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2024.01.31

うるち@田原町 ~ 東京醤油ラーメン

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 銀座線田原町駅1番出口を出てすぐの小路を南へ。人気店「みつヰ」の隣。こちらも結構な人気店と聞いて11時半の開店10分前に到着したところ先客4。しかしその後開店まで後続は無くて拍子抜け。後客8。

 券売機は無くメニューを見て「東京醤油ラーメン(850円)」を注文。ランチサービスなし。後払い。

 メニューは他に東京塩ラーメン、つけめんの3本立て。

 店内は手前に縦長カウンター5席と店奥に4人卓×2。卓上にブラックペッパー、醤油、酢。そんなに大きな店でもなく、かつ人手不足が深刻な折に店員が5人もいてびっくり。

Uruti2310001
 
 スープは動物系をベースにほんのりと煮干しを効かせたような感じですが、残念ながら少々かえしがうるさいかなぁ。また見た目と違って脂が結構多いようで、食後は口周りがべたつきます。味わいの上では全然こってりした感じは受けないのですが。

 麺は自家製で平たい中太ストレートタイプ。表面の脂も手伝って口当たりはつるつるしていますが、噛み応えは結構強め。大盛を頼んでいる方も何人かいましたが、量が少ないようには感じず。
 
 チャーシューはスモーキーな味わいなのが数枚入っていて大満足。他にメンマ、ナルト、海苔、刻みネギ。

 麺が気に入ったのでつけ麺で再チャレンジ。

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2024.01.30

総湯&古総湯@山代温泉

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 久しぶりに山代温泉を往訪。冬の北陸は概して天気が良くありませんが、往訪時は雪ですらなく雨模様という残念さ。そんな中で「総湯」→「古総湯」とハシゴ。総湯・古総湯共通券700円也。
 
 「総湯」は老舗旅館であった「旧吉野屋旅館」の門をくぐった先にある共同浴場ですが、2009年に旧吉野屋旅館の跡地に出来た割と新しい共同浴場にも拘らず、更衣室のロッカーに鍵がないのが不思議。湯舟は正方形のが真ん中と奥隅にひとつ。奥のほうが明らかに熱いので、真ん中のぬるめの湯でまったりしました。
 
 湯は「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉」と「アルカリ性単純温泉」の2つの源泉を引いているようですが無色透明。「熱交換システムを導入した、加水なしの一〇〇%源泉の共同浴場」をウリにしていますが、かけ流し・ろ過循環併用で塩素臭も結構きつめ。カランは周りにぐるりと24個も設置されていますがシャンプー等はなし。

 総湯の休憩スペースは番台前に少しだけ座るところがあるだけですが、総湯横に別途広い休憩所があります。

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 「総湯」の目の前には「古総湯」は明治時代の総湯を復元した建物で、2010年に元々「総湯」があった場所に出来たもの。外観や内装だけではなく、明治時代の入浴スタイルをお楽しみいただける「体験型温泉型博物館」をテーマにしているせいか、古総湯にはそのまん中に正方形の湯船一つあるだけで、脱衣所との間に仕切りがなく、カランもありません。

 湯は熱めで湯もみ板が置いてあります。往訪時は先客が出たばかりだったのでなんとか入れたましたが、冬に最初に入るのはきつそう。でもステンドグラスから差し込む柔らかい光に包まれながらの入浴は一興。湯はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉のほうだけを引いているようで、しかも源泉掛け流しがウリ。ただ加水する場合があり、しかも塩素系薬剤使用(さほど塩素臭は感じませんでしたが)とのこと。
 
 総じて「総湯」はごく普通の共同浴場で、「古総湯」は観光客向けのアトラクション。後者は一回入れば十分かと。

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【温 泉 名】山代温泉
【施 設 名】総湯/古総湯
【入浴料金】総湯・古総湯共通券700円
【交通手段】山代温泉バス停から200m強
【泉  質】①ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
      ②アルカリ性単純温泉
【源 泉 名】①山代温泉(新1号源泉)
      ②山代3号国立山中病院山代分院源泉
【湧 出 量】①550L/分
      ②40L/分
【泉  温】①63.2℃
      ②39.8℃

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2024.01.29

ふわとろあんかけ肉ミンチ!!出てこいやー天津飯@大阪王将

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 大阪王将から期間限定(2024年1月23日~3月20日までの予定)で売り出し中の「ふわとろあんかけ肉ミンチ!!出てこいやー天津飯(860円)」を試食。商品名が長く、かつ通常の天津飯と間違えないようにするため、厨房へは「出てこいやー!」でオーダーを通していました(笑)。

 「ふわとろあんかけ肉ミンチ!!出てこいやー天津飯」は「メニューマイスターグランプリ」の近畿エリア代表で、お客様から最も多くの支持を得て全国予選を勝ち抜き頂点に輝いた逸品だそうで、「驚きのふわとろ玉子の中から、ピリ辛肉ミンチが溢れ出す。ニラと紅生姜の食感をアクセントにした唯一無二の“新ふわとろ天津飯”をお楽しみください。」というのが大阪王将のウリ文句。

 天津飯は関東と関西で随分味付けが違う(関東が甘酢あん、関西が醤油あん)らしいのですが、個人的にはそもそも天津飯なんてほとんど食べないのでその辺のこだわり全くありません。「出てこいやー天津飯」は近畿エリア代表らしく醤油あん。

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 ルックスでなんとなく予想がつきますが、ご飯を包む玉子は「ふわとろ」と形容するにはあまりも分厚くてしっかりした層をなしています。その下には確かに「溢れ出す」といっても過言はないレベルでひき肉がたっぷり。ご飯自体には何の仕掛けもありませんが、醤油味のあんがたっぷりかかっているので味に物足りなさは皆無。かといってしょっぱくもなく、この辺りのさじ加減は絶妙。ただ「ピリ辛肉ミンチ」というほどのピリ辛は感じず。

 肉ミンチに混ぜ込まれた紅生姜はアクセントにするには粗密が酷すぎ。やたら固まっているところもあって参りました。これは明らかに作り手の腕の問題。他にわずかにニラや刻みタマネギ。

 ボリュームも結構あって、細かい難点はあるにせよ大阪王将ではまれにみる大当たりの逸品でした!!

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8番らーめん@金沢 ~ 野菜らーめん・味噌

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 石川県をはじめ北陸地方を中心に店舗展開している「8番らーめん」。観光客向けにちょっとお高い飲食店が目立つ金沢駅百番街の中で数少ないお手軽な店なせいか、向かいの「ゴーゴーカレー」と共にいつも混んでいます。6年ぶりの再訪。
 
 注文はタブレット式で「野菜らーめん(726円)」を注文。味噌・塩・醤油・とんこつ・バター風味から選べるので「味噌」にしてみました。タブレット式の難点で、他にどんなメニューがあるのか良く判らず。タブは「野菜らーめん」だけで3つもありましたが。
 
 さして広い店ではないにも関わらず、ラーメン屋には珍しく配膳ロボットを活用。卓上には餃子のタレ、ラー油、コショウ、一味、焼塩、おろしニンニク、からし。

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 スープはとろみやざらつきの全くないサラサラ系で。味噌がやたら自己主張しないけれども、スープもなんだか物足りないので早速卓上のおろしニンニクと一味を投入するとややいい感じに。終盤に気づいたのですが、味噌が底の方に溜まっていた疑惑が・・・

 麺は平たい強めの縮れ麺で、若干硬めの茹で上がり。前回は「心持ち柔らかめ」だったので、仕上がりには結構ブレがあるのかも。

 そして麺の上にはキャベツがたっぷり。他にわずかにもやし。「野菜」を謳う店ではやたらもやしが多いのが通例ですが、ここはキャベツがメインで、これが実に美味い。他に小さめのチャーシュー、メンマ、そして「8」が記されたかまぼこ。

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 特に美味いとは思わないけれども、どこにでもあって気軽に食べられるラーメン界の「北陸の雄」。チェーン店にしては比較的麺が美味いと思ったのですが、まぜそばみたいな麺をウリにした商品はあるのかなぁ??

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2024.01.28

あみだそば 福の井@福井 ~ 焼サバおろしそば

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 福井駅前の、いかにも再開発然とした高層ビル「ハピリン」の1Fにある蕎麦屋「あみだそば 福の井」で福井名物の「おろしそば」を賞味。「おろしそば」とは福井県の嶺北地方を中心に食べられる、たっぷりの大根おろしと削り節、きざみネギがかかった冷たいそばです。
 
 プレーンなおろしそばは過去何度か試食済なので、今回は目先を変えて「焼サバおろしそば(1480円)」を注文。店員に「小盛り、並盛り、大盛りがありますが?」と聞かれたので、てっきりつけ麺屋にありがちな同値段サービスと思い込んでたら「大盛!!」と答えましたが、メニューをよく見ると大盛は+400円でした(´・ω・`)ショボーン
 
 駅近の店で客は駅の乗降客が多いせいか、店はカウンター主体。入口近くにL字型カウンター20席と店奥に縦長カウンター6席。他に4人卓×4といったところ。

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 配膳時に「焼きサバをほぐしながら食べるように」とのアナウンスがありました。蕎麦に変化をつけるといえば天ぷらが定番ですが、焼きサバもめっちゃ合う!!「当店のそばは、福井県産特上そば粉を使用した十割そばです」が店のウリ文句の蕎麦は平たいタイプで噛み応えしっかり。

 大根おろしは予め器に入っていますが、粗目のおろし加減で全然辛くありません。追い大根おろしも付いてきますが、これまた全然辛くなくて少々拍子抜け。

 大盛りでもなんら箸が止まるとこなく一気に完食したが、食後はそれなりに腹にずっしり。でも大満足の逸品でした。

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【短感】24年皇后杯決勝:浦和L 1-1(PK5-6) I神戸

 浦和は準決勝広島戦で負傷した安藤と猶本は残念ながら共に決勝に間に合わずにベンチ外。ベンチスタートが続いていた伊藤がスタメンに戻ったものの、菅澤のコンディションは未だ整わずにスタートのまま。ただCBはさすがにこの一戦では石川&高橋を揃えてきました。

 試合は事実上大駒を3枚欠いている浦和が序盤から優勢。3分左サイドからの石川クロスを高い位置にいた塩越が収めて島田に決定機が生まれましたがシュートはサイドネット。しかし19分高い位置で3人で#6を囲い込んでプレスバックした塩越がボール奪取→塩越が右サイドの清家に展開し、清家のシュートは角度がなかったものの#4三宅に当たってディフレクトしたのが幸いして浦和先制!!

 この先制場面に象徴されるように後半半ばまでは浦和のプレス網が猛威を振るって、高い位置でのボール奪取に成功する場面が非常に目立ちました。特に最適ポジション=トップ下で超久しぶりにスタメン起用された塩越は攻守両面で非常に生き生き。もともとそんなに守備意識が高い選手ではないのですが、やればできる!!

 また柴田とのコンビでCHでレギュラーの座を確保しつつある角田は典型的なBOXtoBOX型のCHとしてぐんぐん伸びていて、どこにでも顔を出してボールを奪い、ボールを運び、おまけに高い位置で受け手として機能する存在に。

 逆に神戸は守備時5-3-2の布陣が浦和の4-2-3-1、しかも中盤が流動的な布陣とどうにもかみ合わず、いたるところで浦和攻撃陣にフリーでボールを持たれる羽目に。

 ただ終わってみれば浦和は後半半ばまでの優勢な時間帯に2点目を取れなかったのが結局のところ敗因に。特に64分右サイドから角田→清家→塩越のシュートのこぼれ玉を伊藤が拾った場面を決められなかったのが惜しまれました。島田にも何度か決定機がありましたが、いずれも決められず。非常に良い試合でしたが最後の最後で決めきるを持った選手を3人欠いたのが祟ったともいえましょう。

 とはいえ浦和の守備は盤石。神戸の攻撃は単純極まりなく、ロングボールを最前線の選手にあてて、そこから高い位置にいるWBへ展開してからのクロス攻撃がほとんど。FW田中は裏へ抜けるスピードもあり、ポストプレーもこなせるので国内レベルでは非常に厄介な選手ですが、逆に攻撃の橋頭保である田中を潰してしまえば神戸の攻撃は詰んだも当然。浦和は中盤のプレス網が効いて神戸の最終ラインに楽に蹴らせない上に、蹴った先では高橋が田中をマンツーマン気味に潰しまくって、文字通り前半は神戸に何もやらせず。

 後半半ばになると浦和のプレス網が緩んだこともあってか、神戸の両WBへボールが渡り、そこからのクロス攻撃を許す場面も増え始めましたが、クロスを入れたところで石川&高橋の両CBは非常に堅固。

 何事もないままATも凌ぎぎって浦和ウノゼロの勝利目前でしたが、試合終了直前に神戸左サイドからのクロスを高橋が遠くへクリアできずに混戦が発生。こぼれ玉に反応した田中のシュートを石川がブロックしたと思いきや、高々と上げた手に当たったと見なされてPKに。PKを途中投入の高瀬が決めて土壇場で神戸が同点に追いつきました。

 浦和が残念だったのは後半選手を代えて運動量を補充しようにも大駒2枚を欠き、かつ菅澤を長い時間使えないために信頼できる替え駒が乏しかったこと。比較的安心して使えるはずの佐々木の投入が延長後半だったのには驚きましたが・・・ よってビハインドだったこともあって早め早めに選手を代えた神戸に運動量で劣る格好に。延長戦では成宮にバー直撃のシュートを食らったり、右WBのクロスをファーで左WB北川がヘッドという神戸大得意の攻撃パターンを許したりして劣勢に。浦和も清家や柴田に決定機がありましたが、残念ながら共に決めきる力を持ってないからなぁ・・・

 PK戦は神戸はポストに当たったのが入った半面、浦和は最後の伊藤のシュートがポストに嫌われて失敗と運のなさもあって敗戦。神戸のタコ踊りGKの飛び出しが終始早いんじゃないか(実際一回やり直しあり)という疑惑があったものの、負けは負け。

 浦和がフルメンバーなら神戸をボコボコに出来たと思われるくらいやっているサッカーの質の差を感じましたが、結果以外は何の意味もないのがカップ戦です。リーグ戦ではダブル達成を目指して頑張りましょう。

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-----島田-----
伊藤---塩越---清家
---柴田--角田---
水谷-石川--高橋-遠藤
-----池田-----

(得点)
19分 オウンゴール(三宅)
90+5分 高瀬(PK)

(交代)
77分 水谷→長嶋
102分 島田→菅澤(負傷による交代)
111分 遠藤→佐々木

 浦和vs神戸というWEリーグで首位争いしているビッグマッチが決勝で実現したにも関わらず、観客は3000人にも満たず。しかもバックスタンドに陣取る熱心なサポーターの数はどう見ても遠来の浦和のほうが多く、もはや関西で決勝をやるのは興行的に無理があるんじゃないかと・・・

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2024.01.27

カットステーキのハッシュドビーフ@松屋

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 松屋が2024年1月23日より期間限定発売中の「カットステーキのハッシュドビーフ(890円)」を試食。

 「カットステーキのハッシュドビーフ」は2022年4月に販売された商品の再販で「鉄板でジューシーに焼き上げた牛肉のカットステーキと、柔らか薄切り肉のダブルビーフを松屋特製のコク旨でまろやかな濃厚ソースでお召し上がりいただく贅沢な味。シャキシャキの玉ねぎ、香り高いマッシュルームもソースに絡み、ごはんにもお酒にも合う逸品です。」というのが松屋のウリ文句。

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 前回のウリ文句「牛肉のごろごろカットステーキ」の「ごろごろ」がカットされたされたことで薄々察しましたが、「ダブルビーフ」には多くを期待できず、具の量的には玉ねぎのほうが多いくらい。具だけでご飯を食べきるのはまず無理で、最後の1/3くらいはソースをご飯にかけて食べる羽目に。

 やたら硬くて旨味も抜け気味の「ダブルビーフ」を松屋特製のソースでなんとか食えるように持って行った点では良くも悪くも非常に松屋らしい一品です。しかもそのソースの出来が結構よくて、ハヤシライスと似ているけれどもハヤシほど酸味が強くなくて甘み強めのソースがご飯によく合います。

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牛肉どまん中・カレー味@米沢・新杵屋(東京駅構内「駅弁屋 祭」にて購入)

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 米沢駅「新杵屋」の有名駅弁「牛肉どまん中」のカレー味バージョン。オリジナルバージョンは4年前に試食済。ちょっとハイカラさんなパッケージですが、消費者庁や公取委の逆鱗に触れないように「米沢牛」という言葉は巧みに回避しています(原材料欄に”国産牛”と小さく書かれていますが)。

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 蓋を開けると牛肉!牛肉!牛肉! 牛肉煮を弁当箱一杯に敷き詰め、箸休め代わりにちょっとだけ煮物や漬物を添えただけの、まさに「牛肉どまん中」。うなりを上げて剛速球を投げ込んでくる、故津田恒美投手を髣髴させるネーミングがぴったりの思い切りの良さが光ります。牛肉煮だけだとコスト高になるためか手前2/3くらいが牛肉煮で、上1/3が牛そぼろという感じ。

 ふたを開けるといきなりカレーの香りが鼻を襲ってきます。ただカレーの香りが強い割にはその味や刺激はさほどでもなく、牛肉煮などのもとのすき焼きにも似たやや甘めの味を殺さないよう配慮がなされています。この辺のバランス感覚はさすが!

