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2024.01.28

【短感】24年皇后杯決勝:浦和L 1-1(PK5-6) I神戸

 浦和は準決勝広島戦で負傷した安藤と猶本は残念ながら共に決勝に間に合わずにベンチ外。ベンチスタートが続いていた伊藤がスタメンに戻ったものの、菅澤のコンディションは未だ整わずにスタートのまま。ただCBはさすがにこの一戦では石川&高橋を揃えてきました。

 試合は事実上大駒を3枚欠いている浦和が序盤から優勢。3分左サイドからの石川クロスを高い位置にいた塩越が収めて島田に決定機が生まれましたがシュートはサイドネット。しかし19分高い位置で3人で#6を囲い込んでプレスバックした塩越がボール奪取→塩越が右サイドの清家に展開し、清家のシュートは角度がなかったものの#4三宅に当たってディフレクトしたのが幸いして浦和先制!!

 この先制場面に象徴されるように後半半ばまでは浦和のプレス網が猛威を振るって、高い位置でのボール奪取に成功する場面が非常に目立ちました。特に最適ポジション=トップ下で超久しぶりにスタメン起用された塩越は攻守両面で非常に生き生き。もともとそんなに守備意識が高い選手ではないのですが、やればできる!!

 また柴田とのコンビでCHでレギュラーの座を確保しつつある角田は典型的なBOXtoBOX型のCHとしてぐんぐん伸びていて、どこにでも顔を出してボールを奪い、ボールを運び、おまけに高い位置で受け手として機能する存在に。

 逆に神戸は守備時5-3-2の布陣が浦和の4-2-3-1、しかも中盤が流動的な布陣とどうにもかみ合わず、いたるところで浦和攻撃陣にフリーでボールを持たれる羽目に。

 ただ終わってみれば浦和は後半半ばまでの優勢な時間帯に2点目を取れなかったのが結局のところ敗因に。特に64分右サイドから角田→清家→塩越のシュートのこぼれ玉を伊藤が拾った場面を決められなかったのが惜しまれました。島田にも何度か決定機がありましたが、いずれも決められず。非常に良い試合でしたが最後の最後で決めきるを持った選手を3人欠いたのが祟ったともいえましょう。

 とはいえ浦和の守備は盤石。神戸の攻撃は単純極まりなく、ロングボールを最前線の選手にあてて、そこから高い位置にいるWBへ展開してからのクロス攻撃がほとんど。FW田中は裏へ抜けるスピードもあり、ポストプレーもこなせるので国内レベルでは非常に厄介な選手ですが、逆に攻撃の橋頭保である田中を潰してしまえば神戸の攻撃は詰んだも当然。浦和は中盤のプレス網が効いて神戸の最終ラインに楽に蹴らせない上に、蹴った先では高橋が田中をマンツーマン気味に潰しまくって、文字通り前半は神戸に何もやらせず。

 後半半ばになると浦和のプレス網が緩んだこともあってか、神戸の両WBへボールが渡り、そこからのクロス攻撃を許す場面も増え始めましたが、クロスを入れたところで石川&高橋の両CBは非常に堅固。

 何事もないままATも凌ぎぎって浦和ウノゼロの勝利目前でしたが、試合終了直前に神戸左サイドからのクロスを高橋が遠くへクリアできずに混戦が発生。こぼれ玉に反応した田中のシュートを石川がブロックしたと思いきや、高々と上げた手に当たったと見なされてPKに。PKを途中投入の高瀬が決めて土壇場で神戸が同点に追いつきました。

 浦和が残念だったのは後半選手を代えて運動量を補充しようにも大駒2枚を欠き、かつ菅澤を長い時間使えないために信頼できる替え駒が乏しかったこと。比較的安心して使えるはずの佐々木の投入が延長後半だったのには驚きましたが・・・ よってビハインドだったこともあって早め早めに選手を代えた神戸に運動量で劣る格好に。延長戦では成宮にバー直撃のシュートを食らったり、右WBのクロスをファーで左WB北川がヘッドという神戸大得意の攻撃パターンを許したりして劣勢に。浦和も清家や柴田に決定機がありましたが、残念ながら共に決めきる力を持ってないからなぁ・・・

 PK戦は神戸はポストに当たったのが入った半面、浦和は最後の伊藤のシュートがポストに嫌われて失敗と運のなさもあって敗戦。神戸のタコ踊りGKの飛び出しが終始早いんじゃないか(実際一回やり直しあり)という疑惑があったものの、負けは負け。

 浦和がフルメンバーなら神戸をボコボコに出来たと思われるくらいやっているサッカーの質の差を感じましたが、結果以外は何の意味もないのがカップ戦です。リーグ戦ではダブル達成を目指して頑張りましょう。

Urawal2

-----島田-----
伊藤---塩越---清家
---柴田--角田---
水谷-石川--高橋-遠藤
-----池田-----

(得点)
19分 オウンゴール(三宅)
90+5分 高瀬(PK)

(交代)
77分 水谷→長嶋
102分 島田→菅澤(負傷による交代)
111分 遠藤→佐々木

 浦和vs神戸というWEリーグで首位争いしているビッグマッチが決勝で実現したにも関わらず、観客は3000人にも満たず。しかもバックスタンドに陣取る熱心なサポーターの数はどう見ても遠来の浦和のほうが多く、もはや関西で決勝をやるのは興行的に無理があるんじゃないかと・・・

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