【期間限定】肉そば藍@南越谷 ~ 肉そば
武蔵野線南越谷駅近くにある「ラクーン」内。ラーメン屋が期間限定で入れ替わり立ち替わり出店するという、池袋楽園タウン「極み麺」と似たコンセプトの店舗です。なお「肉そば藍」は、ミシュランガイド京都5年連続獲得の名店「煮干そば藍」の「鶏そば藍」に続く新ブランドとのこと。 先客1、後客4。
券売機で基本と思しき「肉そば(880円)」を注文。背脂追加無料とあったので追加してもらいました。
メニューは他にブラック肉そば、炙り肉油そばなど。往訪時には近々「肉付けそば」販売予定とありました。
店内は縦長なカウンター5席と4人卓×2、2人卓×2。卓上にはブラックペッパー、肉そばカエシ、ブラックカエシ、酢、おろしニンニク。水セルフですが、コップもポットもカウンター背後のテーブルに固めて置いてあるだけなのでチト面倒。厨房は若いねーちゃん一人で切り盛りしていて、バックヤードで終始兄ちゃんが何やらゴソゴソ。食べ終わった後は客が下膳口に下げる方式を取っていて、少ない店員で何とか店を回そうとする姿勢がありあり。
看板メニューの「肉そば」は、「厳選した豚をじっくり丁寧に煮込んだ芳醇なスープに、京都ならではの白醤油を使用したカエシを合わせ、余韻深いスープに仕上げました。麺は独自の製法に仕上げた藍オリジナルの多加水平打ち麺を使用しております。」というのが店のウリ文句。
「背脂追加」してみたところ、白くて細かい粒々はそんなに増えた感じはしませんが油層がかなり分厚くて、食べ進むと口周りがべとつきます。
スープは白醤油を使っているだけあってまるで塩ラーメンのような透明感がありますが、豚の旨味はしっかり出ています。ややしょっぱめでご飯があったほうがいいかな?と思いましたが、ご飯なしでもなんとか美味しくいただける範囲内。ただスープを飲む進むのはきついかな?
麺は平打ち&中太ストレートタイプで、多加水らしいつるつるした口当たり。噛み応えも強めでスープとの相性も文句なし。
トロトロに柔らかく煮込まれたバラ肉チャーシューは値段を考えるとびっくりするくらいどっさり乗っています(80gとのこと)。他にメンマ、麩、「京都知七」の九条ねぎ。
ケチのつけようがない逸品で、期間限定なのが惜しまれます。
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