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2024.03.31

【短感】23-24年第13節:A長野 3-5 浦和L

 浦和は第10節アウェー相模原戦から中2日ないし中3日で続く5連戦の5試合目。長野は週央に試合がないのでコンディション面では浦和が相当不利だった一戦。楠瀬監督は5連戦をここまでほぼスタメン固定でこなしてきましたが、最後の試合になって最もローテーションする必要がないと思われるGKを池田から福田へ交代。

 試合開始早々遠藤の縦パスで右サイドを駆け抜けた清家のクロスをクリアを焦ったCB岩下が豪快に自ゴールへ叩き込んで浦和があっという間に先制。

 さらに6分ハーフライン付近での遠藤のボール奪取から清家が逆サイドへ大きく展開。島田が長野DFとの一対一を制して2点目。

 ただ浦和の動きはやはり芳しくなく。10分左SB岡本に遠藤&栗島があっさりぶち抜かれて、後方からどフリーで走りこんできた伊藤がゴール。

 しかし、11分長野のあんまりなビルドアップミスに乗じ、栗島の折り返しを塩越が決めて3点目。

 これでドタバタ劇が終わらないのがこの試合の凄まじいところ。18分には長嶋のGK福田へのパスがずれ、おまけに福田がボールをコントロールできずに、こぼれ玉を拾った安倍が難なくゴール。だがその直後にはセンターサークル付近での競り合いからのこぼれ玉が清家に繋がってしまい、清家はDF二人を振り切ってGKとの一対一も制してゴール。

 さらに31分には長野GKがなんと目の前の島田にプレゼントパス。島田はがら空きのゴールへきっちり流し込んで5点目。

 長野は前から果敢にプレスをかけるのは良いとしても、それを交わされた時のリスク管理がないに等しく、しかもよりによって清家へのマークが甘いので、フリーになった浦和のボールホルダーからの縦パス一本で清家に簡単に裏抜けを許してしまうという致命的な問題を抱えていました。さらにビルドアップが下手すぎて浦和の前プレに引っ掛かりまくり。これでは大量失点もやむを得ないでしょう。

 超低レベルの試合ながら3点差ついたところで、楠瀬監督は後藤・丹野・佐々木とリーグ戦で短時間しか起用していない選手に長い時間を与えることに。ところが後藤はともかく、丹野と佐々木の出来は芳しくなく、他の選手たちもお疲れのせいか、試合は次第にぐだぐだに。ボックス内に飛び込んだ清家が後方から引っかけられているのにPKを取らない主審にも参りましたが・・・

 それでも後半無失点で終われればまだよかったのですが、74分ハイボールがバウンドしたところでの石川の対応が拙くて、こぼれ玉を伊藤にぶち込まれてしまいました。終盤の浦和は疲労困憊ですっかり足が止まってしまい、逆転負けを食らった昨年の悪夢がちょっとだけ脳裏をよぎりましたが、最後は角田を投入してなんとか逃げ切りに成功。

 5連戦、しかもほぼスタメン固定だったのでコンディションが良くないのは明々白々。従って内容の良し悪しを語るのはおこがましく、「勝てばよかろう!!」で良いとは思いますが、GK福田のあんまりな試合勘の無さにはさすがに参りました。

Shinonoi

-----島田-----
伊藤---塩越---清家
---柴田--栗島---
水谷-長嶋--石川-遠藤
-----福田-----

(得点)
2分  オウンゴール
6分  島田
10分 伊藤(長野)
11分 塩越
18分 安倍(長野)
19分 清家
31分 島田
74分 伊藤(長野)

(交代)
HT 長嶋→後藤
HT 島田→丹野
HT 水谷→佐々木
69分 塩越→菅澤(菅澤CF、丹野左SH、伊藤トップ下へ)
80分 栗島→角田

※写真は試合とは全く関係ありません

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