海峡の湯@下風呂温泉
マグロ漁で有名な下北半島大間も近い下風呂温泉。そこで長年愛された公共の湯「大湯」「新湯」の老朽化に伴い、2020年12月に「旧長谷旅館」の跡地に新たに誕生したのが「海峡の湯」。今までの2つの公衆浴場の源泉「大湯1号泉」と「新湯」に、旧長谷旅館で使われていた「大湯2号泉」の3つの異なる源泉のお湯が一度に楽しめるのがウリのようです。
目の前に津軽海峡が一望!!と言いたいところですが、実際は漁港のコンクリ広場がでーーんと広がっていて眺望は今一つ。
青森ヒバをふんだんに使用したヒバ造りの浴室は窓際左に長方形の新湯、右に長方形の大湯、手前に正方形の熱湯を配置。熱湯は熱すぎて地元の方ですら誰も入っていませんでしたが、新湯&大湯でもかなり熱いほう。源泉が高温な上にかけ流しなので仕方ないのかもしれませんが・・・
また浴室内の案内では大湯1号、2号は白濁、新湯は透明に近いと書かれていましたが、湯舟を見ると新湯のほうが明らかに湯の華がはっきりと浮かんでいて、なんだか要領を得ませんでした。
さらにサウナ室の奥には水風呂と「井上靖ゆかりの湯」がありましたが、これだけなぜか極端にぬるくて謎でした。
カランは壁沿いコの字型に10個。シャンプー等はなし。
1階に休憩スペースあり。Wi-Fiも完備。2階は休憩室ではなくて観光案内に近く、座れるところはほとんどありませんでした。エアコンも1階しか入れてませんでしたし。
湯上りには場所を変えて「みそ貝焼き定食」に舌鼓。卵とじにして食べるのには意表を突かれました。
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【温 泉 名】下風呂温泉
【施 設 名】海峡の湯
【入浴料金】450円
【交通手段】下北交通バス佐井線「下風呂温泉」バス停すぐそば
【源 泉 名】①大湯1号泉 ②大湯2号泉 ③新湯1号泉、新湯2号泉、新湯3号泉及び新湯4号泉(混合泉)、
【泉 質】①酸性・含鉄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
②酸性・含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
③含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
【泉 温】①63.1℃
②58.7℃
③78.8℃
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