あみだそば 福の井@福井 ~ おろしそば三昧
福井駅前の、いかにも再開発然とした高層ビル「ハピリン」の1Fにある蕎麦屋「あみだそば 福の井」で福井名物の「おろしそば」を賞味。「おろしそば」とは福井県の嶺北地方を中心に食べられる、たっぷりの大根おろしと削り節、きざみネギがかかった冷たいそばです。
前回往訪時は「あみだそば一押し」の「焼サバおろしそば」を注文したので、今回は一番人気の「おろしそば三昧(1700円)」を注文。「おろしそば三昧」とは「おろし、わさび、 とろろ」と出汁が三種類付いてくるものです。
駅近の店で客は駅の乗降客が多いせいか、店はカウンター主体。入口近くにL字型カウンター20席と店奥に縦長カウンター6席。他に4人卓×4といったところ。
前回「焼サバおろしそば」を試食した際にも感じましたが、ここの大根おろしはあまり辛くありません。よって刺激を強めた「わさび」は大ありと最初は思ったのですが、少し食べ進むと刺激が強すぎて飽きやすいことに気づきました。
そこで刺激を弱める方向にベクトルを振った「ととろ」に切り替えるとこれが格好の箸休めに。しかし「とろろ」は下手するとつゆを持ち上げすぎる難があり、結局プレーンな「おろし」が一番なのかも。でも三者三様で楽しい一品でした。
ただ蕎麦湯が湯桶ではなく、つけ汁と同じサイズの器で一杯しか出てこないのはちょっぴり残念でした。
食後はちょうど桜が満開の一乗谷を散策。
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