為セバ成ル。KAKERU@松江 ~ 牛肉そばつけ麺
松江では「出雲そば」を食べようと思っていたのですが、松江駅付設の商店街にある蕎麦屋はなんと15時で閉店。コロナ禍で営業短縮してからそのまんまなのかもしれませんが、残念ながら商店街は観光客向けの店は他に全然なくて、やむなく無難そうなラーメン屋に突入。先客2、後客1。
卓上のメニューを見て「牛肉そばつけ麺(880円)」を注文。
メニューは他に濃厚豚骨醤油つけ麺、濃厚豚骨醤油コク辛つけ麺、成る麺極み味、成る麺基味、味噌、塩、魚だし香醤油麺、しじみらあ麺など。
店内はカウンター主体でキャパかなり大きめ。卓上には一味、コショウ、ラー油、酢、醤油、白ゴマ。
麺の上に牛バラ肉、笹切りネギ、刻み海苔、白ゴマと賑やかなルックスで登場。
店ではつけ汁にいきなり卓上の調味料類を入れず、まずはつけ汁デフォルトの状態で食べることを勧めていますが、デフォルトだとラー油っぽい辛さや脂っぽさはほとんど感じられず、牛バラ肉が甘い味付けなのも相まって甘辛の「甘」に寄ったような味がするだけで、かなり物足りないというかなんというか。そこでラー油と七味を投入するとぐっと刺激が増して食べやすくなりました。
食べ進んでややかえしがうるさいなと感じ出したところで、卵を溶いてサブのつけ汁のような格好にすると味がマイルドになってこれはこれで一興。
麺は中太強い縮れ入り。つるつるした口当たりで、しっかりした噛み応えが気に入りました。麺量は明示されていませんでしたが「つけ麺」と同じ並盛240gなのかな?
割りスープは予めポットで卓上に置いてありましたが、卵をサブつけ汁にしたのが効いたのか、スープ割りを楽しめるほどつけ汁は残らず。
端的に言って「なぜ蕎麦にラー油」の中華麺版以外の何ものでもありませんが悪くありません。
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