 箸休めに玉子焼き、蒲鉾、里芋煮、人参煮、にしん昆布巻、桜漬け大根と量はともかくバリエーションは案外多彩。見た目通りビールのアテには不向きでがっつり食べたい方向けですが、大満足の逸品でした。

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2024.01.26

天然うにいくら丼@なか卯

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 「なか卯」で2024年1月17日から期間限定で発売中の「天然うにいくら丼(990円)」を試食。たっぷりのいくらを盛りつけた「天然うにいくら増し増し丼~たっぷりいくら~」も併売していますが、並盛で1690円ともはやなか卯で食べる値段ではなくなっているかと(苦笑)。
 
 「贅沢な味わいと見た目で、大変ご好評をいただいているなか卯の『天然いくら丼』。この度、“いくら”と一緒に、濃厚な甘みの“うに”を味わえる『天然うにいくら丼』が登場します。一口頬ばれば、あふれる海鮮の旨みで幸せな気持ちになれること間違いなし!とろけるような舌触りのうにとプチプチ食感のいくらをご堪能ください。」というのがなか卯のウリ文句。

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 「なか卯」では2023年12月6日から期間限定で発売中の「天然いくら丼(890円)」を出したばかりですが、いくらの量を減らしてうにに替えてみたのでしょう。
 
 しかし、残念ながらそのうにがイマイチ。寿司屋で出てくるうにではなく、なんか瓶詰で売っているご飯のお供みたいな「めっちゃ加工しました!!」感溢れるうにの味で、いくらに添えて出すにはなんか違うような・・・
 
 そしていくらは量が減ってしまったので「天然いくら丼」で感じたような「ライトを浴びた天然いくらが放つ妖しい光、そしてぷちぷちっとした口当たりが否応なしに食欲を高めます。」といったビジュアル的な面白さも大きく後退し、イマイチなうにの力不足を補うにはこれまた力不足に。
 
 丼ものチェーン店の中では海鮮系の丼ものに強みをもつ「なか卯」ですが、「天然うにいくら丼」は残念ながらコスパ云々以前に、絶対水準が合格ラインに達していない気がしました。

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麺処M@十条 ~ 純とんこつ

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 埼京線十条駅南側の踏切がある大通りを東へ。「喜多方食堂 麺や玄」や「成り上がれ」などの跡地。先客、後客ともゼロ。
 
 券売機は無く、卓上のメニューを見て「純とんこつ(750円)」を麺カタで注文。ランチサービスなし。後払い。
 
 メニューは他に新とんこつ、辛とんこつの三本立て。純とんこつと新とんこつの違いは店内には明示されていませんでしたが、ネットでは「純とんこつは豚骨100%、新とんこつは豚骨+魚介」との話も。
 
 店内はL字型カウンター11席のみ。卓上にはラーメンのタレ、ブラックペッパー、紅生姜、ごまニンニク、生にんにく。フツーのすりごまや辛子高菜は見当たらず。

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 ややとろみがかったスープは豚骨臭皆無。味は濃い目で若干しょっぱいと取るか甘めととるか微妙。豚骨臭満点、豚骨のざらつきを感じるような本番志向ではないものの、首都圏向けにカスタマイズされたマイルドタイプとも言い難く、良い意味で中庸な面白いスープでした。

 麺は極細ストレート。水気が少なそうな麺ですが、「カタ」だとごわつくほどでもなし。量は明らかに替え玉前提で、替玉(+100円)もカタで注文。替え玉は皿で出てきました。
 
 店ではこのままだと味が薄くなるので卓上の「ラーメンのタレ」を勧められましたが、もともとスープの味が濃いめなので個人的には入れなくてもいいかと。

 具にキクラゲではなく細いメンマを入れているのがユニーク。またチャーシューはこの手の一杯にしては厚みがあり、少なくもペラペラではありません。他に海苔、刻み青ネギ。

 博多ラーメンも替え玉すると1000円超えの店が増えてきた中で、かなりコスパが良い店だと思います。ただ駅から少々離れたこの場所は長続きしないんだよなぁ・・・

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2024.01.25

大阪屋@香登(岡山県) ~ ホルモンうどん定食

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 岡山県の東端近く、国道2号線沿いの古ぼけたドライブインですが、JR赤穂線香登駅の目の前にあるので車がなくても楽々往訪可能。本来の顧客層=ドライバーやライダーだけなく、家族連れや小グループ客など、地元の方々で早い時間帯からファミレスっぽい賑わいを見せていました。
 
 メニューは和洋中なんでもありですが、ここの人気商品「ホルモンうどん定食(1122円)」を注文。ご飯大盛りサービスあるようですが、「炭水化物+炭水化物」の定食なのでさすがに遠慮しました。
 
 ここは最初に食券を買う方式。食券を持って空いているテーブルに着席するとどこからともなくオッチャンが水を運んできて食券を回収。

 店内は案外奥行きがあって2~6人掛けのテーブルずらずら。もともとは焼肉屋だったのか、焼きうどんが人気なものの焼肉定食を頼む客も目立ちました。また地元備前市の大スター山本由伸選手のユニフォームが飾ってありました。

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 焼きうどんはホルモンにキャベツ、玉ねぎなどを絡めて予想以上に脂まみれ!! しかもやたら焦げが目立って正直あんまりプロっぽくない出来上がりです。またデフォルトでは薄味すぎて、ニンニク効かせまくりの味噌だれを付けて食べるのを前提としているみたい。そしてこの味噌だれが美味い!!ホルモンのプリプリくにゃくにゃした食感を楽しみながら食べ進みました。

 うどんは柔らかめで、辛うじてコシは保っている程度。よって焼きうどん単体だと個人的にはあんまり好きでないタイプ。その反面ご飯のおかずと割り切ってしまえばかなり美味い感じ。ご飯は大盛りにしなくても量多めで、「炭水化物+炭水化物」の定食な上に脂まみれなので最後は箸が止まりがちに。でも人気があるのは納得。

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 食後は腹ごなしを兼ねて岡山の定番観光へ。

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2024.01.24

オリーブの丘@川口 ~ 山盛りチェダーチーズとベーコンのミートソースセット

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 川口駅の西、ララガーデン川口へ向かう途中。すき家やはま寿司などを手掛ける「ゼンショーホールディングス」傘下で、「ジョリーパスタ」が運営しているイタリア料理系チェーン店です。端的に言えばジョリーパスタはオリーブの丘を下位互換として差別化し、別ブランドで運営を続けているようです。ほぼ2年ぶりの再訪。客は女性だらけ。
 
 平日ランチメニューの中から「山盛りチェダーチーズとベーコンのミートソースセット(869円)」を「大盛(+110円)」で注文。パスタ系メニューは8種類、ランチ系メニューが4種類あり、値段は759円or869円といったところ。サイゼリヤでなぜか廃止された大盛オプションがあるのが何と言っても嬉しい。注文はタッチパネル式。
 
 なおサラダは+55円でスモールピッツァ・マルゲリータに交換可能ですが、前回試食時にスモールピッツァのあまりのしょぼさに笑った記憶があり、追加金を払う価値は全くないかと。
 
 「サイゼリヤ」の平日ランチは税込500円なので「オリーブの丘」のほうが高いものの、「オリーブの丘」の平日ランチはサラダ&スープパーだけでなくドリンクバーまで付いてくるのがポイント。平日ランチのメニューが「サイゼリヤ」より豊富なこともあって、よってママ友などこの手の店で長居しがちな方にはありがたい存在なのかも。ただすかいらーく系の店と違ってWi-Fiはないようです。またサイゼリヤと違ってテーブル毎にタバスコや粉チーズが置いてありました。
 
 サラダとスプーン&フォークはロボットが配膳しましたが、メインのパスタは店員が配膳。この差は何なんだろう? なお往訪時のスープは「ベーコン&オニオン」でしたが、好みよりは少々しょっぱめ。

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 「山盛りチェダーチーズとベーコンのミートソース」は「ミートソース」と言っても昭和のそれとはルックスが全く違います。味もトマトソースの酸味が少々きつめで、その尖り具合をチェダーチーズが上手く丸めている感じでしょうか。ただチームが文字通り「山盛り」なのと、ベーコン交じりなのが相まって、食後は見た目よりも胃にずっしりきました。大盛なら量的に十分満足かつ食い過ぎない程度。

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2024.01.23

いではら@笠岡(岡山県) ~ 中華そば

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 岡山県の西端、山陽本線笠岡駅から300mほど。山陽本線を跨ぐ陸橋から続く大通り沿いに立地。11時半の開店25分前に到着したところなんと先客2! 開店が10分くらい前倒しになりましたが、それまでに後客6だったので開店時間が前倒しになるのが常態化しているのかも。退店時外待ち5。
 
 メニューはなんと「中華そば」の並と大があるだけで、「中華そば・並(600円)」を注文。サイドメニューも「めし」しかありません。当然店内に券売機なんてあるはずがなく、後払い。
 
 店内は厨房に向かってカウンター丸椅子2席と、壁に向かって2~3人掛けの長椅子3セット。卓上にはホワイトペッパーのみ。店は父娘で切り盛りしているのかな?

Idehaea2311001

 スープの出汁は鶏ガラのみから取っているようですが、超あっさり&すっきりした味わい。若干かえしが前に出ていますが、特段しょっぱくは感じませんでした。

 麺は中細ストレートタイプでわずかにざらつきを感じる口当たり。かみごたえは見た目に反して案外強め。スープとの相性、絡み具合とも文句なし。

 鶏チャーシューは見た目通り硬くて、しっかりと噛みしめながらその旨味を味わうタイプ。

 他に青ネギ、細メンマ。

 いたってシンプルなのにかなり美味くて、しかも安いという、今や失われつつある「ラーメンの原点」を思い出させてくれる至高の一杯でした。

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2024.01.22

ラーメンセンター 炎@西早稲田 ~ 麻辣刀削麺

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 東京メトロ副都心線西早稲田駅を出て早稲田通りを東へ。通りを挟んで斜向かいに一風堂や子育地蔵尊あり。先客ゼロ、後客5。
 
 店内の券売機ボタンを見てボタン先頭の「麻辣刀削麺(950円)」を注文。ランチタイムはライス1杯無料サービスな上に、期間限定ながらフルタイム大盛り無料サービスをやっていたので、麺量は普通でご飯だけ付けてもらいました。また辛さは控えめ/普通/辛め/激辛」から選べるので「普通」で。

 メニューは他に麻辣メン、炎旨辛ラーメン、炎旨ラーメン、油刀削麺、油まぜそば、醤油ラーメンなど。油刀削麺と油まぜそばは辛くないバージョンがあるようです。

 店内はL字型カウンター12席と4人卓×3。卓上にはフライドエシャロット、酢、白胡椒。若い店員と女学生が中国語でガンガンやりとりしてるのがいかにも早稲田界隈。女学生はなんかオプションを付けてる風でしたが・・・

Honoo2312001
 
 「辛さ普通」で頼んだはずですが、辛さ、痺れとも個人的には麺を美味しくいただくには限界レベルで、細かく刻まれた唐辛子浮まくりのスープを飲む気には全く慣れず。表面の脂も多いためスープは最後まで熱々。
 
 麺は幅広かつ細かい縮れ入り。しかも麺というにはやたら短くて厚みがあるので、やたら長細い餅に近い感も。刀削麺って全く食べ慣れないのですが、どこでもこんなものなのでしょうか?でもこれはこれで一興。

 具は茹でもやし、キャベツ、ひき肉。サルベージ用に穴あきレンゲが最初から付いてきますし、ご飯のおかずには困りません。麺大盛ならボリューム満点。いかにもこの界隈の学生にウケそうな一杯でした。次は女学生が頼んでいた汁なしの油刀削麺が面白そう。

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2024.01.21

【短感】24年皇后杯準決勝:浦和L 3-3(PK4-2) 広島R

 浦和は準々決勝千葉L戦から石川→高橋、菅澤→島田とスタメン2枚入れ替え。これまでベンチスタートだった高橋がスタメンに戻ってきたのが心強い反面、石川と併用しないのはどちらかが欧州へ行ってしまう可能性が高いせいなのかどうか。
 
 試合は序盤から浦和ペースで進み、19分猶本CK→高橋ヘッドが炸裂!!(記録上はゴールマウスの直前でわずかに触った安藤のゴール)。その直後に安藤が#18(渡邊)と交錯して伊藤との交代を余儀なくされるアクシデントがあったものの浦和の優位はなんら動くことなく、42分には猶本の豪快なミドルシュートで追加点。
 
 今日は楽勝かと思いきや、前半終了間際に両CHが左WB中嶋にあっさりぶち抜かれたのが契機となって失点。これがケチのつけ始め。
 
 そして楠瀬監督は何を思ったのか、後半頭から島田に代えて塩越を投入。島田はゴールこそなかったもののボールの引き出し役、そしてポストプレーヤーとして頑張っていて、解説矢野にも激賞されていただけにこの交代はなんとも不可解。しかも運が悪いことに今後は50分猶本がCB呉屋からボールを奪おうとした際に負傷。
 
 楠瀬監督はやむなく佐々木を投入したものの、安藤&猶本とベテランを立て続けにアクシデントで失ったメンタル面での衝撃がデカかった上に、島田→塩越の謎過ぎる交代が祟って前でボールが全く収まらない→最終ラインを上げるに上げられない→前プレが全く効かずに前半何もやらせていなかった広島の中盤が活き返る→左WB中嶋&左シャドー瀧澤に遠藤の裏を徹底的に突かれ出すという流れで浦和は防戦一方に。そして60分左から中嶋クロス→ファーで立花ヘッドで折り返し→瀧澤ヘッドで押し込んで同点に。
 
 いつ逆転されても不思議ではない惨状を見かねたのか、楠瀬監督は61分に石川を投入し、さらに清家をCFに上げて一応鎮火は成功したものの、既に清家は疲労の色が濃く、トップ下に下がった塩越はいないも同然で攻撃が成り立たずに戦況は広島優勢のまま。87分には呉屋のシュートはバーを直撃する場面も。
 
 石川投入で3回の交代機会を早々と使い切った浦和は延長に入ったら菅澤を投入するものと思いきや、交代はないまま延長戦に突入。そして延長開始早々またしても右サイドを深々と抉られたのを契機に混戦から中嶋に押し込まれてついに逆転を許してしまいました。
 
 とうとうビハインドに陥った浦和はなんと「高橋大作戦」を敢行。しかし、高橋は如何せん久しぶりのスタメン出場で燃料を使い切っていたせいか、この大作戦は完全に不発。ところが広島は控え選手の層が薄いのか、浦和とは対照的に延長戦に入っても交代は2名だけ。この選手層の薄さが祟って全体に足が止まり勝ちになり、双方陣形はスカスカに。これが浦和に幸いして延長後半7分遠藤がどフリーで超高精度クロス→清家ヘッドが咆哮して土壇場で同点に追いつき、PK戦に突入。
 
