カレーの市民アルバ@秋葉原
石川県小松市で創業した「カレーの市民アルバ」。「ステンレスの器にご飯とカレーが盛られ、さらにキャベツの千切りが添えられ、それらを先割れスプーンで食べる」といった辺りから広い意味で「金沢カレー」のカテゴリーに属するチェーン店です。ただ石川県外の店舗が少ないので知名度は「ゴーゴーカレー」や「チャンピオンカレー」には遠く及びません。
往訪したのは秋葉原店。「野郎ラーメン」の並びで住友不動産秋葉原ビルの北あたりのごちゃごちゃしたエリアにあり、先客2、後客11。どこで聞きつけてくるのか、外国人の家族連れが2組やってきたのには心底驚きました。
店内のタッチパネル式券売機を見て、定番人気カレーのタブの先頭「カツカレー(900円)」を注文。並盛250g/大盛り350g同値段なので大盛りにしてもらいました。
タッチパネル式券売機の難点でメニューの全貌は掴めませんでしたが、「定番人気カレー」は他にアルバカレー、チキンカツカレー、しょうが焼き合いがけカレー、オムカレー、トマトバジルカレーといったメニューも。
店内は縦長L字型カウンター8席と4人卓×3。卓上には福神漬け、ソース、そして真っ赤な辛味粉。
カレーはこれまた金沢カレーらしい黒みががった濃厚でどろっとしたタイプ。さほど辛くなく旨味で押しまくるタイプです。カツにカレーをかけないのは意図的なのかな?
カレーの市民アルバの公式サイトによると「アルバカレーのルーはシチューがベース。ヨーロッパ修行の末に作り出した、欧風カレースタイルです。小松の工場で作っているルーはタマネギをたくさん使い、野菜と牛肉をじっくり6時間以上煮込むことで、深い味わいを出しています。」とのことですが、秋葉原店等首都圏の店は石川県内の店とは運営主体が違うので、商品がまるっきり同じではないかもしれません。
カツは厚みがありませんが、油が良いのかかなり軽い揚がり具合で食後は全く胃もたれせず。
非常に無難な一品で、しかもメニューが多いので普段使いできそう。
| 固定リンク