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2024.03.27

【短感】23-24年第20節:浦和L 2-0 新潟L

 浦和は第10節アウェー相模原戦から中2日ないし中3日で続く5連戦の4試合目。しかもこの試合はAFC女子チャンピオンズリーグのプレ大会として位置づけられていたAWCCの決勝に浦和が参加するために前倒しで開催されたもの。

 ところがAFCは3/22になって突如AWCC決勝を開催しないことを決定。今更前倒し開催の第20節新潟戦の日程再変更は難しく、そのまま平日開催となってしまいました。当然新潟も中2日ないし中3日での5連戦を余儀なくされ、新潟のほうが移動がきつい分浦和より過酷な日程だったかもしれません。

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 楠瀬監督は過密日程にも関わらずほぼスタメン固定で、この試合のスタメンも前節千葉戦からCF高橋を島田に入れ替えたのみ。なお高橋はまたコンディションを崩してしまったのか、いきなりベンチ外に。

 前半の浦和はボールをもつ時間こそ長いものの、新潟のコンパクトでタイトな守備ブロックを突破出来ずに苦戦。新潟がボールホルダーへもきっちり圧力をかけてくるせいか最終ライン裏狙いもなかなか上手く行きませんでしたが、34分ようやく深めの位置からの栗島の浮き球縦パスで清家が裏抜けに成功。清家のシュートは角度が厳しく、しかもGK平尾がわずかに弾いたためファーのポストを直撃しましたが運よく跳ね返りがゴール内へ。

 その後は概して球際で優勢に立つ浦和が押し気味の展開となり、36分には左サイドから伊藤のクロスを契機に島田に決定機がありましたが、これは決めきれず。

 新潟は堅く守って手数をかけずにシンプルにカウンター狙いではなく、しっかり繋ごうとしているものの、浦和のプレス網に引っかかりまくりで浦和以上に上手く行ってない様子で前半終了。

 後半になると浦和のパス回しが新潟の守備ブロックにほとんど引っ掛からなくなって一方的な浦和ペースに。47分塩越のシュートはポスト直撃(その前に裏抜けに成功した島田が新潟32番に背後から倒されているのはDOGSOじゃないの??)。52分塩越スルーパスでGKと一対一になった島田のシュートは平尾が好セーブ。

 56分島田に代わって菅澤が投入され、65分左サイドから水谷クロス→菅澤ヘッドが炸裂するも枠を捉えきれず。試合内容はほぼ一方的なのに追加点が取れないのは非常に嫌なものですが、78分カウンター気味の流れで塩越が右サイドでどフリーの清家へ展開→清家クロスに菅澤が頭から飛び込んでようやく待望の追加点!!

 新潟は前半よりは多少カウンターなりサイド攻撃なりの形ができるようにはなりましたが、結局シュートは5本どまり。しかも池田を脅かすシュートは一本も撃てず。新潟最大のチャンスは60分のカウンター。しかし最後の最後で途中投入ののFW川村がなぜか転倒してしまい万事休す。

 浦和はこの数試合後半グダグダになりがちでしたが、この試合は上位対戦で選手たちも気合十分だったせいか、最後までダレずに時間をがっつり潰して試合終了。

 平日の昼間にも関わらず入場者数はなんと1754人!! 浦女はトップの試合と被らなければコンスタントに2000人くらい入りますが、その9割弱がやってくるとは!!浦女のファン層は高齢化が著しくて平日でも特に困らない方だらけなことを実感した次第。

 浦女の観客動員はとにかくトップと被らないのが最重要で、この調子だと週末トップと被りそうな時にはあえて「フライデーデーゲーム」やるようになったりして!!

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-----島田-----
伊藤---塩越---清家
---柴田--栗島---
水谷-長嶋--石川-遠藤
-----池田-----

(得点)
34分 清家
78分 菅澤

(交代)
56分 島田→菅澤
67分 伊藤→角田(角田トップ下、塩越左SHへ)
88分 水谷→後藤
88分 塩越→丹野

・角田は世代別代表でチームを離脱している間にポジションを失ってしまうという「層が厚いチームあるある」の憂き目にあった格好。現リバプールの遠藤ですら浦和では五輪代表に行っている間に那須にポジションを取られたことがあるくらいなので、角田もがんばれ!! 前節千葉戦は後半途中出場で良いところなしに終わりましたが、コンディションがだいぶ戻ってきたのか、この試合は攻守とも良い仕事ぶり。特に相手に寄せられてもなかなかボールを失わない辺りが気に入りました。

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