 PK戦は浦和が菅澤・高橋・塩越・池田と広島GKがシュート方向に反応しても取れなさそうなコースへ蹴り込んで全員成功。一方守ってはGK池田が広島の3人目、4人目を阻止して浦和がPK戦を制して決勝の舞台へ駒を進めました。池田は広島4人目のPKで最後までじっと我慢してのビッグセーブが光りました。さらに言えばPK戦では最後に池田止め→池田得点→池田止めという文句なしのMOMで、2失点目の失態を自ら帳消しに。
 
 勝てば良かろうなカップ戦なのでPK戦だろうが何だろうが勝ちは勝ち。ただ安藤&猶本とアクシデントで大駒2枚を欠き、しかも伊藤や菅澤のコンディションが良くないと目される中で一週間後にINAC神戸と決勝を闘うことになってしまいました。決勝で負けると心象的に一回戦負けと大差がないのもカップ戦。この試合のような謎采配、クソ采配で自分で自分の首を絞めて負けることだけは絶対に避けてほしいものです。

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-----島田-----
安藤---猶本---清家
---柴田--角田---
水谷-長嶋--高橋-遠藤
-----池田-----

(得点)
19分 安藤、
42分 猶本、
45+3分 立花(広島R)、
60分 瀧澤(広島R)、
91分 中嶋(広島R)、
112分 清家

(交代)
24分 安藤→伊藤
HT 島田→塩越
54分 猶本→佐々木
61分 水谷→石川
延長後半前 角田→菅澤

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明本考浩選手 OHルーヴェンへ期限付き移籍

 昨日(1/20)明本考浩選手のOHルーヴェン(ベルギー1部)への期限付き移籍が公表されました。
 
 明本の移籍話はその予兆もへったくれもなく、1/13に公表された「2024シーズン トップチーム選手背番号」の下の方に「明本考浩選手につきましては、海外クラブと移籍交渉を進めているため、決定次第発表いたします。」と小さく記されていたことで突然明るみになるという衝撃的なものでした。
 
 当然ながら浦和番記者は慌ててその真相を探る羽目になり、翌日スポニチ&報知から「ベルギー1部・ルーベンへの移籍が濃厚となった」と具体的な行先が判明。荻原と違ってその後もさしたる続報もないまま、正式発表となりました。
 
 期限付き移籍期間がなぜか2024年6月30日までと非常に短いのが少々不可解(契約期限切れに伴って無料で借りパクされるのを避けたのでしょうが)ですし、買取オプションが付いているのかどうかも不明です(ルーヴェン側の発表によれば、買取オプション付きのレンタル。行使となれば3年契約を結ぶ模様)。
 
 当然ながら買取オプション金額も全く判りませんが、明本の実績からすれば先日ディナモ・ザグレブへ期限付き移籍となった荻原の買い取りオプション金額=50万ユーロ(約8000万円)を上回るのは間違いないでしょう。
 
 なおルーヴェンとはあまり耳慣れないクラブですが、2002年に3クラブが合併して設立された新興クラブで、2017年にプレミアリーグのレスターシティ(タイ資本)に買収されたようです。元鹿島のCH/CB三竿健斗が在籍中。

Akimoto

 
 明本は2021年に栃木SCからの完全移籍加入。レフティーのアタッカーで栃木では主に4-4-2の2トップの一角に入って2020年には7得点。当然ながら浦和でも前目での起用を想定して獲得したものと思われ、実際2021年シーズン序盤はSHなりトップ下なり前目で起用されていました。
 
 ところが左SBで鉄板のレギュラーだった山中のあんまりな守備を気に病んだのか、リカはルヴァン杯で明本左SBを試行しはじめリーグ戦第12節福岡戦ではついに明本を左SBでスタメン起用。これが浦和における明本のキャリアの転機となり、以後明本は3年に渡って左SBの一番手であり続けました。もっとも明本はリカに「出来るポジションは?」と聞かれてつい「左SBも」と言ったにすぎないという話も(苦笑)。でも人生何がきっかけで良い方に転ぶか判りません。
 
 明本はなにせ山中とは全く持ち味が違いすぎ。小柄なのに体幹がやたら強く、対面の相手を吹き飛ばしながらドリブルで前方進出する「パワー系SB」って浦和では過去あまり見かけなかったかも。小柄の割りには空中戦も強い。また何といっても攻守の切り替えが早くて、守備時には山中の3倍速で戻ってくるのが実に心強かった記憶があります。もっとも如何せん本職ではないのでSBとしては高精度クロスやカットインからの敵陣強襲といった攻撃面には多くを期待できないものの、とにかく無尽蔵のスタミナを活かして何度攻め上がろうとも守備で大穴を開けず、一対一にも強い守備面がリカにもスコルジャにも高く評価されたものと思われます。
 
 2023年ACL決勝では第1戦序盤に完璧にやられていまったものの、その後は対面の相手を文字通り完封。ACL優勝を手繰り寄せる立役者の一人となりました。
 
 また明本がとにかく色んなポジションをこなせるのも両監督に高く評価されたことでしょう。FWや2列目はもともと本職で出来て当然でしょうが、酒井の故障に悩まされた2023年はなんと右SBでスタメン出場する機会も増えました。試合中にポジションが変わる、しかも複数回変わることも珍しくなく、監督から見れば「足りないところに明本と書けばOK」みたいな起用法に。
 
 それゆえリカもスコルジャもついつい明本を酷使しがちになり、超過密日程だった2023年の終盤はとうとう明本が戦列を離れがちになって、浦和の失速の一因になってしまいました。複数のポジションが出来る選手を欠いてしまうと複数のポジションに穴が開くという悲しい事例でした。
 
 明本は栃木出身かつとにかく見た目が「北関東にありがちなヤンキー」そのまんま。しかもその見た目通りに瞬間湯沸かし器系の気性難で、2022年ホーム神戸戦では明本を止めようとした小林の悪質な行為ににブチ切れてなんと小林の喉を突き飛ばしてしまい、当然ながら一発退場。ただヤンキー気質は外国人選手には受けが良かったようで、外国語を勉強している風でもないのに謎のコミュニケーション能力を発揮して案外仲良しという不思議な側面を持ち合わせていました。

 浦和は明本、荻原と昨季の左SBの一番手、二番手を今オフで立て続けに失う羽目になり、完璧と思われた今オフの補強で画竜点睛を欠く格好に。しかも左SB三番手だった大畑はパリ五輪関連でちょろちょろ離脱する可能性が高く、浦和が慌てて宇賀神を岐阜から呼び戻したのも納得です。
 
 移籍マーケットはまだ開いているとはいえ国内では各チームとも選手編成は終わっていて明本レベルの左SBを国内から調達するのは至難の業。外国人選手も既に6人いるので、これ以上増やすのもあまり現実的ではありません。よってヘグモ監督は早くも沖縄キャンプで渡邊を左SBで使い始めたようですが、果たしてどうなることやら。
 
 後任を探してくるのが難しいタイミングでの離脱という点では昨季の松尾と同じ、かなりチームに迷惑がかかる格好での移籍となってしまいました。しかし、明本は3年もの長きに渡って浦和の主力中の主力として文字通り粉骨砕身、全身全霊で頑張ってくれましたし、天皇杯&ACLとタイトルももたらしてくれました。浦和でやるべきことをやり尽くしての移籍なので、最後はちょっと我儘でも良いかな、とにかく半年で結果を出して相手に高値で買い取ってもらえるよう頑張れ!!と素直に応援できます、個人的には。

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2024.01.20

とりまる@大宮 ~ 鶏白湯ラーメン 塩

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 大宮駅西口を出て大栄橋を西へ。埼玉りそな銀行の斜向かい辺り。かつて「ほん田 niji」や「つけめん102」があった「ラーメンストリート」とも呼ばれた通りに立っていますが、ラーメン屋はもう屍累々のようです。先客ゼロ、後客1。
 
 卓上のメニューを見て基本と思しき「鶏白湯ラーメン 塩(880円)」を注文。注文はQRコードを読み取ってスマホで注文するシステムですが、それが有用と思えるほど客はいません。後払い。
 
 メニューは他に鶏白湯ラーメン(醤油・赤辛)と鶏白湯つけ麺(塩・醤油・赤辛)など。

 店内は入口近くにカウンター3席と4人卓×2。店奥にL字型カウンター6席と4人卓×3 2人卓×4。卓上にはラー油、醤油、酢、ミル入りミックスペッパー。この場所で、この客入りでラーメン屋にしてはキャパ大きすぎな気が・・・

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 「厳選した鶏ガラと、コクと旨味の強い親鶏脂を惜しげもなく使用し香味野菜と一緒に炊き上げた濃厚な鶏白湯ラーメンのお店です」というのが店のウリ文句。ウリ文句通り濃厚な鶏出汁が楽しめますが、どう考えてもやりすぎと思えるくらい脂が多いのが特徴で好き嫌いははっきり分かれそう。
 
 麺は村上朝日製麺の並太ストレートタイプ。多すぎる脂も手伝ってつるつるした口当たりで、噛み応えもかなり強め。
 
 チャーシューは低温調理の肩ロース。他に大きな穂先メンマ、刻みネギ、バラ海苔。

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2024.01.19

鶏水炊き定食@やよい軒

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 やよい軒が2024年1月10日から“えらべる冬鍋”第3弾として発売中の「鶏水炊き定食(840円)」を試食。「鶏しょうが鍋定食」も併売。どちらもアジフライ小鉢のあり・なしを選ぶことができますが、前回「チゲ定食」を食べた際に小鉢をつけると食いすぎな気がしたので、今回は小鉢なしにしました。
 
 「鶏水炊き定食」は、「鶏肉と野菜の旨味がギュッとつまったスープで煮込んだ具材を、ぽん酢であっさりとお楽しみいただけます。鶏肉と鶏団子には、かつおやほたての旨味と生姜が効いた醤油ベースのスープの味が染み込み、箸が止まりません。別添えの柚子胡椒で味の変化もお好みでお楽しみいただけます。」というのがやよい軒のウリ文句。

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 ウリ文句にもあるように、鶏水炊きといっても鶏肉だけではなく鶏団子を混ぜて味に変化を付けている上、鶏肉は醤油ベースのスープで予め煮込んでいるせいか、松屋等で出てくる淡白すぎる鶏肉、やたら味が濃いソースやカレーで誤魔化さないと食べづらい鶏肉とは全然違っていて、鶏単体でもそれなりに楽しめます。スープはいかにもコラーゲンたっぷりな鶏の旨味詰まりまくりの博多水炊きには遠く及びませんが、軽く生姜を効かせてあってまずまず。
 
 つけ汁はぽん酢だけですが、柚子胡椒でアクセントをつけられるのも良いところ。
 
 具は案外白菜が多め。他にやたら薄い豆腐、水菜。
 
 量的にはやはり小鉢を付けずに鍋だけでご飯をお代わり分まで片付けるのに必要十分なことを再確認。大満足でした。 

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えんや@王子 ~ 麻辣塩らーめん

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 王子駅の北側改札口から西側へ出てすぐ。線路沿いに並ぶ飲食店街の中にあります。ほぼ半年ぶりに往訪。先客・後客ともゼロ。
 
 冬期恒例の「味噌らーめん」を食べようと思って再訪したのですが、今冬はやっていないようで、レギュラーメニューの中から「塩と双璧をなす人気メニュー」とされる「麻辣塩らーめん(950円)」を注文。辛さは1~3辛を選べるので2辛で。ランチサービスなし。

 メニューは他に柚子塩らーめん、醤油、塩つけ麺、麻辣塩つけ麺、塩まぜそば、麻辣塩まぜそばなど。また往訪時は期間限定で「チーズカレーらーめん」を出していて、これが味噌の代わりなのかも。
 
 店内は厨房に沿って縦長カウンター4席と壁沿いにカウンター2席。入り口側に4人掛けのテーブルが1卓。卓上にはホワイトペッパーと七味のみ。

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 底が極端に窄まった円錐状の丼で登場。
 
 自家製麻辣油を効かせた「2辛」は「まぁまぁ辛いレベル」との触れ込みでしたが、辛さよりむしろ痺れが結構個人的にはスープを美味しく頂けるレベルを突き抜けちゃった感じ。これなら「ピリッと痺れる辛さ」の「1辛」に留めておくべきだったと反省するも時すでに遅し。

 麺は細めのストレート麺。心持ちざらつきのある口当たりですが啜り心地は良く、また細めの割には案外噛み応えもしっかり。

 茎ワカメは共に歯応えが楽しめるタイプ。チャーシューはどういうわけかちょっと醤油ダレに浸かりすぎた感も。他に岩海苔、刻み青ネギ。

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2024.01.18

旨辛親子丼@なか卯

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 「なか卯」で2024年1月17日から期間限定で発売中の「旨辛親子丼(490円)」を試食。プレーンな親子丼よりも40円高いだけという、なか卯にしては付加価値控えめの新商品です。
 
 「なか卯」と言えば親子丼。「なか卯自慢の“ふわとろ”な親子丼に、炒めて旨みと香りを引き出した粗挽きニンニクと、甘みがありつつもピリ辛な韓国唐辛子をあわせ、冬にぴったりの“旨辛”な味わいに仕上げました。また、通常の『親子丼』で使用している玉ねぎの代わりに旬の白ねぎを組み合わせており、白ねぎのシャキッとした食感と甘みをお楽しみいただけます。」というのがなか卯のウリ文句。

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 でも粗挽きニンニクともピリ辛な韓国唐辛子って味が超淡白な鶏肉はともかく、ふわとろ玉子との相性は良くないような・・・そもそも「親子丼は旨味たっぷりで甘めの味」という固定観念が強すぎて、親子丼とは全く違うものを食べている気がしました。例えれば「クリームシチューの味しかしないカレー」みたいなもんでしょうか。
 
 また白ねぎなんて存在感は全くなく、「白ねぎのシャキッとした食感と甘みをお楽しみいただけます」って何かの冗談でしょうに。
 「炭火焼」のような鶏肉をバージョンアップした親子丼と違って、ルックスは親子丼だが実態は親子丼とは全く違うものを作ってしまった感がありあり。個人的には失敗に近いと思いました。

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味千×桂花@熊本空港 ~ 味千ラーメン

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 2023年3月に新ターミナルビルが開業したばかりの熊本空港(愛称「阿蘇くまもと空港」)を初めて利用。

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 熊本空港の最大の特徴は売店や飲食店の大半が保安検査場を通過した先にあること。買い物や飲食にかまけて乗り遅れるトラブルを避けるのには好都合なのでしょうが、見送り客や到着客が使える店は非常に限られます。羽田や新千歳のように「空港に遊びにやってくる客」はハナから想定していないのでしょうが。

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 熊本空港の各搭乗口前にフードコートがあり、その中の一つ「味千×桂花」で「味千ラーメン(900円)」を試食。いうまでもなく熊本ラーメンを代表する「味千」と「桂花」の味を一度に楽しむことが出来るスポットです。経営破綻した「桂花」を救ったのが「味千」なのでこういうスポットはアリなのでしょう。なお「味千」はかつては池袋にも店がある等全国レベルで店舗展開していましたが、今はほぼ熊本県内レベルに回帰しつつあるようです。
 
 券売機から出てくる食券に「呼出番号」が記されているので、出来上がるまでしばし待機。この辺はセルフ方式の「松屋」などと同じ。

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 スープはいうまでもなく豚骨ベースで割とあっさり目。ただ桂花や黒亭と違ってマー油の効きはあまり強くなく、その代わり味千自慢の褐色のタレ「千味油」が結構うるさいのが特徴で、個人的にはちょっと苦手。
 
 麺は並太ストレートタイプ。具にチャーシュー、固ゆで卵半個、きくらげ、刻み青ネギ。
 
 場所が場所なのでもとより期待値は甚だ低く、その期待値通りに「まぁこんなもんか」という感想。
 
 搭乗口前のフードコートなので搭乗便に合わせて客が急にワラワラやってくるけれども、飛行機が飛んだあとは一気にガラガラになるという繁閑がデカすぎる場所って店は何かとやりにくそう。またフードコート自体あまり広くないのも難儀。空きテーブルが見当たらずに随分遠いところでラーメンを食べている方もチラホラ。

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2024.01.17

黒亭@二本木口電停(熊本) ~ ラーメン

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 熊本市電二本木口電停のすぐ北にある横断歩道を渡って東へ。熊本朝日放送を超えた先にあります。6年半ぶりの再訪で夕方の中途半端な時間帯にも関わらず先客5、後客6とそこそこの入り。
 
