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2024.01.30

総湯&古総湯@山代温泉

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 久しぶりに山代温泉を往訪。冬の北陸は概して天気が良くありませんが、往訪時は雪ですらなく雨模様という残念さ。そんな中で「総湯」→「古総湯」とハシゴ。総湯・古総湯共通券700円也。
 
 「総湯」は老舗旅館であった「旧吉野屋旅館」の門をくぐった先にある共同浴場ですが、2009年に旧吉野屋旅館の跡地に出来た割と新しい共同浴場にも拘らず、更衣室のロッカーに鍵がないのが不思議。湯舟は正方形のが真ん中と奥隅にひとつ。奥のほうが明らかに熱いので、真ん中のぬるめの湯でまったりしました。
 
 湯は「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉」と「アルカリ性単純温泉」の2つの源泉を引いているようですが無色透明。「熱交換システムを導入した、加水なしの一〇〇%源泉の共同浴場」をウリにしていますが、かけ流し・ろ過循環併用で塩素臭も結構きつめ。カランは周りにぐるりと24個も設置されていますがシャンプー等はなし。

 総湯の休憩スペースは番台前に少しだけ座るところがあるだけですが、総湯横に別途広い休憩所があります。

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 「総湯」の目の前には「古総湯」は明治時代の総湯を復元した建物で、2010年に元々「総湯」があった場所に出来たもの。外観や内装だけではなく、明治時代の入浴スタイルをお楽しみいただける「体験型温泉型博物館」をテーマにしているせいか、古総湯にはそのまん中に正方形の湯船一つあるだけで、脱衣所との間に仕切りがなく、カランもありません。

 湯は熱めで湯もみ板が置いてあります。往訪時は先客が出たばかりだったのでなんとか入れたましたが、冬に最初に入るのはきつそう。でもステンドグラスから差し込む柔らかい光に包まれながらの入浴は一興。湯はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉のほうだけを引いているようで、しかも源泉掛け流しがウリ。ただ加水する場合があり、しかも塩素系薬剤使用(さほど塩素臭は感じませんでしたが)とのこと。
 
 総じて「総湯」はごく普通の共同浴場で、「古総湯」は観光客向けのアトラクション。後者は一回入れば十分かと。

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【温 泉 名】山代温泉
【施 設 名】総湯/古総湯
【入浴料金】総湯・古総湯共通券700円
【交通手段】山代温泉バス停から200m強
【泉  質】①ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
      ②アルカリ性単純温泉
【源 泉 名】①山代温泉(新1号源泉)
      ②山代3号国立山中病院山代分院源泉
【湧 出 量】①550L/分
      ②40L/分
【泉  温】①63.2℃
      ②39.8℃

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