く」という一般的によく見られる方法ではなく「肉や野菜を鉄板の上で焼く」という一見風変わりなもの。これは面白い!と思って今治市役所近くにある「鳥林」を往訪。17時の開店直後に突入しましたが、結構な人気店のようで開店後30分後にはカウンターは満席となり、退店時には外待ち2。
メニューで人気とある「皮焼+れんこん+せんざんき」を注文しようとしたところ、せんざんき(=鶏の唐揚げ)は開店すぐの大将ワンオペの時間帯はできないみたいで、やむなくせんざんきに代えて「ばら焼き(せせり)」を注文。注文は伝票式で後払い。ザク切のキャベツが突き出しで出てくる辺りは串カツ屋みたいで。
店内はL字型カウンター12席と小上がりに6人卓×2。さらに2階もある模様。鉄板で焼いているところを見たかったのですが、残念ながら焼き場の位置が多い上にカウンターより低いところで焼いているので全く見えず。お好み焼きや広島焼みたいに客の目の前の鉄板で焼くものと思い込んでいただけに少々期待ハズレ。
ダントツに美味かったのは皮。鉄板で焼いたせいか、皮なのに縮こまってるビジュアルが完全に「皮離れ」しています。そして皮なのにしっかり噛み締めながら味わう辺りも「皮離れ」。添付の黒いタレは甘いので、ほんのちょっとだけ浸けていただきました。個人的には皮の下味だけでもアテには十分。
レンコンなのに穴が開いてないのが不思議でしたが、どうやら穴に鶏肉が詰まっているみたいで。レンコンなので全体はあっさり味でシャキシャキした食感を楽しむのがメインですが、鶏肉がアクセントになって全く飽きず。
ばら焼きは皮とは一転して柔らかいものの味は意外なくらい淡白で、こちらはタレを浸けないと食べづらいかな?
酎ハイを一杯だけ頼んでトータルで1500円也。ちょい飲みとしては理想的な金額内で今治焼き鳥を堪能できました。
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