 前回は店お勧めの「玉子入ラーメン(1030円)」を注文(といってもいかにも観光客向けっぽいメニューですが)したので、今回は基本メニューの「ラーメン(830円)」に回帰。
 
 店内はL字型カウンター5席と4人卓×4、2人卓×2。人気店なのに店が空いている時は一人客でもテーブルに案内する辺りが嬉しいところ。卓上には餃子のタレ、ラー油、一味、コショウ。店内には豚骨臭が強く立ち込めています。また熊本の水道水は地下水のせいか、よく冷えた水が物凄く美味い気がしました。

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 「豚頭骨のみから丁寧にとったスープ、じっくり火を通した香ばしい焦がしにんにく油、特製中太ストレート麺、自家特製ダレで炊いたチャーシュー、ねぎ・きくらげ・海苔。これぞ黒亭伝統の熊本ラーメン。」というのが店のウリ文句。

 ここのスープは豚骨ベースながら、焦がしにんにく油を多めに効かせて独特の渋みと香ばしさを出しているのが特徴。もっともスープ自体はビジュアルに反して意外にあっさり目。見た目ほど味は濃くありませんが、それでも飲み進むにはちょっと重いかな。

 麺は中太ストレートタイプ。水気の少なそうな麺のせいか心持ちざらつきのある口当たりで、若干硬めの仕上がり。スープの絡みは文句なし。
 
 チャーシューはちょっと旨味が抜けてパサつき加減。他に刻みネギ、海苔、きくらげ。

 熊本も地方都市の通弊として美味いラーメン店が郊外に散在しがちになってしまいましたが、味は文句ない上に熊本駅からも気軽に歩いて行けるこの店は非常にありがたい存在です。

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2024.01.16

マボカリ@新宿 ~ 麻婆カレー

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 新宿駅南口から甲州街道を西へ。LABI新宿西口館を過ぎて、「かつや」の先。大阪の人気カレーチェーン店が都内初進出したものだそうですが、大阪出身の割には外観が地味で間口も狭いのでうっかり通り過ぎてしまうかも。先客1、後客ゼロ。

 券売機ボタンを見えて基本メニューの「麻婆カレー(880円)」を注文。メニューはこれ一本で、あとはトッピングでバリエーションを付けているだけ。また追加料金を払えば1~3辛や「激辛マグマ」に変えられるようです。
 
 店内は縦長カウンター9+4席と横長カウンター3席、さらに6人卓×1。卓上にはとりカツ用のソースと福神漬け。水セルフ。

Mabokari2311002

 浅い皿にルーが目一杯広がった形で登場。ルーはかなり粘度が高いタイプ。その上に正体不明の赤い粉と山椒が散りばめられています。
 
 具は小さめにカットされた豆腐とひき肉だけで麻婆らしさを演出していますが、味は麻婆豆腐もカレーとも違う独特なもの。辛さはさしたることはなく、痺れが非常にきつく出た感じで、総じてカラシビ味噌らー麺の「鬼金棒」の味に非常に近いという印象を受けました。またトッピングなしだと量的にはちょっと物足りないかなぁ。
 
 新奇性が高いので一度食べる分には悪くありませんが、近隣のカレーチェーン店と比べてコスパが悪く、かつリピートしたくなるほどの惹きもありませんでした。

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【祝】松尾佑介選手 KVCウェステルローへの期限付き移籍から復帰

 先日(1/13)松尾佑介選手のKVCウェステルロー(ベルギー1部)への期限付き移籍からの復帰が公表されました。

 浦和が松尾に復帰オファーを出していることは12/5の報知で早々と報じられていましたが、それ以降全く音沙汰無く、ベルギーのメディアでも確たる話は流れてきませんでしたが、松尾が次の行き先を探していたので結論が長引いたのかどうか。
 
 松尾は2022年横浜FCからの完全移籍加入。松尾は横浜FCと契約が残っていたので移籍金を払っての獲得でした。故障で出遅れてリーグ戦で試合に出始めたのは4月に入ってから、しかもその後しばらくは途中投入止まりでしたが、5月末のアウェー福岡戦で初めてフル出場、しかも本職の左SHではなくなんとCFで起用されたのが転機に。小泉とのセットで前からガンガン相手にプレスをかけてゆくスタイルがハマりにハマって、ACLでもリーグ戦でもチームの戦績は一気に好転し、そのままシーズン終盤までチームの主力中の主力に定着しました。
 
 2023年スコルジャ新監督の下での沖縄キャンプにも松尾は参加していましたが、「海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため」途中でキャンプを離脱して1月末にKVCウェステルローへの期限付き移籍。「Jリーグの編成が大方終わった時点で選手が突然欧州へ移籍する」という迷惑極まりない形での移籍でした。まぁ、松尾は浦和の下部組織出身とはいえ荻原と違ってすぐにトップチームに上がれず仙台大に進学し、横浜FCを経由しての浦和凱旋という経緯があるので、多少わがままなのは仕方ないと個人的には思っていますが。

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 ウェステルローではハーフシーズンずつの2シーズンにわたって計30試合に出場して0得点3アシスト。まるでダメだった訳ではなかったので、ベルギーメディア"GVA"によるとウェステルローは松尾を引き留めたいと考えていた模様で、松尾本人も残留に前向きだったとのこと。
 
 しかしウェステルローは夏の移籍市場で結構金を使ってしまったようで、それなりに高額だった松尾の買取オプションを行使できるだけの金がありませんでした(松尾は途中から出番を失ったのは出場時間が一定程度を超えると買取オプションが自動行使されてしまうので、それを避けたかったという何ともセコい事情らしい(苦笑))。
 
 やむなく浦和に期限付き移籍延長をもちかけたようですが、今度は浦和が拒否。ウェステルローが期限付き移籍延長の末に契約期限切れでゼロ円借りパクを狙っているのがミエミエで、さすがに浦和はそんな虫のいい話を許さなかったということでしょう。「海外移籍を喜んで応援していた」時代(遠い目)ならともかく、すっかり世知辛くなった今となってはなぁ・・・松尾本人は少々無念かもしれませんが、ウェステルローに是が非でも買い取りたいと思わせるだけの活躍、ウェステルロー以外のビッグな買い手が現れるだけの活躍は出来なかったと諦めてもらうしかありません。

Falko
 
 これで大なり小なり新聞紙上等で噂が出た選手の去就はイン&アウトとも全て決定し、浦和の今オフのスカッドはとりあえず確定。ACLどころか天皇杯もなくて日程スカスカにも関わらずやや過剰とも思えるくらいの補強でしたが、これは今シーズンだけでなく来たるCWC2025を睨んでの補強でしょうなぁ、たぶん。
 
 今オフの補強は100点満点どころか120点を差し上げても良いかなと思っていたところ、松尾復帰の正式発表の直前に「明本考浩選手につきましては、海外クラブと移籍交渉を進めているため、決定次第発表いたします。」ってなんじゃそりゃ!!!!

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(補論)エカニット パンヤ選手の期限付き移籍期間延長

 松尾の復帰に先だって、ムアントン ユナイテッド(タイ1部)から期限付き移籍中のエカニット パンヤ選手の期限付き移籍期間延長が公表されました。
 
 エカニットの買取オプションを行使するには高すぎるので期限付き移籍期間を延長するという、ウェステルローと全く同じことを浦和がやっているので奇異に感じる方もいるかもしれません。しかし、ムアントンが「じゃエカニットを引き上げます」と言ったところで浦和は「どうぞ、どうぞ」になるだけの活躍しかエカニットはしていないのが松尾との違いでしょう。
 
 むしろアジアカップでのタイ代表でのプレーを辞退してまで浦和でプレーしたいとエカニットが希望し、ムアントンのみならずタイ国内でもひと悶着はあったものの、浦和での出場機会を探るほうが中長期的にはタイ代表強化に繋がるとの判断で今般の期限付き移籍期間延長という落としどころになったものと思います。

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2024.01.15

炙り十勝豚丼@松屋

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 松屋が2024年1月9日より期間限定発売中の「炙り十勝豚丼(830円)」を試食。
 
 「松屋の新商品『炙り十勝豚丼』は、ジューシーに焼き上げた厚切り豚カルビに、程よい甘じょっぱさのタレを鉄板の上で絡め、最後にひと炙りした逸品で、醤油と砂糖の焦げた香ばしさもプラスされ、食べるたびに幸せなひとときが訪れます。」というのが松屋のウリ文句。北海道十勝地方・帯広が発祥と言われる名物料理「豚丼」を松屋なりに再現したもののようです。

Tokatibutadon2401002

 十勝豚丼というか帯広豚丼は現地でも何度か試食済ですし、都内でも帯広豚丼がウリの店で試食していますが、それらと比べると松屋の新作はまだまだ試作の域を出ないというのが率直な感想。
 
 帯広豚丼はタレの甘辛さに加えて、焦げから来る渋味も加わって結構味わいが結構複雑ですが、松屋のは単に程よい甘じょっぱさで押しているだけで非常に単調というか一本調子というか。ウリ文句には「醤油と砂糖の焦げた香ばしさ」とあるので焦げも再現しようとしたみたいですが、上手く実装できていません。
 
 また豚カルビへのタレの馴染み具合ももう一つで、肉の旨味を上手く引き出せていない気がしました。
 
 この程度の出来なら来年「美味しくなって再登場!!」すると思いますよ、たぶん。

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2024.01.14

【祝】チアゴ サンタナ選手 清水エスパルスより完全移籍加入

 先日(1/13)チアゴ サンタナ選手の清水エスパルスからの完全移籍加入が公表されました。
 
 サンタナの移籍話が飛び込んできたのはチームの始動も近い1/10に報知が「J1浦和が、J2清水のブラジル人FWチアゴサンタナ(30)を獲得することが9日、決定的となった。関係者によると、クラブ間交渉は合意間近だという。」と伝え、同日スポニチがそれに続いたのが最初。1/13には地元静岡新聞に「J1浦和に移籍することが12日までの関係者への取材で分かった。」と掲載され、同日正式発表の運びとなりました。

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 昨季の浦和はとにかくCFの人材不足に泣きました。浦和では使いづらくなったユンカーを「浦和レッズの『ホームゲーム』には出場できません。」という前代未聞の不可解な条項を付けてまで慌てて名古屋へ期限付き移籍させたにも関わらず、その代わりとなるCFギアクマクスの獲得に失敗する大失態。
 
 札幌から大ベテラン興梠をレンタルバックしたものの、さすがに超過密日程で体力的に無理があったのかACL決勝で燃え尽きてしまって、以後はほとんど戦力にならず。出落ち芸による故障が癒えたリンセンは依然調子が上がらず、途中加入のカンテとの競争にも敗れてACL決勝には出られず、これまた年を通じてたいして戦力にならず。カンテも完全に浦和にフィットするのに時間がかかり、理不尽な活躍をし始めたのは8月に入ってから。そしてようやく頼れる大黒柱が見つかったと思いきや、カンテは今季限りでまさかの引退!!!これで浦和のCFはまたしても大穴が開いた状態で今オフを迎えることになりました。
 
 当然浦和は早くからCFを探していた模様で、12/7には「スウェーデン1部マルメFFに所属するスウェーデン代表FWイサーク・キーセ・テリンを狙っている」との話が現地紙で出ました。ところが、「テリンは2025年12月までマルメとの契約を残しているので、浦和が獲得するためにはマルメに2年分の契約解除金を支払わなければいけない」という経済的な問題がネックとなったのか、あるいは単にテリンが浦和へ行く気が全くなかったのかは判りませんが、その続報は全くないまま時間が徒過。
 
 テリンとの交渉はさっぱり進まないのを受けて、FB本部は昨年の大失態=欧州の大物獲得に拘って誰も採れずに終わってしまうことを恐れ、セカンドプラン=Jリーグで実績十分の選手獲得に切り替えたのでしょう。サンタナは2022年にチームはJ2降格が確定しながらも得点王(14点)を獲ったくらいの実績の持ち主。浦和は昨季の振り返りを受けて今季は「J1リーグで得点王を目指すことのできるストライカー」の獲得を目指していて、その公約通りの獲得劇ですし。
 
 なおサンタナは2021年にポルトガル1部サンタクララから当時J1の清水に加入。清水は契約更新に向けて交渉を続けていたにも関わらず交渉決裂→浦和へ完全移籍という流れなので、フツーに読めば契約切れで移籍金ゼロでの獲得になるはずですが、ネットではそれなりに移籍金がかかっているとの話もあって、どういうロジックで移籍金が発生するのか本稿執筆時点では皆目わかりません。
 
 とにかくCFの補強は今オフの浦和の最重要ポイント。ここの補強に失敗したらそれ以外のポジションをいくら補強しようともトータルでの評価は赤点と思っていただけにひと安心です。

 加入後のサンタナの挨拶文は結構長く、その中で「オフシーズン中に他のクラブからもお誘いをいただきましたが、浦和レッズからのお誘いを受けたとき、ステップアップすることを決心し、迷いはありませんでした。」とはっきりとステップアップを謳っているのが目を惹きました。

 何かと面倒なクラブですが、よろしくお願いします。

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荻原拓也選手 GNKディナモ・ザグレブへ期限付き移籍

 先日(1/12)荻原拓也選手のGNKディナモ・ザグレブ(クロアチア1部)への期限付き移籍が公表されました。期限付き移籍期間は、2025年1月20日までのほぼ1年間です。

 荻原の移籍話は昨年大晦日にスポニチから降って沸いたもの。第一報では「荻原拓也を獲得することが30日、有力となった。買取オプション付きの期限付き移籍で正式オファーを提示。交渉は最終局面を迎えている」という控えめな書きぶりでした。
 
 しかし、「1月2日、クロアチア入りした。3日にもクロアチア1部ディナモ・ザグレブのメディカルチェックを受ける。」「左SBの荻原拓也がメディカルチェックに合格。木曜日にディナモと契約を結んだ」「すでに現地クロアチア入りし、1部ディナモ・ザグレブの練習場で別メニュー調整を続けている」とクロアチアの現地紙では話がどんどん進み、あとは正式決定を待つばかりという状況に。

 外堀が完全に埋まっているにも拘らず正式決定が1/12まで遅れたのは、期限付き移籍期間をを当初言われていた半年ではなく2025年1月までの1年間に伸ばそうとしたところ、日本の移籍マーケットの日程がなぜかまだ正式に設定されていないのでFIFAに荻原の選手登録ができないという、日本サイドのマヌケっぷりから来ていたとのこと。遅ればせながら日本サイドの移籍マーケットの日程が確定したのを受けて正式発表の運びになったようです。

 ディナモ・ザグレブは左SBが補強ポイントに上がっていて、ヤキロヴィッチ監督はクラブ・ワールドカップのマンチェスター・シティ戦でのプレーを見てとても気に入ったそうです。またディナモ・ザグレブは札幌から期限付き移籍中の金子が活躍していて「二匹目のどじょう」を狙ったのかもしれません。

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 荻原は2018年加入の浦和ユース育ち。2021年にレンタル先を新潟から京都に変更したところ、キジェ流がよほど荻原の気性にあっていたのか左SBを主戦場に40試合2858分出場、しかも38試合がスタメンというバリバリの主力選手にのし上がりました。荻原が左サイドをドリブルで切り裂いてからのウタカ目掛けてのクロス攻撃はこの年の京都の十八番でしたし。2022年も荻原自ら望んで京都へのレンタルを継続し、2023年に2年半に及ぶレンタル修行を経て浦和に戻ってきたという経緯があります。
 
 荻原はドリブルに強烈なストロングポイントを持っている反面、往々にして相手に食いつきすぎる「狂犬型」の選手で、かつての浦和在籍時には気性難で空回り気味というか、競馬で言う「かかり気味」で終わってしまう試合が目立ちました。キジェ式の「根性で走れ!!」的なサッカーでその悪癖がさらに酷くなっているかも?と心配しましたが、浦和に復帰した荻原は意外にも攻守のバランスはかなり改善されていて、かつてほど豪快に裏を取られる場面は少なくなりました。一方得意のドリブルからのクロスはターゲットの人材不足から不発に終わった感も。もっとも相性が良いリンセンは如何せん出場機会が少なくて・・・荻原本人も決定機逸が目立ちましたし。
 
