チキンマサラカレー@松屋
松屋が2024年3月5日より期間限定発売中の「チキンマサラカレー(890円)」を試食。
「チキンマサラカレー」は北インド料理を松屋風にアレンジした全くの新作で、「さまざまな香辛料を粉状にして混ぜたスパイスを使用し、鉄板で焼き上げたじゅわっと旨味あふれるごろごろチキンを煮込んだ、北インドの風を感じるカレーです。クセになるスパイシーな味わいに、後から甘味が追いかけてくる香り高いカレー。」というのが松屋のウリ文句。
松屋が「人気の"ごろチキ"の新形態!?」と位置づけるだけあって、器の中にはチキンがごろごろ。松屋名物のやたら味が淡白な鶏肉を強引にカレーでなんとか美味しく食べられるように持ってゆこうとする松屋お馴染みのコンセプトに則った商品です。チキン以外にはタマネギが多めに入っています。
そもそも「マサラ」とは、さまざまな香辛料を粉状にして混ぜたスパイスのこと。配膳時には個人的には苦手ないかにもエスニックぽい癖の強い香辛料の香りが鼻について不吉な予感が漂いまくりましたが、食べる上では(後味はともかく)そんなに癖があるような印象は受けず。ただこれまでの「ごろチキ」ほど旨味で押すのではなく辛さのほうへベクトルを振ったような感じがしました。
またぎょっとするくらい脂が多いのが特徴。埼玉スタジアムの屋台で人気の「北インドカレー」もやはり脂が多く、「北インドの風を感じるカレー」とはそんなものなのかもしれません。
「ごろチキ」の変化球としてハズレではありませんが、これまでの「ごろチキ」ほど何度でも食べたくなる気はせず。
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