味噌ヒレカツ重@名古屋・松浦商店(東京駅構内「駅弁屋 祭」にて購入)
超お腹が空いていたので朝から重ための駅弁にチャレンジ!ということでいかにも名古屋めしっぽい「味噌ヒレカツ重(1110円)」を購入。名古屋は大駅の割にはこれといった駅弁が思いつきませんが、製造元の松浦商店は1922年(大正11年)創業の老舗駅弁業者のようです。
この駅弁の最大の特徴は半熟玉子が付いてくること。それも殻付きの卵の状態で。この弁当を自宅やホテル、オフィス等で食べる分には何の問題もないでしょうが、新幹線の車内で安全に卵を割るのに非常に苦労しました。なんせテーブルや弁当箱の角に叩きつけても卵はびくともしません!!結局割り箸を突き刺して割りましたが、当然ながら半熟玉子の形は崩れてしまいました。
またパッケージには「2つの味わいを楽しむ心得」と称して
一、そのまま美味しく食べるべし
二、半熟玉子をかけてまろやかな味わいを楽しむべし
とあるので、途中で半熟玉子をヒレカツに割り入れることを想定しているようですが、もともと卵のあった区画に半熟玉子を割り入れてつけだれのようにしていただきました。
ヒレカツには岡崎・カクキューの八丁味噌がべったり。これがあれば味はハズレようがありません!何を食べてもこの味になってしまうのが名古屋めしですが(苦笑)。なおアクセントにすりごまやからしも付いてきます。
値段的にヒレカツが小さくて肉が薄いのは仕方ないかなと思いますが、卵の空き区画があるせいか箱がデカい割にはボリュームはさほどでもないのは残念。
とにかく食べづらい駅弁という意味では、ナイフで小分けしないといけない富山の「ますのすし」を超えたかも。
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