 そんな荻原へのスコルジャの評価も悪くはなかったようで、大畑を抜いて左SBの控え一番手に。酒井が故障がちで明本を右SBへ転用せざるを得ない試合が多かったこともあって、左SBでスタメン出場する試合も増え、さらに明本も故障して右SBで出場する試合もあって荻原は昨年リーグ戦28試合(うち15試合)1512分出場と準レギュラー格の戦力となり、浦和のレンタルバック組としては珍しい成功例にもなりました。
 
 ただシーズン終盤は疲労困憊も相まってか元来の欠点=守備不安を露呈。簡単に裏を取られてボックス内で思わず手を出して相手を倒してPKを取られる試合が続きました。CWCのアル・アハリ戦で荻原の失態が繰り広げられたのに、なんでディナモ・ザグレブが荻原を気に入ったのか良く判りませんが・・・

 またディナモ・ザグレブが荻原の何を評価したのかはともかく、浦和にとっても2年半もレンタルに出して、ようやく浦和で使い物になるレベルになったユース卒の選手がたった一年で他所へ行ってしまうのはたまったものではありません。しかも完全移籍で大金を残してゆくのならともかく、ローン手数料は20万ユーロ(約3000万円)、買い取りオプションが行使された場合は50万ユーロ(約8000万円)でしかないしょっぱい契約内容で。これじゃまるで安売り王ロヂャーズ。埼大通りのアレかっちゅーねん。
 
 同期の橋岡に欧州進出で大幅に後れを取ってしまったので、荻原はしょっぱい契約内容なのに千載一遇のチャンスとばかりに飛びついてしまったのかもしれませんが、橋岡は橋岡でシントトロへ完全移籍して浦和にそれなりに移籍金を残したもののそこからステップアップ出来ずに「回転寿司でぐるぐる回り続ける干からびたバッテラ状態」。うーーん、浦和の下部組織出身者がそれで良いのか??という思いがありますね、今回の移籍話には少なからず。

 ディナモ・ザグレブやシントトロのような欧州5大国へのショーウィンドウ的なクラブへ、しかも買取オプション付き期限付き移籍というしょぼい形ではなく、CLに出るようなクラブに完全移籍でドーーンとお買い上げしてもらえるのはいつになることや。安売り王ロヂャーズのままではクラブの発展はなかなか望めませんなぁ・・・

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2024.01.13

【祝】オラ ソルバッケン選手 ASローマより期限付き移籍加入

 オッス!おら ソルバッケン。ワクワクすっぞ。

 昨日(1/12)オラ ソルバッケン選手のASローマからの期限付き移籍加入が発表されました。

 浦和がソルバッケン獲得に動いているとの報が入ったのは割と遅くて1/5にスポニチが「獲得することが4日、濃厚になった。複数の関係者によると交渉は順調という。」と報じたのが嚆矢。その後「ロマーノ氏のお墨付き」が流れたものの、昨年ギアクマクスの件で痛い目にあったばかりなので先行きが案じられましたが、無事契約締結の運びとなりました。
 
 ただ期限付き移籍期間が2024年6月30日までと半年足らずでしかないのが本件のポイント。ソルバッケンはASローマから2023年9月にギリシャ1部のオリンピアコスに買取オプション付きの期限付き移籍中でしたが、残念ながら期待外れに終わった模様。
 
 そこでローマはさらなるレンタル先を探していたようですが、FIFAには「1シーズン2クラブしか出場出来ないルール」があり、ソルバッケンはオリンピアコス移籍前にローマで1試合出ていたのがネックとなって、秋春制のリーグではもはやオリンピアコスかローマでしかプレーできない状況に陥っていました。
 
 ところが春秋制のJリーグは既に新シーズンに突入していて「1シーズン2クラブしか出場出来ないルール」を回避できるので、浦和がその間隙を突くかのように獲得に動いたようです。浦和が欧州市場に幅広く情報網を広げていたからこそ出来た芸当。間違いなくGJです!
 
 期限付き移籍期間が6月末までと非常に短いのは、新シーズンになればローマがまた新たな移籍先を探すためでしょう。本契約に浦和の買取オプションが付いているのかどうか定かではありませんが、オリンピアコスへの期限付き移籍契約には買取オプションが付いているので、浦和との契約も同様であってもなんら不思議はありません。もっとも買取金額が高額すぎて浦和では手が出せないかもしれませんが。

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 「左利きのウインガー。複数ポジションをプレーすることができ、パス出しや自らボールをうけてゴールに絡むこともできる選手。ボックス付近での質の高いプレーから多くのゴールに絡むプレーを期待したい。」というのが浦和からのソルバッケンの釣り書き。スポーツ紙等の情報によると左利きですが右を主戦場とし代表では左でもプレー(ノルウェー代表では国際Aマッチ11試合で1得点を記録)。「189cmの左利きの大型アタッカーは、爆発的なスピードとストライドの広さを生かしたオープンスペースでのドリブル突破、パワフル且つ繊細な左足でのフィニッシュが最大の特長。また、スペースがないクロスやラストパス、密集地帯での局面打開も十分に可能だ。」とどう考えても盛りすぎやろう!!!というコメントも。
 
 また2020年にはソルバッケンはもはやお馴染みノルウェーのボデ/グリムトでユンカーやマリウスと共にプレーしてリーグ優勝に貢献。ヘグモ監督とはどの程度の接点があったのか判りませんが、なにせソルバッケンは現役ノルウェー代表なのでヘグモが全く知らんということもないでしょう。
 
 昨年の浦和は松尾の流出&モーベルグの不振→放出からWG/SHの質・量両面での人材不足に泣きましたので、強力なWGを補強したのは至極妥当。ヘグモ監督の基本フォーメーションが4-1-2-3ならなおさら。ソルバッケンは右WGが主戦場となると大久保と丸かぶりですが、大久保はとにかく点が取れない、ゴールが近づくにつれて急速にヘナヘナになる難点があって、リーグ優勝を狙うにはいかにも力不足だったからなぁ・・・
 
 もっともソルバッケンのローマ移籍以降のパフォーマンスがぱっとしないのは些か気になります。また浦和で大爆発したらしたで、レンタル期間がたった半年なのが災いしてシーズン途中で絶対的なプレーヤーがいなくなってしまう可能性も結構高いでしょう。もちろん後者の可能性をFB本部は織り込み済で、今度こそ夏の移籍期間で手を打つでしょうけど。

 わずか半年とはいえローマから現役ノルウェー代表がレンタルで来るってなかなか夢のある話ではありませんか!! ソルバッケンが「引き続き浦和でプレーしたい!!!」と思わせるような何かを埼スタで提供できるかどうか、これが浦和のファン・サポーターの新シーズンの課題かもしれません。

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平野佑一選手 セレッソ大阪へ完全移籍

 昨日(1/12)平野佑一選手のセレッソ大阪への完全移籍が公表されました。
 
 平野の移籍話は「これまでスポーツ紙等には全く出ていなかった」という意味ではサプライズ移籍です。しかし、平野は既に浦和在籍3年目かつの昨季のリーグ戦出場がわずか7試合81分に留まっていることを考えれば放出対象になってしまうのは致し方ないでしょう。

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 平野は2021年8月に水戸から完全移籍加入。当時の浦和のCHは柴戸・伊藤敦・金子・阿部と頭数は揃っていたものの、深い位置からズバッとパスを繰り出せるCHは一人もいませんでした。夏の中断期間前は浦和がビルドアップに困った挙句、やむを得ず小泉をCHへ下げてビルドアップを助ける場面がままありましたが、それはそれでボールは回るようになる反面ゴールへの迫力が無くなるという副反応がありました。そこで平野の獲得に動いたようです。
 
 平野は加入当初こそJ1のプレス強度に戸惑っていましたが、慣れるのも早くてリカの期待に良く応え、結局13試合(すべてスタメン)1003分出場。途中電池切れで伊藤に代えられる試合が目立ちましたが、柴戸との相性が良いこともあって完全に主力扱いでした。
 
 ところが翌2022年に岩尾が加入したことで平野の立場は暗転。リカが「岩尾のような選手が欲しい」といって平野を採ったはずなのに、次の年に岩尾本人が来てしまうのだからえげつないというかなんというか・・・
 
 ただリカの愛弟子岩尾が浦和に馴染むのには案外時間がかかり、メンタル的にドツボにハマったこともあってリーグ戦前半は平野にもスタメン出場の機会がありましたが、岩尾がフィットし始めると平野の出番は激減。しかも久しぶりにスタメンでの出場機会が巡ってきた24節アウェー名古屋戦では森下の汚いタックルを受けて負傷。これが尾を引いてか、以後平野の出番は全くありませんでした。リーグ戦での出場機会は9試合(うちスタメン6試合)475分と半年しかいなかった前年の半分にまで激減。
 
 そして監督がスコルジャに代わった2023年はルヴァン杯グループステージにこそスタメン出場していたものの、プレー強度の物足りなさが祟ってか、リーグ戦では伊藤&岩尾の鉄板コンビを脅かすどころかベンチ入りもままならず、せいぜい終盤の短時間出場のみ。しかもリーグ戦後半は故障も相まって全く試合に絡めなくなってしまいました。
 
 前述のように平野の移籍自体は残念ながらサプライズでもなんでもないのですが、移籍が決まるまで時間がかかったのは単に行先がなかなか決まらなかったからでしょう、身も蓋もない話で恐縮ですが。セレッソは原川(→FC東京)に続いて鈴木徳真(→G大阪)まで流出したので中盤の底の選手が不足しており、急遽平野に白羽の矢が立ったものと目されます。浦和での出場時間を考えればJ2行きでも何ら不思議はなかったところにセレッソから獲得話が舞い込んでくるとは、平野にとってまさに渡りに船。
 
 プレースタイルが非常に判りやすく、出来ること出来ないことがはっきりしている選手なので監督のやりたいこと、嗜好にド嵌まりすれば輝きを取り戻すことは間違いありません。願わくばその輝きを見せる日が浦和戦でありませんように。
 
 またあの謎の踊りが見られなくなるのが残念です。わずか2年半でしたがありがとうございました。

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2024.01.12

うに弁当@久慈・清雅荘(三陸鉄道久慈駅内「三陸リアス亭」にて入手)

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 三陸鉄道久慈駅構内の駅そば屋「三陸リアス亭」売っている有名駅弁。一日たった20食の数量限定販売なので入手難と言われていますが、往訪時は観光的にはオフシーズンの冬季、しかも平日だったので店頭に山積みのままでした。ただ値上げを繰り返してとうとう2200円と高額駅弁になってしまいました!!

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 弁当は清雅荘が調製。清雅荘は盛岡の仕出し店が転業し移転した岩手県普代村の旅館でしたが、のちに旅館をやめて弁当と観光列車車内販売の専業になったそうです。

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 とにかくウニしかない、ウニでゴリ押ししてくるのがこの駅弁の最大の特徴。二切れだけ付いてきたたくあんは超しょっぱくて、全く箸休めにならないどころかちょっと齧っただけで放棄。でもウニのゴリ押しって全然飽きが来ないんですなあ。希少価値があるからでしょう、たぶん。

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 久慈に来ること自体なかなかないので、もう一度食べる機会があるかどうか。

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キャスパー ユンカー選手 名古屋グランパスへ完全移籍

 昨日(1/11)名古屋グランパスへ期限付き移籍していたキャスパー ユンカー選手の名古屋グランパスへの完全移籍が公表されました。
 
 ユンカーは2021年4月にKボーデ/グリムト(ノルウェー1部)から浦和へ完全移籍加入。ユンカーは加入直後からいきなりゴールを量産。イケメン長身というルックスとその「ツイ廃」ぶりも相まって、早々と浦和の人気選手にのし上がりました。

 ところが8月のトレーニング中に右頬骨を骨折したのがケチのつけ始め。その後もグロインペインにユンカーは長く苦しむことになり、2022年リーグ戦開幕時はベンチ入りも出来ず。夏にリカがやむなく松尾をCFで起用したところ、その強烈なプレッシングが奏功したのか浦和の戦績が急激に好転してユンカーの立場はますます辛いものに。

 ユンカーはもともと「ボックス内での仕事人」なタイプな上にグロインペインを気に病んでか最前線から鋭くプレスをかけるようなことはしないので、次第にリカ的には使いづらい存在に。またリカがユンカーを途中で交代させたり、途中投入に留めたりしたことについて、ユンカーとあまりコミュニケーションが取れていなかったのか、次第に感情的に対立しているようにも伺えました。

 浦和とユンカーとの契約は2024年1月までだったようですが、ユンカーはグロインペインを抱えていて今後もコンスタントな出場が見込めない上に、2023年に就任したスコルジャ新監督が語る「ハイプレスを増やしたい」「ボールを失ったらできるだけ早く取り返す、できれば相手のペナルティーエリアの近くで取り返す」というタスクに耐えられそうにないと見てか、浦和は2022年末のオフに損切りに動きました。

 ところが浦和は放出を焦って足元を見られたのか、移籍先が海外ではなく国内クラブ=名古屋になっただけでなく、完全移籍で移籍金を獲得できずに期限付き移籍に留まった上に「キャスパー ユンカー選手は2023シーズン公式戦にて浦和レッズの『ホームゲーム』には出場できません。」と、前代未聞の不可解な条項が付いていました。

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 名古屋に活躍の場を移したユンカーはまさに「水を得た魚」のようにリーグ戦33試合出場(うちスタメン31試合)16得点と大活躍。長谷川監督はユンカーに守備のタスクを課さなかった上に、カウンター主体の戦術だったので往々にしてユンカーの目の前には広大なスペースが広がっていてユンカーのスピードと驚異的な決定力が活きました。
 
 天皇杯4回戦では例の不可解な条項を利用してユンカーが浦和戦にノコノコ出てきただけでなく、浦和はユンカーに決定的なゴールさえ許してしまうテイタラク。これはもう"This is URAWA!!"としか言いようがありません。よくもまあやることなすこと悉く裏目に出るなあ・・・
 
 なおユンカーが浦和在籍時にあれほど苦しんでいたグロインペインが名古屋で再発して途中離脱することもなく、ほぼ全試合出場しているのが不思議ですが、浦和が2023シーズンの振り返りでメディカルスタッフを賞賛しているところをいると、ユンカー在籍時の浦和のメディカルスタッフが相当残念だった可能性が大のようです。当時のメディカルスタッフがまともだったら浦和でのユンカーの扱いも違っていたかも。
 
 昨季の名古屋はもはやユンカーなしではどうにもならない「ユンカー中毒」に陥っていたので、今オフに完全移籍を画策するのは至極当然。実際12月には名古屋へ完全移籍する旨の記事も見られましたがその続報はなく、正式決定はなぜか昨日までずれ込みました。
 
 名古屋がさっさと買取オプションを行使していれば完全移籍話がこじれる訳がないので、何らかの理由(所定の買取オプション金額よりも安値での獲得を狙ったとか)で名古屋がオプションを行使しなかったのは明らか。ところが今度は是非とも完全移籍を実現させたいのはユンカー中毒の名古屋のほうなので、浦和は海外へ売り飛ばすとか、レンタルバックするとか、色々と脅しをかけながら粘りに粘って結構な移籍金をゲットしたのでしょう、たぶん。昨オフにマヌケな、マヌケすぎるレンタル契約を結んだ責任者は詰め腹を切らされたかのようにいなくなりましたし。
 
 また昨オフのFB本部はマヌケすぎる契約を結んでまでユンカー放出を急いだのに、その代わりのCF(ギアクマキス)獲得に失敗するという大失態を犯しましたが、今オフはCF獲得の目途がついたからこそ、このタイミングでユンカー完全移籍にゴーサインが出たのかもしれません。
 
 なお浦和が2023シーズンの振り返りで「マチェイ スコルジャ監督によるリーダーシップとチームマネジメントのもと、一人一人がプロの選手として、或いはプロのスタッフとしての役割を全うし、チーム全体が一つの方向を向いて最後まで闘い抜くことができました。」と総括しているのを見ると、ベンチスタートだと露骨に不満を露わにしがちだったユンカーへのFB本部の評価は恐ろしく低く、ユンカーのレンタルバックの可能性は小さかったと目されます。いくらユンカーが名古屋で大活躍しようとも。たぶん守備が苦手なこと以上に性格を問題視されたかと。

