ビーフシチュー@松屋
松屋が2023年12月19日より期間限定で販売中の「ビーフシチュー(930円)」を試食。同時発売の「ビーフシチュー定食」のほうには生野菜が付きますが、990円ともはや松屋で食う値段ではなくなっているのがなぁ・・・
「松屋の『ビーフシチュー』は、とろっとろに煮込んだ牛肉とじゃがいも、にんじんが入った、赤ワイン仕込みのコク旨濃厚ソースがたまらない冬の逸品です。」「酸味がありつつも味付け濃いめの大人な味わいのソースで、ごはんとの相性は抜群。お肉や野菜の旨味が溶け込んだコクのある味わい深い一皿です。」というのが松屋のウリ文句。ウリ文句にはありませんがタマネギやマッシュルームの少々。
「ビーフシチュー」は3年前にも発売された人気メニュー。当時のウリ文句は「赤ワイン風味の特製ソースでとろとろに煮込んだ牛肉とじゃがいもがごろごろ入った旨みたっぷりの本格メニュー」でしたが、「ごろごろ」というのは明らかに語弊があり、今回は「ごろごろ」が削られました(笑) でも幟には「ごろっと」の文字が。
ジャガイモは煮崩れず、それなりにホクホクした仕上がりで、しっかり煮込まれながらも芋っぽい味わいを保つという優れもの。そして「赤ワイン仕込みのコク旨濃厚ソース」は相変わらず文句なしの出来。
また3年前に入っていた自社製ゆでたまごをにんじんに戻したのもGJ。ゆでたまごはどうにもビーフシチューに合っていませんでしたから。
ただ肝心の牛肉は「とろっとろに煮込んだ」感じは全然せず、むしろスジ肉っぽい感じに。以前は煮込んだというよりもともと脂が多そうな、良く言えばプルプルした感じの肉を使っている感じでしたが、ここは大きく後退。牛肉を使ったせいか、全体的に松屋にしては量も少な目で、いきおいシチューをご飯にぶっかけて食べる羽目に。
なお「ビーフシチュー」はメインディッシュが汁ものなのに、なぜか味噌汁をつけるのが松屋。無駄に値段と塩分摂取量を引き上げるだけの味噌汁なんて付けなくてもいいのになあ・・・
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