トラちゃんラーメン@川口 ~ 中華そば
川口駅東口、樹モール入り口近く。「ちえちゃんラーメン」の跡地。11時開店の5分前に到着したところ先客2。その後後続はなく、開店後4。
隣の隣が「武蔵家」で向かいに「鷹の目」と川口の人気店に囲まれて「ちえちゃんラーメン」は値下げも虚しく閉店を余儀なくされました。「ちえちゃん」と「トラちゃん」、屋号やメニュー構成などよく似ていますが、両者の関係は不明。
店内の券売機ボタンを見て「中華そば(750円)」を注文。新宿・小滝橋通り沿いの「クマちゃん」同様、券売機下に置いてある赤のプレートを食券と一緒に提示するとご飯が無料サービス。しかもおかわり可。
メニューは「中華そば」「もり中華」の2点のみ。ただ「塩」への変更ができるようです。
店内は縦長コの字型カウンター13席。卓上には酢、一味、コショウ、おろしニンニク、青がっぱ(きゅうりの漬物)、んモーッHOT(辛味調味料)。
「クマちゃん」同様、スープは丼になみなみと注がれた状態で登場。動物系出汁はしっかり効いており、しかも「クマちゃん」は「その旨味を完全にかき消してしまうくらい塩気が強い」という感想を抱いたのに対して、こちらはそこまでしょっぱいとは感じず。また「クマちゃん」ほど表面の脂層が分厚くはなく、それゆえ無駄に熱々でもありませんでした。
麺は新宿だるま製麺製平打ちほぼストレート中太タイプ。つるつるした口当たりですが、「もっちり」と形容するには若干柔らかめの茹で上がり。この手のラーメンには調味料を入れてナンボなので「んモーッHOT」を試してみましたが、これが実に良く合いました。
チャーシューは薄いながらも「チャーシュー麺」と称してもなんら不思議はないくらいたっぷり入っています。刻みネギも多め。他に細メンマ。
無料のライスは半ライスくらいしかなく、チャーシューだけでおかずには十分すぎるくらい。青がっぱで口直ししてフィニッシュ。
「武蔵家」&「鷹の目」と人気店に囲まれた立地ですが、両店より明らかに客の年齢層は高いので十分共存できるような気がします。「ちえちゃん」やその前の「凪」みたいに開店時の価格設定をミスったのが災いして短期間で撤退を余儀なくされる愚も犯していませんし。
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