 浦和がユンカー放出に至った理由は非常に合理的ですし、ユンカー自身にも「性格が結構面倒くさい」くらいでさほど悪い印象はありません。浦和在籍時には横浜M戦で0-3のビハインドからハットトリックで同点に追いついたことと、そしてなによりACL準決勝で延長後半終了間際に劇的な同点ゴールをぶち込んだのが個人的に印象に残った試合の双璧。
 
 圧倒的な人気にも関わらず浦和在籍は意外に短いものになってしまいましたが、ありがとうございました。
 

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2024.01.11

新華園本店@釜石 ~ ラーメン

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 釜石駅から駅裏を流れる川を渡って10分程度。釜石駅前には日本製鉄のでかい工場がでーーんと建っているだけで非常に殺風景ですが、駅裏にはこれまたバカでかいイオンが建っている他結構賑やかでした。先客ゼロ、後客2。
 
 往訪した「新華園本店」は釜石ラーメン発祥とされる店で、メニューを見て早速「ラーメン(700円)」を注文。後払い。

 店内はL字型カウンター6席と6人卓×2、4人卓×1、2人卓×1。卓上にはコショウ、ラー油、酢、醤油。水セルフ。

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 スープがなみなみと丼に注がれた状態で登場。「鶏ガラと豚骨、野菜、昆布やカツオ節などからとったスープ」はびっくりするくらい超薄味&超あっさり味。釜石は純然たる工業都市なので、工場の労働者向けに同じく工業都市である富山の「ブラック」みたいなしょっぱい系が出てきても全く不思議はないのですが、「ブラック」とは真逆のものが出てきたのには意表を突かれました。でもさすがにこれは物足りないのなんの・・・

 麺は極細で細かい縮れ入り。つるつるした口当たりで、極細なりにコシはしっかり。

 チャーシューは硬めで旨みは抜けちゃった感じ。他にメンマ、刻みネギと非常いシンプルな一杯でした。

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2024.01.10

柴戸海選手 FC町田ゼルビアへ期限付き移籍

 昨日(1/9)柴戸海のFC町田ゼルビアへの期限付き移籍が公表されました。

 柴戸の移籍話は1/5にスポニチから「J1に初昇格した町田が浦和のMF柴戸海(28)を期限付きで獲得することが4日、決定的となった。」との一報があっただけで、その続報はありませんでしたが、機関紙スポニチが「決定的」と強めの表現を用いての一報だったのでそのまま正式決定の運びとなりました。

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 柴戸は2018年明治大学から加入。しかし加入初年は監督が堀→大槻→オリヴェイラと移り変わったもののCHは遠藤・阿部・柏木・青木・長澤と競争相手が強力かつ頭数も多く、しかも開幕前の故障による出遅れも相まってリーグ戦での柴戸の出番はわずか9試合、196分に留まりました。
 
 しかし、2019年になると柴戸は2ボランチの一角としてスタメン出場する試合が増え始め、同年はリーグ戦20試合(うちスタメン11試合)1084分、2020年は25試合(うちスタメン17試合)1708分出場とレギュラーに近いところまで序列を上げてきました。
 
 柴戸のプレースタイルは典型的な「やたら人に食いついて広範囲を走り回る」ボールハンター型。逆にビルドアップへの関与や最前線に踊りでての攻撃参加はあまり得意ではありません。しかも2021年に監督に招聘されたリカは相手に応じて的確なポジションを取ることを重視するタイプなので、相手に釣られて肝心なところがお留守になりがちな柴戸との相性はあまり良くないと個人的には考えていました。
 
 ところが柴戸はリカの求めに応じて意外といっても差し支えないくらいの成長、変貌を見せ(特にバスの出し手として)、伊藤あるいは平野とのセットでリーグ戦30試合(うちスタメン22試合)、1971分出場とほぼ鉄板のスタメン級になりました。
 
 翌年もその体制が続くかと思いきや、2022年はリカの愛弟子岩尾が加入。岩尾はフィットにやや時間がかかったものの次第に不動のレギュラー格となり、柴戸は伊藤との競争に敗れる形で出番を減らしていき、この年は結局リーグ戦24試合(うちスタメン12試合)1166分出場と準レギュラー格へと逆戻り。出番の減少は第22戦アウェー名古屋戦での負傷が案外尾を引いたのかもしれません。
 
 そして監督がスコルジャに代わった2023年は3月8日ルヴァン杯初戦の湘南ベルマーレ戦で負傷。スコルジャはACL決勝へ向けてある程度メンバーを固定することを内外に公言していただけに序盤の出遅れは致命傷に。そしてその後もたまに試合に出たり、練習試合で同じ箇所個所を傷めて再離脱しているうちに時は流れ、結局リーグ戦での出場はわずか8試合141分止まり。
 
 しかもこの年唯一のスタメン出場だった第33節ホーム福岡戦ではこれでもかこれでもかとばかりの失態を繰り広げて65分に懲罰的な交代を食らってしまいました。「柴戸の浦和でのキャリアはもう終わったかもしれません」というのがその際の個人的な感想でしたが、案の定このオフに構想外になってしまったようです。
 
 町田へは完全移籍ではなく期限付き移籍ですが、柴戸はもう28歳なので育成的な意味合いでのレンタルではなく、単に浦和との契約がまだ残っているためだけでしょう。かといって完全に片道切符と言えるほど柴戸は浦和ではまるでダメだったわけでもないので、浦和に復帰できるかどうかは町田での活躍次第でしょう。柴戸は横浜市出身ながらも中学時は町田市のクラブに所属していたので、半ば里帰りのかたちに。町田で柴戸の「一人一殺」的なプレースタイルにますます磨きがかかってしまい、それがゆえに汎用性を失って浦和復帰が難しくなる恐れが無きにしも非ずですが。
 
 大卒6年目の選手には相応しい言葉ではないでしょうが、柴戸はなんか「未完の大器」のまま28歳になってしまったような気がしてなりません。阿部から22番を譲り受けた漢が町田で再覚醒して浦和に復帰できれば万々歳でしょうけど。
 

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【祝】宇賀神友弥選手 FC岐阜より完全移籍加入

 昨日(1/9)宇賀神友弥選手のFC岐阜からの完全移籍加入が公表されました。

 宇賀神の移籍話は1/9朝にスポニチ&報知から突然報じられ、同日公式発表の運びとなりました。
 
 宇賀神は2021年一杯で契約満了となり、翌年FC岐阜に移籍して2年間主力としてほとんどの試合でスタメン出場。そこでの活躍が評価されての浦和復帰という前向きな見方も出来ましょうが、さすがにそんな単純な話ではないでしょう。いったん浦和との契約が切れた選手が他チームを経て再度浦和に戻ってきた例は阿部や伸二といった海外クラブからの復帰を別格とすれば過去岡野(神戸から復帰)くらいしか記憶になりくらいの異例事態です。しかも2つも下のカテゴリーにいた35歳の大ベテランが。

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 まだ正式発表はありませんが、各種報道から荻原がディナモ・ザグレブ(クロアチア1部)へ期限付き移籍する話が進んでおり、メディカルチェックも終えたとの話まで流れています。さらに大畑がパリ五輪関連でちょろちょろ離脱するので、手薄になる左SBの補強として宇賀神に白羽の矢が立ったと考えられます
 
 荻原が離脱すると面倒なのは荻原はホームグロウン選手なこと。J1は少なくとも4人のホームグロウン選手を抱える義務があり、荻原が抜けると浦和のホームグロウン選手は現時点で関根・伊藤・堀内・早川・武田の5人になってしまいます。うち伊藤はいつ欧州へ行ってしまっても不思議はない状態。伊藤がいなくなると、ホームグロウン縛りのために堀内や早川といった若手をレンタル修行に出すに出せないという状況に追い込まれます。
 
 そこでホームグロウンの宇賀神を招聘して左SBを補強すると共に堀内or早川を修行に出せる余裕を作るという一石二鳥の効果を狙ったのかもしれません。また宇賀神は下部組織出身なのでA契約枠を食わないことをも勘案すれば一石三鳥かも。
 
 さらに言えば宇賀神は浦和でのキャリアの晩年になって「さすが浦和ユース出身!!」と思わせるくらい、戸田にフットサルコートを作り、水没したレッズランドの復興にいち早く立ち上がり、さらにはレッズレディースの動向にも気に掛ける等、戸田を含めた地元への貢献、レッズファミリーへの貢献を誰の目にもはっきりと判る形で打ち出していました。浦和への復帰はそういった活動を一段と後押し、引退後のキャリア形成の一助ともなることでしょう。
 
 基本的に明本の控えという位置づけなことは百も承知、大ベテランとしてのチーム内での役割も判り切った上での浦和復帰でしょうが、改めてよろしくお願いします。

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2024.01.09

岩波拓也選手 ヴィッセル神戸へ完全移籍

 本日(1/9)岩波拓也選手のヴィッセル神戸への完全移籍が公表されました。
 
 岩波の移籍話は12/23に共同が「J1で今季初優勝した神戸が、J1浦和のDF岩波拓也(29)らの獲得に乗り出すことが22日、関係者の話で分かった。」と「獲得に乗り出す」という確度低めの表現で報じたのが嚆矢。
 
 年が明けると元日には報知から「昨季J1王者の神戸が新戦力として浦和DF岩波拓也(29)を獲得することが31日、分かった。複数の関係者によると交渉は合意に達したといい、近日中に発表される見通し」、スポニチから「リーグ連覇を目指す神戸が、川崎FのFW宮代大聖(23)、浦和のDF岩波拓也(29)をともに完全移籍で獲得することが31日までに決定的となった。」と確度がぐっと上がった表現で続報が入り、1/7には日刊が「ヴィッセル神戸へ移籍することが6日、決定的になった」とダメを押して、昨日の正式発表の運びとなったようです。
 
 後述のように岩波は昨年大幅に出番を減らしており、出場機会を求めて移籍を模索するのは当然でしょう。犬飼同様、他チームであればスタメンで出られる実力がある選手を控え選手の位置づけのまま確保するのは容易ではありません。試合数が少ないのであればなおさら。日刊によれば「浦和も神戸を上回る条件で契約延長を提示」したそうですが、岩波がそれを蹴ったので浦和はCB佐藤&井上の確保に動いたと思われます。

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 岩波は2018年に神戸から完全移籍加入。ジュニアユースからの神戸の下部組織出身者にも関わらず、国内の同一カテゴリーのチームにゼロ円移籍するという大罪、しかも浦和の矢なんとかと違って主力中の主力だった選手がそんな移籍の仕方をしたので、未だに神戸サポからは岩波への非難は絶えないようですが、浦和からすればもっけの幸い。
 
 加入当初は堀式4-1-4-1の下でベンチスタートでしたが、堀監督が更迭され大槻~オリヴェイラ体制下で浦和は3バックに転じたのが幸いして岩波は槙野&マウリシオと共に3バックの一角としてがっちりスタメンを確保。2020年の第二次大槻体制で4バックに転換した際はデンとの競争になりましたが、デンが故障がちなためなんだかんだと槙野とのセットでスタメンで出る試合の方が多いくらいでした。監督がリカに代わっても岩波への信頼は変わらず、2021~2022年とも岩波は鉄板のスタメンでした。
 
 ところが2022年末に何をとち狂ったのか、カタール1部アルサドへの移籍を画策したのが岩波のケチのつけ始め。浦和も岩波の移籍を確実視してわざわざ「岩波拓也選手は、現在海外クラブと移籍交渉を進めているため、本日1月11日から実施するトレーニングキャンプには参加いたしません。」とのコメントを出すに至りました。そして浦和FB本部は早々と岩波の後釜探しに動き、1/17にはノルウェー1部のFKボーデ/グリムト所属のマリウス ホイブラーテン選手を完全移籍で獲得しました。
 
 ところが岩波の移籍話は1月も終わろうとする時期になって突然破談。やむなく岩波は2/1からチームに合流しましたが、監督がスコルジャに代わり、しかもマリウスが加入した新チームに岩波の居場所はありませんでした。それでも超過密日程だったので監督はショルツorマリウスと岩波をそれなりにローテーションするだろうと思ったのですが、スコルジャのショルツ&マリウスへの信頼は絶大で、シーズン終盤に彼らがどんなにヘロヘロになろうとも岩波に声がかかることはほとんどなく、2023年の岩波のリーグ戦出場はわずか8試合でスタメンはたった2試合に留まりました。
 
 岩波は前が空いている際に自分で持ち運ぶとか、前にいる選手に縦パスをバシバシ突き刺すといった今時っぽいCBの仕事はあまり得意ではなく、それらはマリウスもそんなに得意ではないのですが、制空能力やACLで出てくるチート級FWとの一対一でマリウスに遠く及ばないのがスコルジャの信頼を得られない主因だったかもしれません。もちろんショルツ神の代わりなんて岩波では無理ですし。
 
 前述の難点を抱えていることから岩波をあまり評価しない方も少なくないようですが、そうは言ってもどこもCBの人材難に苦しむ中でJ1レベルであれば岩波は第一級のCBなのか確か。監督が代わり、相方も代わり、戦術が変わってもスタメンを確保し続けたのがその何よりの証拠でしょう。対角線へのロングフィードが得意で、しかもたまにセットプレーで点を取り、なんか知らんけどミドルシュートまで装備。まだ29歳なのでJ1の第一線で活躍し続けると思います。浦和にとっては面倒な話ですが。
 
 6年もの長きに渡ってありがとうございました。過去のいきさつがアレなだけに神戸への復帰は色々と面倒なことがあるかもしれませんが。

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【祝】前田直輝選手 名古屋グランパスより完全移籍加入

 先日(1/7)前田直輝選手の名古屋グランパスからの完全移籍加入が公表されました。

 前田の移籍話は今年の元日に機関紙スポニチが「浦和が名古屋のMF前田直輝を獲得することが31日、濃厚となった。複数の関係者が明かした。」と報じたのが最初。ただ「濃厚」というあまり確度の高くない表現での一報でしたし、その続報もなかったので、ただの飛ばし、あるいはせいぜい本命が取れなかった時の保険として声をかけているだけじゃね??といった尤もらしい観測も流れました。しかし、機関紙の異名は伊達ではなく、無事完全移籍加入に漕ぎつけました。
 
 スポニチによれば前田は「今オフにベルギー2部デインズへの移籍が濃厚となったが、最終交渉でまとまらなかった」とのこと。なぜ破談になったのかは全く判りませんが、名古屋は既に前田はいないものとしてチーム編成を進めていたせいか、契約切れの前田を特に慰留することもなかったようで、浦和が移籍金ゼロで前田を獲得できたようです。

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 前田は先に獲得済の渡邊同様2列目のテコ入れの一環です。左利きのドリブラーでカットインからのシュートが得意技なので右WGでの起用が最適と目されます。またとにかく浦和戦に強いのも特徴で、2020年の豊田での試合ではなんとハットトリックどころか4得点の固め打ち(つД`)、
 
 ただ前田は2021年末に名古屋からオランダ1部のFCユトレヒトへ期限付き移籍したものの、デビュー戦だった2022年1月のアヤックス戦で前半11分に相手プレーヤーと接触して左下腿骨折の重傷を負い、そのままシーズンを棒に振ってしまいました。大怪我が癒えて期限付き移籍期間も1年間延長されたものの、結局11試合出場0得点と泣かず飛ばず。2023年6月に期限付き移籍期間満了で名古屋に復帰したものの、そこでの出場機会もわずか11試合(うちスタメン2試合)297分に留まりました。
 
 名古屋復帰後の前田に出番が少なかったのは長谷川監督のスタイルは前田には全く合わなかった可能性もありますが、ユトレヒトで負った大怪我の影響がデカすぎて完全にキレを失っているのかもしれません。デインズへの移籍が破談になったのはメディカルチェックでアウトだったのであれば目も当てられませんが・・・
 
 ともあれ、前田は浦和出身。加入時のコメントで「浦和で生まれた男にとって、浦和レッズの存在は説明がいらないと思います。」と赤者のハートを鷲掴みに来た漢。北浦和サッカースポーツ少年団を出た後は浦和とは全く縁がないキャリアを積んでいた漢が、何かの縁でついに浦和へ帰ってきました。「気持ちはホームグロウン」な選手として頑張ってほしいものです。

