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2023.12.27

【祝】石原広教選手、湘南ベルマーレより完全移籍加入

 先日(12/25)石原広教選手の湘南ベルマーレからの完全移籍加入が公式発表されました。

 浦和が石原に触手を伸ばしているとの話は非常に早く、11/26には早くもスポニチから「浦和が湘南のDF石原広教(24)の獲得を正式オファーしたことが分かった。」と報じられていました。12/12にはスポニチが「決定的」、報知から「浦和に移籍することが分かった」と確報に近いニュースがあり、そこからほぼ2週間後に公式発表の運びとなりました。
 
 石原は湘南の下部組織出身で湘南の下部組織から2017年にトップチーム昇格、その後も1年だけ福岡で修業した以外はほぼ一貫して湘南に在籍しているという、湘南の主力選手では珍しいキャリアを積んでいます。また各年代別代表にはコンスタントに招集されている模様。
 
 湘南は3バックなので現状右WBを主戦場としていますが、4バック時には右SBもこなせる上に、一応左SBもこなせるようです。湘南では3バックの一角に入ることもあったようですが、身長が169cmしかないのでCBが人材難の湘南ならではといったところでしょうか。

Isihara
 
 浦和の右SBには本来であれば「不動のレギュラー」と言っても差し支えない酒井がいますが、なにせ無理に無理を重ねて大一番に出場したがるのが祟ってか怪我がちになってしまいました。またコンディションも万全には程遠いようで、あっさり裏を取られるとか入れ替わりを許してしまうといった失態も目立つようになり、正直「コスパが非常に悪い」選手になってしまった感さえありました。

 今季は怪我がちな酒井に代わってに右SBには明本・荻原、さらには関根と本職でもなんでもない選手を転用してなんとかやりくりしましたが(右SBが本職の馬渡・宮本の立場は(涙))、転用した選手の元のポジションが手薄になるありさま。
 
 また酒井も33歳になり、先述のように元代表選手とは思えないくらい残念なプレーも目立ち始めたので、浦和が酒井のバックアップ&右SBの世代交代を睨んで石原を補強したのは非常に理に適っています。石原はもう24歳で「浦和で活躍してすぐに海外へ行ってしまう可能性は高くはない」といった年齢ですし。
 
 ただ過去湘南から浦和へ来た選手では遠藤がぶっちぎりの大当たりで、大当たりすぎて浦和では収まり切れずにACL優勝をお土産代わりにすぐに欧州へ行ってしまいましたが、それ以外はレンタルバック組も含めて浦和ではたいした結果を残せていないのが気がかり。湘南では「ポストキジェ」のほうが長い「シン・石原」がその流れを断ち切ってくれると嬉しいのですが。

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