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2024.01.08

【短感】23-24年第7節:浦和L 3-1 大宮V

 クリスマスイブに開催された第6節から正月休みを挟んで開催された第7節はさいたまダービー。さいたまダービーがメンズでは当面実現しそうにないせいか、レディースのさいたまダービーに社員がワラワラやってきて出島はパンパン(笑)
 
 浦和は菅澤や石川がスタメンに復帰しただけでなく、角田をスタメンに抜擢して伊藤がベンチスタート、塩越がなんといきなりベンチ外といったサプライズも。安藤は久しぶりに前目(左SH)でスタメンに。

 正直罰ゲームでしかなかったタイでのAWCCで消耗した上に、代表組は超距離移動を伴う試合がやたら多かったこともあって今季の浦和のコンディションはここまで総じて相当悪いように見受けられました。
 
 しかし、正月にまとまった休みが取れたのが相当効いたのか、浦和の面々のコンディションは劇的に上がっていてプレス強度はマシマシになり、球際での競り合いでもほぼ完勝。大宮は浦和の怒涛のプレスを受けてロクにビルドアップ出来ないどころか、自陣でのボールロストが頻発。このため点差こそあまり付きませんでしたが、内容はほぼ一方的で浦和の完勝といって差し支えないでしょう。

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 7分の先制は右サイドでの囲い込みによる角田のボール奪取から。相手のクリアし損ねをバイタルエリアで拾った安藤が菅澤とのワン・ツーでボックス内に突入してゴール!!38分には清家が高い位置でパスカット→猶本クロス→ファーで菅澤に決定機が生まれましたが、ここはゴールならず。
 
 大宮は基本4-4-2で、前プレに出る時はSHが上がって4-3-3になるような感じ。でもこの前プレがハマっているとは言い難く、「相手のボールホルダーに圧力がかかっていないのにやたら最終ラインを上げたがる」という問題点を浦和にしっかり咎められ、浦和は後半大宮左SBを狙い撃ちするかのうようにその裏を清家や遠藤が突きまくって決定機の山、また山。しかし猶本のシュートはバーを叩き、清家はまたしてもあんまりな決定力不足ぶりを披露して追加点ならず。
 
 大宮もたまらず鮫島を左SHから左SBに下げて穴を塞ぐ手を放ちましたが、今後は怖くて最終ラインを上げるに上げられなくなったのか中盤がスカスカになる悪循環に。59分高い位置でボールを拾った水谷のスルーパス→清家シュートはGKにセーブされるも安藤がしっかり詰めてようやく追加点。
 
 何をやっても「最年長」がついてしまう安藤老師の最年長ドッペルパック。大久保に老師の爪の垢どころかサウナの垢すり後の垢を全身になすりつけたいくらいのボックス内での落ち着きぶりには恐れ入りました!
 
 大宮の攻撃は全く体をなさず、61分GK池田のビルドアップミスに乗じて放ったロングシュートが惜しかったくらい。楠瀬監督は「今日は勝ったな、風呂でも入るか」と言わんばかりに66分から続々と選手を代える余裕も。
 
 88分大宮CKをキャッチした池田のロングフィードが最前線の清家に通り、途中投入の伊藤へのクロスは小さい伊藤の頭上を通過したものの、鮫島がなんとクリアに失敗。伊藤がそのミスを見逃さずにボールを拾って3点目。伊藤は浦和加入後リーグ戦初ゴール。

 あとは無失点で終わることだけが課題で、大宮が何も出来ていないことを考えればそれも容易と思っていたところ、試合終了間際に左サイド深い位置から鮫島クロス→途中投入のCBはながヘッドで難なく弾き返したものの、これがアーク付近でどフリーの田嶋のもとへ飛んでしまい、田嶋の豪快な一発が決まってまさかの失点。詰めが甘い、寄せが甘いと言われればそれまでですが、全く崩されていないのにあれがいきなり決まるかね、フツー・・・・

 リーグ戦はここでいったんお休みで、来週からしばらく皇后杯。浦和は先述の通りコンディションが劇的に回復したのが何よりの好材料で、石川に続いてはなが戦線に戻って安藤をCB起用しなくて済むようになったのも上積み材料。

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-----菅澤-----
安藤---猶本---清家
---柴田--角田---
水谷-長嶋--石川-遠藤
-----池田-----

(得点)
7分 安藤
59分 安藤
88分 伊藤
90+2分 田嶋(大宮)

(交代)
66分 水谷→はな(はなが右CB、長嶋が左SBへ)
66分 角田→伊藤
80分 安藤→島田
84分 菅澤→佐々木(島田がCF、佐々木が左SHへ)
84分 長嶋→栗島

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馬渡和彰選手 松本山雅FCへ完全移籍

 昨日(1/7)馬渡和彰選手の松本山雅FCへの完全移籍が公表されました。
 
 馬渡の移籍話は1/7朝に機関紙スポニチに出ただけで、しかもその直後に公式発表された格好となりました。
 
 馬渡は2022年に大宮から完全移籍加入。馬渡の主戦場は右SBですが左SBも可能。両サイドがこなせるSBという点では退団が決まった宇賀神の後釜といった意味合いが感じ取れる補強でした。また馬渡は1年だけですが徳島でリカの薫陶を受けており、戦術理解も早いものと目されての獲得と思われました。

 もちろん本職の右SBには絶対的な存在=酒井がいるので馬渡本人にとって浦和移籍はかなりの冒険だったと思われますが、一応左SBが出来るのが幸いして加入当初は故障が癒えない大畑に代わって左SBでスタメン出場。その後も無理使い出来ない大畑に代わって左SBで、故障がちの酒井に代わって右SBでとシーズン序盤はなんだかんだと試合に出続けました。
 
 第3節湘南戦では終盤左サイドを激走した馬渡がボックス内に突入し、明本のスルーパスを受けて角度のないところからGK谷の頭上をぶち抜く豪快な一撃を決めて試合を決定づける追加点をゲット!!

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 しかし、リカが左SBに明本を起用し出してから左SBでの出番を失い、右SBでは酒井の代わりの一番手は宮本になって馬渡の出番は5月下旬の第14節以降激減。馬渡が最後にスタメン出場したのは第30節湘南戦でしたが、そこでも良いところなく前半だけでお役御免になってしまいました。
 
 監督がスコルジャに代わった2023年は前年よりさらに出番がなくなり、リーグ戦出場はなんとたった3試合計24分のみ!!リーグ戦ではベンチ入りすら出来ずに完全にカップ戦要員となって、それも勝ち上がると共に出番はなくなってしまいました。シーズン終盤に酒井、明本、荻原と右SBが出来る選手が相次いで故障したにも関わらず、右SBが本職の馬渡は監督に見向きもされずに関根が転用されたのは馬渡にとってさぞかし屈辱的な事態だったことでしょう。
 
 スコルジャの下で馬渡の出番がほとんどなかったのは「SBとしては守れなさすぎる」という単純明快な理由と推察されます。とにかく馬渡は山中以上に極端に攻撃偏重型のSBで、破壊力あるドリブルや高精度クロスを有し、さらにはプレースキッカーとしてどんなに魅力的であろうとも、「とにかく守れない」という馬渡の欠点がスコルジャには目に余り過ぎたのでしょう。
 
 またスコルジャとの相性云々以前にリカの下でも次第に出番を減らしていたことを考え合わせると、過去広島に移籍したものの鳴かず飛ばずに終わり、その後川崎→湘南と移籍してもやはり主力にはほど遠かったというキャリア=J1で使える実力に達していないことを浦和でも改め得て証明しただけなのかもしれません。昨季出番がほとんどなく、しかも32歳という年齢を考えれば馬渡が放出対象になってしまうのは致し方なく、公式発表が案外遅かったのは行先を見つけるのに時間がかかっただけなのかもしれません。
  
 馬渡の次の活躍の場はJ3松本。先述のように長所と短所が非常にはっきりした選手なので、監督の嗜好次第、使い方次第ではJ3では「生態系を破壊する」レベルの選手になりえるでしょう。また馬渡はチャラそうな見た目に反して、苦労人らしいキャリアを反映して出番が無くても非常に真摯にサッカーに取り組む選手、全然心が折れない選手で、出番が少ない割には応援したくなる選手、何かしらの可能性を感じざるを得ない選手の一人だったようにも思えました。

 2年間ありがとうございました。

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2024.01.07

【祝】渡邊凌磨選手、FC東京より完全移籍加入

 本日(1/9)渡邊凌磨選手のFC東京からの完全移籍加入が公表されました。

 渡邊の浦和移籍話は早くから流れており、12/12にはFC東京の大本営発表的位置づけの東京中日から「FC東京のMF渡辺凌磨が浦和に完全移籍することが決定的となった。複数の関係者によると、交渉は細部を残すのみで近く両クラブから正式発表される見通しとなっている。」と報じられていました。
 
 同日スポニチからも同趣旨の話が出たので、年越しを待たずに正式発表されるものと予想していましたが、正式発表はまさかの越年。FC東京が渡邊の代わりと思しき前目の選手をバンバン獲得していたにも関わらず、なぜか渡邊放出の話が出ないので「土壇場で破談???」という観測さえ流れましたが、さすがにそれはなかったようでひと安心。

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 渡邊は前橋育英高出身。その後2015年4月に早大に進学するも約半年で退部し同9月にドイツ2部インゴルシュタットのU-23チーム入り。2017年4月にトップ昇格したが、出場機会を得られずに18年7月に当時J2の新潟に完全移籍。20年にJ2山形、21年1月にFC東京に移籍というキャリアを歩んでいます。
 
 FC東京では攻撃的なMFとして移籍1年目から主力に定着。22年はウイングや、インサイドハーフだけでなく、サイドバックも務め30試合(うちスタメン23試合)に出場して日本人チーム最多6得点。さらに昨年はトップ下を主戦場に29試合(うちスタメン27試合)4得点と文字通り主力中の主力として活躍していました。
 
 ただスポニチによれば「FC東京に強い愛着があったものの、クラブからの低評価が引き金となり、最終的に生まれ育った埼玉の名門クラブに移籍することを決断」とのこと。FC東京の渡邊への評価が低い原因は良く判りませんが、渡邊が小学生時代から浦和のスクールに通うなど熱烈なレッズファンだったのは有名な話。
 
 昨年とにかく点が取れる2列目の欠乏に悩んだ浦和が渡邊に目を付けたのは道理で、浦和は渡邊獲得に際して満額となる移籍金1億2000万円を支払ったとのこと。前述のように渡邊は幅広いポジションをこなせるので、4-3-3ではIHかもしれませんし、場合によってはWG起用かもしれません。
 
 そして東松山市出身の渡邊が「北関東」扱いされるかどうかが気になります。
 
 何かとめんどくさいチームですが、よろしくお願いします。

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2024.01.06

麻辣駅@西川口 ~ 牛肉四川風炒め定食

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 京浜東北線西川口駅西口前にあるドン・キホーテのある交差点を左折してすぐ。隣がローソン。赤羽の人気店の支店です。先客ゼロ、後客8。店員のバカでかい中国語が飛び交っていましたが、客のほとんどは日本人でした。
 
 注文はタブレット端末から。赤羽本店で無難そうな「四川風麻辣麺」を注文したところ、ここの麺類は好みに合わないことが判ったので、今回はランチメニューの定食類から「牛肉四川風炒め(950円)」を注文。
 
 ランチメニューの定食は850~1200円、麺類は800~980円なので、川口に数多ある激安中華料理屋よりはやや高め。
 
 店内は角テーブル席のみで4人卓×5、6人卓×1、2人卓×1。

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 「牛肉四川風炒め定食」はライス、ザーサイ、杏仁豆腐、そしてなぜか中華スープではなく豆腐とわかめの味噌汁付き。
 
 「牛肉四川風炒め」はぱっと見ただの肉野菜炒め。牛肉はやや硬めの焼き加減。合わせているのは玉ねぎや赤・緑のピーマンの他、ぶなしめじや椎茸などのキノコ類がやたら目立ちました。そして苦手のセロリも少々。そしてさすが「四川風」を冠するだけあって結構辛いというか絶えず舌を刺激してきます。ただその割には味はそんなに濃くはないのが不思議。ちなみに味噌汁も薄味でした。

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2024.01.05

藤原優大選手 大分トリニータへ育成型期限付き移籍

 本日(1/5) 昨季FC町田ゼルビアへ育成型期限付き移籍していた藤原優大選手が、今季は大分トリニータへ育成型期限付き移籍をすることとなった旨が公表されました。本件についてここまでは観測記事どころか出所不明の噂すら一切なく、その意味ではサプライズでした。
 
 藤原は2021年に青森山田高校から浦和に加入。シーズン開幕時はデンが長期離脱中で、使えるCBが槙野と岩波しかいないという苦しい台所事情もあって藤原はルヴァン杯第1戦湘南戦で早々とスタメン出場機会に恵まれましたが、そこで石原直樹のラフプレーで左眼窩底を骨折したのがケチのつけ始め。

 その後フィードが苦手なのが祟って当時二種登録だったユースの工藤にすら劣後する扱いとなったので、早くも7月に相模原へ育成型期限付き移籍。藤原は移籍直後の第21節北九州戦で3バックの右CBとしてスタメン出場したのを皮切りに、計17試合(うちスタメン16)に出場。試合経験を積む点では悪くないシーズンだったと思います。

 ところが残念ながら同年相模原はJ3へ降格。それでも藤原は2022年も相模原でプレーすることを選択しました。浦和フットボール本部も相模原の高木監督を信頼してのことでしょう。

 2022年は23試合2070分出場。開幕時からほぼ一貫してスタメンフル出場のバリバリのレギュラー格でしたが、第27節富山戦で突如ベンチ外となって、そのまま最終節まで出番どころかベンチ入りもなし。出番を失った原因が怪我なのか何なのか仔細不明。しかも同年の相模原は降格したばかりとは思えないくらい開幕時から不振を極め、高木監督を5月に早々と更迭したのも虚しく最下位でフィニッシュ。藤原本人の出来は試合を全く見たことがないのでなんとも言えませんが、情勢的には浦和復帰どころか個人昇格できる目も乏しいように思えました。

 ところが2023年のレンタル先は意外にもJ2中堅レベルの町田。武田が行く水戸とどっこいどっこいの「プレーオフ圏入りするには少し足りない」レベルのクラブで、藤原にとってはJ3最下位の相模原よりは段違いに格上での挑戦になります。そしてこのレンタル移籍は、どこからどう見ても青森山田の黒田監督が来季から町田の監督に就任した縁なのでしょう。

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 もはや藤原はプレースタイルの向き不向きだとか、ここを矯正したい、伸ばしたいとかいろいろ贅沢を言っている場合ではなく、とにかく試合に出る、出続けるしかない立場。かつての恩師のもとで何がしか大ブレイクのきっかけを掴めれば、と思っていたのですが、やはりかつての恩師は藤原の適切な使い方を心得ていたようで、藤原はリーグ戦29試合、うちスタメン出場18試合で計1743分出場。同ポジションのチャン・ミンギュは別格して残りCB1枠を池田と争うくらいの位置づけまで出番を増やしました。

 従って来季もそのまま町田へレンタルでも特に不思議はなかったのですが、ここでややこしいのが「育成型期限付き移籍」は下位カテゴリー相手にしか使えず、J1に昇格した町田には使えないこと。ただの期限付き移籍はと違って、育成型期限付き移籍は元の所属クラブに何か事情がある場合は途中解約して戻せます。
 
 とはいえ、浦和は超強力鉄板CBが2枚おり、しかも井上&佐藤とJ1で実績がある控えCBを補充したばかりなので藤原をすぐに戻す必要はなく、町田へただの「期限付き移籍」に出しても良かったはず。しかしただの「期限付き移籍」だと浦和CB陣に不測の事態があった場合に藤原を町田から取り戻せなくなるのを浦和が嫌ったのかもしれません。個人的にはそのシナリオの可能性は薄いと思いますが。
 
 もっと蓋然性の高いシナリオは単に町田が「藤原はJ1ではしんどい。代わりの強力CBを補強しよう!!」と考えて藤原の育成型期限付き移籍の更新を見送ったこと。昇格を機に選手を入れ替えるのはよくあることなので、これが一番ありえる話です。
 
 次に考えられるシナリオは浦和が「出場機会が増えたという意味では町田への育成型期限付き移籍は成功だったが、町田のサッカーでは藤原が苦手なフィードなりビルドアップなりは全然伸びない」と考えて移籍先を変えたというもの。来季の育成型期限付き移籍先となる大分は片野坂監督が復帰するので、ミシャ式改的なカタノサッカーでその辺を伸ばすのはうってつけです。ただカタノサッカーが賞味期限切れ臭いのが気になりますが・・・
 
 藤原も今年でプロ生活4年目。同じ青森山田出身で一つ上の武田は長いレンタル生活を経てプロ生活5年目で浦和復帰を果たしましたが、藤原は大分で何かを掴んで浦和へ復帰できるかどうか。正念場が続きます。

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ロースの虎@人形町 ~ (動物煮干し系)らーめん

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 地下鉄日比谷線人形町駅A4出口を出て、人形町通りを北へ進んですぐ。「兎屋」のリニューアルで、「兎屋」の面影が店先の看板や調度品などに依然残っていました。先客1、後客5。
 
 店内の券売機ボタンを見て基本と思しき「らーめん(950円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 往訪時のメニューは「らーめん」一本で、それにトッピングでバリエーションを付けているだけ。「つけ麺」のボタンもありましたが、往訪時はまだ販売開始前でした。
 
 店内はL字型カウンター9席のみ。卓上にはラー油、酢、七味、ホワイトペッパー、ブラックペッパー。水セルフ。

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 「当店は煮干しょうゆベースのラーメンになっており、人形町で1番『熱い』ラーメンを目指しております!」というのが店のウリ文句で、卓上のウンチク書きによるとスープは「厳選された素材(アゴ煮干し、サバ、花鰹、日高昆布、椎茸)からとった贅沢にとった和風出汁に加え、軍鶏と豚をふんだんに使い抽出し、最高の旨みを融合させた」のこと。
 
 丼の縁にうっすらと魚粉がついていることから想像できるように味は魚介というか節系がやや前に出た感じ。スープ表面にはカメリアラードが蓋となってスープは最後まで熱々のまま。この辺は「兎屋」の名残りなのかもしれませんが、「兎屋」は熱すぎてスープの旨味を損なってい印象を受けたのに対し、リニューアル後はやり過ぎ感がなくなって実に良い感じに。かえしも無用に自己主張せず、非常にバランスの良いスープに仕上がっています。
 
 麺は浅草開化楼製の中細ごく緩い縮れ入り。ウンチク書きには「低加水平打ち麺」とあるので、最近麺を変えたのかも。表面の脂も手伝ってつるつるとした口当たりですが、噛み応えもしっかりしていて気に入りました。スープの絡みも文句なし。
 
 周囲を炙ったチャーシューは薄いものの肉の旨味はちゃんと保たれていてまずまず。他にナルト、メンマ、青菜、海苔、刻みネギ。

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2024.01.04

東京ラーメンショーセレクション極み麺@池袋 ~ 豆天狗・中華そば

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 池袋駅東口、駅前のドンキホーテの裏あたり。池袋楽園タウン内。昔は地方のラーメン屋が期間限定で入れ替わり立ち代わり出店していた「東京ラーメンショーセレクション極み麺」ですが、近年は地方のラーメン屋監修の下で「渡なべスタイル」が運営するという変則的なスタイルを取っています。今回監修にあたる「豆天狗」は飛騨高山の人気店。先客1、後客3。
 
 店内の券売機ボタン先頭の「飛騨高山中華そば(950円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 メニューは他に「豚骨魚介つけめん」「タンメン」など。共に「極み麺」限定。

 店内は何の変りもなく横長I字型カウンター9席のみ。卓上にはおろしニンニク、胡椒、一味。

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 スープは豆天狗高山本店のWEBサイトによると「だしは、とんこつ、鶏がら、野菜、削り節、煮干を長時間釜で炊き出す」「取っただしに、代々受け継いだ秘伝のたれで、その場で全部味付けをしてしまう。うなぎのたれのように、新しいスープを付け足し付け足し使っていく。」とのことですが、この店ではどこまで再現されているかどうか。
 
 最初に魚介系出汁の味わいが前に出てくるのには意表を突かれましたが、残念ながらかえしが強め。最初は「ちょっとうるさいかな?」といった程度でしたが、食べ進むにつれてしょっぱさを覚えるくらいに。
 
 麺は三河屋製麺製の中細タイプで細かい縮れい入り。心持ちごわついた食感。
 
 バラ肉チャーシューはスープに合わせてかなり濃い煮込み加減。刻みネギや細メンマが結構入っていて全体の量もちょっと多めかな?

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2024.01.03

【祝】サミュエル グスタフソン選手 完全移籍加入クラブ間合意

 先日(12/29)サミュエル グスタフソン選手のBKヘッケン(スウェーデン1部)からの完全移籍加入がクラブ間で合意に達した旨が公表されました。
 
 浦和がグスタフソン獲得へ向けて動いていると報じられたのは非常に早く、スウェーデンメディア"FotbollDirekt"が12/6にグスタフソンが2023年9月にヘッケンと契約延長したことに触れた上で、「ヘグモが浦和の監督に就任することに伴い、グスタフソンもヘグモの後を追うことになる」とリポートしたのが嚆矢。ヘグモの浦和行きが確実視される中で、その愛弟子の去就まで報じられた格好です。
 
 先の"Fotboll Direkt"によると、グスタフソンのヘッケンとの契約には海外クラブへ移籍する場合のみに適用される契約解除条項が盛り込まれていたようですが、スウェーデン紙『エクスプレッセン』によると、グスタフソンの獲得で浦和がヘッケンに支払う移籍金額は800万~900万クローネ(約1億1300万円~1億2700万円)とのこと。

 グスタフソンは2014年から2016年夏までヘッケンでプレーした後、トリノ、ペルージャ、エラス・ベローナ、クレモネーゼとイタリア国内の複数クラブを渡り歩き、2021年7月にヘッケンへ復帰。復帰初年はハムストリングの負傷により大半の試合を棒に振ったものの、2022シーズンはほぼ全試合スタメン出場で1ゴール4アシスト。クラブ史上初のリーグ優勝に大きく貢献すると、2023シーズンは公式戦ほぼ全試合でキャプテンマークを巻き、2ゴール10アシストをマークしたようです。また2022年にはスウェーデン代表に初招集され、2023年は9試合に出場しています。

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 「中盤の要として、攻守にわたりゲームの中心となれる選手。正確な技術を持ち、中盤でコンビネーションの核となり、中距離、長距離のパスでゲームの大きな展開を生み出す起点となることができる。現在のチームでもキャプテンとして活躍していることからも、強いリーダーシップをチーム内外で発揮してくれることを期待したい。」というのが浦和の見立て。
 
 また記事を漁ると「グスタフソンの特筆すべき点はそのキック精度にある。」「流れの中では長短のパスを生かしてビルドアップからアシスト性のラストパスまでこなし、プレースキッカーを任せられるほどの実力も備えている。フリーキックは球威のあるシュート性のボールからドライブ回転がかかった落とすキックなど多彩だ。」「身長187センチと体格にも優れており、セットプレーでは打点の高いヘディングで得点も狙える。球際の強さを生かしたデュエルや相手の動きを先読みしたカバーリングなど守備も隙がない。」といった頼もしいコメントも。
 
 グスタフソンは過去グスタフソンは主に2ボランチの一角か3ボランチの底(アンカー)で起用されてきたようで、ヘグモ監督の基本フォーメーション4-3-3/4-1-4-1ではアンカー起用が予想されます。

 浦和はただでさえ両CBが強固なのに現スウェーデン代表のアンカーまでやってきて、この陣容なら西川が無闇に飛び出さない限りもはや失点する気がしません!!!(浦和が点が取れるとは言ってない)
 
 高温多湿の日本の夏に慣れるのは大変でしょうし、その前にやたら納豆を勧められるとか、休もうと思ったら屈強なデンマーク人のオッサンに富士山に連れてゆかれるとか、何かと面倒くさいチームですが、末永くよろしくお願いします。
 
※写真は「グスタフ尊」のイメージ

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【祝】武田英寿選手 浦和レッズ復帰

 先日(12/29) 武田英寿選手が水戸ホーリーホックへの育成型期限付き移籍から復帰する旨が公表されました。

 武田の浦和復帰が報じられたのは12/4報知と結構早かったものの、その後全く続報がないまま時間が徒過。しかし、暮れに武田が埼スタをバックにしたアシックスのCMに唐突に登場し、「これでまさかの『浦和復帰せず』はないなぁ」と思っていたら案の定でした。

 武田が長い武者修行の旅に出たのは2021年7月末から。武田は2020年に青森山田高校から加入したものの、その年はほとんど出番がなく、リーグ戦では大槻監督の退任も決まって純然たる消化試合と化した最後の3試合でようやく出番を得るに留まりました。
 
 しかし翌年は一転して終盤投入ながらも開幕戦から出場機会を掴み、第7節鹿島戦で突如採用した4-1-4-1というか武藤ゼロトップシステムにおいてはIHの一角でスタメン出場して大暴れ。ところが第9節徳島戦で試合開始早々負傷退場を余儀なくされたのがケチのつけ始め。ほぼ一ヶ月離脱して復帰戦となったルヴァン杯第6節FC横浜戦、そして第17節名古屋戦では共に4-1-4-1のIHで起用されたものの、共に早い時間帯にお役御免となってしまいました。

 特に名古屋戦は米本&稲垣という迎撃能力ではJ1トップクラスのCHが相手で、武田は高卒2年目なので仕方ないと言ってしまえばそれまでですが、このクラスと対峙するには今の武田はあまりにもフィジカルが弱すぎて全く何の役にも立っておらず、前半だけでベンチへ下げられてしまいました。

 武田を失った後の4-1-4-1は試行錯誤の甲斐もなくしっくり来ないまま、ユンカー加入を契機にやがてお蔵入り。新たに基本フォーメーションとなった4-2-3-1のトップ下としては小泉が絶対的存在であり、武田はSHでは活かしづらいためか、名古屋戦を最後に武田はベンチ入りすら難しくなってしまいました。

 リカが武田を評価しているのはリーグ戦序盤から出番を与えていたことでも明らか。しかし使っているうちに課題もはっきりし始め、プレー強度がやや落ちるJ2で経験を積ませることにしたのかも。

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 武田は琉球ではリーグ戦15試合に出場し、うちスタメン12試合とそれなりに期待され、2ゴールと結果も出しましたが、後半早い時間帯に代えられてしまうケースが非常に多くて出場時間は計909分に留まりました。
 
 そこで翌年近場の大宮へレンタル先を変更しましたが、これが泥船に乗せたような恰好になってしまって大失敗。リーグ戦31試合に出場したもののスタメン出場は15試合に留まり、終盤の短時間出場に留まる試合が目立つようになった結果、出場時間は1402分と一試合あたりの出番は前年より減ってしまいました。
 
 さすがに泥船に乗せたままなのは拙いと思ったのか、2023年はレンタル先を水戸へ変更。水戸からのオファーは2022年にもあって2年越しのオファーが実ったようですが、濱崎監督のもとで武田の才能がついに開花。リーグ戦38試合に出場し、うちスタメン出場35試合。フル出場も一気に増えて出場時間も2981分と一気に伸びて水戸の鉄板レギュラーに上り詰めました。
 
 水戸ではシーズン序盤こそ4-4-2の右SHで起用されていましたが、5月半ばにCHにコンバートされたのがハマったようで、以後CHで定位置をがっちり確保。2ゴール、9アシスト(=2023年のJ2で3位の記録)と文句なしの結果も出しました。
 
 ただ水戸の試合をいくつか見て個人的に気になったのは後方で王様然としてパス出し、組立に専念する様がなんか岡山時代の矢なんとかとそっくりだったこと。矢なんとかは結局J1では使い物にならずに何処かへと流れてゆきましたが、武田がその轍を踏まないように祈るばかりです。今年はプロ生活も5年目になり、高卒でプロ入り出来ずに大学で経験を積んだ選手と立場は全く同じ。プレー強度を中心にJ1で通用するかどうか、見極めの年となることでしょう。
 
 なお武田は「満12~21歳の間で少なくとも3シーズン以上、自クラブに登録している選手(期限付き移籍選手の育成期間については移籍元の人数とみなしてカウント)」なので浦和の「ホームグロウン選手」に相当し、J1でホームグロウン選手4人以上保有義務の消化対象になります。しかし、「自クラブの下部育成組織で3年以上育成し、プロA契約を結んだ選手」ではないのでA契約枠(25人)の対象外にはならないというややこしい立場のようです。

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2024.01.02

青二彩@北与野 ~ 鶏白湯RAMEN塩

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 埼京線北与野駅から中仙道を北へ。上落合(南)交差点そば。少し遠回りになりますが、京浜東北線さいたま新都心駅からさいたまスーパーアリーナの北辺を走る通りを西へ歩いたほうが、電車の本数からすればむしろ便利かも。先客ゼロ、後客1。
 
 店内の券売機ボタンを見て「鶏白湯RAMEN塩(930円)」を注文。ランチタイムはライス無料サービスあり。
 
 メニューは「鶏白湯RAMEN醤油」との二本立て。
 
 店内は厨房に向かって縦長カウンター6席と壁に向かって縦長カウンター6席。卓上にはブラックペッパーとフライドオニオン。水セルフ。

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 若干とろみがかったスープは店先に掲げられたウンチク書きによると「東北地方で育てた鶏と水と玉葱だけを6時間炊き上げ仕上げたスープに瀬戸内海の海水からとれた塩を合わせ」たとのこと。鶏の旨味はしっかりしていますが、少々物足りないというか飽きが来やすい気がしたので、早々に卓上のブラックペッパーとフライドオニオンを投入して変化をつけてみました。まぁこの手の一杯にありがちな「濃厚」と称してやたらしょっぱいのよりは格段にマシですが。

 麺は菅野製麺所の並太ストレートタイプ。つるつるした口当たりですが、もっちりと形容するには少々噛み応え強め。
 
 チャーシューは大きめで、しかもそこそこ厚みあり。他に材木状のメンマ、刻み玉ねぎ、刻み青ネギ。具は多くはなく、かつスープもライスを欲するタイプではないので、せっかくつけてもらったライスは持て余し気味に。
 
 「またお前か」の範疇を出ませんが、近所の方なら十分満足できる出来かと。

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2024.01.01

川口濃厚味噌らーめん@川口上青木西

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 SKIPシティの西を走る中央道路沿い。上青木交番交差点の手前。京浜東北線からも埼玉高速鉄道からも遠く、強いて言えばSR鳩ヶ谷駅が最寄り。隣のセブンイレブンと駐車を巡ってのトラブルが絶えないことが店内の貼り紙から伺えます。先客3、後客ゼロ。

 店内の券売機を見て基本と思しき「定番濃厚味噌ラーメン(850円)」を注文。ランチサービスなし。

 券売機ボタンは随分にぎやかですが、よく見るとメニューは基本「濃厚味噌」と「濃厚辛味噌」のみで、後はトッピングでバリエーションを付けているだけ。

 店内が縦長カウンター8席のみ。卓上には七味、粗挽きコショー、おろしニンニク。水セルフ。

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 「北海道味噌をはじめ複数の味噌を合わせた自慢の濃厚味噌」「提供ごとに鍋を振ってラードと刻みニンニクで香ばしく炒めた野菜が味噌の旨味を倍増させます」というのが店のウリ文句。炒めた野菜とスープをさらに炒め合わせる札幌スタイルのようですが、炒め物はどうやらモヤシだけみたいで。刻みネギ、粗目に刻まれた玉ねぎ、そしてほぐしたチャーシューといった後乗せの具の量が結構多いので、出来上がりはあんまり札幌っぽくありません。
 
 また赤みがかった見た目に反して味も意外なくらいちょっと甘目寄り。ただ炒め物の脂に背脂も加わってこってり感は相当なもの。

 麺は中太緩い縮れ入りでつるつるした口当たり。それはともかく、どういう訳か味噌ラーメンらしからぬ柔らかめの仕上がりで参りました。4人分いっぺんに作っていて、自分のが一番最後にサーブされましたが、あれこれ手間取っているうちに茹ですぎっぽくなってしまったのかも。
 
 近隣にはこれといったラーメン屋がないので近所の方には重宝されそうですが・・・

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